稼ぎ口を増やす実践ガイド｜ムリのない複数収入の作り方【経験者が解説】

そんな疑問に答えます。

「副業を始めたいけど、失敗したくない」

「時間的な余裕がない中でも できることはないか」

「何から始めれば良いのか分からない」

そんな悩みを持つ方へ、実践的な解決方法をお伝えします。

今の時代、一つの収入源だけでは将来が不安ですよね。

しかし、ただ仕事を増やせば良いわけではありません。体を壊したり、ストレスで疲弊したりしては本末転倒。大切なのは「ムリなく」続けられる複数の収入源を作ることです。

私は2,000人以上の働く人たちと向き合い、”自分の売りモノになる強み”を活かした稼ぎ方を指導してきました。その経験から導き出した具体的な方法を、40代からでも実践できた体験を交えてお伝えします。

この記事では、

を詳しく解説していきます。

「自分らしい働き方を見つけたい」「好きなことで収入を得たい」という方にも参考になる内容です。ぜひ最後までお読みください。

追伸：本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

ムリなく稼ぎ口を増やすための基本原則

稼ぎ口を増やすとき、まず押さえておきたい大切なことがあります。これを知っているのと知らないのとでは、その後の成果に大きな差が出てきます。

時間を売る働き方は避けましょう

稼ぎ口を増やすとき、まず避けるべきなのが「時間を売る働き方」です。「1時間○○円」のように、働いた時間分だけお金をもらう仕事のことです。アルバイトや時給制の副業がこれにあたります。

理由は単純です。収入を増やすには時間を増やすしかないため、疲れやストレスがたまりやすく、長く続けることが難しいのです。

※ただし、生活費が急に必要になった場合など、緊急時の対応としては検討してもOKです。

稼ぎ口を選ぶときの3つの選択基準

では、どのような稼ぎ口を選べばいいのでしょうか。以下の3つが重要な判断基準です。

順に解説しますね。

基準1：無理なくできるか

一つ目は「無理なくできるか」です。今の生活リズムを崩さず、本業に支障が出ない範囲で始められることが大切です。体調を崩してしまっては本末転倒ですよね。

基準2：続けられるか

二つ目は「続けられるか」です。長期的に取り組め、収入が安定していることが重要です。また、市場ニーズが継続的にあることも確認しましょう。

基準3：短時間でできるか

三つ目は「短時間でできるか」です。効率的に進められ、準備や後片付けの時間が少なく、空き時間を上手く活用できる仕事を選びましょう。

「自分には強みがない」と思う方も多いですが、心配はいりません。ここからは、自分の強みを具体的に見つけていく方法をお伝えします。その前に、まずは簡単な自己診断で、「売れる強み」がどのくらい自分自身の中に眠っているか、チェックしてみましょう。

自分の”売れる強み”発見度をチェック！自己診断ツール

いかがでしたか？

この診断結果は、自分の強みのほんの一部を示しているに過ぎません。点数に関わらず、誰にでも必ず活かせる強みがあります。むしろ、低い点数だった方こそ、まだ気づいていない大きな可能性を秘めているかもしれません。

では、その強みを具体的に見つけ出す方法を見ていきましょう。

”売りモノになる強み”を見つける方法

「強みなんて、私にはない」そう思っている方が大半なのですが、実は、誰もが持っている”売りモノになる強み”があります。ここでは、意外な視点から自分の強みを見つける方法をお伝えします。

「できない」から見つける自分の強み

多くの方は「私には特別な強みがない」と考えがちです。しかし、視点を変えることで、誰にでも活かせる強みが見つかります。

その秘訣は、「できない」という状況を2つに分けて考えることです。

• 「できない」の2つのパターン

自分の「できる」を活かすヒント

重要なのは、自分にできることが他の人にもできるとしても、それは問題ないということです。その理由は以下の3つです。

この違いを理解することで、自分にできることが誰かの「できない」を解決する価値になることが見えてきます。

わかりやすい例では、「家事代行サービス」です。一般的な家事であっても、「時間がない人」「やりたくない人」のために、自分の「できる」を活かせる立派な仕事になります。

