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パラレルキャリア歴10年の経験者が語るメリットと始め方。注意ポイントも紹介【実例】

パラレルキャリア歴10年の経験者が語るメリットと始め方。注意ポイントも紹介【実例】

パラレルキャリアの現実を経験者に聞きたい人
パラレルキャリアのメリットや注意点を知りたいな。
どうやって始めたらいいかも知りたい。

そんな疑問に答えます。

パラレルキャリアという言葉をよく耳にするようになりましたよね。

パラレルキャリアとは、本業を持ちつつ第2の活動をすることです。

ちなみにですが、パラレルキャリアは収入を得ることだけが目的の場合は続かないかも。

けっこうタフな働き方ですからね。

  • ただ、ハマったときは最高です。

もう一つの人生を楽しめる感じですよ。

この記事を書いている私は、パラレルキャリアという言葉が世に知れ渡る前から10年以上2つの仕事を続けていました。

現在は第2の活動であった仕事を本業に転換しています。

そんな実例をもとに、パラレルキャリアのメリット・注意点・始める方法などを解説します。

最後までお読みくださいね。

3分ほどで読めます。

  • この記事の信頼性が不安な方へ
    ※読み飛ばしOKです

この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。

現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。

日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。


詳しいプロフィールはこちらです

パラレルキャリアのメリット

パラレルキャリアのメリット

もしも、「パラレルキャリアの魅力をひと言で教えて」と言われたら、「自分の未来を切り開けるのが魅力」と経験者の私は答えますね。

10年続けて知ったパラレルキャリアのメリットは次のとおりです。

  • パラレルキャリアのメリット
  • 消費ではなく生産で楽しめる
  • 複数のスキルが身につく
  • 収入が上がる
  • 本業との相乗効果がある
  • 思い切った仕事ができる
  • 常識に縛られなくなる
  • 幅広く人脈ができる
  • 起業の準備になる

