会社員のまま起業するにはどうしたらいいか知りたいな。
注意点も教えてほしい。
そんな疑問に答えます。
本記事の内容
この記事を書いている私は、
会社員のまま起業した経験者。10年以上、2つの仕事を続けていました。
現在、女性の生き方やキャリアに向き合う塾を9年間続けています。
これまで延べ2000人の転職や起業に役立つ各個人の“強み”を見出し続けてきました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版するなど、楽しく生きています。
(※商業出版です。自費出版ではありません)
※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
会社員のままリスクなく起業する3ステップ【経験者が語る】
「会社員のまま起業する」。
そのとおりなのですが、どっちつかずになるリスクはあります。
どっちつかずにならないよう次の3ステップを覚えておいてくださいね。
ステップ1:起業する目的を明確にする
ステップ2:起業テーマを考える
ステップ3:スキル(専門性)を身につける
順を追って解説します。
ステップ1:起業する目的を明確にする
起業するテーマを考える前に、「自分はなぜ起業するのか?」を明確にしましょう。
・副収入が得られればいい。
・将来は会社員を辞めて完全起業したい。
・自由な時間と場所で働きたい。
など、起業する理由を明確にしておくことが重要です。
なぜなら曖昧にしておくと、得たい結果が得られず消化不良に陥ることがあるからです。
たとえば、将来、会社を辞めて完全起業することを目指すならば、「稼ぐ金額」を最優先にしたモデルを作ることになるだろう。
「月5万円稼げればいい」という人とはビジネスモデルも働き方も変わってくる。
やりたいことだからと手を出したものの、稼げる金額が低すぎて、完全起業にたどり着けないという人も見かけます。
ご注意くださいね。
ステップ2:起業テーマを考える
「何を売るか?」ということですが、これまで身に着けたスキルがあればそれを売るという手もあるでしょう。
ところが、そんなスキルがある人ばかりじゃないですよね。(私も無かった)
自分に売るようなスキルがないときは、自分がどんな人の悩みを解決できるか(解決したいか)を考えると起業アイデアの突破口になります。
下記の2つの記事も参考に。
ステップ3:スキル(専門性)を身につける
これが一番、時間がかかり且つ、大切なものです。
ここから目を背ける人は起業するのは難しい。
自分がどのような人の悩みを解決できるかを考えたときに、実現するスキルがないと絵に書いたモチ状態になるでしょう。
そのためにスキルを身につけることは大事です。
スキルはどうやって身につけるのか?
スキルを身に着けていくためには「学ぶ⇒実践する」を繰り返すしかない。
・なりたい姿を実現している人を観察する。
・スクールやセミナーに通う。
・本を読む
・スキルを身につけるための転職をする。
などが上げられます。
どれも時間と行動力が必要となるものばかり。
私自身は、「なりたい姿を実現している人を観察する」「スクールやセミナーに通う」を多様しています。
実現している人が成功するまでのプロセスは参考になりますから。
セミナーに通うと、意識の高い人やすでに実現している人に出会うことができるので、その場でも情報を得ることができます。
オンラインセミナーでは得られない「横のつながり」ですね。
私自身の実体験は、週末起業で会社を辞めずに副業を10年続けて知ったこと【初告白】に書いています。
お金よりも「徳」を稼ぐ
起業に取り組むときは、最初からいきなりお金を稼ごうとしない方がいいです。
まずは顧客対象になりそうな人に、無料でもいいからサービスを提供して満足してもらう経験を積むこと。
このとき120%の力で向き合い続けていると、稼ぐチャンスは広がっていくものです。
私自身も、無料でコンサルティングをしていた時代もありました。
『お金を稼ぐよりも「徳」を稼ぐ』を徹底しましょう。
会社員のまま起業するときの注意点
会社員のまま起業するときの注意点を順に解説しますね。
焦らないこと
会社員のまま起業する場合、平日の夜や週末という限られた時間しか起業に関わることの準備ができません。
それだけに思うように進まず、結果も出ない状況が続くことになるでしょう。
激しい焦りが生まれます。
「自分が考えている3倍くらい遅いスピードで進む」くらいの感覚でいたほうがいいですよ。
働きすぎない
フルタイムで働く会社員の仕事をしつつ、起業準備するとなるとキャパオーバーになりがちです。
特に女性の場合は注意が必要。
「無理はしても無茶はしないように」とよく私の塾の受講生には伝えていることです。
目的を見失わない
たとえやりたいことがあったとしても、自分の目的を果たせているか、結果と照らし合わせるようにしましょう。
目的を見失わないようにビジネスモデルを考えていきましょう。
起業するときに大切なこと
「答えのないことに全力で力を注ぎ込む勇気」がないと起業は難しいです。
売れるか売れないかを始めとして、起業すると答えやマニュアルがないことばかりしなければなりません。
自分で仮説を立ててやってみる。それが正解だったか結果を検証する。
うまくいってなかったら改善点を探す。というプロセスを繰り返すことになります。
起業するときに大切なものは、答え合わせをする行動力と勇気ですね。
やりたいことじゃないとガマンできない
会社員のまま起業するとなると、モチベーションを保ち続けるのは大変なことです。
そのため、やりたいことや好きな仕事でないと続かない可能性が大きいです。
成果が出ない時間が年単位で続く可能性もあるので、それでも楽しめることを選ぶことをおすすめします。
要は「経過」を楽しめる仕事を選んだほうがいいということですね。
完全起業につなげる最後のステップ
会社員のまま起業すると、24時間という限られた時間の中では、出来ることに限界を感じるときがくるでしょう。
そのとき、会社を辞めるという選択肢との葛藤が起こります。
ここに大きな壁がありますよ。数年単位で悩む人もけっこういますからね。
会社を辞めるか否かという選択肢までたどり着いたときは、自分が今後どう在りたいかを思い描いてみましょう。
今の自分の働き方のソノサキに、自分の目指す姿が見えていれば今のままでも問題ない。
しかし見えないのであれば動く必要はあるということですね。
リスクなく会社員を辞めて起業する方法
私の場合は、「会社員のまま起業」という道のほかにもう一本、道を作りました。
不動産賃貸業を始めて定期収入を得るという道です。
これで生活費の目処をつけて、起業しているのです。
起業してもお金のためだからと、やりたくないことをしたくなかったからです。
手持ちの資産を作る時間もかかるので、長期的な人生戦略が必要になります。
しかしながらリスクなく起業するひとつの手段ですね。
まとめ
今の時代は会社員や起業などの境目が、どんどんうすくなっている時代です。
会社員であっても副業OKの会社は増えているし、週3日は派遣社員で働き、残りの日を起業して稼ぐなんて人もいます。
これまでの働き方にとらわれず、自分に合った働き方を模索していくことが大事ですね。
以上となります。
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