「仕事の価値観」ってなに?
大切なの?
仕事に対する価値観の見つけ方も知りたいな。
そんな疑問に答えます。
仕事の価値観とは、自分が仕事において何を重視し、どのような働き方や目標を持ちたいかという考え方のことです。
自分に合う仕事や働き方を決める上で、「超」が付くほど重要。
ズレようものなら、仕事が苦痛極まりないものになるし、心身に支障をきたす可能性もあります。
この記事をお読みになると、自分に合う仕事や働き方のヒントをつかめますよ。
自分らしく毎日楽しく働くために知っておくべき情報のみをセレクトした内容ですので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
仕事の価値観を見つけたかった人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
仕事の価値観とは
仕事の価値観とは、自分が働く上で大事だと思うことや、どのような働き方や目標を目指したいかという考え方です。
人それぞれ違う価値観を持っており、例えば給料の安定性、プライベートの充実、スキルアップの機会、働く環境など、さまざまな要素がある。
自分の価値観を知ることで、自分に合った仕事や働き方を見つけられるようになりますよ。
仕事の価値観を知っておくべき4つの理由
仕事に対する価値観を知っておくべき4つの理由について解説します。
1.仕事のミスマッチを防ぐため
仕事の価値観を知っておくべき理由の1つ目は、仕事のミスマッチを防ぐため。
仕事の価値観が明確であれば、自分に合う仕事を選べるため、ミスマッチを防げます。
例えば、チームワークに価値を感じる人が、個人で業務を進める仕事に就くと、ミスマッチが生じる可能性があります。
自分の価値観を理解しておけば、このような状況を避けられますよね。
2.働き方のミスマッチを防ぐため
仕事の価値観を知っておくべき理由の2つ目は、働き方のミスマッチを防ぐため。
自分がどのような働き方を望んでいるか理解することで、働き方に対するミスマッチも防げる。
例えば、ワークライフバランスを重視する人が、長時間労働が一般的な企業に就職すると、ストレスが溜まる可能性が高まります。
自分の働き方の価値観を理解することで、適切な環境で働くことができるでしょう。
3.企業の採用面接で質問されるため
仕事の価値観を知っておくべき理由の3つ目は、企業の採用面接で質問されるためです。
企業の採用面接では、自分の価値観を問われることが多いため、事前に把握しておくことが望ましいです。
例えば、面接官に「あなたが働く上で大切にしたい価値観は何ですか?」と質問されます。このような場面で、自分の価値観を明確に伝えられると、面接官に好印象を与えられます。
4.理想的なキャリアを見つけるため
仕事の価値観を知っておくべき理由の4つ目は、理想的なキャリアを見つけるためです。
例えば、社会貢献を重視する人は、NPOや地域活性化に関わる仕事に興味を持つかもしれません。
また、創造性を大切にする人は、デザインやアート関連の業界で活躍することが期待できるみたいな感じです。
自分の価値観に沿ったキャリアを選択することで、仕事へのモチベーションが維持され、長期的に充実したキャリアを築くことができます。
仕事の価値観は、自分の仕事・働き方・キャリアを考える上で主軸になるものなのですよ。
「仕事の価値観」7つのタイプ
仕事の価値観には主にどのようなタイプ(種類)があるか解説します。
以下の7つです。
- 「仕事の価値観」7つのタイプ
- 自己実現を求める
- 安定・安心を求める
- 金銭的な報酬を求める
- 社会貢献を重視する
- 自由度の高い環境を求める
- 他人の成長支援を求める
- 権威を求める
順に解説しますね。
1.自己実現を求める
自己実現のために働きたいタイプです。要は、 自分が成長できる仕事が好きな人ですね。
仕事を通して自己実現を目指し、挑戦や成長につながるような仕事を好みます。
やりがいを感じ、自分自身の能力を最大限に発揮できる職場を求める傾向がありますね。
2.安定・安心を求める
安定・安心を求めるタイプです。要は、 安定した収入が欲しい人ですね。
仕事を通して生活を安定させることを考えます。
安定した職場環境・福利厚生を求める傾向があります。
3.金銭的な報酬を求める
金銭的な報酬を求めるタイプです。要は、 お金をたくさん稼げる仕事が好きな人ですね。
当然のことながら収入面を重視する傾向があります。高収入の職業・仕事に興味を持ちます。
4.社会貢献を重視する
社会貢献を重視するタイプです。要は、 社会に貢献することが大切だと思っている人ですね。
仕事を通して社会貢献を実現したいと考えます。非営利団体や公共機関など、社会貢献につながる職業に興味を持つ人が多いですね。
5.自由度の高い環境を求める
自由度の高い環境を求めるタイプです。
要は、自由に自分のペースで働ける仕事が好きな人ですね。
