キャリアアップに興味ないという方は少なくありません。
出世や昇進が目標ではない、という人もいるでしょう。それでも、自分がどう在りたいかをしっかり考えることは大切ですね。
「そうかな?」と思うかもしれませんが、この点に注意することは重要です。
この記事では、キャリアアップに興味がない方におすすめの行動や注意すべきリスクについて詳しく説明します。
また、そのような方にマッチする7つの生き方の選択肢を紹介します。
特に、管理職や出世に興味がない社員の方々には、この記事が役立つ内容となっています。
私自身もかつてはキャリアや出世に特に興味を持っていなかった一人です。
無関心なままでいると、後で困ることが出てくる可能性があります。早めの理解が必要です。
ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。
キャリアアップに興味ない人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
キャリアアップに興味ないならやっておきたいたった一つのこと
キャリアアップに興味ないのなら、先ずは自分の本当に望む姿を考え始めることが大切です。
仕事や働き方のことを考える前に、自分の生き方を考え直さなければなりません。
仮に自分を押し殺し、言われるがまま働きキャリアップしたとしましょう。ソノサキに 幸せな自分が描けそうであればキャリアップを目指すのもありでしょう。
ところが、幸せな自分像が描けないのであれば、生き方から考え直す必要がある。
自分の本当に望む姿を考え始めるときです。
キャリアアップに興味ない人のリスク5選
ちなみにキャリアアップしないと何が起こるのでしょう?
以下にまとめました。
脅すつもりはありませんが、事実をしっかり受け止めることでより安心して生きていくヒントになるのでしっかり読んでくださいね。
1. 収入の限界にぶつかる
キャリアアップに興味ない人のリスクの1つ目は、収入の限界にぶつかりやすいことです。
その理由は、収入は通常、昇進やスキルの向上に直結しているからですよ。
企業はその人がもたらす価値に対して報酬を提供するため、価値が高まらないと収入も連動して増加しないのです。
例えば、5年間同じ職位で働き続けたK子さんは、新しい業務や責任のある仕事が増えても収入はほとんど変わらなかったことがあります。
それは彼女が昇進する意志がなく、企業が見る「価値」が高まらなかったため。
つまり、キャリアアップに興味がないと収入が頭打ちになるのは避けられない現実といえます。
2. 仕事の安定性が低い
キャリアアップに興味ない人のリスクの2つ目は、仕事の安定性が低いことです。
リストラや経費削減の際に、最初に切られる可能性が高くなります。
成長や進展が見られない人は企業にとっての「負担」とされやすいからですね。
仕事の安定性が欠けるというリスクがありますね。
3. 会社内での影響力が低くなる
キャリアアップに興味ない人のリスクの3つ目は、会社内での影響力が低くなることです。
この理由は、昇進やスキルアップによって自分の意見がより重視されやすくなるからです。
なぜなら、企業は成長や貢献が見える人に対して、より多くの責任と影響力を与えがち。
具体例としては、同じポジションで長い間働いている人が良い企画を提案しても、それが上層部に届かなかったり、意見が採用されにくいという現象が起きがちです。
つまり、キャリアアップに興味がないと、自分の意見が通りにくくなる場面が増えるということ。
またそれが最終的には自分自身の影響力を低下させる可能性があるのです。
自分の意見が通りにくくなるわけです。
4. モチベーションが低下しやすい
キャリアアップに興味ない人のリスクの4つ目は、仕事のモチベーションが低下しやすいこと。
この理由は、人は新しいことに挑戦することでやりがいを感じるケースが多いからですね。
例えば、同じタスクを長期間繰り返していると、初めは楽しかった仕事でも次第に面白みがなくなり、疲れやストレスが積み重なっていきます。
その結果、モチベーションが低下し、仕事の質や効率も悪くなる可能性が高くなります。
やる気が次第にわかなくなるのです。
5. 精神的な負担が高まる
キャリアアップに興味ない人のリスクの5つ目は、精神的な負担が高まりやすいことです。
