この記事を書いている私も、自分らしさを見失った経験者です。
そんな私が今や、生き方やキャリアの方向性を決める塾を10年以上続けています。これまでに2000人以上の“強み”を見出し、受講生たちの自分らしさを取り戻す手助けをしてきました。
私は「この仕事が好き! 自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」(大和出版)」という本を出版するなど、自分自身も楽しく生きています。
自分らしさがなくなったときはツライですよね。
自己嫌悪に陥り、自分が嫌いになることもある。早々に対処しないと、本当の自分を取り戻せなくなり、いつまでも他人に身をゆだねる人生が待っているかもしれません。
この記事は、自分らしさがなくなったと感じる人に向けた内容です。見失った自分を取り戻す方法について詳しく解説しています。
「たった一つの方法」だけマスターすれば大丈夫ですよ。
驚かれるかもしれませんが、自分らしさを気にせず働く人が9割と言っても過言ではありません。
放置するとモヤモヤが蓄積されて、取り返しのつかないことになりかねません。最後までお読みくださいね。
自分らしさがなくなる理由
自分らしさとは、本来持っているはずの個性や特徴を表すものです。これがあってこそ自分らしく生きることができる。
ところが、日々の生活の中で、自分らしさを見失ってしまうことがあります。その理由は以下の3つです。
理由1: 他人の期待に応えようとする
一つ目の理由は、他人の期待に応えようとするあまり、自分自身を見失ってしまうのです。
親や友達、同僚の期待に沿うように振る舞うことで、本来の自分を忘れてしまうことがある。
まるで自分の意見や気持ちを無視して、他人の望む自分になろうとするようなものですね。
理由2: 忙しい日常に追われる
よくある二つ目の理由は、忙しい日常に追われ、自分自身を見つめ直す時間がなくなること。
仕事や家事などに追われる中で、自分の時間を持つことが難しくなってしまう。
こうして、何が好きで、何を大切にしているのかを忘れてしまうことが少なくありませんね。
理由3: 比較と競争の中で自分を見失う
SNSや周囲の成功している人々を見て、「自分もそうならなければ」と思うことで、自分のペースや価値観を見失ってしまうのです。
他人と自分を比較することは、自分らしさを感じにくくさせる原因の一つです。

大人になると、誰しも自分らしさを見失いやすくなると言えますね。
「自分らしく生きているか」自己診断
「最近なんだか自分らしくない」「本当はどう生きたいのか分からない」そんな風に感じている人は少なくありません。
自分らしさを取り戻す第一歩は、まず“今の自分がどういう状態にあるか”を知ることです。
下の10項目にチェックを入れて、いくつ当てはまるか確認してみましょう。
□ 周囲の期待に無理に応えていない
□ 自分がどう感じたかに敏感になれている
□ 他人と自分を必要以上に比べていない
□ 自分の価値観を大切にしながら行動できている
□ 熱中できること・関心があることがある
□ 自分の弱さも個性として受け入れている
□ 自分の意見を素直に表現できている
□ 自分に必要な「休みや距離」を適切に取れている
□ 自分らしくあるために、時には「NO」と言える勇気がある
- いくつチェックが付けられましたか?
もし半分以上に当てはまらなければ、それは自分らしさを少し見失っている合図かもしれません。
それでは本題の自分らしさを取り戻す方法をご紹介します。
自分らしさを見失った人が取り戻す方法
まず、いきなり結論からお伝えします。
- 物事に対して感じることをモニターする
- 感じた感情にそのまま従う
このプロセスを繰り返します。
「それだけ?」と思うかもしれませんが、実践するのは大変ですよ。
まず、自分がその瞬間に何を感じているのか、自分の気持ちを見つめる機会を増やす必要があります。楽しいことばかりではなく、つらいことも含めて全ての感情を受け入れること。
具体的には、あらゆる物事を以下の2つに照らし合わせて仕分けしましょう。
- 「好き」か「嫌い」か?
- 「やりたい」か「やりたくない」か?
以上に仕分けすることで、やがて本当の自分らしさが見えてきます。
たとえば、
「営業は好き」
「事務は嫌い」
「音楽はロックが好き」
「並ぶのは嫌い」
「ビールが好き」
「山より海が好き」
このように感じることで、あなた自身の人物像が浮かび上がってきませんか?