自由な発想や創造性、そして柔軟な働き方を重視する傾向があります。規則でがんじがらめの仕事や働き方が苦手という感じ。
スタートアップ企業とか、自営業者など、自分自身のペースで働ける職場に興味がある人が多いですね。
6.他人の成長支援を求める
他人の成長支援を求めるタイプです。
要は、他人の成長に携わり、支援することを重視する人ですね。
仕事を通して他人の成長を促進することを目指したいと考える。
例えばチームリーダーや教育関係、コンサルタントなど、他人の成長に貢献できる職業に興味がありますね。
7.権威を求める
権威を求めるタイプです。
要は、ステータスや社会的な地位を重視する人たちですね。
「業界1位」などの成功企業や有名企業などで働くことに興味を持ちます。
また、高い専門性や技術力を持つ仕事に興味を示す場合が多いですね。
仕事の価値観を見つける方法
自分自身の仕事の価値観を見つけるためには、『自分自身が何を大切にしているか』を考えることが大切です。
例えば、自分自身が成長することを大切にしている場合には、「自己実現を求める仕事の価値観」というタイプに当てはまるかもしれません。
毎日、苦痛を感じながら仕事をすることになるでしょう。
自分以外の人が一生面倒を見てくれるわけではないので、仮に親であろうが誰であろうが無視しましょう。
もう少し具体的に仕事の価値観を見つける方法を教えて
かしこまりました。以下を試してくださいね。
自分を分析する
自分自身の性格や嗜好、得意なことや興味を持っていることを洗い出すことで、自分自身の仕事の価値観を把握することができます。
以下も参考にどうぞ。
▶今すぐできる自分の価値観の見つけ方ガイド|12の質問で解決
過去の経験を振り返る
過去に経験した仕事で、自分自身がどのような仕事に価値観を持っていたかを振り返ることで、仕事の価値観を把握することができます。
例えば、「思い切って挑戦したプロジェクトを無事終えたときの成長感に対する快楽は忘れられない」みたいな。
仕事に対して自己成長を重視するタイプであるとわかる例ですね。
周囲の人々や職場の雰囲気を観察する
周囲の人々や職場の雰囲気を観察することで、自分自身が求める働き方や自分自身に合った職場環境をイメージすることができます。
例えば「知人のAさんは、仕事と趣味を共に楽しんでいるので魅力を感じる」「B社は個性を大切に自由に働かせてくれるところに魅力を感じる」みたいな感じですかね。
周囲の人々や職場の雰囲気を観察することにより、自分の仕事に対する価値観を、よりリアルに感じられますよ。
自分自身のライフスタイルを考える
自分自身のライフスタイルや将来像を考えることで、自分自身にとって理想的な働き方をイメージすることができます。
場所に縛られず、世界各地を旅しながら働くライフスタイルを望む人もいれば、家族との時間を大切にし、家族向けの活動やイベントに積極的に参加したい人もいるでしょう。
自分自身のライフスタイルを考えることにより、理想的な働き方をイメージできます。
以下の記事も参考にどうぞ。
プロに相談する
最も効率的で安心な仕事の価値観を見つける方法としては、プロに相談することです。
実績のあるプロに相談すると、自分自身が気づかなかった視点やアドバイスを得られる。自分自身の価値観を踏まえた適職の提案も期待できます。
30代くらいの経験の浅い相談員ですと、実績に乏しい可能性がありますのでご注意くださいね。
信頼できる方にお願いするといいでしょう。該当する人が身近にいない場合は、当塾の講座が得意とすることですので、参考にどうぞ。
仕事の価値観を質問されたときの対処法
企業の採用面接において、「働く上で大切にしたい価値観は?」とよく質問されます。以下に従って対処しましょう。
事前準備する
面接前に、自分がどのような価値観を大切にしたいかを明確にしておくことが重要です。
自分の価値観をリストアップし、それらがどのように自分の仕事に影響を与えるかを考えておきましょう。
具体的な例を挙げる
質問に答える際には、具体的な例を挙げて説得力を高めます。
過去の経験や実績を元に、その価値観がどのように働き方に影響を与えたかを説明しましょう。
例えば以下のような感じです。
技術系の職種で働いていた際、新しい技術を学び続けスキルを拡大し、より多くのプロジェクトに貢献できました。この成長過程が自信につながり、キャリアの幅を広げることができたと感じています。
関連性を示す
自分が大切にしたい価値観が、求められている職種や企業が必要としている人材とどのように関連しているかを明らかにすることで、相手に伝わりやすい。
価値観がポジティブな影響を与えることを強調しましょう。
例えば以下のような感じです。
私は継続的な学習を重視し、常にスキルアップを目指しています。IT業界は急速に進化するため、この価値観が求められる職種だと思います。私の学び続ける姿勢が、御社の技術進歩や競争力の向上に貢献できると信じています。
自信を持って伝える
