管理職になる”女性ならでは”の強みはある?よくある悩みも知りたいな。
管理職になるメリットやデメリットも教えて欲しい。
そんな疑問に答えます。
女性も30代になると、管理職を目指すように上司に言われることが多いです。嫌がる人も多く、会社を辞めてしまう人も少なくありません。
そこで本記事では、女性管理職によくある悩みや、女性ならではの強みについて解説します。
女性が管理職になるメリットやデメリットまで踏み込んだ濃い内容ですよ。
本記事は、管理職を求められている女性に向けて書いています。ちょっと目を伏せたくなるようなことも書いてます。
幸せに働き続けたい女性には必読の内容です。最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。管理職の女性も含め2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
女性管理職の”女性ならでは”の強み
女性管理職に見られる”女性ならでは”の強みを解説します。
自分が該当しないなと思っても大丈夫。一般論としてお読みくださいね。
女性管理職の強みの1つ目は、周りに配慮できることです。周りに気を配りながら仕事をする力に優れていますね。
困っている人がいれば助けてあげる、悩んでいる人がいれば相談にのってあげる、うまくできた部下を褒めてあげるなど、気配り&心配りが男性よりも優れている傾向があります。
女性管理職の強みの2つ目は、同性への理解力です。
仕事と家庭の両立、育児について、生理など体調面の理解は、実体験に基づくものがあり、男性よりも優れているといっていいでしょう。
女性管理職の強みの3つ目は、男性にない発想を持っていることです。
女性が購入する商品を開発するときや、働きやすい環境を整えるときは、男性にない発想力を発揮しますね。
女性管理職の強みの4つ目は、フラットな組織作りに強みがあることです。
上司・部下のカベを緩やかに飛び越えたり、部署ごとの縦割りをなくす風通しの良い組織づくりが男性よりも得意です。
これからの時代にマッチしていると言えます。
下記の記事も合わせて読むと
自信が出ますよ
管理職の女性によくある悩み5選
管理職の女性によくある悩みを5つ紹介します。心の準備ができますよ。
管理職女性の悩みの1つ目は、何もわからない漠然とした不安によるものです。
いきなり管理職と言われても、
責任を負えるかしら…
何を身に着けたらいいのか?
部下を育成できるかしら?
など未体験ゾーンに突入する漠然とした不安に襲われがちです。
責任感が強く真面目な女性に起こりがちな悩みですね。
管理職女性の悩みの2つ目は、仕事と家事・育児を両立できるかの不安です。管理職でなくともこの不安はつきまとうものですからなおさらです。
部下をフォローする立場なだけに、自分を犠牲にしなければならないのではないかという不安もつきまといがちです。
管理職女性の悩みの3つ目は、体力の不安です。
それだけに体力がもつのかどうか悩む人が多いですね。
管理職女性の悩みの4つ目は、ロールモデル(行動の模範になる人)がいない悩み。
同じ管理職の女性が身近にいない場合も多く、参考になる人がいないのです。
逆に「あんな上司になりたくない」という反面教師のような管理職女性が身近にいたりすると悩みは深くなりますね。
管理職女性の悩みの5つ目は、性別による偏見への悩みです。
男女差別について騒がれる世の中になったとは言え、男性が上。女性が下という偏見が残っている現場が多い。
男性には自分の仕事を奪われてしまう恐れもあるため、嫉妬の対象になり悩む人がいますね。
下記にここまでをまとめます。
- 管理職の女性によくある悩み5選
- 何もわからない漠然とした悩み
- 家事・育児との両立への悩み
- 体力の不安による悩み
- ロールモデルがいない悩み
- 性別による偏見の悩み
管理職になると得られるメリット
女性が管理職になると得られるメリットについて解説します。
管理職になると得られるメリットは次のとおり。
- 管理職になると得られるメリット
- 収入アップのチャンス
- 責任のある仕事ができる
- 自由が利くようになる
- 存在感が増す
順に解説しますね。
女性が管理職になると得られるメリットの1つ目は、収入アップのチャンスになることです。
企業も今後、女性と男性の給料格差を見直す方向に動くでしょうからチャンスと言えますね。
