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物事を深く考える方法|成功する人が続けている7つの習慣

物事を深く考える方法|成功する人が続けている7つの習慣

物事を深く考えるのが苦手なんです

日常生活や仕事中にぶつかる問題に対し、より良い解決策を見出すには、物事を深く考える能力が必要です。ところが、多くの人はこの能力を十分に活用できていません

実は、成功する人たちは、本来誰にでもできるような7つの習慣を日々続けています

この記事では、10年以上にわたり2000人以上の生き方やキャリア指導してきた経験から、物事を深く考えるための具体的な方法を解説します。

これらの習慣を実践すれば、思考力がアップし、日常生活や仕事での判断力も向上するでしょう。

ぜひ最後までお読みください。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
物事を深く考える人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

物事を深く考えることの意味とメリット

物事を深く考えるメリット

なぜ今、深く考える力が求められているのか

言うまでもありませんが、今の世界は情報があふれています。スマホを開けば、次から次へと情報が流れてくるし、知らぬ間にじっくり考える時間がなくなっています。

SNSの短い投稿、テレビの速いテンポ、すぐに答えを出してくれるAI。こんな時代だからこそ、立ち止まって深く考える力が貴重になっています。

多くの人が表面的な情報だけで判断してしまいがちな今、深く考えられる人は大きな強みになります。会社でも「ただ言われたことをこなす人」ではなく、「本質を理解して考えられる人」が求められていますから。

情報が多すぎて混乱する時代だからこそ、本当に大切なものを見極める「深く考える力」が、これまで以上に価値あるスキルになっているのです。

深く考えることで人生はどう変わるか

「物事を深く考える」とは、ものごとの表面だけでなく、その奥にある「なぜ?」を探る習慣のことです。この習慣を身につけると、以下のようなメリットが得られます。

問題の本当の原因がわかるようになる

物事を深く考えるメリットの1番目は、問題の本当の原因がわかるようになることです。

「なんだか最近、仕事がうまくいかないな…」と感じたとき、深く考えられる人は「睡眠不足かも」「コミュニケーション不足かも」など、本当の原因を見つけ出せます。

問題の根っこがわかれば、解決も早いです

迷ったときに自信を持って決断できる

物事を深く考えるメリットの2番目は、迷ったときに自信を持って決断できるようになることです。

「この仕事、引き受けるべきかな?」そんなとき、深く考える人は「自分の強み」「将来の目標」「時間的な余裕」など、様々な角度から検討します。

その結果、後悔の少ない選択ができるようになります

新しいアイデアがどんどん生まれる

物事を深く考えるメリットの3番目は、新しいアイデアがどんどん生まれるようになることです。

深く考える習慣がある人の頭の中では、違う情報同士がつながり新しいアイデアが生まれやすくなっている。

「あ、これとあれを組み合わせたら面白いかも」というひらめきが増えます。

人間関係がグッと良くなる

物事を深く考えるメリットの4番目は、人間関係がグッと良くなることです。

「なぜこの人はそう言ったのだろう?」と相手の立場になって考えられると、誤解が減り、信頼関係が深まります。

そして友達や家族との関係はもちろん、職場の人間関係も自然に改善されるのです。

自分自身をもっと知ることができる

物事を深く考えるメリットの5番目は、自分自身をもっと知ることができるようになることです。

「なぜ私はこれが好きなんだろう?」「なぜこの状況でイライラするんだろう?」と自分の感情や行動を深く考えることで、自己理解が進みます。

自分をよく知ると、より自分らしい選択ができるようになります。

深く考える習慣は、一度身につければ一生の財産になります。日々の小さな選択から人生の大きな決断まで、あらゆる場面で強力な味方になるでしょう。

わ〜いいですね!
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物事を深く考えられる人たちにはどんな特徴があるの?

物事を深く考える人に共通する5つの特徴

物事を深く考える人に共通する5つの特徴物事を深く考える人たちの行動や考え方には、いくつかの特徴が見られます。ここでは、そうした特徴を紹介します。

質問をたくさんする

質問をたくさんする物事を深く考える人の特徴の1つ目は、質問をたくさんすることです。

たとえば、会議中に他の人がすでに理解していると思われる内容についても、さらに詳細な質問を投げかけることがあります。単純な答えに満足せず、より深い理解を求める傾向がありますね。

