結婚しても仕事を辞めたくない。そんな女性たちの切実な願いを叶えるためにこの記事を書いています。
実現するためには具体的な戦略が必要です。
この記事では、結婚後のキャリアを維持するために効果的な7つの方法を解説します。結婚後も働き続ける人たちがどのように考え、行動しているのか具体的にわかりますよ。
ちなみに私が運営している浅野塾の門を叩く女性たちは、結婚後も仕事を辞めない人が多くいます。キャリアを断絶させないようにさまざまな工夫を凝らしていますね。
その秘訣を公開しますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
結婚後も働き続ける人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
結婚後も働き続けるための7つの方法
冒頭でお伝えしたように結婚後もキャリアを継続するためには、具体的な戦略が必要です。
ここでは、そのための7つの方法を紹介します。
パートナーとの話し合いを欠かさない
結婚後のキャリア維持の方法の1番目は、パートナーとの話し合いを欠かさないことです。
これはキャリアを維持するために欠かせないステップです。
パートナーとのコミュニケーションは、お互いに期待することや、それぞれの目標、理想の家族像を共有するために不可欠です。
実際、結婚後も働き続ける女性たちの多くは、このような話し合いを通じて、キャリアと家庭生活の両立を図っています。
つまり、
お互いの理解と協力がキャリア維持のための重要なポイントになります。
これは、日々の家庭生活や仕事の中で、お互いを支え合う基盤となるのです。
成功のカギはパートナーとの支え合いということですね。
働き方に柔軟性を持たせる
結婚後のキャリア維持の方法の2番目は、働き方に柔軟性を持たせることです。
これは出産、育児、パートナーの転勤など、ライフスタイルの変化に適応しやすくするためです。
代表的な例としてリモートワークやフレックスタイムが挙げられますね。
そのほか以下のような働き方があります。
- 時短勤務: 特定の時間帯に集中して働くことで、日中の他の時間を家族や個人的な用事に使えます。
- ジョブシェアリング: 二人以上の従業員が一つのフルタイムの職務を分担し、働く時間を調整します。
- フリーランスまたは契約ベースでの仕事: プロジェクトベースでの仕事を選ぶことで、働く時間や場所を自分でコントロールできます。
- パートタイム勤務: 週の一定の時間だけ働き、残りの時間を家庭や他の活動に使います。
- 短期的なキャリアブレイク: 家庭の事情に合わせて、一時的に仕事から離れることも可能。
- 自己決定スケジュール: 一日の作業時間や勤務日を自分で決めることができます。
- シフト勤務: 勤務時間や曜日を調整し、家庭のスケジュールに合わせます。
- テレワークとオフィス勤務の組み合わせ: テレワークとオフィス勤務をバランス良く組み合わせることで、柔軟性を確保します。
これらを活用することで、家庭と仕事のバランスを取りながらキャリアを維持することが可能になります。
働き方の変化の例として、結婚を機に他の会社に転職したり、フリーランスに転身して独立する方法もありますね。
下記動画の村西千恵さんは、派遣社員から結婚後にフリーランスに転身した例です。
独身のときの働き方を維持しようとすると挫折する可能性が高まりますよ。
サポートサービスを躊躇なく使う
結婚後のキャリア維持の方法の3番目は、サポートサービスを躊躇なく使うことです。
たとえば、家事代行サービス、食材の宅配サービス、または完成度の高いミールキットの利用が挙げられます。
これらは仕事に集中する時間を生み出します。
家事を外部サービスに委ねることに関して罪悪感を持たないようにしましょう。
家庭内でのパートナーとの役割分担の話し合いも大事ですが、お互い抱え込み過ぎないよう、このようなサービスを使ってみることです。
結果的にお互いのストレスが軽減され、仕事に集中する時間も増えるでしょう。
