組織に属さない生き方にあこがれます。
得られるものと失うものは?
絶対に必要なものあるの?
不安定な生活はこわいです。
ぶっちゃけどっちがいいの?
そんな疑問に答えます。
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合ってきました。
2000人以上を指導してきた中で、最近よく耳にすることがあります。
「組織に属さない生き方(働き方)がしたい」というものです。
自由に働き、お金を稼いでいる人を見るといいなと思うのかも。
実際やってみるとわかりますけれど、いい点も悪い点もあります。どっちがいいかと聞かれたら「人による」というお答えになりますね。
本記事では、組織に属さない生き方で得られるもの失うものについて解説しています。どうするかの決め方についても書きました。
組織に属さない生き方をするために絶対必要なものまで網羅した記事です。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
10年以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
- 本記事の内容を音声で聞きたい方へ
私がこの記事の内容の一部を簡単に語っています(※音声のみです)。
8分程度です。通勤や家事をしながらどうぞ。
組織に属さない生き方で得られるもの
組織に属さない生き方で得られるものについて解説します。次のとおり。
- 自由な生活
- がんばり次第で収入アップ
- 仕事量のコントロール
- 好きな仕事を選べる
- ストレス・レスの人間関係
以上です。順に解説しますね。
自由な生活
組織に属さない生き方で得られるものは、自由な生活です。自分で全部決めることができます。
時間の使い方も自分次第となり、好きなときに旅行にでかけたり、お子さんといっしょに過ごす時間をつくることもできますよ。
実際、私も目覚めるとともに仕事して、午後はフリーな生活しています。
がんばり次第で収入アップ
組織に属さない生き方で得られるものの2つめは、収入アップの期待も高まります。
上司の給料を知り愕然とした話もよく聞きます。
組織に属さない働き方ですと、収入アップの期待は膨らみますよね。
仕事量のコントロール
組織に属さない生き方で得られるもの3つめは、仕事量をコントロールできること。
やりたければ仕事も徹底的にできます。逆に収入をそれほど必要としないなら、極限まで働かずに済む。
ご近所に、真っ昼間に洗車したり、身体を焼いているおじさん(たぶん50代)がいます。高級車2台とバイクが2台どーんと駐車場に止まってます。
よく会うので話を聞いたら、フリーで仕事をしている人でしたね。年間2ヶ月がっつり仕事してあとは自由なのだそうですよ。
2ヶ月間はほぼ寝ないで働くらしい、笑。毎日楽しそうですよ。
好きな仕事を選べる
組織に属さない生き方で得られるもの4つめは、好きな仕事を選べることです。
今の仕事が好きではない人いますよね。そんな世界からは解放されます。好きな仕事を選んで、全力投球できますよ。
私の知人(女性)には半分ボランティアのような仕事をしている人がいます。
旦那さんの収入もあり生活費の心配もなく、今は大好きな仕事に集中しているそうですよ。
ストレス・レスの人間関係
組織に属さない生き方で得られるもの5つめは、ストレス・レスの人間関係です。
イヤな上司もイヤミを言う同僚もいません。部下のマネジメントに苦しむこともない。好きな人を選んでお付き合いできます。
私も人の好き嫌いは激しいし、ひとりでいるのが好きなタイプ。それだけに人間関係のストレスは、人生のストレスというくらいイヤ。
組織に属さない生き方で得られるものについては、「会社に属さない生き方」あり?なし?の答え|成功する人の思考にも書いてます。
先走らないでください。失うものも多いです。次に解説しますね。
組織に属さない生き方で失うもの
組織に属さない生き方で失うものについて解説します。
きちんとおさえて前に進まないとヤケドしますから。それなりの覚悟は必要です。
失敗しないよう熟読してくださいね。失うものは次のとおり。
- 安定収入
- 社会的な信用
- 行動の外的なブレーキ
- 仕事の答え
- 暮らしを支える環境
以上の5つ。順に解説しますね。
安定収入
組織に属さない生き方で失うもの1つ目は、安定収入です。
解説の必要ないかもですけれど、定期的な給料はなくなります。
- 組織に属さな人の多くは労働集約型モデル。
なにかしらの事情で働けなくなると今日から収入ゼロ生活に突入するモデルですよ。
労働集約型産業とは?