順に解説しますね。

消費ではなく生産で楽しめる

私が最もメリットを感じたことは、消費活動ではなく、生産活動によって週末を楽しめることです。

大多数の人は、本業がお休みの日はゴルフをしたり旅行をしたりお金を使って(消費して)楽しく過ごしますよね。

一方、

パラレルキャリアの場合は、本業がお休みのときは、お金を稼いで(生産して)楽しく過ごします。

パラレルキャリアの最大のメリットは、お金を生みながらストレス発散したり楽しんだりできることだと思います。

私は本業がお休みの日に講師の仕事をしていました。

楽しくてエキサイティング。

セミナー前日は眠れないほど楽しみでした。

消費ではなく生産で楽しめるのは最高ですよね。

複数のスキルが身につく

パラレルキャリアの働き方をすると、当然のことながら本業と合わせて2つ以上のスキルが身につきます。

前職の私は、本業では人前で話をするような機会はありませんでした。

しかし講師の仕事の方ではやらざるを得ない。

更に、講義コンテンツ(内容)も作らねばなりませんでした。

少しづつ勉強してできるようになりました。

もしも本業の仕事だけでしたら生涯身につかなかったと思いますよ。

 収入が上がる

収入が上がるのもパラレルキャリアのメリットですよね。

しかも本業の仕事で生活費はまかなえていたので、得られた収入を貯金にまわすことができました。

第2の仕事で得た収入は3年目くらいまで経費以外まったく使わなかったので、その後は不動産投資の頭金になりとても助かりましたよ。

本業との相乗効果がある

本業との相乗効果があるのもパラレルキャリアのメリットです。

本業で身についたものを。第2の仕事で活かせて、その逆もあるということ。

私は小さな会社で働いていたこともあり、お金も優秀な人材もいない環境で、大きな会社にない製品を生み出していました。

そのときのノウハウは、第2の仕事で行う講義内容の一つとして活かされています。

又、第2の仕事で得られた人脈を駆使して、本業の仕事の精度を上げました。

パラレルキャリアの働き方をしていなければあり得なかったと思いますね。

思い切った仕事ができる

ざっくばらんなお話、本業があるので第2の仕事は失敗できると思ってました。

失敗できると思えば思い切れるでしょう。

私が初めての本を出版したときは、パラレルキャリア真っ只中のときでしたけど、万が一コケても本業があるのでまったく問題ないと考えてましたね。

常識に縛られなくなる

常識に縛られなくなるのもパラレルキャリアのメリットですね。

特に私は本業と第2の仕事、全く違う業界・職種の仕事をしていたので、それぞれの業界の常識がよく見えました。

例えば私の本業の業界では、FAXのやり取りが常識のアナログな業界でした。

しかし第2の仕事の世界ではFAXを使う機会は全くありません。

ホームページやソーシャル・メディアなどITが溶け込んでいる業界です。

それからはどんどんITのノウハウを本業の方へも取り入れるようになりました。

常識というものは、その業界に浸かっていると意外と気づけない。

パラレルキャリアの働き方をすると、各々の仕事の常識に気づけてありがたかったですね。

幅広い人脈ができる

幅広い人脈ができるのも、パラレルキャリアのメリットです。

第2の仕事で使用しているホームページは、本業で知り合ったWEB会社の社長の会社に依頼しました。

また本業で求人するときは、第2の仕事の方で出会った求人のプロに依頼しました。

業界の垣根を超えた幅広い人脈ができるのもパラレルキャリアの魅力です。

リスクのない起業に繋がる

起業の準備になるのもパラレルキャリアのメリットですね。

会社を辞めてから起業すると無収入期間が発生し、けっこう怖いですよね。

私にはそんな度胸はありません。

パラレルキャリアの形式をとると、第2の仕事の方で起業するので生活できなくなるリスクが無くなります。

第2の仕事で独立する目処が経ってからそれまでの本業を辞める道筋が作れる。

私はパラレルキャリアを12年続けて区切りをつけました。

必ずしも起業しなければならないわけではないけれど、将来起業を考えている人にはいいかもしれませんね。

パラレルキャリアを始める方法

パラレルキャリアを始める方法

パラレルキャリアを始める方法について解説します。

安定収入を確保する

パラレルキャリアを始めるには、先ず安定収入があることが前提になります。

安定収入がないと、とりあえず生活費を稼がねばなりません。それでは精神的ゆとりも得られないので、第2の仕事と悠長なことを言ってられないと思います。

本業に注力したほうがいいですね。

時間を確保する

パラレルキャリアを始めるには、時間の確保が大前提です。

本業が忙し過ぎる人に第2の仕事と言うわけにはいかないでしょう。

リモートワークの普及により通勤時間が無くなるのはパラレルキャリアを考えている人にはいい時代ですよね。

できることを棚卸しする

パラレルキャリアの働き方を始めるにも「どんな仕事ができるか?」を考えねばなりません。

そのためには、自分にできることの棚卸しが大切になります。

そうお伝えするとゲンナリされるかもしれないので、救い船をお出しすると、第2の仕事で生活費まで全てまかなう必要がないのであれば、これまで趣味にしていたことを、仕事に切り替える道もありますよ。

とりあえず自分にできることを明確にしてから考えるといいです。

自分にできることがわからない人は、
自分にできることがわからない理由と見つけ方の秘策|実例あり。何もできない人はいない を参考にどうぞ。

できることの仕入れをする

パラレルキャリアの場合は、第2の仕事を「自分にできることの仕入れの場」と考えて始めるのもいいですよ。

  • 私も取り入れました。

私は第2の仕事として講師の仕事を始めましたが最初の3年間は、ある会社の主催するセミナーの講師としてキャリアを積みました。

報酬は安価でしたけど、セミナーを開催するスキル・ノウハウを仕入れることができました。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

