キャリアUP・仕事・働き方

苦にならないことは強み|ムリせず働ける仕事を見つける方法

苦にならないことは強み|ムリせず働ける仕事を見つける方法「苦にならないこと」は宝物です。それは自分の強みにつながるものだからです。長時間やっても苦にならないことは、他の誰かにとって苦痛であったりします。

たとえば、整理整頓が苦にならない人もいます。そういう人は、整理整頓が苦手な人から見れば、まるで神様のようです。

苦にならないことを仕事にすると、人を幸せにすることもできます。何より、ご本人が幸福な人生を送れるようになるでしょう。

この記事では、「苦にならないこと」をどう見つけ、どう仕事に活かしていけば「ムリせず働ける」ようになるのか、そのヒントを分かりやすくお伝えします。

好きなことや得意なことが、まだ分からないと感じている人に読んでほしい内容です。どうぞ最後までお読みください。約4分ほどで読める内容かと思います。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
苦にならないことを見つけたい人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

苦にならないこととは?|本当の強み

苦にならないこととは?|本当の強み「苦にならないこと」とは、「大変だ」と感じることなく、自然にできる行動や作業のことです。取り組んでいると、まるで呼吸をするようにスムーズだったり、時間を忘れるほど夢中になったりします。

そして重要なのは、他の人が苦手で時間がかかると感じるようなことでも、自分にとってはまったく苦にならない場合があるという点です。

たとえば、部屋の整理整頓を始めると止まらない人もいれば、人前で話すのが全く平気な人もいます。これらは立派な「苦にならないこと」と言えるでしょう。

それは、もともと持っている才能や性格、あるいはこれまでの経験からくるものかもしれません。当たり前すぎて、特別なことだと感じていないことも多いのです。

苦にならないことが強みと言える理由

苦にならないことが強みと言える理由では、なぜご自身にとって「苦にならないこと」が強みになるのでしょうか。 その理由は、主に2つあります。

苦にならないことが強みと言える1つ目の理由は、無理なく続けられることだからです。 

苦にならないことは、長い時間おこなってもストレスを感じにくいです。長い期間続けることも苦ではないでしょう。 がんばっている感覚もなく、自然とスキルが向上していくことも多いはずです。

苦にならないことが強みと言える2つ目の理由は、他の人との違いが価値になるからです。 

以前にも少し触れましたが、ご自身が苦にならないことは、他の人には大変なことかもしれません。 

細かい作業、人前で話すこと、計画を立てること、人に教えること…。人によって、苦に感じるポイントはさまざまです。 

ご自身が楽にできることは、それだけで他の人から見て「すごい」「助かる」と思われる可能性があります。 だからこそ、他の人よりも有利になりやすく、仕事などでも「強み」として活かせるのです。

苦にならないことの欠点と気づくためのヒント

苦にならないことの欠点と気づくヒント

「苦にならないこと」には、一つだけ注意点があります。 それは、ご本人にとっては「当たり前」すぎて、その価値に気づきにくいことです。

 特別なことだと認識していないため、強みとしてアピールしたり、仕事に活かしたりする発想に至らないかもしれません。

  • どうすれば、苦にならないことに気づけるか?
 ヒントは、周りの人が何に「苦労」しているかを知ることです。 他の人が「これは大変だ」「時間がかかる」「苦手だ」と言っていることに耳を傾けてみましょう。

もし「え、自分はそれ、別に苦じゃないけどな」と感じることがあれば、それがご自身の「苦にならないこと」の可能性があります。

たとえば、以前私が経験したことです。 講師仲間から「浅野さんは、よく女性の指導ができますね」と言われたことがありました。

 彼らにとって、女性の気持ちに細やかに寄り添って指導することは、少し難しく感じていたようなのです。 

私はそれを聞いて初めて、「そうか、これは自分にとっては苦にならない、得意なことなんだ」と認識できました。 

自分では当たり前すぎて、その価値に気づいていなかったのです。

このように、他者の「苦」を知ることで、ご自身の「楽(苦にならないこと)」が浮かび上がってくることがあります。

苦にならないことを見つける3ステップ

苦にならないことを見つける3ステップここからは、実際に「苦にならないこと」を見つけるための具体的なステップを紹介します。

ご自身の「強み」を発見していく作業でもあります。大きく分けて3つのステップで進めていきます。

苦にならないことを見つける3ステップ

ステップ1:当たり前から強みを発掘

ステップ1:当たり前から強みを発掘する苦にならないことを見つける最初のステップは、当たり前にできること、苦もなくこなせることを「棚卸し」することです。 

強みは、特別なスキルだけではありません。自分にとっては普通のことの中に、価値が隠れていることが多いのです。

以前にも触れましたが、仕事で活かせる強みを見つけるには、以下の3つが重なる部分を探すのが有効です。

  1. ご自身にできること(苦にならないこと)
  2. 人間的な魅力(性格や人柄)
  3. 誰かに求められること(ニーズがあるか)

