自分を変えたいのですがなかなかうまくいきません。これじゃいけないと思うのですが・・・。
ムリなく自分を変える方法はないかな。
そんな疑問に答えます
本記事では、「頭ではわかっていてもなかなか自分を変えられない」という方に向けて書いています。
自分を変えようと考えているのに、変えられない状態が続くと、自信を失ってしまいますよね。
そこで、ムリなく自分を変える方法について詳しく書きました。
ただ、まったく努力しないで自分を変えたいという人には合わない記事ですのでご了承くださいね。
この記事を書いている私は女性の生き方やキャリアに向き合う塾を10年間続けています。
これまで延べ2000人の転職や起業に役立つ各個人の“強み”を見出し続けてきました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版するなど、楽しく生きています。
(※商業出版です。自費出版ではありません)
ムリなく自分が変わるうまい仕掛け
ムリなく自分を変えるためには、ムリに自分を変えようとしないことです。
「どういうこと?」と思いますよね。
大切なのは「変わらざるを得ない環境」をつくることなのです。
ますます頭の中に「?」が浮かぶと思いますので、順を追って解説しますね。
自分を変えられないのは必然
頭で分かっているのに自分を変えられない理由は、恒常性(ホメオスタシス)という生理現象によるものです。
風邪をひいたときを思い浮かべてください。熱が出ていると、もとの状態に戻そうと身体が起動しますよね。
自分を変えようとしたときも同じ原理が作用します。
心と身体が違和感を感知し、もとの状態に戻そうとするのです。
何が言いたいかというと、
ホメオスタシスはヒトが生きる上でなくてはならないもの。
自分を変えられないのも必然とも言えます。
自分が変わる12の秘策
自分が変わるには時間をかけて身体と心を慣らし、習慣化することがキモです。
言いかえると「無意識にできる」状態にすること。
そこで、自分が変わらざるを得ない環境を整えることが大切なのです。
そのために何を変える必要があるのか解説しますね。
(1)付き合う人を変える
自分が変わりたいと思う姿をすでに実現している人とお付き合いすることです。
ちょっと想像してみてください。
これから起業したいと考えている人が、専業主婦のママ友だけに囲まれていたとしたら・・・。どのような会話が交わされるでしょうか。
「起業なんてムリよ」とか「変わっているわね」とか言われるかもしれません。
ところがすでに起業している人に囲まれたとしたらどうでしょう?
「起業しなよ!」「起業すると楽しいよ!」とか言われるのではないでしょうか。
起業したいなら起業している人に囲まれてしまうことですよ。
すると、
ミラーニューロン効果と呼ばれる心理作用が働きます。
これは周りの人の考えや、行動がのりうつる(という表現が適切かわかりませんが)心理作用です。
次第に自分の心も行動も変わっていく手応えを感じることになるでしょう。
もっとも手っ取り早く自分を変える方法とも言えます。
(2)住まいを変える
もしも可能であれば住まいを変えることです。
自分の住んでいる環境は心理面に大きく作用します。
私自身が住んでいるところはちょっと所得の高い人が多く住んでいる街です。(私の所得が高いかは別として)
転居して3年ほどになりますが、普通の会社員みたいな人はまわりに住んでいる様子がないです。
両隣に住む人も自営業者っぽいですね。平日の真昼間に、車洗ってゆったりしているおじさんがいたりします。
自分がビジネスをしている間は、気持ちも高まるしこの環境はいいなと思えます。
自分の住んでいるところというのは、自分のメンタルに影響を及ぼします。
自分を変えるために住まいを変えることも考えるといいでしょう。
(3)早起きする
早起きすることをおすすめします。
この時間に勉強したり、一日のプランを立てたりをすると、自分を変えていく突破口になりますよ。
(4)SNSから距離を置く
FacebookなどのSNS(ソーシャルメディア)から距離を置くといいです。
自分の気持ちが高まることを発信している人の情報を得ているのであれば問題なし。
逆に焦りや気持ちがザワつくようであれば一切、見ないことです。
SNSではみな幸せ部分しか発信しません。
自分を変えるためには、自分の心の安定感が必要です。
心がザワつくようであればSNSから距離をおきましょう。
(5)良質な情報にだけ触れるようにする
テレビニュースやゴシップ情報を見ないことです。
最近は、新型コロナウィルスの情報ばかり報道されていますね。
芸能人の不倫がなんちゃらや、殺人事件がどうのなどの情報も排除しましょう。
よい行動をするためには、よい情報や知識を得ていくことは不可欠です。
自分の行動をさまたげるノイズ情報は徹底的に排除しましょう。
(6)着る服を変える
着る服を変えるのも自分を変えるにはうまい方法です。
おしゃれをしなさいという意味ではありません。
パーソナルトレーナーに教わったことですが、自分のボディラインを整えたいなら、ボディラインがはっきりする服を着るといいと言われました。
人目を気にするようになるので、きれいな身体をつくるために自然に食べるものや姿勢など気をつけるようになるというのです。
服は「装(よそお)い」というくらいのものです。
「外見から入る」なんていう言葉もあるくらい、身なりから変化をスタートさせるのもアリでね。
自分を律するにも効果的ですよ。
(7)一流(高級)のものに触れてみる
一流(高級)のものやサービスに触れることも自分を変えるうまい方法です。