これにより、仕事とプライベートの両方でより良い成果を出すことが期待できますよ。
結婚後も働く女性たちとの交流をする
結婚後のキャリア維持の方法の4番目は、結婚後も働く女性たちとの交流をすることです。
たとえば、ワーキングマザーのコミュニティに参加することで、新たな視点やモチベーションを得ることができます。
また、
他の女性たちとの交流を通じて、キャリア維持の壁は自分だけが直面している問題ではないことを理解し、孤独感を軽くすることができます。
このような交流は、キャリア維持における重要なサポートシステムとなります。
専門家と定期的に話し合う
結婚後のキャリア維持の方法の5番目は、専門家と定期的に話し合うことです。
彼らから客観的な視点と専門知識を得られます。
たとえばこちらのような個人セッションを通じて、キャリアの方向性のガイドや戦略を見直すことができます。
また、キャリアに関する不安や疑問があるとき、専門家は頼りになる相談相手。彼らからのアドバイスや指導は、キャリア維持と成長のための貴重なガイドラインとなるでしょう。
キャリアの目標に縛られないこと
結婚後のキャリア維持の方法の6番目は、キャリアの目標に縛られないようにすることです。
結婚後は予測不可能なことも多く起こり、たとえばパートナーの転勤などがあると、元々立てていた目標通りに進むことは難しくなります。
このような状況に柔軟に対応するためには、目標を固定せず、必要に応じて変更する柔軟性を持つことが重要です。
そうすることで、変化する環境や状況に合わせた現実的なキャリアプランを立てることが可能になります。
つまり、
キャリアの目標は固定的なものではなく、状況に応じて適応すべきものと考えるといいですよ。
スキルアップと自己投資をする
結婚後のキャリア維持の方法の7番目は、スキルアップと自己投資をすること。
新しいスキルや知識を身につけることにより、キャリアの選択肢を広げることになります。
特に育休や時短勤務などの制度が完全に整っていない現状では、スキルアップがキャリアにおいてのハンディキャップを埋めることになる。
スキルアップのための自己投資は、自分のキャリアを自分の手で築き上げることにも繋がり、キャリアの維持・成功に大きく貢献します。
- 結婚後も働き続けるための7つの方法
- パートナーと話し合いを欠かさない
- 働き方に柔軟性を持たせる
- サポートサービスを躊躇なく使う
- 結婚後も働く女性たちとの交流
- 専門家と定期的に話し合う
- キャリアの目標に縛られないようにする
- スキルアップと自己投資
結婚後に仕事を辞める&辞めない割合
ここでは、結婚後に仕事を辞める人と辞めない人の割合を解説します。結婚後にどれだけの女性が仕事を続けているか知っておくといいですよ。
- やる気がでる調査結果です(笑)
平成14年と平成24年に、20代独身女性の結婚後に仕事を続けるか、辞めるかを意識調査したデータ(厚生労働省調べ)をご覧くださいね。正規雇用の女性の場合、結婚した後に仕事を辞めると回答した人は3%以上減っている。ちょっとした朗報です。
出典:厚生労働省調査https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen14/dl/gaiyou.pdf
出典:厚生労働省調査https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen14/dl/gaiyou.pdf
- 66.0%は結婚後も仕事を続けていますね。
但しこの調査結果には但し書きがある…。
第1回調査時に20代独身女性だった人で、当時から結婚後も仕事を続けたいという意欲のあった人の結果です。
つまり、仕事を辞めない一貫した意志があるかどうかが仕事を続ける決め手になるのです.
ブレない意志を持つことが重要ということがわかります
結婚後に仕事を辞める理由
次に結婚後に仕事を辞める女性にはどのような理由があるのでしょう?