これらが交わる部分が、仕事につながる可能性のある強みとなります。

詳しくは、仕事に直結する強みの見つけ方|成功するための3つのステップも参考にしてください。

「自分に何ができるか分からない」と感じるかもしれません。それは、過去の成功体験を「当たり前」と感じていたり、逆に失敗体験の記憶が強すぎたりする「ネガティブ・バイアス」の影響によるものの可能性があります。

こうした思い込みを解きほぐし、ご自身の価値を再発見するために、色々な角度からご自身に質問を投げかけることが役立ちます。 

そこで「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」というツールを用意しました。これを使うことで、ご自身との対話を深め、これまで気づかなかった側面に光を当てることができるでしょう。

この質問集は、悩んでいる方が多い状況をふまえ、当面は無料で配布しています。

ただし、いつまで無料かは未定です。必要だと感じた方は、今のうちに入手して保存しておくことをおすすめします。

下記からどうぞ。

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

 

ステップ2:他者の苦労に価値を見出す

ステップ2:他者の苦労に価値を見出す苦にならないことを見つける2番目のステップは、周りの人が何に「苦労」しているかに注目することです。 前のセクションでは、これを「苦にならないこと」に気づくヒントとして紹介しました。

ここでは、それをさらに一歩進め、ご自身の「苦にならないこと」の「価値」を見出す視点として活用します。

他の人が「大変だ」「面倒だ」「難しい」と感じていることの中に、ご自身が苦もなく手助けできることがあれば、それは社会的な価値を持つ可能性があります。

「他の人が苦手なこと=自分の強みが活かせる場所」かもしれない、と考えてみましょう。

ステップ3:誰を助ける?3視点で探る

ステップ3:誰を助ける?3視点で探る苦にならないことを見つける最後のステップは、「それを活かして、誰の役に立てるか?」を考えることです。

 対象となる人を具体的にすることで、仕事のイメージがよりはっきりします。対象者を探すためのヒントとして、3つの視点を紹介します。

視点1:過去の自分

(視点1)あのときの自分誰の役に立てるかを考える方法の1つ目は、「過去の自分」と同じような悩みや困難を抱えている人に注目することです。

ご自身が過去に乗り越えた経験や、そのとき欲しかったサポートなどを思い出してみましょう。

たとえば、ある看護師さんの例です。子供のころに病気がちで、病院で看護師さんたちに大変お世話になった経験から、ご自身も同じ道を選んだそうです。

過去の自分が助けられた経験が、今の仕事につながっている良い例でしょう。

ご自身が過去に何で困っていたか、どんな助けが欲しかったかを振り返ることは、大きなヒントになります。

視点2:身近な人の悩み

(視点2)悩んでいる知人誰の役に立てるかを考える方法の2つ目は、ご自身の友人や知人など、身近な人が抱えている悩みに目を向けることです。 

その人たちと同様の課題を持つ人々を対象に、ご自身の「苦にならないこと」が役立てないか考えてみます。

ここで大切なのは、必ずしもご自身が同じ経験をしている必要はないということです。

「共感」し、「理解」しようとすることができれば、十分に価値を提供できます。たとえば私は男性ですが、多くの女性クライアントの相談に乗っています。

直接体験できない悩みもありますが、話をじっくり聞くことで理解を深めてきました。

身近な人の悩みをヒントにする場合は、以下の段階を踏むと良いでしょう。

  • 段階1: 悩んでいる人をよく観察し、何に困っているのか本質を探る。
  • 段階2: その悩みをどうすれば解決できるか、方法を考える。
  • 段階3: 解決に必要な知識やスキルがあれば、それを身につける。

視点3:ネットで見つかる困りごと

視点3:ネットで見つかる困りごと誰の役に立てるかを考える方法の3つ目は、インターネット上で人々の悩みや「困りごと」を探してみることです。Yahoo!知恵袋」のようなQ&Aサイトを見てみるのも良いでしょう。

ご自身が興味のある分野を選び、「〇〇 に悩む」といったキーワードで検索してみてください。

多くの悩みや質問が見つかるはずです。以下をご覧ください。↓

それらを眺めていると、「これなら自分にも手助けできるかもしれない」「これは自分にとっては苦じゃないな」といった、仕事のヒントが見つかることがあります。

私も、世の中の人がどんなことに悩んでいるか、ネットで情報収集することがあります。

苦にならないことで発見!ムリなく充実した働き方

苦にならないことで発見!ムリなく充実した働き方さて、ご自身の「苦にならないこと」が見えてきたら、次はその宝物を活かして、「ムリなく充実した働き方」を実現する方法を考えていきましょう。

苦にならないことを仕事にすることは、単に楽をするためだけではありません。ご自身が自然体で輝き、周りの人にも喜ばれ、そして長く続けられる働き方を見つけることにつながります。

ムリなく働くことの本質は?仕事選びのヒント

ムリなく働くの本質は?仕事選びのヒント「ムリなく働く」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。それは、単に労働時間が短いとか、負荷が軽いという意味だけではありません。