自分の価値観を自信を持って伝えることが大切。優れたスキルや実績があっても自信なさげに話されたら採用する方も不安になりますから。
面接官が不安に陥らないようにするためにも、ハッタリをかますくらいの気持で挑みましょう。
以下を参考にするといいですよ。
PREP法で話す
仕事の価値観に関する質問に対処する際、PREP法を活用することが効果的。
説得力が増し、相手の記憶に残りやすくなるとされている話し方です。
PREP法は、以下の4つのステップで構成される。
- Point(ポイント)
- Reason(理由)
- Example(例)
- Point(再びポイント)
上記のステップを踏まえた対処法をそれぞれ以下に解説します。
(1)事前準備とポイントの明確化
前の解説の繰り返しになりますが、面接や会話の前に、自分がどのような価値観を大切にしたいかを明確にしておくことが重要です。
自分の価値観をリストアップし、それらがどのように自分の仕事に影響を与えるかを考えておきましょう。
そして、伝えたいポイントを整理しましょう。
例:「働く上で私が大切にしたい価値観はチームワークです。」
(2)理由を説明する
自分がその価値観を大切にする理由を説明します。
この理由が、自分の働き方や過去の経験にどのように影響を与えたのかを簡単に伝えましょうね。
例:「チームワークを重視する理由は、協力して働くことでより良い成果が生まれると考えているからです。」
(3)具体的な例を挙げる
過去の経験や実績を元に、その価値観がどのように働き方に影響を与えたかを説明します。
具体的な例を挙げることで説得力を高めますよ。
例: 「以前、プロジェクトチームの一員として、チームワークを大切にし、メンバー間で情報共有やサポートを行いました。その結果、プロジェクトは予定より早く完了し、クライアントから高い評価を受けました。」
(4)再度ポイントを強調する
最後に、伝えたいポイントを再び強調します。これにより、相手に自分の価値観が印象に残りやすくなりますね。
例: 「このような経験から、私は働く上でチームワークを大切にすることが、プロジェクトの成功に繋がると確信しています。」
以上となります。PREP法を活用することで、相手に自分の価値観を理解してもらいやすくなり、印象に残る回答ができますよ。
仕事に対する価値観がズレたときの対処法
仕事に対する価値観がズレたと感じたときは、以下のような対処法があります。
仕事の価値観を再確認する
仕事に対する価値観がズレたときの対処法の1つ目は、仕事の価値観を再確認して対策を練ることです。
もともとワークライフバランスを重視していたのに、最近仕事が忙しくて休日が取れない状況が続いている場合、自分の価値観を再確認し、働く環境や条件を見直すことが必要になりますよね。
リモートワークを導入するなどの対策を検討してみましょう。
上司や同僚と話し合う
仕事に対する価値観がズレたときの対処法の2つ目は、上司や同僚と話し合うことです。
仕事に対し自分の成長を重視しているけれど、現在の職場では新しいスキルを習得する機会が少ないと感じたら、上司や同僚と話し合い、意見交換を行うみたいな感じです。
研修制度の改善や新しいプロジェクトへの参加を提案されるなど、成長の機会が増えるかもしれませんね。
上司や同僚と話し合う機会をもうけることで、周りの反応を伺えるのでどのように対処すればいいかヒントをつかめるかもしれませんよ。
転職やキャリアチェンジを検討する
仕事に対する価値観がズレたときの対処法の3つ目は、転職やキャリアチェンジを検討すること。
現在勤務している会社で、自分の価値観に沿った仕事や働き方が実現しないのであれば、転職やキャリアチェンジを検討することになるでしょう。
以上の対処法を試すことで、仕事に対する価値観のズレを解消し、働く上での満足感を向上させることができます。
(まとめ)自分らしく働くためには必須です
まとめになりますけど、自分らしく働くためには、仕事の価値観を無視することはできません。
そもそも「自分らしく働く」とは、自分の一貫性(特性)に沿った働き方をすることです。
わかりやすい例をあげますと、分析が得意な人が研究職に就く、人の喜ぶ顔を見るのが好きな人が接客業をする、何時間でも絵を描くことができる人が画家になる、みたいな感じ。
自分の特性を仕事に活かしている状態を「自分らしく働く」といいます。
仕事の価値観こそ自分らしく働くための選択軸になりますよ。
以下の記事に詳しく書いてます。
▶自分らしく生きるために働く方法7選【自分らしく働ける仕事の見つけ方】
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仕事に対する価値観を見極めるためには、自分自身を深く理解する必要があります。きちんと理解しないと、他人の価値観に確実に左右されてしまうでしょう。
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