リスクを知っておくことで、キャリア維持をするためのヒントになります。まとめると次のような理由ですね。
- 結婚後に仕事を辞める理由
- 夫に辞めて欲しいと言われた
- 妊娠・出産を期に辞めた
- 遠距離の男性と結婚した
- 今の仕事を辞めたかった
今の仕事を辞めたかった人以外は、上記をお読みになると「なんで女性がガマンしなきゃいけないの!」とお怒りかもしれませんね。
この記事を書いている私は男性なだけにツライところです…
結婚後も退職しない女性の特徴
結婚後も仕事を辞めない女性の特徴をいくつかご紹介します。結婚後も働き続けるための参考になりますので、熟読しましょう。
働き方を柔軟に変えている
少し前に書いたこととかぶりますが、育休や産休を利用し(一時退職も含め)仕事を続けます。働き方を状況に合わせ変えていますね。
育休制度のない会社に勤務していてもあきらめず、派遣社員やパートなどあらゆる手を駆使し働きますし、フリーランスに転身する人もいる。
つまり、社会とのつながりを絶やさない特徴がありますね。
完璧主義をやめている
結婚後も退職しない女性の特徴の一つとして「家事・育児・仕事を完璧に」という心の足かせを外しています。
- いい意味で手を抜く。
完璧意識が強すぎて病んでしまうようでは本末転倒と気づいています。家事・育児の問題を一人で抱え込まず仕事の時間を捻出してますね。
自己実現の意識が高い
結婚後も退職しない女性の特徴の一つとして、やりたいことやなりたい姿になることをあきらめません。
どのような状況になろうとも屈せず、どうしたらいいか知恵を絞ります。自分を成長させる強い意欲を持っています。
共働き世帯に生まれている
結婚後も退職しない女性の特徴の一つとして、共働き世帯で育っている人が多いですね。
結婚後も働くのは普通という感覚を持っています。時代の流れに沿った必然的な流れでしょう。
経済的に依存することに抵抗感
結婚後も退職しない女性の特徴の一つとして、パートナーに経済的に依存することに抵抗を感じるようです。結婚後も仕事を辞めない女性たちは、自由に使うお金は自分で稼ぐ意識が強い。
パートナーに食わせてもらうという言葉は辞書にないようですね。
仕事を辞めない女性のパートナーの特徴
結婚後も仕事を辞めたくない女性たちは、どのようなパートナーと結婚しているかも解説しますね。これから結婚を考えている人の参考になると思います。
家事&育児を行うパートナー
結婚後も仕事を辞めたくない女性たちは、家事&育児も積極的に行うパートナーと結婚していること多いです。
性格はガツガツ系ではなく大らかな男性多いですね。また、ご主人も共働きの家庭で育っているなんていうパターンもあります。
束縛しないパートナー
結婚後も仕事を辞めたくない女性たちは、束縛されないパートナーを選ぶ傾向も強いですね。「何時に帰ってくる?」「どこにいく?」など細かく詮索するような人を選ばない。
パートナーも自分の世界観を持っているような人多いですね。
バツイチのパートナー
結婚後も仕事を辞めたくない女性たちは、バツイチの人と結婚する人もいますね。家庭を壊さないようにという気持ちも強く、妻の気持ちを尊重する傾向ありますね。
酸いも甘いも経験しているからでしょうか。
結婚しない選択肢もあり
「結婚後も仕事は辞めたくない!」という人の中には、本当は結婚したくない人もけっこういると思います。
結婚しない道を選ぶもひとつの選択肢です。結婚に対する国際比較という厚生省調べのデータがあります。
出典:厚生労働省 調べhttps://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf
フランスやスウェーデンでは、結婚は絶対すべき&結婚したほうがよいと回答したのは約30~35%程度です。
私自身は結婚してよかったと思っていますけれどね。でも、結婚したことで生気をなくしている女性も見かけますよ。無理に結婚することもないかなと。
仮に結婚しない選択をするなら何をしておけばいいかなど下記に書いてます。気になればどうぞ。
(まとめ)育児中に働く女性の金言
結婚後も仕事を続ける女性は、年齢を重ねても輝き続ける人が多いです。
育児をしながら働く女性に、
仕事をしているときは自分らしくいられるのよ
と言われたことがあります。
とても素敵じゃないですか。
結婚して自分が犠牲になっているように感じたら、周りの人を恨んでしまうかもしれませんよね。そんな自分にならない手段のひとつとして、仕事を辞めない選択肢はアリですよ。
それでなくとも日本は人口が減り労働力不足に陥ってます。働き続けることは決して悪いことじゃありませんからね。
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結婚後も仕事は辞めたくないという気持ちがあるならば、次のキャリアの方向性を決めたいところですよね。
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結婚後も楽しく働くキャリアライフをお過ごしくださいね!
以上となります。
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