ここでお伝えしたい本質は、「ご自身の性質に合った、自然体で続けられる働き方」です。

苦にならないことを仕事にすると、無理な我慢や過度なストレスが減ります。エネルギーの消耗が少ないため、仕事に集中しやすく、楽しみながら取り組める時間が増えるでしょう。これが「ムリなく働く」ことの基本です。

仕事を選ぶとき、給料や会社の名前、職種だけで判断しがちです。しかし、本当にムリなく、充実して働くためには、「その仕事内容は、自分にとって苦にならないか?」という視点を持つことが大切です。

この視点があれば、流行や条件に惑わされず、ご自身に合った、長く続けられる仕事を選びやすくなります。これは、一般的なスキルや経験だけで仕事を探すのとは、少し違うアプローチかもしれません。

「あなたらしさ」で選ばれる仕事の目指し方

「あなたらしさ」で選ばれる仕事の目指し方「苦にならないこと」を活かして、さらに充実した働き方を目指すなら、「あなたらしさ」で選ばれる仕事をつくることを考えてみましょう。 それは具体的に言うと、「〇〇さんにお願いしたい」と、ご指名で依頼が来るような働き方です。

難しく感じるかもしれませんが、特別な才能が必要というわけではありません。大切なのは、ご自身のサービスや技術だけでなく、ご自身の個性、つまり「あなたらしさ」を仕事の価値として打ち出すことです。

ご自身の「苦にならないこと」から生まれる独自の視点や、人柄、仕事への取り組み方などが「あなたらしさ」となります。

「この人だから頼みたい」と思ってもらえれば、それは他の誰にも真似できない価値になります。結果的に、不毛な価格競争などに巻き込まれにくくなり、ご自身が心地よいと感じるペースや方法で働きやすくなるでしょう。

(詳しくは、こちらの記事も参考にしてください▶自分だからできることとは“自分らしさを売る仕事”である件|個性を活かす人生を歩む秘訣

相手も自分も満たす働き方の秘訣

相手も自分も満たす働き方の秘訣「苦にならないこと」を仕事にする上で、忘れてはならない大切な考え方があります。それは、「相手(お客さまなど)を満たすこと」と「ご自身を満たすこと」のバランスを取る、ということです。

仕事の基本は、誰かの役に立ち、喜んでもらうことです。そのために、心を込めてサービスを提供することは重要となります。「ここまでやってくれるのか」と感じてもらえるような仕事ができれば、相手の満足度は高まるでしょう。

しかし、相手を喜ばせることばかりに集中し、ご自身の生活や心が犠牲になってしまっては、その働き方を長く続けることはできません。たとえば、報酬が極端に低かったり、休みなく働き続けたりしていては、いくら「苦にならないこと」がベースでも、いずれ限界がきてしまうでしょう。

ムリなく、充実して働き続けるためには、相手だけでなく、ご自身もきちんと満たされる必要があります。適切な報酬を得ること、心身の健康を保つこと、そして仕事から達成感や喜びを得ること。これらの「自分を満たす」要素も、同じように大切なのです。

ちなみに、私もこのバランスを常に意識しています。たとえば、私が運営する講座では、一人ひとりに丁寧に関わることを大切にしています。

しかし、それだけでは事業として成り立たない面もあるため、別の収入源も確保しています。これは、自分が本当にやりたいサポートを、妥協せず、かつ持続可能な形でおこなうための工夫です。

「自分も満たす」仕組みを作ることは、結果的に、質の高いサービスを長く提供し続けることにもつながります。

さらに自分自身を見つめたい方へ

さらに自分自身を見つめたい方へこの記事を読んで、「苦にならないこと」やご自身の「強み」について、もっと深く掘り下げてみたいと感じた方もいるかもしれません。

ご自身の特性をより深くつかむことは、「ムリなく充実した働き方」を見つける上で、とても役立ちます。 ここでは、そのためのヒントとなるツールや情報をご紹介します。

【無料】自分の見つめ直しマニュアル

自分の見つめ直し完全マニュアルご自身のことを深く知り、「苦にならないこと」を見極めるために役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」を、現在無料で配布しています。

これは、私が10年以上の歳月をかけて体系化したノウハウから、特に重要な部分をまとめたものです。充実した内容は以下の通りです。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

今回は、「苦にならないこと」がご自身の「強み」である理由と、それを見つけて「ムリなく自分らしく輝ける仕事」につなげる方法についてお伝えしました。

ご自身にとって「苦にならないこと」は、あまりにも当たり前で、普段はなかなか意識しないものかもしれません。しかし、その「当たり前」の中にこそ、ご自身の特別な価値や才能が隠れています。

周りの人が何に苦労しているかを知ることで、ご自身の「苦にならないこと」の価値が見えてきます。そして、それを活かせる場所を探すことで、無理なく、自然体で力を発揮できる働き方に近づけるでしょう。

この記事で紹介したステップや考え方が、ご自身の宝物である「苦にならないこと」を発見し、より充実した毎日を送るための一助となれば、とても嬉しく思います。

ぜひ、ご自身のペースで、楽しみながら「苦にならないこと」探しをしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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