「期待されること」それは良いことのように思われていますよね。
しかし、それが重いプレッシャーとなり、自分を縛りつける感覚に陥ることがあります。
そもそも「他人の期待に応える必要がある」というのは、思い込みのひとつに過ぎません。
とはいえ、社会生活を送る上でそれを完全に無視するのは難しいのが現実。
この記事では、期待されることが苦手な人の特徴、その背後にある原因、そしてそのプレッシャーをどう乗り越えるかについて解説します。
また、「期待されるのが苦手」という感覚は自分の強みになるという驚愕の事実も公開しました。
最後まで読むと、期待されることもあまり気にならなくなりますよ。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
期待される機会の多かった人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
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期待されるのが苦手な人の特徴
これから解説するそれぞれの特徴は、期待されることに対する感じ方と深く関連しています。順に解説しますね。
特徴1: 過度な自己評価の低さ
期待されるのが苦手な人の特徴の1つ目は、過度な自己評価の低さです。
自分の能力や実績を他人よりも低く見てしまう傾向があります。
この特徴が顕著に現れるタイプの人は、
- 自分の失敗ばかりを強く記憶する。
- 他人の高い評価を受け入れられない。
- 自分の考えを他人に伝えるのが苦手。
以上の行動パターンの人が多いです。
特徴2: 他者との比較を頻繁に行う
期待されるのが苦手な人の特徴の2つ目は、他者との比較を頻繁に行うこと。
他人の成果や行動を見て、自分を過度に劣っていると感じる傾向があります。
この特徴が顕著に現れるタイプの人は、
- 他人の成功を見ると落ち込む。
- 自分の進捗を他人と常に比べる。
- 他人の成功を自分の失敗と捉えがち。
以上の行動パターンの人が多いです。
特徴3: 完璧主義の傾向
期待されるのが苦手な人の特徴の3つ目は、完璧主義の傾向です。
100点満点でないと満足できない、一つのミスも許せないという考え方をする傾向にありますね。
この特徴が顕著に現れるタイプの人は、
- 計画を達成できないと強く落ち込む。
- 他人の小さなミスも気になる。
- ミスを繰り返し反省。過度に自責する。
以上の行動パターンの人が多いです。
特徴4: 過剰に遠慮する
期待されるのが苦手な人の特徴の4つ目は、人間関係において過剰に遠慮する傾向があります。
他人を不快にすることを極度に恐れ、自分の意見や感情を正直に伝えられないことも多いです。
この特徴が顕著に現れるタイプの人は、
- 人間関係での摩擦を避けるため、自分の意見を抑えがち。
- 他人の要望を優先し自分を後回しに。
- 感謝や謝罪の言葉を過度に使用する。
以上の行動パターンの人が多いです。
特徴5: 過剰な未来への心配
期待されるのが苦手な人の特徴の5つ目は、過剰な未来への心配です。
未来の出来事や結果に対する不安が強い傾向ですね。
この特徴が顕著に現れるタイプの人は、
- 未来のシナリオを想像し、悪い結果ばかり考える。
- 新しい挑戦に対して慎重になりすぎる。
- 「もしもの」シチュエーションを常に考えてしまう。
以上の行動パターンの人が多いです。
特徴6: 自己表現が苦手である
期待されるのが苦手な人の特徴の6つ目は、自己表現が苦手であること。
自分の考えや感情を他人に伝えることが難しく、内向的になる傾向です。
この特徴が顕著に現れるタイプの人は、
- 自分の考えを他人に伝えるときに言葉を選びがち。
- グループの中で発言することを避ける。
- 人前で話す場面で不安を強く感じる。
以上の行動パターンの人が多いです。

これらの特徴を持つ人たちは、周りからの期待に特有の反応を示して、彼らの行動や考え方に影響しますね。
なぜ期待されるのが苦手?その原因
次に、期待されることが苦手と感じる原因を解説します。対処するためにも必要な知識です。特徴の解説と少し内容がかぶりますが、大切なことなのでしっかりお読みくださいね。
原因1: 過去の失敗経験
期待されるのが苦手な原因の1つ目は、過去の失敗経験によるもの。
期待されていたことを達成できなかった過去の経験や、他人からの批判を受けた体験がトラウマとなっている場合です。

もうニ度とあんな思いをしたくないという気持ちからですね
原因2: 育った環境や家庭の背景
期待されるのが苦手な原因の2つ目は、育った環境や家庭の背景です。
親や保護者から過度な期待を常に受けていた、または逆に期待されることが少なかった環境で育ったことが影響している場合です。

