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専業主婦になりたくない7つの理由と働き続ける女性の成功術【40%が選択している事実】

 専業主婦になりたくない7つの理由と働き続ける女性の成功術【40%が選択している事実】昔は「結婚=専業主婦」という図式が一般的でしたけれど、近年は崩れていますね。

ソニー生命保険が2022年に実施した「女性の活躍に関する意識調査」によると、有職女性675名のうち、専業主婦になりたいと「そう思う」と答えた人は33.0%。

それに対し、「そう思わない」と答えた人は40.6%でした。

つまり、多くの女性が結婚後も仕事を続けたいと考えているのです。

専業主婦になりたくない人
専業主婦になりたくない人はどれくらいいるの?その理由は?働き続ける成功術ないかしら…

本記事では、これらの疑問に答えます。

専業主婦になりたくない7つの理由を解説し、キャリアを継続する方法までを紹介しますね。

専業主婦になりたくない理由は人それぞれ。単に経済的な理由だけではありません。社会とのつながりや、自分の能力の追求、将来への不安など、さまざまな要因が絡み合っています。

この記事は、専業主婦になりたくないと考える女性はもちろん、キャリアと家庭の両立を目指す全ての女性にとって、有益な情報となるでしょう。

「私もやってみよう!」とウズウズしてしまう内容です。ぜひ最後までお読みくださいね。3分程度で読めます。

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
専業主婦になりたくない人を含む2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

専業主婦になりたくない女性の実態

専業主婦になりたくない女性の実態まずは、専業主婦になりたくない女性の実態を示す最新の統計データを見てみましょう。

1. ソニー生命保険の調査結果(2022年)

有職女性675名を対象に「専業主婦になりたいか」という質問をしたところ、以下の結果が得られました。

– 「そう思う」:33.0%
– 「そう思わない」:40.6%
– 「どちらとも言えない」:26.4%

注目すべきは、専業主婦になりたくないと答えた女性が40.6%と最も多かったことです。これは、3人に1人以上の女性が専業主婦になることを望んでいないことを示しています。

2. 共働き世帯数と専業主婦世帯数の比較(2021年、総務省調査)
– 共働き世帯:1245万世帯
– 専業主婦世帯:582万世帯

この数字から、共働き世帯数が専業主婦世帯数の約2.14倍にも達していることが分かります。

これらのデータから、以下のことが読み取れます

  • 専業主婦になりたくないと考える女性が40.6%と最も多い
  • 共働き世帯数(1245万世帯)は専業主婦世帯数(582万世帯)の約2.14倍
  • 女性の就労に対する意識と実態が大きく変化していることが示唆される

下記のグラフを見ると、共働き世帯の爆増具合がよくわかります。1996年に専業主婦世帯数を追い抜いてからは右肩上がりですね。
共働き世帯数は専業主婦世帯の2倍
出典:(独)労働政策研究・研修機構https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html

これらのデータを見れば分かると思いますが、今後の社会は、「専業主婦」が天然記念物化するかもしれませんね。

専業主婦になりたくない理由7選

専業主婦になりたくない理由7選

背景には、様々な理由があるんです。ここでは、主な7つの理由を詳しく見ていきましょう。

理由は下記のとおりです。

  • 専業主婦になりたくない理由7選
  1. 自由に使えるお金が欲しい
  2. 社会に関わっていたい
  3. 家庭以外の居場所が欲しい
  4. 旦那に頼りたくない
  5. 今の仕事が好き
  6. 死別・離婚のリスク
  7. 共働きの家庭で育った

順に解説しますね。

自由に使えるお金が欲しい

日本人の平均給与は90年代よりも下がったまま、ほぼ横ばいです。

旦那さんの収入で生活するには、それなりに切り詰める必要が出る世帯がほとんどでしょう。

自由に使えるお金が少なくなるので、専業主婦になりたくないと思うわけですね。

社会に関わっていたい

仕事を通じて社会に関わっていたいという気持ちが強い人も、専業主婦になりたくない傾向があります。

家族以外の人からの評価によって自分の価値を感じたり、社会そのものに貢献したいという気持ち気持ちが、専業主婦になることをためらわせる大きな要因になっています。

家庭以外の居場所が欲しい

自分が認められる場所、やりがいのあることをする場所など、家庭以外の居場所を求める声も多いです。

専業主婦になると、自分の世界が狭まってしまうんじゃないか、という不安を感じる人も多いようですね。

旦那に頼りたくない

専業主婦になると、経済的な面で旦那さんに頼らざるを得なくなります。

そうすると、どうしても立場が弱くなってしまうと感じる女性も多いですよ。

自分で収入を得ることで、対等な関係を保ちたいという思いが強いんですね。

今の仕事が好き

これまで続けてきた仕事が好きだったり、働くこと自体に喜びを感じる人も多いです。

せっかく築いてきたキャリアをムダにしたくない、という思いも専業主婦になることをためらわせる大きな理由になっています。

死別・離婚のリスク

人生何が起こるかわかりません。万が一の死別や離婚のリスクを考えると、専業主婦になるのを躊躇する人も少なくありません。

特に歳の離れた結婚の場合は、このリスクを強く意識する傾向がありますね。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

