本当の自分じゃないから辛い。
どうしてそうなるの?
辛さを解消して自分らしく生きる方法ある?
そんな疑問に答えます。
人に弱みを見せるのが苦手な人いますよね。他人に頼ることもできず、悩みを抱え込んでしまう。それでは身体を壊しかねません。
結論から言うと、弱みを受け入れて「消化」することが重要ですよ。
弱みを見せない人の特徴の一つとして、真面目でピュアな人が多いですよね。
でも、弱みや辛さを見せない人は、周りと距離を生みやすい。そのほかにも自分の弱みを見せられないデメリットがあります。
この記事を書いている私も弱みを見せるのが苦手な人でした。
これまで2000人以上の方のキャリアや生き方をガイドしてきましたが、同じように強がってしまう苦しさを抱える方をたくさん見てきました。
5分ほどで読めますので、この機会に辛さを解消してくださいね。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
10年以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導く自己分析のプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
弱みを見せるのが苦手な辛さ解消のコツ
弱みを見せるのが苦手な辛さ解消のコツとして、弱みを受け入れ消化することが重要です。
- 簡単なようでけっこう難しい。
先ずは、弱みを見せない人の特徴や原因を理解しましょう。

弱みを早めに消化するための
基礎知識です
弱みを見せるのが苦手な人の特徴
弱みを見せない人(弱みを見せるのが苦手な人)の特徴は、次のとおりです。
- 弱みを見せるのが苦手な人の特徴
- 意地を張ってしまう
- ひと目が気になる
- 浅い付き合いしかできない
- 甘えられない
- 人に頼れない
- 相談できない
- へんにプライドが高い
- 気持ちが休まらない
特徴を読んでいるだけでも心の緊張感が見え隠れしますよね。
本当の自分とかけ離れている状態でしょう。
【注意】仕事で陥りやすい「自滅パターン」
特に責任感が強い方は注意が必要です。
弱みを見せられずに限界まで我慢して、ある日突然、身体を壊してしまう。そんな自滅パターンに陥るケースが少なくありません。
仕事を一人で抱え込みすぎて、心も体もすり減っていく。 そうなれば、自分らしく働く状態からは自然に遠ざかってしまいます。
また、得意なことを伸ばすよりも「苦手なことを克服しなきゃ」という思考に縛られ、「常にこうならなきゃ、あれしなきゃ」という衝動に駆られるスパイラルに突入してしまうのです。
自分が本当になりたい姿からどんどん離れてしまう前に、対処が必要ですね。
弱みを見せるのが苦手になる原因
弱みを見せるのが苦手になる原因としては、次のようなものがあります。
- 親の厳しい躾(しつけ)によるもの
- 常に誰かの面倒を見る立場によるもの
- 自己肯定感の低さによるもの
順に解説します。
1.厳しい躾(しつけ)によるもの
弱みを見せるのが苦手になる原因1つ目は、親の厳しい躾(しつけ)によるものです。
日頃から失敗を指摘されるため「失敗は評価の下がるもの」と自動的に脳にインストールされる。
また、兄弟と比較されて育つと、弱みを見せられなくなるケースにつながりやすいですね。
2.面倒を見る立場によるもの
弱みを見せるのが苦手になる原因2つ目は、面倒を見る立場によるものです。
常に誰かの面倒を見る立場であったことから、弱みを見せるのが苦手になるケースもありますね。兄弟の面倒を見る立場であったり、リーダー的役割を担い続けてきたなどですね。

弱みを見せにくい状況
とも言えます。
3.自己肯定感の低さによるもの
弱みを見せるのが苦手になる原因3つ目は、自己肯定感の低さによるものです。
コンプレックスや過去の大きな失敗などが災いしているケースですね。
弱みを自分でも受け入れにくく、見せられなくなる流れになります。

