仕事の向き・不向きを判断したいな。
質問形式で見極められる方法ない?
そんな疑問に答えます。
本記事は「今の仕事は自分に向いてないかも」と考え始めた人のために書いてます。
仕事の向き・不向きの判断は難しいですよね。
しかも仕事となればコロコロ変えるわけにもいかないし・・・。
簡単に答えが出るものではありませんよね。
そこで本記事では、仕事の向き・不向きを判断するための7つの質問をご用意しました。
質問に答えることで、これまでにない視点で今の仕事を見つめ直すことができます。
万が一、向いてないという結論に達したときのために、今の仕事が不向きな時にとるべき行動についても書いてます。
最後までお読みくださいね。
5分程度で読めるボリュームです。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
詳しいプロフィールはこちらです
仕事の向き・不向きを判断する7つの質問
今の仕事の向き・不向きを判断する7つの質問をご用意しました。
考える前に、一度呼吸を整えてくださいね。
冷静に考えないと誤った選択をする可能性がありますから。
気持ちを整えて次からの質問に向き合ってくださいね。
問1:今の仕事で面白い所はないか?
現在の仕事の中で「ここは面白いな」と思う部分は全くないでしょうか?
ここで全くないということであれば向いてない可能性があります。
でも、
例えば「営業業務は面白くないが、販売戦略を考えるのは面白いと思う」みたいな場合です。
仕事の中に苦手な部分があると、仕事全体が向いてないと思い違いする可能性がありますのでご注意くださいね。
問2:やりがいを感じた事はないか?
現在の仕事を通じてやりがいを感じたことは一切なかったでしょうか?
ここでも全くないということであれば向いてない可能性があります。
しかし、
例えば新しい上司との相性が悪いなど、仕事自体と異なることに問題が起きると、完全にやる気を失うことがあります。
この場合、仕事自体が向いてないわけではないので錯覚しないように注意してくださいね。
問3:働く環境に不満はないか?
人間関係、社風、業務量、休日の頻度、待遇など働く環境に不満はないでしょうか?
業務自体にモヤモヤの原因があるからです。
仕事のモヤモヤは成長のサイン!原因5種と最速で解消する方法【ストレスを迎え討つコツ】の記事をお読みになるとモヤモヤの原因を特定することができますので参考にどうぞ。
問4:最近大きな失敗をしてないか?
直近で大きな失敗をしていないでしょうか?
大きな失敗をしたときのショックは根深いものです。降格処分や担当を替えられたりすれば尚更です。
大きな失敗を引きずってないかチェックしましょうね。
問5:今の仕事で将来を描けるか?
現在の仕事の延長線上に、自分のなりたい姿を描けるでしょうか?
もしも描けないのであれば向いてない可能性があります。
もう少し粘ってから判断するといいですよ。
問6:自分の強みが活かせているか?
今の仕事で自分の強みが活かせている手応えを感じているでしょうか?
もしも感じていないのであれば向いてない可能性があります。
強みを活かせない業務をしていると、時間と労力に対する成果があまり期待できません。
どこかで見切りをつける必要がありますのでご注意くださいね。
問7:身体に不調をきたしてないか?
身体に不調をきたしてないでしょうか?
我慢強い人に起こりやすいのですが、やる気があっても身体がついてこない場合があります。
警告でもあるので注視が必要ですよ。
イライラしてモノや人にあたってしまうとか、眠れないとか、何かしら支障をきたしている場合も向いてない仕事の可能性があります。
下記に質問をまとめますね
- 仕事の向き・不向きを判断する7つの質問
(質問1)今の仕事で面白い所はないか?
(質問2)やりがいを感じた事はないか?
(質問3)働く環境に不満はないか?
(質問4)最近大きな失敗をしてないか?
(質問5)今の仕事で将来を描けるか?
(質問6)自分の強みが活かせているか?
(質問7)身体に不調をきたしてないか?