観察力が鋭い

観察力が鋭い物事を深く考える人の特徴の2つ目は、観察力が鋭いことです。

たとえば、人の微妙な表情の変化や、周囲の環境の小さな変化にも敏感に気づきます。

人間関係において相手の気持ちを深く理解したり、 環境の変化をいち早く察知し、適切に対応することができますね。

時間をかけて考える

時間をかけて考える物事を深く考える人の特徴の3つ目は、時間をかけて考えることです。

たとえば、重要な決断をする前に、多くの時間を費やして情報を集め、可能性を考えます

衝動的に行動することが少なく、長期的な結果を重視する傾向があります。

他人の意見を重視する

他人の意見を重視する物事を深く考える人の特徴の4つ目は、他人の意見を重視することです。

たとえば、自分の考えに自信があっても、他人の意見を求めて、自分の考えを再度考え直すことがあります。

協力的で、チームワークを大切にしますし、 コミュニケーションを通じて、より良いアイデアを生み出そうとする傾向があります。

情報を多角的に分析する

情報を多角的に分析する物事を深く考える人の特徴の5つ目は、情報を多角的に分析する能力です。彼らは一つの情報だけを鵜呑みにせず、いろんな角度から物事を見る習慣があります

例えば、ニュースを見るときも、一つのテレビ局や新聞だけでなく、いくつかの情報源をチェックします。そして「なぜこんなことが起きたのかな?」「裏にはどんな事情があるのかな?」と考えます。

買い物をするときも「安いから買う」だけでなく、「品質はどうか」「本当に必要か」「他にもっといい選択肢はないか」など、複数の視点で考えます。

このように、いろんな情報をつなぎ合わせて全体像を見ようとするので、他の人が気づかない解決策や新しい発見ができるのです。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

深く考える人と表面的に考える人の特徴を比較するとこうなります。↓

特徴 深く考える人 表面的に考える人
質問する習慣 「なぜ?」を繰り返し質問する。既に理解されている内容にも質問する。 表面的な説明で満足し、「わかったつもり」になる。
観察力 表情の微妙な変化や環境の小さな変化に気づく。会話の裏を読む。 目立つ変化しか気づかない。言葉通りの意味だけを受け取る。
時間をかける 情報収集と検討に時間をかける。長期的影響を考慮する。 素早く決断する。目先の利益を優先する。
他人の意見 他者の意見を求め、再検討する。多様な視点を大切にする。 自分の考えを絶対視する。異なる意見に抵抗がある。
情報分析 複数の情報源を検証し、全体像を把握しようとする。 一つの情報源を鵜呑みにする。好みの情報だけで判断する。

物事を深く考える方法|成功する人の習慣

物事を深く考える方法|成功する人の習慣物事を深く考える力は、成功する人たちが必ず身につけている能力です。そんな成功者たちが日々続けている7つの習慣を紹介します。

これらを実践すれば、より賢い選択や決断ができるようになります。一つずつ習慣化していきましょう。

習慣1: 「なぜ?」を5回繰り返す質問法

1. 質問を積極的にする成功する人が続けている習慣の1つ目は、「なぜ?」を5回繰り返す質問法です。物事の表面だけでなく、その奥にある本質にたどり着くために、「質問」を積極的に活用します。

例えば「なぜこの計画は遅れているのか?」という問いから始め、その答えに対してさらに「なぜ?」と掘り下げていきます。5回ほど「なぜ?」を繰り返すことで、問題の根本原因にたどり着けることが多いのです。

「どのようにして?」という質問も効果的です。プロセスや方法を明らかにすることで、より深い理解につながります。質問を通じて、物事を様々な角度から探ることができるようになります。

習慣1: 「なぜ?」を5回繰り返す質問法

習慣2: 毎日15分のジャーナリング

2. ジャーナリングをする成功する人が続けている習慣の2つ目は、毎日15分のジャーナリング習慣です。ジャーナリングとは、頭に浮かぶことを紙やデジタルノートに書き出す習慣のことです。

朝の15分間、あるいは夜寝る前の15分間に、その日の考えや気づき、疑問点などを書き出します。書くことで思考が整理され、気づかなかった視点や解決策が見えてくることがよくあります。

例えば、仕事で行き詰まっている問題について書き出すことで、「実はこの部分が原因だったのか」という発見につながったり、新たなアイデアが生まれたりします。

思考をノートに移すことで、頭の中だけで考えるよりも客観的に状況を分析できるようになります。

習慣3: 批判的読書法で本から学ぶ

3. 深い読書をする

成功する人が続けている習慣の3つ目は、批判的読書法で本から学ぶことです。単に本を読むだけでなく、その内容を批判的に検討し、自分の考えと組み合わせて理解を深めます。

