日常生活や仕事中にぶつかる問題に対し、より良い解決策を見出すには、物事を深く考える能力が必要ですよね。
とはいえ、考えすぎるのも良くないし、実際どうしたら深く考える力が身につくのでしょうか?
この記事では、物事を深く考える具体的な方法を解説します。実践すると、日常生活や仕事での判断力が今より格段に高まります。
ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
物事を深く考える人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
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物事を深く考えるメリット
「物事を深く考える」とは、ものごとをじっくりと考えて、その本当の理由や背景をしっかりと捉えようとすることです。
そして物事を深く考える力、つまり思慮深さを身につけると、いくつかの大きなメリットがある。
まず、問題をよりよく理解できるようになります。表面的な理解にとどまらず、問題の本質にある原因を探り当てることができるのです。
次に、より良い決断を下すことができるようになります。物事をあらゆる角度から見ることで、最善の解決策を選ぶことが可能になります。
また、深く考えることで、新しいアイデアが浮かぶこともあります。これは、仕事や日常生活で大きなメリットになるでしょう。
さらに、物事を深く考える能力は、人間関係においてもメリットをもたらします。他人の立場や感情を深く理解することができるようになり、より良いコミュニケーションが可能になります。
最後に、深く考えられるようになると、自分自身の成長にもつながります。自分の考えや信念について深く掘り下げることができるので、自分がどういう人物なのか理解が深まります。
つまり、物事を深く考えることは、日々の生活でぶつかるさまざまな状況に対処する上で、大きな力となります。
物事を深く考える人によくある特徴
物事を深く考える人たちの行動や考え方には、いくつかの特徴が見られます。ここでは、そうした特徴を紹介します。
質問をたくさんする
物事を深く考える人の特徴の1つ目は、質問をたくさんすることです。
たとえば、会議中に他の人がすでに理解していると思われる内容についても、さらに詳細な質問を投げかけることがあります。単純な答えに満足せず、より深い理解を求める傾向がありますね。
観察力が鋭い
物事を深く考える人の特徴の2つ目は、観察力が鋭いことです。
たとえば、人の微妙な表情の変化や、周囲の環境の小さな変化にも敏感に気づきます。
人間関係において相手の気持ちを深く理解したり、 環境の変化をいち早く察知し、適切に対応することができますね。
時間をかけて考える
物事を深く考える人の特徴の3つ目は、時間をかけて考えることです。
たとえば、重要な決断をする前に、多くの時間を費やして情報を集め、可能性を考えます。
衝動的に行動することが少なく、長期的な結果を重視する傾向があります。
他人の意見を重視する
物事を深く考える人の特徴の4つ目は、他人の意見を重視することです。
たとえば、自分の考えに自信があっても、他人の意見を求めて、自分の考えを再度考え直すことがあります。
協力的で、チームワークを大切にしますし、 コミュニケーションを通じて、より良いアイデアを生み出そうとする傾向があります。
彼らは、これらの特徴を通じて、より豊かな人生を送る基盤を築いてます。
考える力をつける!思考を深める方法
物事を深く考える力を高めるための具体的な方法を紹介します。
物事の本質を理解できるようになれば、より賢い選択や決断ができるようになりますよ。一つ一つじっくりやってみてくださいね。
1. 質問を積極的にする
物事を深く考える方法の1番目は、質問を積極的にすること。なぜなら質問をすることで理解を深め、本質にたどり着くことができるからです。
「なぜ?」という質問は、物事の表面的な理解を超えてその原因を深堀りするのに役立ちます。
「どのようにして?」という質問は、プロセスや方法論に焦点を当てることで、深い理解につながります。
質問を通じて、物事を多面的に探ることができますよ。
2. ジャーナリングをする
物事を深く考える方法の2番目は、ジャーナリングをすることです。
ジャーナリングとは、頭に浮かぶことをひたすら紙にかき出すことです。
たとえば、日々の出来事や感じたこと、考えたことをノートに記録することで、その経験から得られる教訓や本質を深く掘り下げられます。
また、ジャーナリングは思考のパターンを明らかにし、未解決の問題に対する新しい視点を提供することもあります。
たとえば、仕事の進行が遅れている問題は、参加メンバーへの業務再配分が必要と結論づけられるかもしれません。
