キャリアUP・仕事・働き方

自分にしかできない仕事の見つけ方7選|個性から導く仕事作り

自分にしかできない仕事をするなんて、夢のようなことができるのでしょうか?

誰もがその人だけのユニークな輝き「個性」を持っています。その個性を存分に活かすことで、自分にしかできない仕事と出会い、創り出すことは十分に可能です。

もちろん、魔法のように簡単に手に入るものではありません。ご自身の個性やこれまでの経験と、今まで以上に深く掘り下げていくことが求められます。

この記事では、自分に隠れた個性を見つけ出し、自分にしかできない仕事、AIにも負けない働き方を生み出す7つのステップを、専門家の視点から分かりやすく解説していきます。

この記事を読み終えるころには、未来への希望と具体的な行動プランのヒントを手にしていることでしょう。

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
自分にしかできない仕事を見つけた人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

そもそも「自分にしかできない仕事」とは?

自分にしかできない仕事とは、 その人が持つユニークな個性や経験を活かし、AI(人工知能)や他者に簡単にまねのできない、独自の価値を提供する働き方のことです。

多くの方は、自分にしかできない仕事と聞くと、何か特別な才能や高度な技術がなければ不可能と考えがちです。

  • しかし、必ずしもそうではありません。

大切なのは、他の誰かと同じことができるかどうか以上に、ご自身の個性を通して、どのように価値を生み出し、提供できるかです。

たとえ同じようなスキルを持つ人がいたとしても、「この人だからお願いしたい」と選ばれる。それこそが、ここで目指す自分にしかできない仕事の姿です。

なぜ今「自分にしかできない仕事」が重要か

今の時代は、働き方が大きく変わろうとしています。AI技術の進化は多くの仕事のあり方を変える可能性を秘めています。このような変化の中で、自分自身の価値をどう打ち立てていくかが問われている。

ここで言う「個性」とは、何も奇抜なことや、誰の目にも明らかな特別な才能だけを指すのではありません。誰しもがごく自然に持っている、その人ならではの考え方や感じ方、行動の傾向こそが、これからの時代を照らす強力な光になります。

たとえば、大勢と活発に交流するのが得意な方もいれば、一人でじっくりと物事に向き合い、特定の人と深い関係を築くのが得意な方もいます。

どちらが優れているということではなく、それら全てが、かけがえのない大切な個性です。

持ち前の個性が発揮される自分にしかできない仕事を意識すると、仕事に追われるのではなく、自然と集まってくるようになります。

何よりも、自身の働きが誰かの役に立っているという手応えは、日々の活動に深い満足感とやりがいを与えてくれるでしょう。

変化の多い現代だからこそ、このような働き方が、私たちにとってますます大切になっているのです。

【実例】「あなただから」と選ばれる仕事

自分にしかできない仕事のイメージをより具体的につかむために、身近な例をご紹介します。

私が通う美容院には、いつも指名しているRさんという美容師さんがいます。そのお店には、Rさんよりも技術的に優れている店長さんもいらっしゃいます。それでも私がRさんを選ぶのには理由があるのです。

Rさんはお客様一人ひとりの情報をとても大切にしています。どのようなお話をしたか、どんな性格の方か、髪質や普段のお手入れの状況はもちろんのこと、どのような話題に興味を持ち、楽しんでくれるか。あるいは、そっと静かに過ごしたいお客様なのか。そういったことを細かくメモし、ほぼ全てのお客様について把握しているそうです。

一見すると、そんなことをしているようには見えない、ふんわりとした雰囲気の方なのですが、この見えない努力の積み重ねが、お客様からの信頼につながり、多くのリピーターを生んでいるのでしょう。

Rさんよりもカット技術が優れている美容師さんは世の中に多く存在するはず。しかし、「Rさんに髪を切ってもらいながらお話しする時間が楽しい」「私のことをよく分かってくれている」という価値は、Rさんだからこそ提供できるもの。まさにあなただからと選ばれる仕事の一つの形です。

もう一つ、以前私の講座にいらした養護教諭のIさんの例をご紹介します。

Iさんは長年、小中学校の保健室の先生、いわゆる「保健室の先生」として勤務されていました。意外なことに、ご本人は子どもが特別好きという人ではありませんでした。

Iさんは精神面や身体面に関して非常に熱心に勉強を重ねていました。すると、生徒だけではなく、親御さんや同僚の先生方からも、育児のストレスや職場の人間関係といった、深い悩みを相談されることが多くなったそうです。