自分にできる「強み」の棚卸し方法

「自分にできる強み」を見つけるには、日常生活や仕事の中で「当たり前にできていること」を丁寧に見直すことから始まります。

多くの人は「当たり前」と思っていることに価値があることに気づいていません。なぜなら、自分にとって簡単なことは「誰にでもできる」と思い込んでしまうからです。

以下の10の質問に答えながら、自分の「当たり前」を掘り起こしていきましょう：

実は、この質問に答えるだけでは不十分です。以下の3つの視点で、それぞれの回答を深掘りしてみましょう：

【頻度の視点】

• どのくらいの頻度で頼まれるか
• いつから、そのことができているか
• どのくらいの期間、続けているか

【得意度の視点】

• なぜ、それが簡単にできるのか
• どんなコツを （無意識に）使っているか
• その分野で特に得意な部分は何か

【価値の視点】

• それによって、誰がどんな （価値）を得ているか
• なぜ、あなたに頼むのか
• あなたのやり方の特徴は何か

このように複数の視点で分析することで、自分「当たり前」が持つ本当の価値が見えてきます。それは、ビジネスの種になるはずです。

• 一つの例を見てみましょう

このように、自分の「当たり前」を丁寧に掘り下げていくことで、具体的な自分にできる仕事のアイデアが生まれてきます。自分の強みの棚卸しについての詳細は以下を参考にどうぞ。

▶自分の棚卸しのやり方｜人生の棚卸しでキャリアに潜む強み発見

需要の見つけ方

強みを見つけたら、次は「誰に」「どんな形で」提供するかを考えます。需要を見つけるコツは3つあります：

たとえば、あなたが料理上手なら…

など、さまざまな形で需要と結びつけることができます。

このように、強みの発見から需要の開拓まで、段階的に進めていくことで、無理のない稼ぎ口を見つけることができます。

”売りモノになる強み”を見つけるためには、お金が発生する場面の基礎知識を踏まえながら、自分をきちんと深堀りする必要があります。

下記の記事に詳しく書いていますので熟読してくださいね。

▶仕事に直結する強みの見つけ方｜成功するための3つのステップ【専門家直伝】

【実践編】一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法

次に一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法について解説します。転職にも活かせるノウハウなので参考にどうぞ。

1．相手を変える

一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法の1つ目は、相手を変えることです。

私の例で解説しますね。私は人生史をヒアリングし、売りモノになる強みを見つけるスキルがあります。さまざまな相手に提供し、稼ぐ口を増やしました。

一部を紹介すると、

以上のニーズ（需要）に応えました。すべてに共通するのは、相手の売りモノになる強みを見つけ出していること。

以上のように相手を変えることで稼ぎの口を増やすことができます。相手を変えるだけですから、ムリなく稼ぐ口を増やすことができますよ。

2．切り口を変える

一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法の2つ目は、切り口を変えることです。

某メーカーに勤務していたAさんのお話を事例に説明しますね。

Aさんは、日本で製造していた製品を、海外の特約店に卸す役割を担っていました。国によって様々なニーズに分かれるそうで、仕様を細かく作り変えなければならないかったそうですよ。

そんな仕事を４０代半ばまで続け、その後ある商社に転職しました。転職先は、日本の商社に、日本で売れそうな海外製品を探して売り込む会社。

Aさんは

と発想を切り替えて転職したのです。

Aさんの場合、

以上のように、自分にできることをアレンジしながら、転職先を見極めました。

視点をズラして切り口を変えることで、キャリア選択の幅も広がり、今の仕事を続けながら新しい仕事を増やすことができますよ。

3．副業として売る

一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法の3つ目は、副業として売ることです。具体的には会社員を続けながら、身についたスキルを副業として活用する。