読書中には「この主張は本当に正しいのか」「自分の状況にはどう適用できるか」などと常に問いかけながら読みます。また、一冊の本を何度も読み返したり、関連する複数の本を読み比べたりすることで、より深い理解を得ることができます。

通勤時間や家事の合間など、隙間時間を活用して知識を増やすことができます。重要なのは、ただ受け身で聞くだけでなく、内容について自分自身も考えることです。

習慣4: 異なる視点からの思考トレーニング

4. 異なる視点から物事を考える成功する人が続けている習慣の4つ目は、異なる視点からの思考トレーニングです。異なる視点から物事を考えること

たとえば、自分にとっては当たり前のスキルや知識でも、他人から見れば特別な技術や新しい発見につながるかもしれません。

自分が簡単にできることを、周りの人が驚くような技術として評価しているのであれば、それを起業のアイデアに発展させることができるかもしれません。

この記事を書いている私も、ビジネスセミナーで共に学んでいた経営者たちに「浅野さんは講師に向くよ」と言われ続けたことから現在の仕事にたどり着きました。

このように、自分とは異なる背景を持つ人々の視点を考慮に入れることで、自分一人では気づかなかった価値や可能性を発見できます。また、思い込みや偏見に気づき、より公平で正確な判断ができるようになります

異なる角度から物事を見ることで、より深い理解に到達し、新しいアイデアを見つけ出せるようにもなります。

習慣5: アイデアを視覚化する

5. アイデアを視覚化する成功する人が続けている習慣の5つ目は、アイデアを視覚化する習慣です。

たとえば、問題の構造をマインドマップやフローチャートで描くことで、その問題の全体像や要素間のつながりが視覚的に捉えられます

視覚化すると不足している部分や重要なポイントが一目でわかるようになります。頭の中にあるもやもやした考えが、視覚化によって整理され、より深い思考につながります。

習慣6: 経験からの学びを最大化する振り返り

6. 過去の経験から学ぶ成功する人が続けている習慣の6つ目は、経験からの学びを最大化する振り返りです。

過去の失敗から何を学ぶことができたのか、成功体験がなぜ成功したのかを分析することで、その経験を深く理解し、将来同様の状況に遭遇した際により良い対応ができるようになります。

過去の経験を振り返り、そこから得られる学びを整理することで、過去と現在、未来をつなぐ深い教訓を得ることができます。

失敗からの学び方については以下に詳しく書いてます。

失敗から学ぶ方法|成功者に学ぶ失敗を成功に変える7つの秘訣 

習慣7: 論理的な思考力を鍛える

7. クリティカルシンキングの練習成功する人が続けている習慣の7つ目は、論理的思考力を鍛えるクリティカルシンキングです。

クリティカルシンキングとは、情報をしっかり分析して、何が本当かを見極め、最良の答えを見つけ出すことを言います。

たとえばニュース記事を読むときに、「この情報は信頼できる源からのものか」「一部の事実だけを強調していないか」「論理的な飛躍はないか」などと検証します。

この繰り返しにより情報の質を見極め、偏見や誤った情報を見抜く能力が養われます。情報を深く理解し、複雑な問題に潜む本質を見抜けるようになります。

また、複雑な問題に対しても筋道立てて考えられるようになり、説得力のある解決策を提案できるようになります。

【体験談】深く考えることで人生が変わった

【体験談】深く考えることで人生が変わった物事を深く考える力が実際の人生にどのような変化をもたらすのか、私自身の経験を少しお話しますね。

「安定」よりも「本当の自分」を選んだ決断

私は創業社長の息子として生まれ、世間から見ればとても恵まれた環境にいました。家業を継ぐことが自然な流れとされ、高い給料をもらい、リストラの心配もなく将来も安泰だったように見えたでしょう。

しかし、心の中はすさんでいました。その仕事が好きになれず、むしろつらい。無理やり心と身体を動かしていた感じです。毎日仕事をするのが苦痛で、日曜の夜になると「明日また会社か…」と憂鬱になっていました。

そんな状況の中で、私は物事を深く考える時間を意識的に持つようにしました。自分の本当の気持ちを常に見つめかえしたのです。「なぜこの仕事が苦痛なのか」「本当は何がしたいのか」を掘り下げました。