実際にやってみると、なぜ高級なのか、一流なのかの意味が次第に理解できるようになります。
モノであれば長く使えたり、あきらかに生産力が上がったりもする。
サービスであれば、細かな気遣いも学ぶことができる。
私たちはあたりまえなことですが、知らなければできないのです。
一流(高級)のものやサービスに触れることも自分を変えるうまい方法です。
(8)ちょっと先ゆく先輩の話を聞く
自分のなりたい姿をすでに実現している人たちの話を聞く、会うことも大切です。ここではSNSが役立ちますよ。
ただ会ったり聞いたりするだけではなく、考え方や行動をコピーしていくのです。
ちょっと先ゆく先輩たちは、できない人の心理も、壁の乗り越え方もよく知っています。
コツを盗む(という言葉はよくないですね)といいですよ。
(9)スキルアップには指導者をつける
自分ひとりではどうしても続かないという人は指導者をつけてしまうのが手っ取り早いです。
自分に強制力をかけてしまうのです。ライザップがわかりやすいですね。指導者がマン・ツー・マンで教えて、管理してくれるので痩せていくという理屈です。
私自身もコンサルティングをよく利用します。
プロの指導を受けながら実行したほうが早く結果が出ますからね。
自分を変えるうまい方法です
(10)毎日行動を心がける
何かを身に着けるならば、毎日行動が実はいちばんラクです。
意外に思われるかもですね。
毎日やると決めてしまうと「やる気」に左右されません。
次第に身体が慣れて習慣化されます。
現在の私も毎日ブログを書いていますが、最初は猛烈にしんどかったです。
この記事を書いている時点で8ヶ月目に突入していますが、続けるハードルがどんどん下がっています。習慣化してくるからですね。
自分を変えるうまい方法のひとつです。
(11)行動日記を書く
寝る前に一日を振り返り、
- その日の反省
- その日の小さな成功
- 次の日の小さなチャレンジ
を書き出します。
狙いとしては毎日、小さな変化を繰り返し、変化に耐えることを身体に馴染ませるためです。
毎日ほぼ確実に達成できそうなチャレンジを決めます。
「いつもと違うスーパーに行ってみる」でもいいです。
コツコツと小さな成功をかき集めていくことで、自信もジワジワとついてくるものです。
自分を変えるうまい方法ですよ。
(12)自己投資する
お金をかけて自分を磨いていくことです。
自分を高めていくお金は消費ではありません。
セミナーやスクールにお金を使うのも、本を買うのも「生産」のための投資と思うといいでしょう。
今はオンラインでも学べるのでいい時代ですよね。
自己投資は最もリターンの高い投資と呼ばれています。
私もアラフォー手前から自己投資にお金を使うようになりましたが、もとがとれた程度ではなく何倍ものリターンを得ています。
自分を変えていくための自己投資はおすすめですね。
ムリなく自分を変える思考法
ムリに「性格」を変えようとしないことです。
自分にそなわった性格というものは自分の持ち味です。
性格を変えるとなると、途方もない努力や時間が必要となるでしょう。
その能力や時間はもったいなくないですか?
ならば発想を変えてしまいましょう。
自分の性格をどう持ち味に変えるか。とらえ方を変えるのです。
たとえば「気が短い」という性格であるならば、「即決即断することができるな」ととらえ方を変えられますよね。
ムリなく自分を変えるには「性格」を変えようとしないことをおすすめしますよ。
幻の理想像に縛られないように
自分を変えたいという人は、幻の理想像に縛られないようにしましょう。
その理想像が本心なのか、もう一度見つめ直してみましょう。
多くの人が他人の常識に縛られた理想像を持ったりもします。
例えば、「女性なんだから家事をきちんとやりなさい」と母親に育てられた女性が「仕事も家事も完璧にやらなきゃ」と思い込むみたいなパターン。
親や世間的な価値感が基準になってしまうことが多いです。
これでは理想と現実のギャップに苦しむだけで終わってしまいます。
幻の理想像に縛られないようにしましょう。
自分をムリなく変えるコツ
「どのような人がダイエットに成功しましたか?」とトレーナーにアンケートをとったという記事を以前読んだことがあります。
「自分が何を食べたかきちんと把握している人」が第1位とのことでした。
「ダイエット方法」ではないのが驚きですよね。
この理屈はダイエットに限りません。
そのためには今の自分をしっかりと見つめ直すことが大切ですね。
今の自分をしっかりと見つめ直す方法
自分の棚卸しをすることが大切です。
人には誰しも強みも弱みもあります。自分の“強み”とは、優位性のこと。
他のひとよりもなんだかできてしまうなというものです。
自分を変えたいならば、自分の強みを活かさない手はありません。
自分を変えるいい突破口になります。
自分の“強み”を見つけることに関する記事は下記を参考にするといいでしょう。
自分にできることを磨き上げていると自然に自分が変わる話
自分にできることを磨くとは、最高の自分を見たいという気持ちに従うことにつながります。
具体的には自分が死ぬまでに、どこまでできるか挑戦し続ける自己追求です。
そうなったときを想像してみてください。
心も穏やかになり、今の自分とは違うワンランク上の自分に出会うことになるでしょう。
自分を変えたいのであれば、自分にできることを磨き上げていくことなのです。
以上となります。
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