会社員でいることも悪くないと思っています。
間違っていますか?
起業やフリー転身をすすめられるとモヤモヤします。
そんな疑問に答えます。
最近は、起業や副業に関する情報をよく目にしますよね。
すると会社員でいることに、モヤモヤすることもあるのではないかと。
結論を先に言いますと間違っていません。会社員もけっこう悪くないですよ。
- 会社員だからできることがある。
例えば、個人で仕事をしていては人が海に橋を作ることはできないでしょう。世界中に携帯電話を普及させることもできなかったはず。
要は適正の問題です。会社員の方が向いている人もたくさんいますよ。
そこで本記事では会社員も悪くない理由や会社員に向いている人の特徴をお話します。
この記事をお読みになれば、会社員(サラリーマン)に抵抗なくなります。
会社員でいることに誇りを持ちたい人や、将来のことを考えたい人にぴったりな記事です。
本記事を書いている私も26年間組織の一員として働いてました。そのうち10年間は、会社員と起業家の2つの顔を持ち、現在は独立の道を選んでいます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
会社員も悪くない7つの理由
繰り返し言います。会社員でいることもけっこう悪くない。
その理由は7つあります。
あらためて会社員のメリットを見直すといいですよ。
- 会社員も悪くない7つの理由
- 社会的な信用がある
- 大きな仕事ができる
- 好きな仕事に集中できる
- 会社のお金でスキルアップできる
- 会社が責任をとってくれる
- 毎月もらえる給料
- 福利厚生がある
順に解説しますね。
社会的な信用がある
会社員は社会的な信用があります。
クレジットカード審査もサクッと通る。
会社を辞めた瞬間に審査が通りにくくなりますよ。部屋を借りようとしても借りにくい。
最近は会社員の独身女性がマンションを買うのも珍しい話ではなくなりましたよね。銀行が融資してくれるからですよ。
すべて信用があるからこそです。
それに会社員は世間に認知されやすいです。
圧倒的多数ですから親も安心するでしょう。
大きな仕事ができる
会社員であれば大きな仕事ができます。
先ほど橋や携帯電話の例をあげたように個人ではできないことができる。
やる気さえあれば大きな仕事に携わることが可能になります。
もちろん大きなことばかりではありません。
私たちが何気なく着ている服や食べ物の多くを提供しているのも会社です。
そしてすぐに利益を生まない研究や分析に時間とお金をかけられるのも、会社があるおかげ。
忘れがちなことですが、個人でできないことができるのは会社員の醍醐味でしょう。
好きな仕事に集中できる
会社員は好きな仕事に集中できます。
意外に思うかもしれませんが事例があります。
30代会社員(営業職)Kさんの例ですが、彼女は副業でコンサルタントの仕事をしていました。
彼女は営業の仕事が好きなので、今は副業をほぼ休止して会社員としての仕事を軸に楽しそうに働いています。
好きな仕事をするというと、起業やフリーランスというイメージがありますが、会社員でも実現している人はいますよ。
会社のお金でスキルアップできる
会社員は会社のお金でスキルアップできます。
研修があったり資格取得のために費用が補助されたりすることもありますが、それだけではありません。
給料をもらいながらスキルアップできる。
新卒の会社員はほぼ何もできないけれど、いくらかもらえるじゃないですか。
この記事を書いている私も商品の企画開発や販売ノウハウは会社勤務時代に身につけたものですよ。
会社のお金でスキルアップできるので、会社員も悪くないでしょう。
会社が責任をとってくれる
万が一ミスしても会社が責任を取ってくれるのも会社員が悪くない理由の一つです。
個人で仕事を始めたらそうはいかない。全て自分が責任を負うことになりますからね。
毎月もらえる給料
多い少ないの不満は起こりうるにしろ、会社員は毎月給料がありますよね。
会社員も悪くないと言える最大の理由と言えるでしょう。
仕事が順調に流れているとしても、明日はどうなるかわからない不安が尽きません。
しかし会社員は、会社が存続する限り、給料は支払われるので安心感がありますね。
福利厚生がある
福利厚生がしっかりしているのも会社員が悪くない理由の一つですよね。
■法定福利厚生
- 健康保険(会社が半額負担)
- 介護保険(会社が半額負担)
- 厚生年金保険(会社が半額負担)
- 雇用保険(会社が費用の原則2/3を負担)
- 労災保険(会社が全額負担)
- 子ども・子育て拠出金(会社が全額負担)
出典引用:法定福利厚生https://www.nttba-east.co.jp/service/associe-club/column/course/course4/
すごいですねぇ。
会社員の人が見たら当たり前かもしれませんが、起業したらすべて自力で稼いだお金から捻出しなければならないですよ。
ここまでをもう一度まとめます。
- 会社員も悪くない7つの理由
- 社会的な信用がある
- 大きな仕事ができる
- 好きな仕事に集中できる
- 会社のお金でスキルアップできる
- 会社が責任をとってくれる
- 毎月もらえる給料
- 福利厚生がある
会社員の自分ではあたりまえ過ぎてわからなかったです。会社員に向いてる人はどんな特徴があるの?
