『今できることをやるしかない』。
そんなセリフをよく聞きますよね。この言葉には、とてつもなく深い意味があります。
しかしながら、口で言うほど簡単ではありません。
なぜかというと、
- 今できることがわからない。
- 今やらなくていいことをやってしまう。
- 目先のやりたいことに負けてしまう
以上となりがちだからです。
この記事をお読みになると、今できることを精一杯やることがいかに重要か理解できます。
自分らしく生きたい人や、仕事や人生において何かしらの壁にぶつかっている人は必読の内容です。
文末には、本件に関わるお役立ちツールのご案内もあります。最後までお読みくださいね。3分程度で読めます。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
今できることを模索していた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
「できることをやる」の意味
「今できることをやる」の意味とは、今の状況や自分の能力をもとに、コントロールできる現実的なことから手をつけて、少しずつ目標に向かって行動を起こすことです。
「今できることをやる」というのは、私たちの人生を豊かにしてくれる大切な言葉。
たとえば下記のようなことを実現したいなら…
- 起業したい
- 海外に住みたい
- 好きな仕事をしたい
- 海外で働きたい
- 結婚したい
いずれも今すぐ実現できることではないでしょう。そこで、現実的な行動としては「今できることをやる」しかない。
ちなみに、行動する前に夢をあきらめる人は、今できないことをしようとしている人。
- 厳しい現実の壁から逃げる人です。
仮に「海外で働きたい」思いを描いていたとしましょう。海外で今すぐ働ける人は少ないはず。
実現するために今できることは、英語の勉強をするとか、現地で必要とされるスキルを身につけることではないでしょうか。
そうだとすると、関連本を買って読むとか、スクールに通うとか、今できることをやるしかない。
ところが、努力がムダになるかもと躊躇したり、目先の遊びたい気持ちに負けたりする。
これが”現実の壁”です。
現実の壁を乗り越えられる人は、「今できることをやる」を貫いた人なのです。
「今できることをやる」の本質は、目標に到達する唯一の手段ということですね。
どのような人でも、今できることをやるしかないのですね。
できることをやるとやりたいことに出会う
あまり知られていませんが、「できることをやる」ことで得られる素敵なメリットがあります。それは、
- やりたいことに出会えます。
この記事を書いている私の例ですが、講師になったとき「女性を指導するのがうまい」と周りによく言われました。
そこで女性専門の人生やキャリア支援塾である浅野塾を立ち上げた。それがやりたかったわけではありませんが、必要としてくれるから、喜んでくれるから始めただけです。
ところが実際に始めてみると、仕事の奥深さに気づき、ハマりました。そして今は、「好きな仕事です」と胸を張って言えます。
「できることをやる」というのは、自分の好きなこと・やりたいことに出会うきっかけを与えてくれるものですよ。
できるけどやりたくない問題の対処法
できるけどやりたくないなんてこともありますよね。その場合は次の選択肢があります。
「経過」を楽しみたいなら止める。
以上の選択肢です。実例をもとに解説します。
私の会社勤めの時代は、26年続きました。社内で商品を開発したり、マーケティングしたりはほぼ一人でやっていた。
バカでも26年やっていれば、そこそこできるようになります。私も例に漏れずそこそこできました。給料もかなり良かったです。
しかしながら仕事を続けたいと思えなくなり、独立して今の仕事にシフトしています。
しかし私は、「仕事を楽しみたい」「自分らしく働きたい」「自由に働きたい」と仕事の『経過』を楽しみたかった。だから前職から離れました。
ここでまとめますと、
それらが、”今できることをやる”ことなのだと思いますよ。
できることをやるのデメリット
ちょっと注意が必要なので補足します。
ここまで書いたことを否定するようですけれど、今できることをするの意味をはき違えると人生が停滞します。
例えば今、事務の仕事ができるからと事務の仕事だけそのまま続けていると近い将来、AIに仕事を取られるかもしれません。
それを防ぐにはどうしたらいいかと言うと、「できそうなこと」に手を出し続けることです。
以前、稼ぐ女性と稼げない女性の特徴|自分で稼ぐ女性はここが違う!共通してやっている3つのことという記事を書きました。
その記事に、
というくだりがあります。
できることを増やし続けないと、厳しい現実が待っていることがわかりますね。
【警告】できることがわからない人が9割
「自分にできることがわかっている」と思う人ほどご注意ください。
はっきり言います。
多くの人は、自分にできることがわかっていないです。
前の例に書いたように、私は「女性を指導するのがうまい」と周りに指摘され、初めて自分にできることと認識できました。これはあたりまえ過ぎて手応えがなかったことです。
自分の強みになるようなことは、手応えがないので注意してくださいね。
できることの中に自分の強みがある
あたりまえのようにできることの中に、自分の強みが眠っています。
強みは自分の価値に直結します。他の人から必要とされるものなので大事にしてください。
自分の強みを理解するには、自分にできることの棚卸しが必要です。
実践するには、過去の成功経験を思い出すことになります。人から褒められたり、頼られたりした経験は、その代表的なものですね。
しかし、手応えがないことが多く、本人は運や周りの人の影響によるおのと捉えてしまい、忘れていることも多いです。
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ありのままの自分を受け入れる大切さ
今できることをやるには、ありのままの自分を受け入れる必要もあるかなと思いますね。
そうでないと不得意なことの克服に時間をかけたりしがちですね。
背の低いバスケットボール選手は、背の低いありのままの自分を受け入れない限り、ダンクシュートの練習を続けてしまう恐れがある。
笑ってしまう例ですが、自分にないものを求めてしまうってよくやりがちなことですよ。注意が必要ですね。
今できることをやるしかない
冒頭でお伝えしたとおり、私たちは今できることをやることが大切ですよ。っていうか、今できることをやるしかない。
仮にできない自分を責めていたらもったいないです。
ときには、優れた人と自分を比べると落ち込むときもあるでしょうし、他人から何を言われるか考えたらと動けなくなることもあるでしょう。
そんなときこそ、今できることをやることにより、他人の目が気にならなくなりますよ。目の前のことに意識が向くから。
- 本記事を書いている私は、出遅れ感満載の人生でした。
40代に入るころから勉強をヨチヨチ始めて50代に入るときに起業しています。同世代の人たちと常にズレた行動をしている感じです。
それだけに「今できることをやるしかない」と自分に言い聞かせ、気持ちを奮い立たせていましたよ。
自分の無能さとか不器用さも全て忘れさせてくれる素敵な言葉でしたね。本記事がお役に立てたらうれしいです。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
冒頭でお伝えしたように「今できることをやる」のは口で言うほど簡単ではありません。自分の資質を理解し、すべてを受け入れなければできないことでもあります。
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- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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ではまた。
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