女性が管理職になると得られるメリットの2つ目は、責任のある仕事ができることです。
管理職になるということは、それだけ責任のある仕事に就くことができるということになります。
やり遂げたときの充実感はこれまで以上のものになりますね。
女性が管理職になると得られるメリットの3つ目は、自由が利くようになること。
私の塾の受講生の例ですが、管理職になり、出社時間を遅らすことができるようになり、仕事と私生活のバランスが取りやすくなったという人がいますよ。
女性が管理職になると得られるメリット4つ目は、存在感が増すことです。
自分の意見が通りやすくなり、自分で決められる範囲も広がります。
プロジェクトも大きくなり、うまくいけば周りからもイチモク置かれる。
会社の中での存在感が増すことになるでしょう。
管理職になると失うデメリット
女性が管理職になるデメリットについても解説します。企業によって違いもあるので、あくまで参考として捉えてくださいね。
次のとおりです。
- 管理職になると失うデメリット
- 残業が多くなる
- 男性になめられやすい
- ビジネスライクな感覚も必要になる
- 評価が厳しい
順に解説しますね。
女性が管理職になるデメリット1つ目は、残業が多くなることです。
残業しなければならないリスクが高まります。
女性が管理職になるデメリット2つ目は、男性になめられやすいことです。
女性の人たちなら体験していると思うので解説はあまりいらないかもしれませんが、男性があまり言うことを聞いてくれないことが多いです。
人一倍成果を出さないとなかなか認めてもらえない悲しいことが多いです。
女性が管理職になるデメリット3つ目は、ビジネスライクな対応も必要になることです。
管理職になると、会社や上司の意見を部下に伝えて、行動させる仕事が多くなります。
やりたくない仕事をする可能性が高まるデメリットがありますね。
女性が管理職になるデメリット4つ目は、評価が厳しいことです。
男性と同じミスをしても、より厳しい評価を受ける機会もあるでしょう。
理不尽に感じる機会も増えて、ストレスが増す恐れがあります。
管理職になるように上司から求められています。注意点を教えてください
管理職になった時の注意点
女性が管理職になったときに注意しておいたほうがいいことも解説します。
- 管理職になった時の注意点
- 感情的にならないように注意
- 論理的に話すように注意
- 結論を先に話すように注意
- 嫉妬に注意
順に解説します。
女性が管理職になったときの注意点1つ目は、感情的にならないことです。
「女性は感情的」と男性は思い込んでいる人が多いため要注意。
ひと呼吸おいて話すように心がけて冷静さを心がけましょう。
下記の記事が参考になります。
▶嫌われることなく本音で話す方法|本音と意見の使い分け必要。本心で話す相手選びに注意
女性が管理職になったときの注意点2つ目は論理的に話すことです。
理由と事例を含めて話すように心がけるだけでも、説得力が変わります。
図解を駆使して説明するのもいいですね。注意すべきところです。
女性が管理職になったときの注意点3つ目は、結論を先に話すようにしましょう。
仕事中は時間に追われることも多いため、短くハッキリ伝えるように心がけねばなりません。
「結論は先、理由は後に話す」とキモに命じておくといいでしょう。
女性が管理職になったときの注意点4つ目は嫉妬です。
特に優秀な女性は嫉妬を買いやすい。男性に屈辱感を与えてしまいがち(女性はそんな気ないのに)。
根まわしや配慮が必要になります。
会社から管理職女性に求められること【企業側のメリット】
会社から管理職女性に求められることについて解説します。
企業にとって、女性活用はどのようなメリットがあるのか理解しておきましょう。口に出して言ってもらえないことも多いので、知っておいたほうがいいですよ。
これを知っておかないと
何をどう頑張っていいかわからず、
やる気の低下につながりますよ。
調整力を求められる
会社から管理職女性に求められることの1つ目は、調整力です。調整力とは、会社や上司の意向を、部下にうまく伝えて動かすこと。
女性に限らず管理職であれば誰にでも求められるものなのですけどね。
男性にはへんなプライドがあったり、意地を張ったりする人も多いため、女性ならではのしなやかさを期待されている感じですね。