この理由は、周囲が成長や進展を遂げている中で、自分が変わらないことにストレスや焦りを感じるから。
例えば、同僚が昇進したり、新しい企画に参加したりする話を聞くと、自分と比較してしまい、自分を責めるようになってしまいがちです。
これが長期にわたると、自信の喪失やストレスの蓄積、さらには心身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
つまり、
精神的な負担は、キャリアアップに興味がない場合にも避けて通れないリスクとなるのです。
以上です。早めの対策をとることで、より安心して生きていくことができますよ。
キャリアや出世に興味を持てない理由
いきなり「自分の本当に望む姿を考え始めよう」と言われても抵抗あるかもしれないので、そもそもなぜキャリアや出世に興味を持てないのかを解説します。
つまり女性がキャリアに興味がないのは自然です。
一方、男性には狩猟本能や敵から身を守る、いわゆる縄張りをつくる本能がある。勝ち負けにこだわり、人の上に立とうとするのが自然ですよ。ですから昇進・出世・管理職そしてキャリアアップという仕組みはしっくりきますよね。
男性中心にまわる会社の仕組みからすると、女性が働きにくさを感じてしまうのも自然なことかもしれませんね。
【結論】人生の舵(かじ)を切り直す
キャリアアップしないリスクは、先ほどの説明により理解いただけたと思います。
それでもキャリアアップには興味ないなら、人生の舵(かじ)を切り直すことが大切であり、
自分が本当に望む姿を考え始めることからスタート。「会社」という単位ではなく、「人生」という単位に置き換えて考えるのです。
たとえば地方に移住してゆっくり生きたいという姿が思い浮かんだとしましょう。そのために何が必要か棚卸ししてみるのです。
出世や昇進ではないはず。お金もそんなに必要ないでしょう。大切なのは時間になる。
そうなるとリモートで働くことができる仕事に転職するとか、そもそも会社員に拘る必要もないかもしれません。
なりたい姿になるには、もっと勉強するとか資格をとるとかも必要になるかもしれませんしね。
自分が本当に望む姿が描けないなぁ。どうしたらいいの?
人生の棚卸しから始めよう
これまで会社員として働き、与えられた職務に徹していれば、自分が本当に望む姿が描けないのは無理もないことです。
そんなときは、自分の棚卸しをするといい。
自分にできることや、やりたいことを始めとした自分を知る作業です。そして自分の強みを理解すること。
これからは、自分個人が社会でどのような役割を担えるかを考え、自分が望む姿を目指して生きることになるからこそ必要なのです。
自分自身のことを、今まで以上に理解する必要性がある。
自分の棚卸しについては下記に詳細書いてます。
▶強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】自分らしく生きるに必要な事
キャリアアップしない場合、どのような生き方の選択が考えられますか?
キャリアアップしない生き方の選択肢
キャリアアップが人生の全てではありません。
ではキャリアアップを目指さない場合、どのような生き方が選べるのでしょう。
今回は、それに焦点を当て、5つの選択肢をご紹介します。
ワークライフバランスを重視
仕事以外の生活を大切にする選択です。
この選択が良い理由は、仕事に追われて家庭や健康をおろそかにすると、長期的にはストレスが積もり、心の健康まで損なってしまう可能性があるからです。
例えば、子供の学校行事に参加する時間も確保できる職場であれば、日常生活の中での小さな幸せが増え、ストレスの軽減にも繋がるでしょう。
何が一番大事なものか考えてみることですね。
短期間で稼ぎ、長期で楽しむ
短期間で多くを稼ぐことで、その後はセミリタイアや長期の旅行を楽しむ選択もあります。
この方法が良い理由は、働く期間が短く、後半は自由に時間を使えるから。
例えば5年間コンサルタントとして高収入を得た後に、趣味や旅行に時間を費やすパターン。
また、私の知人の社長は、経営していた会社を売却してその資金で不動産投資を始めてゆったりすごしています。
短期間で稼ぎ、長期で楽しむという生き方の選択をする人もいますね。
シンプルライフ
必要最低限の物で生活をする選択です。