人間による労働力による業務の割合が大きい産業のことを労働集約型産業と言う
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私の仕事であるセミナー講師やコンサルタントの仕事も当てはまりますよね。
- 仕事しない限り収入ゼロになるリスクはあります。
社会的な信用
組織に属さない生き方で失うもの2つめは、社会的な信用です。
会社員の人はあまりピンとこないかもですけど、会社員はけっこう信用高い。
私は本を出版したり、メディアに取材されたりしています。それでも近所の人には「いったい何の仕事してる人だろう?」と思われているかも・・・
行動の外的なブレーキ
組織に属さない生き方で失うもの3つめは、行動の外的なブレーキです。
組織に属していると出社時間やなにやらのルールありますよね。上司の目もあったりする。
他人からの管理の目がすべて取り払われます。
- 「自由でいい」と思うかもですけれど、サボろうと思えば永遠にサボってしまう。
つまり、自分で自分を律する能力を身につけないと、廃人生活になりかねないのです。
仕事の答え
組織に属さない生き方で失うもの4つめは、仕事の答えです。
会社員であれば上司に聞いたり、同僚と相談したりできますよね。最終的な責任も会社がとる。
仕事の責任は全部自分にのしかかります。
暮らしを支える環境
組織に属さない生き方で失うもの5つめは、暮らしを支える環境です。「福利厚生」というやつですね。
下記を失いますよ。
《福利厚生の例》
●法定福利厚生
社会保険(厚生年金、公的医療保険(健康保険、船員保険、共済組合等)、介護保険、雇用保険、労働者災害補償保険)
児童手当拠出金
●法定外福利厚生
勤労者財産形成貯蓄
住居(家賃補助、借り上げ、社員寮、貸付金等)
通勤補助(通勤手当の支給、専用交通機関の手配等)
子育て支援(家族手当等)
資格取得支援
福利厚生施設
保養所
社員食堂
社員寮・社員住宅
運動施設など
社員旅行
クラブ活動、実業団の補助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
繰り返しの紹介になりますけれど、組織に属さない生き方で失うものについては、「会社に属さない生き方」あり?なし?の答え|成功する人の思考 にも書いてます。
得られるもの | 失うもの |
---|---|
自由な生活 | 安定収入の喪失 |
収入アップの可能性 | 社会的な信用の低下 |
仕事量のコントロール | 行動の外的なブレーキがない |
好きな仕事を選べる | 仕事の答えの欠如 |
ストレス・レスの人間関係 | 暮らしを支える環境の欠如 |
【結論】どっちを選んでもリスクはある話
組織に属して働いても、属さずに働いてもリスクは存在します。組織に属して働くリスクは、組織の動きに左右されることです。
サラリーマンや会社員の方々なら、たとえば倒産や合併をはじめ転勤、転籍、部署異動など、上司も部下の選べないことをよく理解されているでしょう。
AIや機械の発達が急速にすすんでますから、組織がどう転ぶかわからないのです。
「組織に属していれば安心」とも言えないということですね。
決め方ってありますか?
一番大切にしたいことを軸に決めよう
組織に属して生きるのか?属さずに生きるのか?
正解は神さましかわかりません。・・・と締めくくるとお怒りになると思うので、一つ決断軸をお伝えします。
というものです。次にわかりやすく解説します。
レールの上を走るストレス
レールの上を走るストレスとは、自分以外の人が決めたことを守って生きるストレスです。
年功序列制が残る企業であれば従うことになるし、ムカつく上司にも従う必要があります。ルールブックのないその組織ならではの暗黙ルールも含まれる。以上によって発生するストレスです。
レールを作るストレス
レールを作るストレスとは、自分の方向性を自分で決めるストレスです。
組織に属さずに生きるためには、生活から仕事の方向性まで、すべて自分で決めねばなりません。
「これでいいのかな?」という不安を抱えて前に進むことになります。先々が見えない中で決断し、前進し続けなければならないストレスが襲います。
ここでお伝えしたいのは、苦しいとか楽しいという感覚は人それぞれ違うということ。
- レールの上を走る&作るを「ストレス」と表現したけれど、そんな行動も「嫌いじゃない」「快感」と思う人もいるでしょう。
たとえば先行きが見えない不安を「見えないからおもしろい」と快感を感じる人もいますからね。
また「決まったルールの中にいるから安心、むしろ自分らしくいられる」なんて人もいる。
私の場合は、自由であり続けることが何より大切でした。
好きな時間に起きて、好きな時間に寝る。仕事もしたいときにする。そんな生活が自分に心地いいのです。