会社員に向いている人の特徴
会社員に向いている人の特徴を解説します。
冒頭でもお伝えした通り適正が合えば会社員でいた方が幸せですよ。
次のとおりです。
- 会社員に向いている人の特徴
- 役割があると燃える
- 組織で動くのが得意&好き
- 割り切れる
- ルールの中で最高の能力が出せる
- 安心&安全を第一に考える
わかりやすく解説しますね。
役割があると燃える
役割が与えられると燃えるタイプの人は会社員に向いてます。
会社員は必ず職務を与えられます。
役割が与えられると燃える人には最高。
与えられた役割が仮に自分が苦手な仕事でも、それはそれと立ち向かえる人にはぴったりの働き方。
会社員として生き抜くことができるでしょう。
組織で動くのが得意&好き
上司・部下・同僚と周りの人と調和をとりつつ、与えられたプロジェクトをすすめることが好きな人にも会社員は向いてます。
チームで仕事をする方がやる気の出る人にぴったり。
スポーツで例えると個人競技より団体競技の方が合うタイプのような人ですね。
割り切れる
良い意味で割り切れる人は会社員に向きます。
上司や会社の理不尽な対応や、無駄と思えるような会議やルールにもそれはそれと割り切って従える人ですね。
組織の一員として働く場合、自分に選ぶ権利がないことが沢山あります。
思惑通りにいかないことがあっても、やる気を落とすことなく働ける人にはぴったりです。
ルールの中で最高の能力が出せる
決められたルールや条件の中で最高の能力を発揮できる人に会社員は向きます。
出社時間を守ったり、決められた場所で働くなど会社のルール&社風に自分を合わせて働ける人ですね。
安心&安全を第一に考える
とにかく手堅く安心したいというタイプの人に会社員は向いてます。
福利厚生が整い、決まった給料をもらえることがとにかく大事と考える人ですね。
ここまでをまとめますね
- 会社員に向いている人の特徴
- 役割があると燃える
- 組織で動くのが得意&好き
- 割り切れる
- ルールの中で最高の能力が出せる
- 安心&安全を第一に考える
会社員に向いてない人の特徴を知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ。
▶会社員に向いてない女性10の特徴【辞める判断基準も公開】会社員以外の生き方も紹介
自分にできることを会社に売る意識が大切
最近は「ジョブ型雇用」という言葉が目につくようになりましたね。
●ジョブ型雇用とは
ジョブ型雇用とは、企業の中で必要な職務内容に対して、その職務に適したスキルや経験を持った人を採用する雇用方法のことを言います。
引用:人材育成・研修・マネジメント用語集https://bit.ly/3anPhxA
会社員もプロとして独自のスキルを磨き続け、生き延びていかねばならない時代の到来ですよね。
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」という歌詞の含まれた曲が昭和時代にありましたが、もはや化石化している。
自分にできることを会社に売る意識が今後は必要になるでしょうね。
自分にできることの見つけ方
「自分にできることがわからない」という人もいますよね。
- その大半は思い込み。
今の環境ではあたりまえ過ぎて気づけないことが多いのです。
例えばパン屋に勤務する人は、自分だけではなく周りの人もパンが焼けるでしょう。すると「自分はパンを焼くことができる」と認識できないことがあります。
このようなことがあちこちで起こります。
そこで大切なことは、程度は二の次に、
自分にできることを棚卸しすることです。
半ば強制的に自分に質問しながら思い出すのが重要。
どのような質問を自分に投げかけたらいいかわからない方のために自分の棚卸&分析に使える70の質問集 を無料でお配りしています。
「できることがわからない」という人に対し、私が個人セッション(月々3万円)をする質問から厳選しました。
お困りの人が多いためお配りしています。
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いつまで無料配布するかわかりません。
必要な方は今すぐ入手し、保管しておくといいですよ。
下記からどうぞ。
なりたい姿を軸に働き方を決めよう
これからの時代はなりたい姿を軸に働き方を考える時代です。
働き方も多様になり会社員や個人事業の垣根を超えやすい時代になりました。
かくいう私も会社員&個人事業という2つの顔を持ちながら働く10年間を経験しています。
会社員の安定性と個人事業のやり応えの2つを手にした働き方でした。
自分がどうなりたいのか、仕事に何を求めているか、思い描き働き方を決めるといいです。
将来の方向性の決め方【やりたい軸となりたい軸の2択です】も合わせて読むと理解できると思います。
会社員も悪くないと楽しむ人インタビュー
転職をしながら会社員としてのスキルを伸ばし続けている女性たちです。
とても楽しそう。
会社員に向いている人達ですので参考にどうぞ
(各4分程度のインタビューです)
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