歳上の人と結婚すればなおさらですね

共働きの家庭で育っている

もともと共働きの家庭で育った人は、専業主婦になるイメージがわかないこともあります。逆に、専業主婦の母親の大変そうな姿を見て育った人が、専業主婦になりたくないと思うケースもありますね。

こうしてみると、専業主婦になりたくない理由は実にさまざま。個人の価値観や経験、そして社会の変化が複雑に絡み合っていることがわかりますね。

大切なのは、それぞれの女性が自分にとって最適な選択ができる社会を作っていくこと。そんな未来に向けて、私たちにできることを考えていく必要がありそうです。

うーん
うーん
専業主婦になりたくない理由もそれぞれなのですね。参考になります。
私もこれまでのキャリアをムダにしたくないなぁ。

結婚してもキャリアをムダにしない方法

結婚してもキャリアをムダにしない方法

結婚後、これまでのキャリアをムダにせず働くにはそれなりの準備が必要です。

昔に比べれば女性が働くことに対して世間の抵抗は薄くなっていますが、まだまだ男女の格差が存在します。

男性でさえいつまで働けるかわからない時代。自分ならではの強みを作ることが大前提になりますね。

キャリアを見つめ直す

まずは自分のキャリアを見つめ直しましょう。

結婚・出産とライフステージが変わるとき、働き方も変えざるを得ません。

そのためには、何を止めて何を優先するか、自分の生き方そのものを考えなければ答えは出ないのです。

キャリアを見つめ直す際には、過去の経験やスキルを整理し、自分の強みや興味を再確認することが重要です。

また、周囲からのフィードバックも参考にし、新しいビジョンを設定しましょう。

キャリアを見つめ直す重要性と具体的な方法については、以下で詳しく解説しています。

キャリアを見つめ直す時に失敗しない知っておくべき10のこと

稼ぎに繋がる強みを見つける

自分の売りとなる強みを認識しましょう。

家庭の事情で現在のお仕事をそのまま続けられなくなったとしても、他で働くことができるようにするためです。

自分の売りになる強みを見つけるには、以下の3つのステップが効果的です。

1. 他人を見てイライラしたポイントを探る

他人の行動にイライラする場面を分析します。例えば、遅刻する人にイライラする場合、自分は時間管理が得意である可能性があります。このように、自分の特技や強みを発見します。

2. 一貫している自分の行動を探る

日常的に行っている一貫した行動に注目します。例えば、自然と整理整頓を行う場合、それが強みとなります。自分が無意識に行う行動には、自分の強みが隠されています。

3. 強い価値観を感じることを探る

自分が強く信じる価値観や情熱を持つ分野を探します。例えば、健康に関する強い関心がある場合、自然食品やフィットネスの分野での強みとなります。情熱を注ぐことで、専門知識やスキルが磨かれます。

これらのステップを通じて、自分の売りとなる強みを見つけ出し、稼ぎに繋げることができます。

詳細については、以下をお読みくださいね。

仕事に直結する強みの見つけ方|成功するための3つのステップ

自分の価値を上げる

結婚・出産と続くと自由に使える時間に限りが出ます。

長時間働けない可能性が高い。

それでも収入を減らさないためには、自分の仕事単価を上げることが重要です。

スキルを磨いたり、専門知識を増やすなど王道なやり方を含め、価値を高める施策が必要になります。具体的な方法については、下記を参考にどうぞ。

結婚後も働き続ける女性の成功術

結婚後も働き続ける女性の成功術家庭と仕事の両立は、どのような時代でも大変ですよね。そこで、結婚後も仕事を続ける女性が上手くやっていくためのコツをご紹介します。

1. 旦那さんとの協力体制を作る

結婚生活は、二人三脚です。旦那さんと家事や育児の分担をしっかり決めて、お互いの協力体制を作ることが大切。

「1+1の発想」ではなく「1÷2の発想」です。全てを一人で抱え込んで完璧にこなす0.1%のスーパーウーマンを参考にすることはありませんよ。

お互いの仕事を応援し合い、助け合うことで二人とも成長することができるはずです。特に子供がいる場合は、子育ての責任を分担し、キャリアを続けていくことが重要になりますね。(これが大変むずかしい)