私はIさんのその深い知識と、多くの大人の悩みに寄り添った経験こそが、Iさんならではの個性であり強みだと感じました。

そこで、生徒だけでなく、大人たちに向けたカウンセリング、いわば『大人の保健室』のようなお仕事をされてみてはどうかとご提案したところ、Iさんはその道に進むことを決意されました。

心理学の勉強をするために通信制の大学に通うようにもなりました。これもまた、ご自身のユニークな経験と個性が、自分にしかできない仕事へと昇華した事例と言えるのではないでしょうか。

自分にしかできない仕事を作る7ステップ

自分にしかできない仕事を見つけ、そして作り出していく7つのステップを解説します。詳しくは後ほど解説しますが、全体の流れは以下のステップになります。

順にわかりやすく解説しますね。

1. 「自分」という原石を知る

1. 「自分」という原石を知る

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの1つ目は、ご自身の内面を深く掘り下げ、「自分」という宝の原石を徹底的に知ることから始まります。 

いわば「個性の棚卸し」ですね。多くの方は、ご自身の素晴らしい資質を当たり前のこととして見過ごしがちです。

ここで注目したいのが、個性の中に潜んでいる「偏執性(へんしつせい)」とも呼ばれる、ユニークな資質です。これは、他の人とは少し違うこだわりや感じ方、あるいは無意識の行動パターンを指します。

例えば、次のようにご自身に問いかけてみましょう。

  • 他人より長時間続けても苦にならないこと、逆に短時間でできてしまうことは何か?
  • 他の多くの人が「嫌だ」「苦手だ」「つらい」と感じることでも、ご自身は「全く平気」、あるいは「むしろ楽しい」と感じることは?
  • 周りの人を見て「なぜ、こんな簡単なことができないのだろう?」と不思議に思うようなことは?

感情面についても同じように掘り下げてみましょう。

  • 他の人は何も感じないようなのに、無性にこだわってしまうこと、どうしても許せないと感じることはありますか?
  • どんなことをすると心が躍るように嬉しかったり、楽しくなったりするか? 

以上のような喜怒哀楽の琴線に触れる「偏り」も、大切な個性の一部です。

これといった理由はなくても、「なぜかそうしてしまう」「なぜかそう感じる」という、偏った資質に、その人ならではのユニークさが隠されています。

そして、この棚卸しにおいて特に重要なのが、

「他人からの反応」に注目すること。過去に、次のような経験はなかったでしょうか?

  • 何かをしたときに、「すごいね」「そんなことできるの?」と驚かれたことは?
  • 「手伝ってほしい」「これを頼みたい」と頼りにされたことは?
  • 「相談に乗ってほしい」と打ち明けられたことは?
  • 純粋に褒められたことは?

これらは、ご自身の個性が輝き、他者に良い影響を与えた瞬間に起こることです。

過去の経験を丁寧に振り返り、ご自身だけの原石を見つけ出してみましょう。自分を知るためのさらに詳しい方法については、こちらの記事でご紹介しています。

自分を知る方法|専門家が監修!自分を知り尽くす10のヒント【自己理解チェック診断ツールも公開】 

2. 自分が求められる「市場」を見つける

2. 自分が求められる「市場」を見つける

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの2つ目は、棚卸しで見えてきた興味やスキル、つまり自分にできることを活かし、求められる「市場」をどのように見つけるかというステップです。

自分が満足するだけでなく、それが誰かのニーズ(必要とされるもの)と結びついて初めて仕事として成立するからですね。

  • この市場発見には少しコツがあります。

よくあるのが、競合の真似をしてしまうこと。「みんながそうしているから自分も」という機械的な行動は、ときとしてチャンスを遠ざけてしまいます。

周りがやっているからといって、それが今の時代やご自身にとって最適とは限りません。ときには、「誰もやっていないからこそ、そこに価値がある」という視点も大切です。

特に、古くからある業界の慣習が、現代のニーズとズレていることも少なくないのです。

市場の規模についても、もし個人で仕事をされるのであれば、大きな市場ばかりを追い求める必要はありません

もちろん、参考として市場の大きさを知ることは大切です。でも過度に気にする必要はないでしょう。なぜなら、市場が小さいところには競争相手が少ないというメリットもあるからです。

むしろ、あえて小さな領域に特化し、その分野での第一人者を目指すほうが、個人の場合は成功しやすいです。

トレンド(流行っているもの)やニーズを捉えるときも、表面的な流行だけを追うのは避けましょう。大切なのは、一歩踏み込んで考えることです。

たとえば、流行から取り残された人々が本当に求めているものは何か。また、流行のサービスを利用している人たちの不満や、もっとこうだったらと望んでいる隠れたニーズはないか、といった視点です。