「自己肯定感が低い」
「自分らしくない」
と思う人は下記を参考にどうぞ。
弱みを消化する方法
弱みを見せるのが苦手な辛さを解消するためには、弱みを消化する必要があります。
- ちなみに「消化」は克服と違う。
消化とは、よく理解して自分のものにすることを意味します。弱みを消化することで、気持ちがスッと楽になります。
そのためには、自分の本心に向き合う習慣をつけましょう。「甘えたい」「弱音を吐きたい」「愚痴をいいたい」などこれまで封印していた本心があると思います。
(※人に言う必要はありませんよ)
重要:「弱み」と「愚痴」は違う
ここで多くの人が勘違いしてブレーキをかけてしまうのが、「弱みを見せること」と「愚痴を言うこと」の混同です。
この2つは、決定的に違います。
◉弱みを見せること: 「自分の状況や限界を冷静に伝えること」です。 これは相手に迷惑をかけるどころか、周りに助けてほしい、助言してほしいと伝える建設的な合図です。
◉愚痴をこぼすこと: 「感情のままに不満や不快をぶつけること」です。 一時的なガス抜きの役割はありますが、建設的な関係性にはつながりにくいものです。
弱みを見せることは、自分を素直に開示すること。 本心にフタをせず「そんなことを思う人間だ」と素直に自身を受け入れましょう。
ありのままの自分を受け入れられるようになると、潔さが生まれます。

潔さが生まれたとき、
弱みを消化することが
できますよ。
弱みを見せるメリットとデメリット
弱みを見せるメリットとデメリットについて解説します。
弱みを見せるメリット
弱みを見せるメリットは、人との距離が近づき、信頼関係が生まれることです。
威圧感のある上司が奥さんに頭の上がらないシーンを目撃したときを思い浮かべてください。ちょっと親近感湧くじゃないですか。弱みは誰にでもあるものですからね。
また、自分の弱さを共有することで、他者も自分の弱さを出しやすくなり、関係が対等に近づいていきます。いわゆるお互いさまの絆が生まれるのです。
自分が得意で、誰かが苦手なことに対しては、自分が助けられるし助言することができる。 そんな「ウィンウィン(Win-Win)」の関係を作るきっかけにもなります。
- 心の負担を軽くし、サポートを受けられる
- 好きな人や友人とより密接な関係を築ける
- 自分と他者との関係を深める手段になる
これらのように弱みを見せるメリットは、意外に多いのです。 弱みを見せても、あなたの価値は下がりませんよ。
弱みを見せるデメリット
弱みを見せるデメリットは、信用を失うリスクがあることです。
また、弱みを突かれて勝負に負けてしまう危険性もあります。
例えばスポーツ選手が弱みを見せず戦っている様子を思い浮かべるとわかりやすいですね。
特に男性の上司や同僚に対して弱みを見せることは、間違った印象を与えがちです。適切な方法で見せることで、共感や支援を得やすくなります。

まとめると以下になります
- 弱みを見せるメリット
- 人との距離が近づく
- 弱みを見せるデメリット
- 信用を失うリスクがある
弱みの見せ方のコツ3選
上手な弱みの見せ方について解説します。弱みを見せるメリットを最大限に活かし、デメリットを最小限にします。
弱みを見せる意図をハッキリさせると苦手意識を軽減できますよ。
1.相談に持ち込む
弱みの見せ方のコツ1つ目は、相談に持ち込むことです。
弱みを見せる意図は、
- 自分と相手の心的負担を軽くする。
- 助けようとする気持ちを勝ち取る。
以上の2つ。
例えば、事務作業が苦手な弱みがあるならば、「事務を手伝ってください」と言うと自分にも相手にも心的負担が大きい恐れがある。
そこで「どのようにすればいい?」と相談に持ち込むのです。
弱みの見せ方のコツですね。
2.「ここだけの話」と相手に言う
弱みの見せ方のコツ2つ目は、「ここだけの話」と相手に言うことです。
弱みを見せる意図は、相手との距離を縮めるためです。
「ここだけの話」と言って弱みを見せると、二人の間だけの秘密めいたものがあり、相手との距離がグッと縮まるでしょう。素直さを見せられるので好感度アップを見込めますよ。
3.重い雰囲気を出さない
弱みの見せ方のコツ3つ目は、重い雰囲気を出さないことです。
あまり気にしていない様子を醸し出しつつ、弱みを見せるのです。意図としては、深刻であると相手が受け取らないようにする配慮です。

