「強み」の本当の意味は?
強みを見つけるときに押さえるべきポイントも知りたいな。
そんな疑問に答えます。
いきなりですが、「強みとは何か?」という質問に、95%の人は正確に答えられないです。
ウソではありません。
実際、私の塾で受講生に尋ねたとき、正確に答えられた人はこれまで一人もいませんでした。
(10年以上連続開催してるけど…)
正確に知らないと、企業の就活面接のとき「あなたの強みは何ですか?」と聞かれても自己PRできないでしょう。
自己分析をしても、強みが見つけられるはずもありません。それでは他人との違いをアピールできない。
フリーランスの人であれば、自分のサービスを売れませんよね。
つまり強みの意味がわからないと、人生損してしまうのです。
そこで本記事では、「強みとは何か?」強みの意味を解説します。
強みを見つけるために重要なことだけ書きました。最後までお読みくださいね。
3分少々で読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性の強み探し&作りの相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
「強みとは何か?」の意味するもの
「強み」を辞書(広辞苑第6版)で調べると、下記のように書かれています。
- 強いこと。また、その程度。
- 頼んで力とするもの。たよりになる点。
いかがでしょう?なんだかボンヤリですよね。
そこで上記を深掘りするポイントは2つある。
以上の2つを押さえればOK。解説を続けます。
本題です。
強みの本当の意味は下記となります。
- 強みとは?
「当たり前にできることの自分の価値」を示す。
これまでの経験や実績と自分らしさを組み合わせたものであり、自分にしかない無形の資産。
もう少し詳しく知りたいです
「実績」と「自分らしさ」を深掘りすると理解できますよ。
次に解説します。
「実績」とは、
- 積み重ねがあるもの
- 求められるもの
以上、2つの要素で成り立つものをいいます。
積み重ねがあろうとも、求められなければ実績とならない。例をあげながら説明します。
「家庭料理を365日作り続けた」というのは積み重ねはありますよね。しかし、このままですと実績とは言い難い。
しかし「料理のできない人に対して家庭料理の作り方を教えられる」という但し書きをつけたならどうなるのか。
料理のできない人にとっては、価値のあるスキル。つまり求められるものとなります。積み重ねと求められるものが揃ってこそ、実績として評価されるのです。
- 実績は他人からの評価ありきで決まる。
まとめますと、
続いて「自分らしさ」の意味を解説します。自分らしさとは、考えや行動の一貫性を示すもの。
例えば松岡修造さんは、情熱的な発言と身振り手振りをしますよね。「松岡さんらしさ」ですよ。
らしさは「この人は好き!(きらい)」と好き嫌いを決める要素であることも覚えておいてくださいね。自分らしさについての詳しい解説は下記に書いてます。
▶自分らしさは自分だけの強み【オンリーワンの見つけ方】自己最高の売り・魅力になります
なぜ実績とらしさの組み合わせが強みなるか解説します。
仮に、実績のみを”強み”と判断されたとしたら、学歴・職歴・資格など目に見える実績のみによっ手選別されるはず。しかしそんな合理的に人を判断しませんよね。
もしも実績のみで評価されるなら、企業の面接試験はいらない。書類審査で済むはずでしょう。熱意や人柄も考慮しますよね。”らしさ”を見ているのです。
また「英語を学びたいな」と考えたらなら、どのような先生から学びたいと思うでしょう?
つまり、実績だけではなく「らしさ」も考慮している。強みかどうかは、実績とらしさの2つの要素が必要ということです。
実績が少ない私でも選ばれるかも!!
心配いらないですよ。”らしさ”が逆転劇を起こしてくれるからね。
強みを見つける時に押さえるべきポイント
強みの本当の意味を理解したところで、強みを見つけるためにおさえておくべきポイントについて解説します。
- 強みを見つけるためにおさえるポイント
- 自分を見つめ直す時間をつくる
- いきなり強みを見つけようとしない
- 自分の棚卸しからスタート
- 強みは手応えを感じないもの
強みを見つけるために大切なことは、自分を見つめ直す時間をつくることです。
大抵の人は、「自分の強みはなんだろう?」とすき間時間に考えるだけ。そんなレベルで見つかるなら誰も苦労しませんよ。強みを活かして生きている人が世の中にあふれかえっているはずです。
そこで重要なのは、いきなり強みを見つけようとしないことが大切です。
まずは自分の棚卸しからスタートすることです。
- 自分にできること
- 1を証明する実績
- 2が生まれるまでのエピソード
以上の1~3を徹底的に深堀りするのです。特に3まで棚卸しすると、実績のみならず「らしさ」を象徴するエピソードまで表に出せます。
注意点としては、強みは手応えを感じないもの。よほど心して進めないと、強みは何もないと思うことでしょう。実感がないからです。
そこで「とりあえず棚卸しをしたい」と思う人のために自分の棚卸&分析に使える70の質問集を作りました。
有料級のものですけれど、しばらく無料でお分けします。但し、いつ無料配布をやめるかわかりません。必要な方は今すぐ入手して保存しておくことをおすすめします。
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また、強みを見つけようと思うなら下記の記事は必読だと思いますよ。
▶強みを探す時にやってはいけないこと7選【その診断は危険です】
強みは掛け算で作られる
補足の知識ですが、強みは掛け算で作られるものです。
例をもとにお話しますと、私の塾にフリーのヘアメイクデザイナーさんがいらっしゃったことがあります。
彼女はもともとメイクが好きで専門学校にも通っていました。
しかしメイクの仕事をしていたらヘアセットも合わせてやってほしいと言われる機会も多くなり、ちょい苦手だったヘアセットも学び身につけることができました。
これまで通算13年間で8000人以上もの人たちをキレイにしています。とても素敵な女性ですよ。
と、できることを掛け合わせて彼女の強みは構成されています。
さらに今は、パーソナルカラーや骨格診断などもできるようになり掛け合わせがさらに増えています。※彼女が強みを認識するまでの感想はこちら
以上となります。
【重要】正しく自分を見つめ直そう
この記事では強みの意味を詳しく解説しました。強みを見つけるだけでなく、使いこなすにはありのままの自分の価値をきちんと理解することが大切です。
口で言うのは簡単ですが、きちんとやるにはコツがあります。下記に押さえるべきポイントを書いてますので気になる方は参考にどうぞ。
▶自分を見つめ直す100の質問|本当の自分とは何かを知る方法
最後になりますが、こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。
私との直接のやりとりもできますよ
自分の強みを活かせる働き方がしたいという方は、こちらの講座を利用するのも一つの方法です。只、いつまで開催するかわかりません。急に止めたらごめんなさいm(__)m
ではまた。
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