『快活な人』のイメージですよね。
物事に対するリアクション(反応)から生まれるイメージ感こそが「自分らしさ」なのです。
自分らしさを取り戻した事例

自分力活用講座
多くの人が“自分には何もない”と感じています。実際に浅野塾の受講生の中にも、そう感じていた方がいました。そこで、浅野塾で変化した方の事例をご紹介します。
メーカー勤務の新井佑子さんは、このままぬるま湯の会社で一生を終えたくないと感じ、転職活動を始めました。
ところが履歴書に自己PRが書けず、私には何もないと自信を失いかけていたそうです。
そんな時に浅野塾を知り、講座に参加。これまでの経験を徹底的に棚卸し・分析するプログラムに取り組む中で、自分には強いキャラクターがあると繰り返し指摘され、避けてきた“らしさ”に気づきました。
自分の強みや価値観が整理され、私はこういう人間なのだと胸を張って言える自信が芽生えたのです。
その後、自然体で職場に臨んでみると、人との関わりが驚くほど楽しくなり、これが本来の自分なのだと実感できたといいます。
新井さんは、自分らしく生きてみるだけで日常がこんなに変わるとは思わなかったと振り返ります。
今では、自分らしさを強みにして将来はビジネスをしたいと、前向きな目標を描けるようになりました。詳しい体験談はこちらからご覧いただけます。
【悲報】自分らしさを気にせず働く人が9割
「仕事だから辛くてもガマン」と自分に言い聞かせている状況が多い。しかし、無意識になっていて、ガマンしている感覚がないかもしれません。
例えが悪いかもしれませんが、まるでデータ通りに動いているロボットのよう。感情や個性を抑えて、機械的に働いているようなものです。
ただ、日本で働くには、ロボットのように指示に従う人の方が働きやすいと言えます。会社に入社してから与えられる職務や、頻繁に起こる人事異動に対して、文句も言わず対応できるからです。

何も文句を言わずに働ける人は、ロボットのように動ける人ですもの。
ところが「自分らしく生きたい。働きたい」と感じる人がいるのも確かでしょう。
それはまるで「自分の意思」を持ち始めたロボットのよう。彼らが自分らしく働く道を探そうとする姿が目に浮かびますよね。
自分らしさを見失った人たちの特徴
自分らしさを見失った人たちは、「きちんと役割を果たそう」「相手の気持ちを尊重しよう」という気持ちの強い人が多いです。
真面目で感受性の強い人に見受けられる傾向にありますね。
与えられた役割に違和感を持つと、動けなくなったり、やりたくないことにはパフォーマンスがガタ落ちしたりします。
自分らしく生きることができない人の特徴について詳しく書いた記事があるので、のちほどご紹介します。
仕事が出来ると自分らしく働くは違う
仕事がバリバリとデキる人は、自分らしく働いているかと言えばそうでもない。仕事で必要とされるキャラクター(らしさ)はまったく別モノです。
例をあげて解説します。
ホテルマンとして働く人をイメージしてください。「真摯でおだやか」「きちんとしている」「やさしそう」というキャラクターを求められますよね。
しかし「自分らしいか?」と問われると答えは「NO」でしょう。「仕事が出来る」と「自分らしく働く」はイコールではないのです。
好きなことを仕事にせざるを得ない人
驚かれるかもしれませんが、好きなことを仕事にせざるを得ない人がいます。「自分らしくいたい。自分らしく働きたい」と考えるような人。
このような人たちは、好きなことややりたい仕事をした方が幸福度は高まります。なぜかというと、待遇・収入がよかろうとも、自分らしさを感じなければ満足しない人たちだからです。
もしも、自分自身が該当しているのであれば、ある程度の収入を得ていたとしても、本当に辛いのなら転職を考えた方がいいかもしれません。

年齢を重ねるほどキツくなります。私も経験者です。
自分の本の宣伝みたいになってしまい恐縮ですが、こちらの本の161ページ「好きなことを仕事にせざるを得ないチェックシートを参考にするといいでしょう。
【結論】自分の強みを活かせることをしよう
自分らしさを見失った感を持っているのであれば、自分の見つめ直しをきちんとすることが大切です。
そして、
自分の“強み”を活かせることに時間と労力を集中させるのです。“強み”にはスキル・知識などのほかに「自分らしさ」も含まれているからです。
自分らしさこそは最強の強み【重要】
大げさに聞こえるかもしれませんが、「らしさ」は人生の大逆転劇を醸し出す最良の強みです。自分らしさは、あなたにしかない魅力。
- 人は無意識に「らしさ」に引き寄せられる。
その証拠に、芸能人をイメージするとわかりやすいですよ。好きなタレントと嫌いなタレントを思い浮かべてください。なぜか好きと嫌いに分かれるのでしょう?