人々の悩みが深い部分や強い欲求が生まれる場所にこそ、個人の人たちのビジネスチャンスは潜んでいます。「Google トレンド」などで世の中の動きを把握しつつ、このような観察眼をもってニーズを探ることが、自分にできることを活かす市場発見へとつながるでしょう。

最初は小さな可能性に思えても、その芽を信じて大切に育てていきましょうね。

3. これ!というニッチを見極める

3. これ!というニッチを見極める

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの3つ目は、ご自身の興味やスキルと、市場の需要が交差する場所、つまり「これだ!」という独自の市場、いわゆる「ニッチ」を見極めることです。

難しく感じるかもしれませんがだいじょうぶです。見つけ方にはコツがあります。

一つは、「多くの人が目を向けていない場所」に意識を向けることです。

大多数が注目する大きな市場や一般的なやり方からあえて視点をずらし、まだ満されていない少数派(マイノリティ)のニーズや、見過ごされている隙間を探してみましょう。

もう一つの重要なアプローチは、ご自身が持つスキル、経験、興味といった複数の要素を「組み合わせる」ことです。

一つひとつはありふれた要素でも、それらを独自に組み合わせることで、他にはないオンリーワンの価値が生まれる場合があります。

  • 具体的な例をいくつか見てみましょう。

たとえば、あるサッカー教室は、一般的な指導ではなく「ドリブル専門」という一点に特化しています。(参考URL: https://rabisqueiro.com/dribble )これは、まさに特定の技術指導というニッチに焦点を合わせた、とてもうまいやり方ですね。

また、広告代理店での勤務経験(広告スキル)と、趣味の車への深い知識(専門知識)を掛け合わせた女性がいました。

彼女は、そのユニークな組み合わせによって、中古車ECベンチャー企業で「他にいない存在」として活躍の場を得ました。

これもスキルを組み合わせて、自分だけの特別な場所を見つけた良いお手本です。

このように、「視点をずらす」ことと「要素を組み合わせる」ことを意識し、ご自身の持つ要素をいろいろな角度から見つめ直すことで、その人だけの特別な「ニッチ」が見つかります。

4. 専門になるまでスキルを磨き上げる

4. 専門になるまでスキルを磨き上げる

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの4つ目は、見つけ出したニッチ市場で確かな価値を提供するために、そこで活かせる専門スキルを徹底的に磨き上げることです。

自分にしかできない仕事を目指す上で大切なのは、「これしかないんだ」という強い気持ちでスキル習得に挑む心構えです。

ご自身に備わったユニークな個性や、それと結びつくスキルは、ある意味で「天からの贈り物」のようなもの。その貴重な資質を存分に仕事に活かし、磨き上げていくことは、「使命」と呼べるようなものなのかもしれません。

それが客観的に見て正しいかどうか、勘違いなのかどうかは、実はそれほど重要な問題ではありません。大切なのは、ご自身が「これが自分の道だ」「このスキルを磨くんだ」と心の底から思い込めるかどうか

そのような強い信念を持って取り組めば、スキルを磨く過程で必ず訪れるであろう壁や困難を乗り越えていくことができるでしょう。その努力が、やがて大きなやりがいへとつながっていくのです。

最初は誰だって、思うように仕事が進まなかったり、スキルが上達しなかったりするものです。

焦らず、諦めず、しかし情熱を持ってスキルを磨き続けること。その地道な鍛錬こそが、ご自身を「自分にしかできない仕事」へと導いてくれるはずです。

たとえば、ジャズ音楽を子どもたちに教えるというニッチを見つけたなら、子どもたちに特化した教授法を深く学んだり、演奏技術そのものをさらに向上させたりといった具体的な行動が考えられますね。

こうした地道な努力の積み重ねこそが、他の誰にもまねのできない専門性を育て、自分にしかできない仕事を形作っていくのです。

5. 応援される人脈を育み広げる

5. 応援される人脈を育み広げる

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの5つ目は、ご自身の仕事を支え、共に成長できる応援される人脈を育み、広げていくことです。