この深い内省の繰り返しの過程で気づいたのは、私が本当にやりたかったのは「人の可能性を引き出す仕事」だということ。家業は製造業で、確かに価値ある仕事でしたが、私の心が本当に喜ぶものではありませんでした。

勇気を出して決断するまでには時間がかかりました。家族の期待、周囲の目、安定した収入を手放す不安…様々な葛藤がありました。しかし、深く考え抜いた末に、私は会社を辞める決意をしました。

当初は「安定した仕事を捨てて何を考えているんだ」と周囲から不思議がられました。新しい道を切り開く過程では、何度も壁にぶつかり、時には「本当にこの決断は正しかったのか」と迷うこともありました。

しかし、一歩ずつ前に進み続け、気づけばこれまで14年間で2000人以上の女性の生き方やキャリア支援をしてきました。毎日が充実し、「仕事が苦痛」という感覚はすっかり消えました。

深く考えなければ、おそらく今でも不満を抱えながら家業を続けていたでしょう。そして、その不満は年々大きくなっていったはずです。

深く考えることで苦しいときもあります。答えが見つからず絶望感に陥ることさえあります。しかし、「今できることは何か?」をあきらめずに考え続け、小さなことからでも行動すること。そうすれば、思いは少しずつ確かな現実になっていくものです

深く考えることと考えすぎることの違い

深く考えることと考えすぎることの違い少し補足します。物事を深く考えることは素晴らしい能力。でも、考えすぎると逆に問題が起きることもあります。ここでは、深い思考と考えすぎの境界線について説明します。

深く考えることと考えすぎることの違い

考えすぎによる弊害とその対処法

深く考えすぎることにより起こる問題は、誰にでもあるのではないでしょうか?

例えば、

「明日の発表、完璧にしなきゃ…」と考えて夜も眠れなくなる。 「あのとき、こう言えばよかった」と過去の会話を何度も頭の中で繰り返す。 「もし失敗したら…」と、起きてもいない未来の心配で頭がいっぱいになる。これらは「考えすぎ」の典型的な例です。
  • 考えすぎると次のような問題が起きます。
  1. 行動できなくなる: 完璧を求めるあまり、いつまでも準備ばかりして実際の行動に移せなくなります。
  2. ストレスが増える: 同じことを何度も考え続けると、心と体に大きな負担がかかります。
  3. チャンスを逃す: 考えている間に、目の前のチャンスが過ぎ去ってしまうことも。
  • 考えすぎを防ぐには、次のような対処法が効果的です。
  1. 時間制限を設ける: 「この問題について考えるのは15分まで」と決めてタイマーをセットする。
  2. メモに書き出す: 頭の中をぐるぐる回る考えを紙に書き出すことで、頭をすっきりさせる。
  3. 「今」に集中する: 深呼吸をして、今この瞬間に意識を向ける習慣をつける。

バランスの取れた思考のための3つのコツ

深く考える力を活かしながらも、考えすぎを防ぐための3つのコツを紹介します。

コツ1: 思考と行動のサイクルを作る

深く考えることは大切ですが、考えるだけでは何も変わりません。「考える時間」と「行動する時間」を交互に設けましょう。例えば:

  1. 朝の15分:今日の計画を考える
  2. 日中:計画に従って行動する
  3. 夜の15分:今日の振り返りをする

このサイクルを続けると、考えることと行動することのバランスが取れてきます。

コツ2: 「完璧」より「十分に良い」を目指す

成功する人たちは、「完璧」を求めて立ち止まるより、「十分に良い」状態で前に進むことを知っています。例えば:

  1. 報告書は100%完璧でなくても、80%の完成度で提出する
  2. 新しい趣味は上手くなってから人に見せるのではなく、下手でも楽しんでみる
  3. 計画は細部まで詰めすぎず、大枠ができたら始めてみる

コツ3: 「役立つ考え」と「役立たない考え」を区別する

全ての考えが等しく価値があるわけではありません。次のように区別してみましょう:

  • 役立つ考え:
  1. 「どうすれば次回はうまくいくだろう?」(解決策を探る)
  2. 「この経験から何を学べるだろう?」(学びを得る)
  3. 「次のステップは何だろう?」(前に進める)
  • 役立たない考え:
  1. 「なぜこんなことになったんだろう…」(同じことの繰り返し)
  2. 「もし失敗したらどうしよう…」(根拠のない心配)
  3. 「あの人は私のことをどう思っているだろう」(コントロールできないこと)

深く考えることで人生は豊かになります。でも、考えすぎて身動きが取れなくなっては元も子もありません。上手な思考のバランスを取って、考えることの力を最大限に活かしましょう!