逆に、人に決められたルールの中で生きることは強いストレスを感じます。それより自分で決めたことを責任をもってする方がいいと感じているのです。
もちろん不安はつきまといます。しかし、ときめきの毎日の方を選んでいます。
- 自分が一番大切にしたいことを軸に、今後どう生きるか決めるといいですよ。
組織に属さない生き方で絶対必要なもの
組織に属さない生き方をするためには必要不可欠なものがあります。
- 自分を売るスキルを身につけること。
「手に職をつける」と言われますけれど、それだけでは不十分。組織から出れば誰も自分の存在を知りませんからね。
- 自分の技術をサービスや製品にかえるスキル(マネタイズ)
- 人や組織に価値を伝えるスキル
(マーケティング) - 人や組織に売るスキル(セールス)
以上はどのような仕事をするにも必要なベーシックスキル(基本的なスキル)です。
1年や2年で身につかないのでご注意くださいね。
会社に頼らない生き方|成功する人の特徴と重要なポイント7選 も合わせて読むといいですよ。
決めるヒントを得る診断ツール
組織に属さない生き方は、自分に合うか不安になる人もいると思います。ここで「起業」「フリーランス」というキーワードが思いつきますよね。
そこで「起業に向いている?向いていない?早わかり診断シート」の配布を開始しました。70の質問に「はい」「いいえ」で答え、数えるだけでわかります。
「いつか起業したい」と考えている会社員の方々から相談を受け続けて13年。その経験をもとにをつくり上げました。
悩まれている方の相談が多く、私一人では対応しきれないので思い切って無料で配布します。
但し、いつまで無料で配布するか決めていません。突然やめる可能性があります。
今すぐ入手し、保存することをおすすめします。下記からどうぞ。
(最後に)見えないカベの存在
組織に属さない生き方を本当にするためには、見えないカベを乗り越える必要があります。
なにひとつ失いたくないという感情のカベです。これまでの生活に慣れているだけに、断ち切るのは骨が折れます。
組織に属さない生き方をしている人たちで、迷いなく今の道を選べた人はほとんどいません。
ほとんどの人たちが眠れない夜を過ごし答えを出しています。
また、いきなり自由に働けるようになったわけでもなく、きつい仕事や失敗を繰り返しつつチカラをつけてきた人ばかりです。
- 最後にひとつお伝えしたいのは、自分が選んだ道こそが正解!ということ。
とどまるのも、前に進むのも自分が決断したなら後悔しないはずだから。
私の経験からも、自分を見つめ直す時間を作ることをおすすめしますよ
組織に属さない生き方を選んだ女性の例
組織に属さない生き方を選んだ女性の例をご紹介します。佐藤絵梨子さんという女性。
彼女は、大手の企業調査会社で働いていました。全国1,000人以上の調査員の中で営業成績1位を獲得した実績がある。
それでも組織を飛び出しフリーランスの道を選びました。
世間から見たら羨ましく思われそうなものですが、彼女の胸中も、この記事の読者さんと同じだったと思います。当時を語っている動画です。
※4分くらいです
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
組織に属さない生き方にシフトするには、思い切った決断が必要になるでしょう。
そのためには自分自身に強み、弱み、興味のあることなどの特性を熟知しなければ、決断するのがむずかしいのではないでしょうか?
そんなときに役立つ自分の見つめ直し完全マニュアルが完成しました。このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
こちらにLINE登録していただくと、自分らしく生きるための耳寄りなお話も公開してます。ブログには書けないここだけの情報も配信しています。
私との直接のやりとりもできますよ
●最後に筆者からのメッセージ:
人生の岐路に立つ今、迷いや不安を感じるのは当然のことかもしれません。組織に属す道も、自由な道も、それぞれに喜びと課題があるものです。
大切なのは、自分の価値観や目標に正直になること。今の自分を見つめ直し、心の声に耳を傾けてみませんか?完璧な選択など存在しないのです。
どちらを選んでも、そこには新たな学びと成長のチャンスが待っているはず。勇気を持って一歩を踏み出せば、きっと道は開けるもの。
自分らしい生き方を探す旅は、それ自体が人生の醍醐味といえるでしょう。自信を持って、自分の道を歩んでいってくださいね。素晴らしい未来が待っています!
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
おすすめの記事
●会社員卒業のリアル体験談|後悔しない3つのポイントと成功するための具体的ステップ
●会社員を抜け出す方法|誰も教えてくれない起業家的な能力7選
コメント