男性にはない視点を求められる
会社から管理職女性に求められることの2つ目は、男性にない視点です。
新たな風を吹き込み、
会社の停滞を防ぐ狙いがある
のです。
女性部下の悩み相談を求められる
会社から管理職女性に求められることの3つ目は、女性社員(部下)の悩み相談です。
女性スタッフのマネジメントは、
これからの企業に不可欠なので、
必要とされていますね。
世間評価を高めることを求められる
会社から管理職女性に求められることの4つ目は、「世間評価を高めること」を求められることでしょう。
女性管理職の活躍を社会から
求められているわけです。
【朗報】立場が人を作る
「女性管理職を目指せ!」と上司に言われ追い込まれる女性も少なくありません。そこで一つお伝えしたいのは、「立場が人を作ることもある」というお話。
どうしてもイヤになったら、今後の身の振り方を考えてみてはいかがでしょう。
私自身も管理職を一度味わったことで得られた知識や経験は宝になってます。
管理職になるよう求められたら下記の記事に目を通すといいですよ。
▶女性の管理職に向いてる人の特徴|なってはいけない人も紹介【なりたくない女性が8割】
自分ならではの強みを明確にする
「女性管理職を目指しなさい」と上司に言われたとき、自覚したほうがいいのは自分ならではの強みです。
自分の強みを理解すればブレずにこなせます。
密かに学んでいる強みの言語化
多くの女性管理職の方々が自分の強みを理解し、自信をつけるために行ったことはブランド・プロフィール作りです。
- ブランド・プロフィールとは
- コア・コンピタンス
これまでの経験の中に潜むあなたにできること、優れた能力を指します。 - コア・エッセンス
自分らしさのこと。あなた自身の行動の一貫性がかもし出すあなたにしかない魅力。 - メリット
自分が誰の役に立てるのか?
以上の3要素を400字程度で書き込む自己紹介文です。
- ケーブルテレビ会社に勤務している女性管理職の住吉加織さんのブランド・プロフィール事例をお見せしますね。
住吉加織さんのブランド・プロフィール事例
4歳の頃より14年間バレエの指導を受け、女性特有の群れる習性の中でも生き抜く術を学ぶ。小・中・高校時代には学級委員や生徒会長を歴任。
大学では社会学を学び群集心理の研究も行い、同時に学生アルバイトとして教育業界人材会社に勤務。
個々の講師の強みを活かすマッチングを得意とし、大手塾からの依頼が増加。一人では対応しきれない程になる。
2001年、日本最大のケーブルテレビ会社に就職。現在まで13年間勤務し、マネージャー職にまで昇格する。
仕事の相談のみの教育指導に限界を感じ、部下の公私に渡るサポートを行う独自の人材育成&組織管理手法を構築。
強い個性や問題を抱えている部下など組織の中では評価されにくいスタッフをまとめあげ、
生産性や業務効率化が選定基準となる組織評価全国1位を2016年から2年連続で獲得。
多様性のある人材を活かす新組織立ち上げのエースと期待されている。
以上を読むと「すごい人だ」と思うかもしれませんが、ご自身はまったく自覚してませんでした。
「自分の強みがどこにあるのか知りたい。今の会社では十分評価してもらえていると思うが、本当にこのままでいいのか。後悔しない人生を送りたいと思ってます」(※住吉さん談)
そんな動機で私の講座にいらした方です。こちらにブランド・プロフィールを作り終えた住吉さんの心境が詳しく書かれていますので参考まで。
「女性管理職を目指せ!」と言われ困ったら、ブランド・プロフィールづくりに挑んでみるといいでしょう。こちらの講座で作れます。
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ここまでお読みになったお礼と言っては何ですが、自分の見つめ直し完全マニュアルをお配りしています。
管理職ともなれば、今の自分からもうワンランク自分を引き上げる必要に迫られるでしょう。そんな時に役立つ自己理解ツールの数々です。
以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
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以上となります。
ではまた。
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