親からは期待されすぎても、されなくても、強く影響を与えるんです。
原因3: 自己評価のゆがみ
期待されるのが苦手な原因の3つ目は、自己評価のゆがみです。
自分の能力や価値を他人の期待や反応を基準にして評価してしまうことから、期待されること自体を過大または過小に捉えてしまうのです。

「他人の評価イコール自分の価値」という思い込みによるものです。
原因4: 社会的プレッシャーへの感受性
期待されるのが苦手な原因の4つ目は、社会的なプレッシャーへの感受性です。
周囲の人々の期待を極度に気にしてしまい、自分の意見や感情を押し殺してしまう傾向がある場合です。

周りの期待が、自分らしい振る舞いを制限してしまうのです。

期待されるプレッシャーへの対処法
期待されるプレッシャーと上手く向き合い、それを軽くする対処法があります。
順に解説しますね。
自己認識を強化する
期待されるプレッシャーへの対処法の1番目は、自己認識を強化することです。
その背後にある理由は、自分の価値観や能力を明確に理解することで、他人の期待に左右されることが少なくなるから。
具体的な方法としては、自分の強みをリストアップし、それを日常生活で意識的に活かすことが挙げられます。
結局のところ、自分の価値を自分で確立することが、この対処法のキーポイントとなります。
自己認識を強化する方法は以下に詳しく書いてあります。
▶自己認識力とは?今すぐ知るべきその重要性と効果的な高め方5選
苦にならないことだけ期待に応える
期待されるプレッシャーへの対処法2番目は、苦にならないことだけ期待に応えればいいと考えることです。
自分の能力を正しく認識し、その範囲内での期待にのみ応えることで、無駄なストレスやプレッシャーを避けることができます。
自分の能力を最大限に活かしつつ、過度な負担を避けることが大切ということですね。
自己肯定感を高める
期待されるプレッシャーへの対処法3番目は自己肯定感を高めること。
この方法を採用すると、他人の期待や評価に左右されにくくなります。
そのカギとなるのは、自分の成功体験を定期的に振り返ること。これにより、自分の内面的な価値が高まり、自己評価が上がります。
ただ、このプロセスで用いる質問の選び方には注意が必要です。
誤った質問をすると、ネガティブ・バイアスという精神作用により、つらい経験や失敗を思い出してしまう可能性があります。
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期待に答えねばの思い込みを捨てる
期待されるプレッシャーへの対処法4番目は期待に答えねばならないという思い込みを捨てることです。
私たちは社会の一員として、他人の期待に応えることを求められることが多い。
でも、そのすべてに応えようとするあまり、自分の心や身体を犠牲にするのはいかがなものでしょう。全ての期待に応える必要はありません。
自分にとって不要な思い込みを取り除くことで、心の自由度を高めることができます。
自分の意志を最優先にすることで、期待のプレッシャーを軽くし、より幸せな日常を過ごすことができますよ。
実力以上のことをしようと思わない
期待されるプレッシャーへの対処法の最後は、 実力以上のことをしようと思わないことです。
自分の能力やスキルを正しく理解し、その範囲内で目標を設定することが重要。
実力を超えた高すぎる目標を設定することは、失敗の不安や期待を裏切る恐れが増し、それが新たなプレッシャーとなり得ます。
現実的な目標と自己評価を行うことで、不要なプレッシャーを排除すれば、自分自身をより大切にできますよ。

以下の記事にも対処法を書いてます。参考にどうぞ。
▶期待に応えるのに疲れたときに自分を守る7つの対処法【断る勇気も必要です】
【結論】期待されるのが苦手という感覚は強みになる
「期待されるのが苦手」という感覚を強みに変えることができます。
拒絶したくなるかもしれませんが本当です。私は何人もそんな人を指導してきたのでわかります。
- 自己更新に集中することです。
他人の期待を気にせず、自分の成長にだけ意識を向けることで、自然と周りの期待も満たされることが多くなりますよ。

これは「期待を無視する」というわけではありません。
自己更新を意識的に追求することで、その過程で他人の評価や期待に自然に応えることができるのです。
私たちにできることは、期待されることに囚われず、目の前のことに全力で取り組むことだけ。
期待のプレッシャーに縛られることなく、毎日を意味あるものにしましょうね。
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