タレントそれぞれ「らしさ」に違いがあるからです。「激しい突っ込みをする人は嫌い。物ごしの優しい話し方が好き」のように好みが分かれるでしょう。
それは決して難しいことではないです。日常生活でも普通に起こる。好きな上司・嫌いな上司。好きな同僚・嫌いな同僚などがいい例です。
それぞれの振る舞いや言動の一貫性に現れる「らしさ」によって、好みが分かれているのです。
自分に備わっている”らしさ”を好きと言っている人に向けて仕事をすることで、あなたが高く買われるようになりますよ。
詳細は下記に書いてます。
▶自分らしさは自分だけの強み【オンリーワンの見つけ方】自己最高の売り・魅力になります
自分らしさの中に自分の価値は眠る
この記事を書いている私も前職では、自分らしく働いているとは言えない仕事をしていました。
しかし、講師の仕事をする機会を得て、受講生たちに出会ったとき、自分の鏡のように思えたのです。
男性中心社会で働いている女性たちが自分を押し殺して働いている。(私にはそう見えました)
まさに「私らしく働いている状態」です。
女性に向き合う仕事こそ、私自身の“強み”がぴったりハマったということでしょう。自分らしさの中に、本当の自分の価値が眠っています。
もしも今の仕事にモヤモヤとした感覚をお持ちなら、先ずは自分の見つめ直しをすることをおすすめします。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
もしも、「自分らしさがなくなった」「自分を見失った」と感じていたら、本当の自分を見つけるチャンスです。
自分らしさを取り戻したい気持ちがピークに達しているときですからね。
そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」を、必要な方々にしばらく無料でお配りしようと思います。
一つ一つの質問に丁寧に答えることで、見失っていた自分を取り戻すことができますよ。
制作に10年の歳月をかけました。以下、充実した内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
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私との直接のやりとりもできますよ
「自分らしさを取り戻したい。専門家のサポートを受けながら実行したい」と感じている人は、以下の受講からスタートしてみるのも一つの方法です。
15年以上の研究を重ねた「自分史分析プログラム」で解決できます。入門コースもあり、価格以上の特典付きなのでリスクもありません。
ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません。募集を終了している場合はご了承ください。
詳しい内容はこちらをご覧くださいね。
自分を見失った人へのおすすめ記事紹介
1. 自分らしく生きることができない人の特徴と対処法|自己肯定感を高め他人軸から脱出しよう
この記事では、自分らしく生きられない人の特徴とその対処法について詳しく解説しています。自己肯定感を高め、他人の期待に振り回されずに自分軸を取り戻す方法が具体的に紹介されています。自分らしさを見つけるための第一歩として参考になる内容です。
2. 「自分らしくない」と感じた時のベストな対処法【30分で解決】モヤモヤを防ぐ7つの習慣も公開
自分らしくないと感じた時にすぐに実践できる対処法を紹介しています。30分でできる解決法や、日常生活で自分らしさを保つための7つの習慣が具体的に書かれており、すぐに役立つアドバイスが満載です。
3. 自分らしく生きる覚悟の決め方|2000人指導の専門家が解説
この記事では、自分らしく生きるための覚悟を持つための7つの方法が解説されています。100人いれば100通りの生き方があるという前提で、それぞれが自分の人生を生きるための具体的な秘訣が紹介されています。自分の道を見つけるための手助けとなる内容です。
これらの記事も参考にすることで、自分らしさを取り戻し、自分自身をより深く理解するためのヒントを得られるでしょう。
それでは、自分らしさを取り戻して、ワークライフを楽しんでくださいね。以上となります。
ではまた。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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