私の講座にいらしたK子さんの例を紹介します。建築設計会社に勤務していたK子さんは、一級建築士の資格を持っていました。

その資格を活かし、一級建築士を目指す人が勉強する塾で講師の仕事を始めました。週末だけの仕事でしかも自分の経験が活かせるのでとても楽しいと言ってましたね。

4．デジタル商品としてスキルを売る

一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法の4つ目は、自分の知識やスキルをデジタル商品に変えて販売する方法です。

例えば、自分の得意分野について、PDFガイド、テンプレート、オンライン講座などにまとめて販売します。これらは一度作成すると何度も販売できるため、時間をかけずに収入が得られます。

初期費用も少なく、販売サイトやSNSで簡単に宣伝できるので、ネットにアクセスできるだけで気軽に始められるのもメリットです。

5．リモートでコンサルティングやサポートを提供する

一つの強みから複数の稼ぎ口を作る方法の5つ目は、特定分野の知識や経験がある場合、そのスキルを活かしてリモートでコンサルティングやサポートを行い、収入を得る方法です。

例えば、Zoomなどのオンライン対話ツールを活用し、対面でのアドバイスを提供します。これにより場所に縛られず、家にいながらも収益を得ることが可能です。これなら、時間や移動の制約がなく、様々なクライアントに対応できるため、多くの人にアプローチしやすくなります。

収入を増やす方法	具体的な実践例と特徴
1. 相手を変える	・働く女性→自分らしい働き方の発見 ・経営者→ブランディングの確立 ・パーソナルトレーナー→差別化戦略の構築 ・結婚したい人→自己アピールポイントの発見 同じスキルを異なる対象に提供することで収入源を拡大
2. 切り口を変える	［Aさんの事例］ ・転職前：日本製品の海外展開（輸出） ・転職後：海外製品の国内展開（輸入） 同じスキルを逆の視点で活用して新しい収入を創出
3. 副業として売る	［K子さんの事例］ ・本業：建築設計会社勤務 ・副業：一級建築士の受験指導 週末限定で本業のスキルを活かした講師として活動
4. デジタル商品化	・PDFガイド制作 ・テンプレート販売 ・オンライン講座提供 一度作成すれば繰り返し販売可能で効率的
5. リモートコンサル	・Zoomでのオンライン相談 ・場所を問わないアドバイス提供 ・時間の有効活用が可能 移動時間なしで効率的なサポートを提供

売りモノになる強みを販売する場所

稼ぎ口を増やすためには、売りモノになる強みを販売する「場所」が必要ですよね。いくつかご紹介します。自分の経験・知識・スキル（できること）を売るお客様探しの場所です。

日本最大のクラウドソーシング。「こんなお仕事して欲しい！」「こんなお仕事できます！」の双方のマッチングサイトだと思うとわかりやすい。

フリーランスの人たちには有名ですけど、会社員の人たちが副業としてやっている人もいますよ。匿名でお仕事を受発注できます。私もお任せしたいお仕事があると、よく利用しています。

クラウドワークスのライバル（？）です。2大巨頭という感じですね。

こちらは女性版クラウドソーシングという感じ。私も何度もお仕事を依頼した経験あります。

女性に特化（と言っても男性も混じってます）しているので、私も安心して依頼することができました。

「知識・スキル・経験など、みんなの得意をサービスとして出品・購入できる日本最大級のスキルマーケット」ってサイトに書いてありますけど、まさにそのまま。
「こんなことも仕事になるんだ！」と眺めるだけでも参考になります。

「ものづくり」に特化しています。家具も、服も、食べものも。靴や財布、器にアクセサリーも・・などなど19個の大カテゴリと245個の小カテゴリがあります。
手先が器用で、ものづくりが好きな人は、作って出品してみるのありですよね。

簡易版ネットショップ作るみたいな感じですね。TVのCMも流れているのでご存知の人も多い。
管理画面がわかりやすくて操作が簡単です。さくっとネットショップが作れます。

notoは「情報を売れるブログ」と言えばわかりやすいかもしれませんね。無料記事を書きつつ、一部有料にするなんてこともできます。文章を書いて稼ぎたい(情報を売りたい)人にはいいですね。