ここで言う人脈とは、単に名刺交換をした数が多いとか、顔が広いということではありません。

本当に心が通い合い、いざというときに自然と手を差し伸べ合えるような、温かい人間関係のことを指します。

そのような関係は、どうすれば築けるのでしょうか。

  • 何よりも大切なのは、「信用」です。

「この人なら大丈夫」「この人に仕事を頼みたい」と心から思ってもらうための絶対的な土台、それが信用に他なりません。

特に、まだ実績が少なかったり、広く知られていなかったりするうちは、まずこの信用を一つひとつ積み重ねていくことが何よりも先決です。

では、どうすれば信用を得られるのでしょう。その答えは、「徳を稼ぐ」という考え方にあります。

相手の方が何を求めているのか、どんなことに悩んでいるのかを察し、それに対して解決の手助けをしたり、価値を提供したりすることを第一に考えるのです。

最初のうちは、直接的な報酬に結びつかないかもしれません。あるいは、ごくわずかなものかもしれません。

しかし、その期間は「勉強させていただいている」「貴重な経験を積ませていただいている」と捉えてみましょう。

自分は相手に価値を与えながら、同時に成長の機会もいただいているという心持ちでいれば、それは素晴らしい学びとなります。

見返りをすぐに期待するのではなく、まず相手のために誠心誠意尽くす

この「徳を稼ぐ」という心構えこそが、やがて大きな信用となり、ご自身を心から応援してくれる人脈へと自然とつながっていくのです。

まずは自分の方から価値を提供することを意識してみましょう。より効果的に人脈を広げていくためのヒントは、以下の記事も参考になるはずです。

人脈を広げる効果的な7つの方法|仕事に活かす人脈作りの秘訣 

6. 「らしさ」が伝わるブランドづくり

6. 「らしさ」が伝わるブランドづくり

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの6つ目は、ご自身の人間性や提供する独自の価値が明確に伝わるような「パーソナルブランド」を築き上げ、発信していくことです。

ブランドと聞くと、大企業の商品やロゴマークなどを思い浮かべるかもしれませんね。

しかし、個人にとっても自分自身の「らしさ」を打ち出すブランド作りは重要です。なぜなら、それが個性を効果的に伝え、競合との違いをはっきりとさせて、お客様に選ばれる強力な手段となるからですね。

パーソナルブランドを築く上で特に大切なのは、学歴や職歴、資格といった、いわゆる「目に見える実績」だけをアピールするのではないことです。

むしろ、ご自身の「個性」を土台とした、数値や肩書きだけでは測れない「目に見えない実績」もしっかりと掘り起こし、それを自身の言葉で表現することなのです。

たとえば、話をするのが大好きで、多くの人とコミュニケーションをとるのがうまい人がいたとします。

その方が「自分はコミュニケーションが得意です」と言うだけでは、なかなかその魅力は伝わりにくいでしょう。

しかし、そのコミュニケーション能力という個性によって、どれだけ多くの人と、どのような立場の人と、何歳から何歳くらいまでの幅広い年代の人と深い信頼関係を築くことができたのかといった、

その人間力が具体的にどのような成果や感動のエピソードを生み出したのかを語ることができれば、それは強力なアピールになります。

これは、単なるスキルや知識とは異なる、その人の魅力そのものを意味するのです。

このように、「目に見える実績」と、ご自身の個性から生まれた「目に見えない実績」や人間的魅力。これらが掛け合わさり、一貫したメッセージとして伝わったとき、人々は「これは、この人にしかできないことかもしれない」「この人にぜひお願いしたい」と感じるようになります。

ウェブサイトやSNS、ブログなどを活用し、ご自身の言葉で、ご自身のストーリーを発信していくのも、インターネットを活用したブランド作りに役立つ手法です。

7. お客様の声に耳を傾け改善する姿勢

7. お客様の声に耳を傾け改善する姿勢

自分にしかできない仕事を作る7つのステップの最後は、仕事を始めた後、お客様の声を真摯(しんし)に受け止め、提供する価値を改善し続けていくことです。

このステップで最も心に留めておきたいのは、「提供するものの価値は、最終的に受け手が決める」という考え方です。

ご自身では「これは大したことではない」と感じていることでも、お客様がそこに大きな価値を見出してくれるのならば、それがその仕事の真価となります。

逆に、ご自身がどれだけ自信を持っている部分でも、お客様が価値を感じなければ、それは単なる自己満足です。

お客様がご自身の仕事の何に期待し、どのような点に喜びを感じ、あるいはどこに改善の余地があると感じているのか。これらを常に意識し、お客様の声に丁寧に耳を傾け、客観的に分析することが大切です。

そして、その分析結果に基づいて、提供する内容や方法を粛々と、着実に改善し続けていく。この過程では、「自分は価値を感じない」といった自己評価を持ち込まないことが肝心です。

提供したサービスや商品に対して、直接的な感想や意見をいただく機会があれば、それは貴重な学びのチャンスです。

また、アンケートをお願いしたり、お客様の利用状況を観察したりする中で見えてくる改善点もあるでしょう。

このように、お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、改善を繰り返していくことで、提供する価値は磨かれ、お客様との信頼関係はより深まります。