自分にできることが思いつかない人にはおすすめの始め方です

覚悟を決める

最後は覚悟を決めることです。

大抵の人は2つ以上の仕事をする覚悟が決められません。

そりゃそうです。

なんだかんだ言ってパラレルキャリアを実現出来ている人は少数ですから。

周りから「そんなの無理」とか言われることもあるでしょうし覚悟が必要です。

思い切りたい方は、
臆病な人でもできる覚悟を決める方法【決断までの5ステップ】を参考にするといいですよ。

パラレルキャリア活動の注意点

パラレルキャリア活動の注意点

次にパラレルキャリア活動を始めるときの注意点についても解説します。

自分の強みを売りにすること

パラレルキャリア活動の注意点として、自分の強みを売りにすることが大事。

パラレルキャリアをするとき、第2の仕事では時間的なハンデがあります。

そしてその仕事を本業にしている人もいる。

普通に考えれば太刀打ちできません。

それだけに自分の強みを売りにする仕事をしないと厳しいのです。

自分の売りとなる強みの見つけ方については、下記記事を参考にどうぞ。

焦らないこと

パラレルキャリアに焦りは禁物です。

先ほどもお伝えしたように、第2の仕事に割ける時間には限りがあります。

本業にしている人と比較すると、愕然とすることがあるかもしれません。

しかしながら時間的なハンデがあることは、始める前からわかっていたこと。

焦らずマイペースで挑む心構えが必要です。

楽しめる仕事を選ぶこと

パラレルキャリアの第2の仕事としては、楽しめる仕事を選んだ方がいいです。

なぜなら本業が休みの日を使って働くわけですから、つまらない仕事をしたら苦痛は倍になるでしょう。

それでは人生がつまらなくなります。

体験者からのアドバイスとして、第2の仕事は成果物(お金)よりも、仕事自体を楽しめるかどうかを軸に選んだ方がいいですよ。

本業を疎かにしないこと

本業を疎かにしないのも、パラレルキャリア活動の注意点です。

大半の人は、本業の収入が柱になるでしょうからね。

柱が折れてしまったら、第2の仕事どころではなくなってしまうかもしれません。

また、本業で失敗すると「他の仕事をしているからだ」と言われやすいです。

慎重な行動が求められますよ。

理由(目的)をハッキリさせること

何のためにパラレルキャリアを選ぶのか明確にしたほうがいいです。

パラレルキャリアをこなすには、仕事以外の時間は削られてしまいます。

目的が曖昧だと挫折するのがオチでしょう。

  • 本業をいつか変えたいから?
  • スキルアップの一貫として?
  • 収入を増やす手段として?

など人それぞれ目的は違うでしょうけれど、明確にしないと続かないです。

身体のケアを忘れずに

身体のケアにも慎重な対応が必要です。

特に女性の場合、体力面に不安がありますから注意してくださいね。

休む時間も少ないですし、少しずつ疲労が溜まる可能性があります。

実際、身体を壊して2つの仕事をすることが怖くなったという女性が私の塾にいらしたことがあります。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

楽しんで仕事をしていても、身体を壊したら元も子もないので注意が必要です

パラレルキャリアに必要な3つのこと

パラレルキャリアに必要な3つのこと

パラレルキャリアに必要なことは、時間・やる気・行動力の3つです。

スキルとか知識は後からついてくるもの。

くどいようですがパラレルキャリアは、第2の仕事に割ける時間に限りがある。

  • 考えている時間はもったいないです。

一刻も早く行動を始め、何が自分に足りないか見つけ出しながら学び続けることです。

やり抜くためにはやる気が必要になる。

パラレルキャリアは、例えるなら二刀流ですからね。一つを極めるのも大変なことに、敢えて挑むことを忘れないように。
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

精神論的なお話ですけど、やり抜くには大切なことだと思いますよ

パラレルキャリアで人生が変わる

パラレルキャリアで人生が変わる

私はパラレルキャリアの経験がありますけれど、始めたくて始めたわけではないのです。

本業では父が創業した会社で働いていたので様々な葛藤がありました。

兄や弟も共に働いていましたし、自分もその会社で人生をまっとうするのが筋だと思っていましたしね。

しかしおもしろいと思える仕事ではありませんでしたし、毎日が苦痛でした。

お金で割り切れるのであればどんなに楽だろうと思っていましたね。

26年勤務しましたが、このまま歳をとったら、身体が動かなくなったとき、他のことをすればよかったと後悔するだろうと思い行動を開始しました。

パラレルキャリアは私の中での最終手段でした。本業を続けつつ、自分の人生を楽しむための折衷案。

そして本業が休みのときに始めた第2の仕事は、それはそれは楽しくのめり込んだ。

次第にスキルも実績も積み上げられ、仕事を切り替えられるときがきたという感じです。

↑こちらがパラレルキャリア時代の私の画像。

パラレルキャリアを始めたときは、第2の仕事が本業に切り替わるなんて考えもしなかったですよ。

私の場合は、とにかく自分の強みにフォーカスして前に進みました。

その先に今がある。

私の経験をもとにした本記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。

以上になります。

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