「1時間からピンポイントに相談できる日本最大級のスポットコンサル」とサイトに書いてあります。専門的な知識や技術がある人におすすめ。

私も過去に、融資について元銀行員の人に尋ねたり、システム導入についてソフト会社に勤務するプロからアドバイスをもらいました。
専門的な知識のみならず、経験談や事例も合わせて聞けるのですごく助かりましたね。

 お客さまを見つけるための3つの行動指針

自分の売りになる強みのお客さま探しの補足です。抜け落ちる人が多いので心がけましょうね。

上記を簡単に解説しますと、自分にできることや実績を整理して発信するといい。せっかくできることがあっても、お客さまに知ってもらわなければ売れませんものね。

私も公式ホームページを始め、ブログ・ツイッター・Facebook等々、SNSを通じて発信しています。さまざまな仕事をいただきますけれど、発信しているからこそ起こることです。

また、Yahoo！知恵袋などを見て、あなたが解決できそうな悩みを探すことも大切。「これなら解決してあげられそう」などと、自分にできることがわかります。

また、どのようなことに悩む人が多いかもわかりますね。製品やサービスを考えるヒントになる。

最後に、もしも未経験なことでも頼まれたら「やります」と答えましょう。新しい稼ぎ口に出会うチャンスだから。あなたにできると思われているからこそ、頼まれているのですよ。

お客さまを探すには以上を心がけてくださいね。

稼ぎ口を増やす効率的な方法

稼ぎ口を増やす効率的な方法は次の3つを組み合わせるといいです。

多くの人は、「稼ぐ」というと自分が動いて稼ぐイメージを持っています。時間をとられる難点がありますね。

そこで人に稼いでもらう方法があります。自分以外の人を動かし対価を得る方法です。会社の経営者は会社員に稼がせているでしょう。講師を雇って経営している塾もありますよね。わかりやすい例です。

最後に、お金に稼がせるという方法もあります。いわゆる「投資」です。株式、不動産、最近は仮想通貨とかビットコインとかあれこれあります。

以上の3つを組み合わせると、効率的に稼ぐ口を増やせます。

教えてもらえない！稼ぎ口を増やす意味

補足ですが稼ぎ口を増やす本当の意味をお話しますね。

稼ぎ口を増やすと、万が一ひとつの仕事で稼げなくなっても他の仕事でカバーできるようになりますよね。そうなると将来の不安を和らげる効果があります。

それは「やりたいことを仕事にできる」ということ。やりたいことは必ずしも稼げる仕事ではないかもしれませんしね。他に収入があれば思い切ってできるじゃないですか。

• 私自身もビジネスライフを楽しんでいます。

他の稼ぎ口があるので、セミナーやコンサルティングの仕事をムリに増やす必要がありません。自分を本当に必要としてくれる人だけにがっつり向き合って講義ができる。

好きな仕事をやりたいようにできる。稼ぎ口を増やす本当の意味だと思いますよ。

本記事に書いてあることを実践したい方へ

自分の強みを活かして稼ぎ口を増やすことで、単なる収入増加だけでなく、「やりたいことを仕事にできる」という大きな可能性が開けることをお伝えしてきました。

「でも、一人では不安…」

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そんな方のために、14年以上続いている自分力活用講座を開催しています。

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このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。

最後にお伝えしたいのは、誰にでも、まだ気づいていない”光る何か”が必ずあるということです。日々の生活で当たり前にできていることの中に、素晴らしい才能が眠っている。

私も26年の会社員生活で何度も立ち止まり、悩み、時には諦めかけた時期もありました。でも、そんな経験が今、多くの方の力になれることの喜びへと変わっています。

一人ひとりの中にある小さな「できる」の種が、やがて大きな花を咲かせる。そんな瞬間に立ち会えることが、今の私の何よりの幸せです。共に、その扉の向こうにある、心躍る未来へと歩んでいきたいと願っています。最後までお読みいただきありがとうございます。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