まとめると以下になります
- 弱みの見せ方のコツ3選
- 相談に持ち込む
- 「ここだけの話」と相手に言う
- 重い雰囲気を出さない
弱みを見せていいときと悪いとき
補足ですけど、弱みを見せていいときと悪いときがあるのでご注意くださいね。
弱みを見せていいときは、相手とある程度の信頼関係があるときです。
そのようなときは親近感につながり、お互いの距離が近づくきっかけにもなりうるものですね。
一方、
弱みを見せない方がいいときは、相手との信頼関係が薄いときです。
もしも自分の体調が悪いとき、診てもらうお医者さんから「私はあまり診療経験がないです」なんて弱みを見せられたらどう思いますか?
不安になりますよね。相手への評価も下がる。

信頼関係が薄いときは、
弱みを見せるタイミングでは
ありませんよ。
弱みを見せられない人に役立つ記事
下記の記事をお読みになると弱みも悪いものじゃないと思えますよ。合わせてお読みいただくと弱みの消化がすすみます。
(解説) 弱みをうまく利用しつつ、強みを伸ばすことこそ最強の克服方法が書いた記事です。
▶弱みを強みに変える7つの実践ガイド【成功事例から学べます】
(解説) 劣等感は強みになることもあることを解説。少し視点をズラすことで克服につながることが書かれた記事です。
▶劣等感を強みに変える5つの方法|自信を取り戻す実践ステップ
(解説) 「強みは、弱みの裏返し」とよく言われます。しかしそんな単純なものではなく弱みを掘り下げる必要があることを説いた記事です。
▶「強みは弱みの裏返し」に違和感がある?弱みが武器になる理由
弱みを受け入れると生き易い【経験談】
この記事を書いてる私も弱みを見せるのが苦手でした。
ちなみに子どもの頃は、テストで100点を取らない限りほめられることもなく、運動が苦手だから水泳、字が汚いから書道など、弱点克服系の習いごとばかりさせられてましたね。
気づけば弱みを見せるのが苦手な人になっていた。(もちろん親のせいだけではありませんよ)
そんな私の変わるきっかけは、出版講座に参加したとき。周りの受講生の凄さに圧倒された。
- 観念して自分を見つめ直しました。
そこで弱みを潔く受け入れたら、同時に自分の強みも受け入れられるようになりました。そのおかげで出版できたのがこちらの本です。

この本のプロフィールには、28年間彼女がいなかったことや離婚の経験まで書きました。
弱みと思い込んでいた経験の中で培われたものを本に書いたからです。

弱みを見せるのが苦手な人に言いたい。
本当の自分を受け入れてあげてください。
- 弱みを見せたからといって自分の価値は落ちません。
この記事との出会いをきっかけに、自分を見つめ直すことをおすすめします。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

最後になりますけれど、自分の見つめ直し完全マニュアルを作りしました。
自分を見つめ直すのもけっこう手強いですよ。弱みばかり思いついたりして…。そこで、数々の質問を自分に浴びせ、本当の自分を導き出す構成になっています。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ

本心を受け入れ、弱みもその一部として抱きしめれば、新しい自由が手に入ります。心を開く勇気を持つことで、予想外の支援を得られることもあります。弱みを受け入れることは、自分を愛する第一歩。この記事が、そんな一歩を踏み出すお手伝いができたら幸いです。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算15年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
















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