2. 時間の使い方を工夫する

時間の使い方は、仕事と家庭の両立には欠かせないこと。

やるべきことの順番を決めて、ダラダラしてしまう時間を減らし、効率よく仕事をこなせるようにならねばなりません。

口で言うのは簡単ですが、けっこうむずかしいことですよね。そこでまず、「止めることを決める」ことからスタートです。

  • 何をするかではなく、何を止めるかです。

24時間という皆が平等に与えられている枠にスキマを作ることで、仕事時間を捻出することになります。

3. 自分を信じる気持ちを持つ

結婚後も働き続けて成功するには、自信が必要です。自分を信じる気持ちがなければ、家事育児との両立に苦しみ、挫折してしまうでしょう。

どのような壁にぶつかろうと、「やればできる」という前向きに対応するマインドが不可欠です。

時々自分を振り返って、成長を実感し続けることが大切ですね。以下を参考にどうぞ。

自信はどこから?自分の内面から自信を引き出す7つの方法【自信の根拠の探し方ガイド】 

4. 柔軟な働き方を探す

テレワークやフレックスタイムなど、柔軟な働き方ができる環境を整えることも大切ですね。

職場に自分の状況を説明し、必要に応じて働き方を調整するか、むずかしければ転職を検討することになるでしょうし、フリーランスの道を考えてみてもいいでしょう。

もちろん簡単ではないことは重々承知の上、書いてます。

「時間の捻出とコントロール」なくして実現しないので、厳しいことをお伝えしています。

5. 同じ立場の仲間を作る

同じように仕事と家庭を両立している女性たちと知り合うと心強いものです。お互いの経験を話したり、困ったときに助け合うことができます。

このネットワークができるかできないかで、自分にかかる負担が代わります。

SNSのグループや地域のママ友サークルなどで、気の合う仲間を見つけてみるのも良いでしょう。

「立ってるものは友人でも親でも何でも使え」とマインドセットするくらいでちょうどいいです。

6. 自分磨きの時間を作る

自分を高めることは、仕事だけではなく、プライベートでも大切です。

勤務している会社や同僚などにも、負担をかけてしまうこともあるかもしれません。それ以上のお返しをするためにもスキルアップは大切になります。

本を読んだり新しいことを学んだりする時間を作り、常に成長を目指すことですね。

私の講座には結婚後も仕事を続ける人が多いですが、成長を常々感じています。

自分磨きに効く!できる大人の勉強法【成長を加速する5ポイント】知らぬ間に差がつきます 

結婚&出産後も働く女性の成功事例

結婚&出産後も働く女性の成功事例結婚&出産後も働き続けて成功した事例をお話します。現在、キャリアカウンセラーをしている村西千恵さんです。

彼女は、出産したタイミングで派遣社員からフリーランスとして独立しました。

実家が遠方の彼女はワンオペ育児を余儀なくされ、働く時間の自由度を必要としたからです。

キャリアカウンセラーの勉強を重ねて、日々学生たちに向き合っています。

時給も派遣社員の頃に比べて2.5倍になり、週4日働けば、派遣社員時代の週5日労働以上の収入を得られるようになっています。

私の講座の感想を述べている動画ですが、さまざまな葛藤を乗り越えて現在に至っている様子を語っています。

あきらめたら終わりです

あきらめたら終わりです

この記事を書いている私は13年以上、働く女性たちに向き合ってきました。

20代〜50代の女性まで2000人以上と対話してきましたけれど、その中には結婚後も仕事を楽しんでいる人がいます。

彼女たちに共通していたのは、どのような環境変化にも対応し、あきらめなかったことです。

彼女たちは思うように働けない時期があったり、罪悪感を抱えたりしながらも前に進む女性たちでした。

焦りと付き合いながら自分のペースで前に進むことが大事だと思いますよ。

本記事がお役に立てたらうれしいです。

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

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専業主婦になりたくないのであれば、自分に何ができるのかを棚卸しして、自分自身の特色をしっかりつかむことが大切です。

そうすることで、これから何に注力すれば効率的に成果を出し続けられうかわかるからです。そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」をお配りしています。

このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

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  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
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浅野ヨシオ
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●最後に筆者からのメッセージ:

結婚後のキャリア継続には様々な課題が待ち受けているかもしれません。でも、一歩ずつ前に進んでいけば、きっと道は開けていくものです。悩んだり迷ったりすることもあるでしょう、それでも自分らしい働き方を見つけて、大切に歩んでいってほしいと思います。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

 

 

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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