自分の考えを書き留めることで、物事をより深く考えるきっかけを作り出すことができます。
3. 深い読書をする
物事を深く考える方法の3番目は、深い読書をすることです。
新しい情報、アイデア、視点に触れることができ、自分の思考を豊かにすることができます。また、多様な書籍を読むことで、思考の幅を広げ、物事を深く考える力を養うことができる。
読書が苦手な人は、「オーディオブック」 と呼ばれる書籍をプロのナレーターが朗読した音声コンテンツがあるので活用してみるのもいいですよ。
4. 異なる視点から物事を考える
物事を深く考える方法の4番目は、異なる視点から物事を考えることです。
たとえば、自分にとっては当たり前のスキルや知識でも、他人から見れば特別な技術や新しい発見につながるかもしれません。
自分が簡単にできることを、周りの人が驚くような技術として評価する場合、それを起業のアイデアに発展させることができるかもしれません。
このように、自分とは異なる背景を持つ人々の視点を考慮に入れることで、隠れた価値や新しい可能性を発見できます。
異なる角度から物事を見ることで、より深い理解に到達し、新しいアイデアを見つけ出せるようにもなります。
5. アイデアを視覚化する
物事を深く考える方法の5番目は、アイデアを視覚化することです。
たとえば、問題の構造をマインドマップやフローチャートで描くことで、その問題の全体像や要素間のつながりが視覚的に捉えられます。
視覚化によって、複雑な情報や関連性を明確に理解しやすくなります。
視覚化すると物事をより深く、システマティックに考えることができます。
6. 過去の経験から学ぶ
物事を深く考える方法の6番目は、過去の経験から学ぶことです。
過去の失敗から何を学ぶことができたのか、成功体験がなぜ成功したのかを分析することで、その経験を深く理解し、将来同様の状況に遭遇した際により良い対応ができるようになります。
過去の経験を振り返り、そこから得られる学びを整理することで、過去と現在、未来をつなぐ深い教訓を得ることができます。
7. クリティカルシンキングの練習
物事を深く考える方法の7番目は、クリティカルシンキングの練習をすること。
たとえばニュース記事を読むときに、その主張の根拠を評価し、異なる情報源からの情報を比較検討するなどですね。
この繰り返しにより情報の質を見極め、偏見や誤った情報を見抜く能力が養われます。
情報を深く理解し、複雑な問題に潜む本質を見抜けるようになりますよ。
人生を深く考えるための最初のステップ
人生を深く考えるときの出発点は、自分と向き合う時間を確保すること。過去を振り返り、現在の立ち位置を確認し、未来への希望に思いを馳せる時間になりますよ。
重要なのは、自分にとっての価値や追求すべきことを深掘りすること。この自問自答は、新しい発見へと繋がります。
この過程を経て、自ずと「人生の棚卸し」へと進むことになります。
自身の人生を見つめ直し、真に価値あるもの、そうではないものを見極める作業。これが、より満たされた人生へと進むための重要な一歩です。
▶人生の棚卸しをヌケモレなく完璧にする方法|70の質問で深堀り。専門家が解説します。
深く考えすぎる人の悪いクセ【補足】
少し補足します。
深く考えることは、疑問に対する答えを見つけたり、新たな発見をしたりする上で欠かせないことです。しかし、ときには深く考えすぎてしまうことが、心や時間に重荷となることも。
たとえば、完璧を求めるあまりに、行動を起こす前に無限に考え続けてしまう…。これは、チャンスを逃すだけでなく、ストレスの原因にもなり得る。
また、過去の失敗を何度も反芻するクセも、前に進めなくなる原因になります。
失敗から学ぶことは大切ですが、過去に囚われ過ぎると、新しい一歩を踏み出せなくなってしまうかもしれません。
そんな時は、深呼吸をして、自分を少し俯瞰してみるといいですよ。今、この瞬間に集中し、過去や未来の重荷を少しずつ手放していけば、心にもっと余裕が生まれるはず。
深く考えることは素晴らしい能力ですが、その能力によって自分を苦しめることなく、上手くコントロールする術を身につけることもまた、人生を豊かにする秘訣の一つになりますね。
考えすぎる性格の人は以下もどうぞ。
▶「考えすぎる性格」を直すための10の解消法|心配性の原因とよくある特徴も解説!
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それでは物事を深く考える能力を磨き、ワークライフを楽しんでくださいね。以上となります。
ではまた。
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