この生き方が良いとされる理由は、日々の生活が複雑化する現代で、シンプルな生活は心の負担を減らすからです。
つまり、買い物や掃除の時間が減り、その分自分自身や家族との時間が増えるのです。
最近、田舎への移住者が増えているそうですが、そのような好みの人に多い選択肢ですね。
スキル・趣味を極める
特定のスキルや趣味に集中する選択です。
この選択が魅力的な理由は、仕事とは別に自己成長と達成感を感じられるからです。
例えば、写真術をマスターして週末に撮影を楽しむことで、平日のストレスを減らすような生き方もありますね。
趣味や社外活動にいきがいを求めるのも一つの生き方です
社会貢献・ボランティア活動
金銭的な成功より社会貢献を重視する選択です。
この方法が良いとされる理由は、他人を助けることで得られる満足感と、社会全体の健康に貢献できるからです。
ボランティア活動を通じて地域社会に貢献することにより、自分自身の精神的な充実を感じる生き方ですね。
以上の選択肢はあくまで一例です。自分に合った選択なのかを考える際に参考にしていただければと思います。
キャリアに興味がない人に合う働き方
キャリアに興味がない人に合う働き方について、自分らしい働き方はどういう姿か考えることも大切です。
家族や趣味の時間を大切にしたい人もいれば、起業して自分の力を試してみたい人もいるかもしれません。
自分らしい働き方をじっくり考えてみましょう。
下記の記事も参考にどうぞ。
もっと自分に素直に生きていい
キャリアアップに興味ないからといって自分を責める必要はないですよ。
仕事は人生を楽しむひとつの手段と考えたほうがいい。
他人の価値観に無理やり合わせる生き方は、他人の人生を生きるようなものですからね。
たった1回しかない人生。自分の望む人生を生きることこそ自然なことですよ。
- それはそれで決して楽な道ではない。
努力をしなければならない場面もたくさんあるでしょう。
つまりどちらの道を選んでもそれなりのしんどさはあるということ。
どちらもしんどいならばどちらを選んだ方がいいか考えるといいですよ。
もっと自分に素直に生きていいのです
自分が望む姿に「偶然」なれない
キャリアに興味のない人が、毎日同じ生活を繰り返しても、ソノサキに自分が望む姿になれる可能性はほぼゼロでしょう。
キャリアアップや出世がゴールじゃないから。
耳の痛いお話ですよね。でも現実なだけに 何かを変える必要があります。自分が望む姿になれる人は、能動的に動いた人だけです。
周りに相談したところで、「何をバカなこと言っているの」と言われてしまうのがオチかもしれません。それが大多数の意見ですよ。
しかしこの記事に共感し、ここまで読んでいる方々は違うでしょう。
「もっと自分らしく働きたい」という人たちではないでしょうか。
周りと自分は違う感覚を持っていると思ったほうがいい。
そして「自分は自分」と覚悟を決めることで幸せになる活路が見い出せます。
自分の本当に望む姿を目指す生き方
自分の本当に望む姿を目指す人生は最高です。希望があるので楽しい毎日が待っています。今までと同じことをしても、幸せを感じるのです。
例えば早起き。会社に行くために早起きするのと、好きなことをするために早起きするのとはまったく違う感覚ですよね。同じ行動をしているのに、まったく感じ方が違う。
そんなことが日常的に起こります。
私自身、会社勤務時代の26年間は、会社人としてあるべき姿像のようなものがありました。役員でしたから役割もハッキリしています。
しかし楽しさもワクワク感もありませんでした。恵まれた待遇や環境でしたが、続ければ続けるほど心が乾くのです。
現在の私は、大好きな仕事をしています。もちろん勉強しなければならないこともあるし、キツイことをしなければならないときもありますよ。
しかしキツイときも前職とは全く違う。
仕事の後に起こることを考えるとワクワクするのです。例えるなら毎日が遠足のような高揚感があります。
別に大きな夢や目標があるわけではありません。
私の塾の活動を通じて、自分を必要としてくれる人と一緒に時間を使いたいという思いだけです。
心から楽しめる仕事をすると、それだけで幸せを感じるものですよ。
ゆるゆるな私の自分の本当に望む姿のお話でしたけど、何かの参考になったらうれしいです。
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