今の仕事が不向きな時にとるべき行動5選
今の仕事が不向きな時にとるべき行動について解説します。
次の5つです。
- 冷静になる時間を作る
- 相談する
- 部署異動の可能性を探る
- 将来の方向性を考える
- 自分の強みを理解する
順に解説しますね。
冷静になる時間を作る
一旦休んで冷静になる時間を作りましょう。
今後の方向性を考えるためにも冷静になる時間を作りましょうね。
相談する
信頼できる人に相談することも大切です。
自分からの視点だけですと、偏ったものになりがち。
他者から見た自分を冷静に判断してもらうのも今後の方向を見誤らないために大切ですよ。
異動の可能性を探る
転職しないまでも、部署異動できないか会社にかけあってみるのも一つの対処法です。
昔に較べて会社側も臨機応変に対応するようになっている傾向があります。(辞めてしまうからでしょうね)
他の業務に就くことができれば新しい道が拓けるかもしれませんよ。
将来の方向性を考える
今後の仕事の方向性を考えることも大切です。
いきなり次の職探しをするのは見誤る恐れがあります。
どの仕事を選んでいいかわからないでしょう。
そこで大切になるのが将来の方向性を決めることです。
詳しくは下記の記事を参考にどうぞ。
自分の強みを理解する
自分に向いてる仕事に出会うためにも、自分の強みを明確にしたほうがいいです。
- 口で言うのは簡単なのですが難しい。
自分では当たり前過ぎることが多く、気づきづらいのと、人から指摘しても手応えを感じなかったり、自信の無さから受け入れられないことが多々あります。
下記の記事を参考にどうぞ。
仕事を始める前に向き不向きを判断しない方がいい理由
仕事を始める前にもかかわらず「その仕事は私に向いてない」と決めつける人がいます。
それは非常にもったいない行為です。
そこで仕事の向き不向きは始める前に判断しない方がいい理由を解説します。
理由1:意外な能力に気づけるから
実際その仕事をやってみたら、意外にうまくいくことが往々にしてあるからです。
ちなみに私の現在の仕事も意外性のルツボでしたよ。
講師を始める前、人前で話すことは苦手でしたし、学生を卒業してから勉強らしい勉強をしたこともない人でしたから。
男3兄弟の次男として生まれて男子校出身ですし、前職までは製造&建築系の仕事でしたので女性と接する機会は普通の人より少なかったですからね。
それが今や女性限定の講座を10年以上継続開催し、メディアに取り上げられたり、出版したりしているのですから人生わからないものです。
仕事をやる前から「この仕事は合わない」と決めつけてしまうと、
天職に出会うチャンスを逃す可能性あります。
理由2:満足度に個人差があるから
仕事に満足するレベルに個人差があるのも、仕事を始める前に向き不向きを判断しない方がいい理由の一つ。
また、仕事に生きがいを感じる人もいれば、そこまで人生の比重を置いてない人だっている。
仕事に対して満足するレベルは個人差あり過ぎなのです。
理由3:判断軸に個人差があるから
仕事の向き不向きを判断する軸にも個人差があるからです。
- 仕事に社会貢献を求めている
- 仕事にお金のボリュームを求めている
- 仕事に自分の成長を求めている
- 仕事に身近な人への貢献を求めている
など、
仕事に求めているものに違いがあり向き・不向きを判断する軸が実はまちまちなのです。
しかも求めているものが複数混合している場合も多い。
実際仕事をしてみないことには分かりづらいですよ
理由4:見当違いが起こるから
仕事は、始める前に想像していたイメージと、実施後のイメージに違いが起こりやすいものだからです。
一つ事例をお伝えすると、「人を美しくしてあげたい」と化粧品会社に就職し、美容部員になった人がいます。
しかし現場では、化粧品販売のノルマが厳しく、売りたくない化粧品をおすすめしなければならないときもあり、苦しまれていました。
彼女は「この仕事は合わない」と美容部員の仕事は辞めてしまいましたね。
そんなこともあり、始めてみないと向き不向きを判断するのはむずかしいのです。
とはいえある程度でいいから見極めたいな。
いい方法ないですか?
はい。あります。次に解説しますね
仕事の向き不向きの見極めポイント
仕事の向き不向きの見極めポイントは、仕事を辞める理由視点で考えると判断軸になります。
大抵、次のようなことに疑問を感じたら「この仕事向いてないかも」と考え込むでしょう。
- 給料に納得しているか?
- やりがいを感じるか?
- 裁量は与えられているか?
- 会社&業界の将来性はあるか?
- 職場の人間関係は良好か?
- 休みは納得のいくものか?
- 評価や人事制度に納得できるか?
- 成長感を得られるか?
- 社風は合いそうか?
- 私生活に悪い影響はないか?
以上は、仕事の向き不向きの見極めポイント。
前に書いた「仕事の向き・不向きを判断する7つの質問」と合わせて考えるといいですよ。
仕事に向いてないと感じる場面
「仕事に向いてないな」と思う3つの場面についてお話します。
次の3つの場面に遭遇したからといって向き・不向きを早々に判断するのは危険ですよ。
冷静に判断していただくためにお伝えします。ご注意くださいね。順に解説します
失敗したとき
仕事で失敗したとき、「この仕事は自分に向いてないかも」思う瞬間ではないでしょうか。
しかしながらよほどの天才か器用な人でない限り、仕事は失敗から始まるものです。
失敗連続のファーストステージに「向いてない」と判断するのはちょっと危険ですね。
自分よりできる人を見たとき
自分よりできる人を見たとき、「この仕事は向いてないかも」と思う場面のひとつですよね。
ただ、
上を見るなと言いませんが、正直言ってキリないです。
上昇志向を持つことはいいことですけど、やる気を失っては本末転倒ですよ。
自分は何のためにその仕事をしようと考えたのか初心に戻って考えるといいですよ。
伸び悩んだとき
いくら努力しても頭打ちのときは「自分に向いてないかも」と思うときですよね。
自分がいくら考えてもわからない改善点が分かり、もうワンランク上に成長するかもしれませんよ。
ソリの合わない上司がいるとき
ソリの合わない上司にぶつかったときも「仕事に向いてないな」とカン違いしやすい瞬間。
ソリの合わない上司がいるときは誤解しないよう慎重に判断してくださいね。
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