「考えすぎる性格」を直すための10の解消法|心配性の原因とよくある特徴も解説!

人生を深く考えるための最初のステップ

人生を深く考えるための最初のステップ

成功する人は、定期的に自分の人生について深く考える時間を持っています。ここでは、人生を深く考えるための具体的な方法を紹介します。

自分との対話の始め方と効果的な質問

人生を深く考えるための1つ目のステップは、自己対話を始めることです。自己対話とは、自分自身と対話するように考えを深める方法です。

まずは、静かな環境で15〜30分の時間を確保しましょう。スマホの通知をオフにして、集中できる状態を作ります。そして、以下のような質問を自分に投げかけてみましょう。

現在の状況を理解するための質問:

  • 今の生活で満足していることは何か?
  • 逆に不満や改善したいことは何か?
  • 毎日のルーティンで、エネルギーを与えてくれることと奪っていくことは何か?

価値観を明確にするための質問:

  • 人生で最も大切にしたいことは何か?
  • お金や時間の制約がなければ何をしたいか?
  • 80歳になって振り返ったとき、どんな人生だったと思いたいか?

目標を設定するための質問:

  • 1年後、どんな状態になっていたいか?
  • その目標に近づくために、明日から始められることは何か?
  • 目標達成を妨げる可能性のある障害は何か?

こうした質問に対する答えを、じっくりと考え、できれば紙に書き出してみましょう。書くことで思考が整理され、新たな気づきが生まれることがよくあります。

人生の棚卸しの実践方法

人生を深く考えるための2つ目のステップは、「人生の棚卸し」を行うことです。人生の棚卸しとは、自分の人生全体を見直し、何が価値があり、何が価値がないかを判断する作業です。

  • 人生の棚卸しの具体的なステップ
  1. 過去の振り返り:これまでの人生で経験した重要な出来事、達成したこと、失敗したことをリストアップします。それぞれから学んだことも書き出しましょう。
  2. 現在の分析:現在の生活の様々な側面(仕事、人間関係、健康、趣味など)について、満足度を5段階で評価してみましょう。なぜその評価になったのかも考えます。
  3. 価値の明確化:本当に大切にしたい価値観を5つ選びます(例:家族との時間、成長、健康、貢献、自由など)。その価値観に沿った生活ができているか確認します。
  4. 不要なものの特定:時間とエネルギーを奪っているのに、あまり価値を感じられないことを特定します。これらは減らすか、できれば排除することを検討します。
  5. 将来の設計:振り返りと分析をもとに、これからの人生でフォーカスしたいことを決めます。短期・中期・長期の目標を立てましょう。

人生の棚卸しを詳しく行いたい方は、70の質問で自分を深掘りできる「人生の棚卸しをヌケモレなく完璧にする方法|70の質問で深堀り。専門家が解説します。」も参考にしてみてください。

深く考えるための最初のステップは、このように自分と向き合い、自分の人生について考える時間を持つことです。忙しい日常の中で見失いがちな、本当に大切なものが見えてくるでしょう。

思考力向上に役立つツールのご紹介

思考力向上に役立つツールのご紹介この記事では、物事を深く考える7つの習慣について紹介してきました。これらの習慣を実践し始めた方も、これから取り組もうとしている方も、その道のりをさらにサポートするためのツールをご用意しました。

もしも今、人生の次の一歩やキャリアの進路について考えているなら、この記事で学んだ「深く考える力」をさらに実践的に活用できる「自分の見つめ直し完全マニュアル」をぜひご活用ください。このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。

これは単なるワークシートではなく、2000人以上の指導経験から生まれた実践的なツールで、制作に10年の歳月をかけた逸品です。以下のような充実の内容で、深く考える力を具体的な人生設計に変換するお手伝いをします:

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

物事を深く考えることは、人生の質を大きく変える力を持っています。深く考える力は、一朝一夕に身につくものではなく、日々の小さな積み重ねによって磨かれていきます。

時には考えすぎてしまうこともあるでしょう。そんな時は、この記事で紹介したバランスを取るためのコツを思い出してくださいね。

成功する人たちも、最初から完璧だったわけではありません。彼らも試行錯誤しながら、少しずつ習慣を身につけてきたのです。

この記事が、深く考える力を高めたいと願う多くの方の一助となれば幸いです。人生の岐路に立った時、この力が必ず役立つことでしょう。

共に学び、共に成長していきましょう。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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