そして、その積み重ねが、ご自身の「自分にしかできない仕事」を、さらに揺るぎない、特別なものへと育てていくのです。

自分にしかできない仕事で得られる本当の価値

自分にしかできない仕事で得られる本当の価値自分にしかできない仕事を見つけ、それを実践していくことは、単に収入を得たり、社会的な地位を築いたりする以上の、もっと本質的な価値を私たちにもたらしてくれます。

それは、お金では買えない、心の充足感や生きがいと言えるかもしれません。

日々の仕事に情熱と意味が生まれる瞬間

日々の仕事に情熱と意味が生まれる瞬間「これが自分にしかできない仕事だ」と心から思えるようになると、日々の仕事への向き合い方が大きく変わってきます。

たとえば、私自身の講師としての経験になりますが、物質的な見返りだけではない、心のこもった感謝や評価をいただいたとき。それは、「人に価値を提供するとはこういうことか」と、仕事の本当の意味に気づかされた貴重な瞬間でした。

それまでの私は、人が何かをくれるときというのは、何か物質的なものを相手に差し上げたときに見返りとして得られるものだ、という思い込みがあったのですが、そうではないと身をもって知ったのです。

また、私が関わらせていただく中で、クライアント様が内面から輝き出し、自信を深め、人生をより良い方向へと進めていく姿を目の当たりにするのも、この上ない喜びであり、仕事への情熱をかき立てられる瞬間です。

転職や起業といった大きな変化だけでなく、日常の中での前向きな心の変化に触れることも、深い感動を与えてくれます。

そういった一つひとつの経験が、「この仕事をしていて本当に良かった」という実感となり、日々の活動への活力と、私自身の仕事が持つ意味を再確認させてくれるのです。

自分らしく輝き自然体でいられる解放感

自分らしく輝き自然体でいられる解放感「自分にしかできない仕事」を見つけることで得られるもう一つの大きな価値は、ありのままの自分で輝き、自然体でいられることからくる「解放感」です。

無理に自分を偽ったり、周囲に合わせて背伸びしたりする必要がなくなると、心は驚くほど軽くなるものです。

まるで、ずっと背負っていた重い荷物を下ろしたかのように、のびのびと羽を伸ばせる感覚かもしれませんね。

ご自身の考えや感情に素直でいられるようになると、日々のストレスも感じにくくなり、何よりも自分自身を肯定できるようになります。

その結果、周りの人々ともより自然体で、心からのつながりを感じられるようになるでしょう。

このように、自分らしさを存分に発揮できる状態は、日々の生活に穏やかな満足感と、生きていることそのものの喜びをもたらしてくれるのです。

経験の全てが「個性」になる

経験の全てが「個性」になる「特別な才能がないと自分にしかできない仕事なんて…」と不安に思う必要はありません。実は、ご自身の経験すべてが、他の誰にもない「個性」となり得るのです。

たとえば、私の講座に参加されたSさんは、ある特定の信仰を持つ家庭環境で育ちましたが、高校時代にその信仰を裏切られてしまう経験をしました。

一時は何を信じれば良いか分からず、大変苦しんだそうです。 

しかし、Sさんはその困難な経験と真剣に向き合い、さまざまな職を転々とし、ご自身の生きる道を模索されました。

そして、かつての自分と同じように悩む方々の心に寄り添うカウンセリングという仕事を見出されたのです。

その複雑で深い経験こそが、他の誰にもできない、Sさんならではの共感力や理解力を生み出す源泉となりました。

このように、一見ネガティブに思えるような経験や、コンプレックスに感じるようなことでさえも、見方を変え、向き合い方を変えれば、その人だけのユニークな強みや魅力に変わることがあります。

大切なのは、ご自身のすべてを受け止め、その可能性を信じることです

自分にしかできないことを見極めよう

自分にしかできないことを見極めよう冒頭でお伝えしたように、自分にしかできない仕事をするためには、深く自分を知ることからスタートします。そのための特別なツールをご紹介します。それは、「自分の見つめ直し完全マニュアル」です。

このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。

  • お名前
  •   
  • メール




こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

私との直接のやりとりもできますよ

LINE友達募集

最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

「自分にしかできない仕事」を見つける道のりは、もしかしたら平坦ではないかもしれません。時には迷ったり、自信をなくしたりすることもあるでしょう。

でも、それを掘り起こし、大切に磨き上げ、誰かのために役立てることができたとき、きっと、これまでに感じたことのないような大きな喜びと、生きていることの素晴らしい意味を見出すことができるはずです。

どうか、自分自身の可能性を信じて歩みを進めてくださいね。心から応援しています。最後までこの記事をお読みいただき、本当にありがとうございました。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

コメント

タイトルとURLをコピーしました