会社員に向いてない人が起業すると、意外に成功しやすい傾向があります。ただし「向いてない=誰でも成功できる」というわけではありません。
安易に独立すると失敗するリスクもあり、押さえるべきポイントがあります。
本記事では、会社員に向いてない人が起業で成功しやすい理由と、実際に成功するための秘訣を解説します。
まずは「会社員に向いてない人の特徴リスト」を確認しながら、自分がどこに当てはまるかをチェックしてみてください。
さらに、起業に向いているかどうかを判定できる無料の自己診断シートもご用意しました。自分の可能性を見極めたい方はぜひご活用ください。
サラリーマンが本気で起業したいと思ったとき、何を準備すべきかがわかります。
正しい方向へ進むためのヒントを解説していきますので、最後までご覧ください。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
会社員から起業した人を含む、以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
会社員に向いてない人が起業で成功しやすい理由
会社員に向いてない人が起業すると、意外に成功しやすいものです。
その理由としては、起業に必要とされる資質を持っている人が多いからです。以下から詳しく解説します。
会社員に向いてない人の特徴10選
以前、会社員に向いてない女性の20の特徴について書いた記事があります。その記事から、会社員に向いてない人の特徴をいくつか引用しました。
- 会社員に向いてない人の特徴
- 社風やルールに合わせられない
- ウワサ話や世間話が苦手
- 社内政治がとにかく嫌い
- 興味関心ごとが人と違う
- 理不尽さを感じるとパフォーマンスが落ちる
- 人の好き嫌いが激しい
- 子供の頃から団体行動が苦手
- やりたいことが明確にある
- 自分にしかできないことをしたい
- 仕事が自己実現の場になっている
これらを見ると、個性の強い人にもあてはまる特徴ばかりですよね。
起業する場合は、自分のやり方で好きなようにやれる利点がありますし、商品もサービスも自由に選べます。会社員のように、規則でがんじがらめの中で成果を出さねばならない世界とは異なっています。
- ハマれば化けます。
たとえるなら、規格外の極上フルーツみたいなものでしょう。すごく味はいいのに、カタチがいびつで他に混ぜて売れないみたいな。
他に混ぜると、持ち味が発揮できないのです。


もちろんあります。
たとえば 転職で社風や職場環境が変われば、本来の力を発揮できる人もいます。また、フリーランスとして専門スキルを活かし、組織に縛られずに働く方が合う人もいます。


ざっくり言えば、やりたいことを貫き、自分にしかできない価値を誰かの役に立たせたい人です。
そういう人は、起業という選択肢をとることで、その個性が大きな強みに変わります。
つまり、会社員に向いてない人は「転職」「フリーランス」「起業」という複数の道に広がりやすいのです。
その中で「規格外の個性」をどう活かすかが、成功の分かれ道となります。
起業して成功する秘訣【規格外の強み探し】
いよいよ核心です。
会社員に向いてない人が、起業することにより成功する秘訣をお教えします。それは、「自分に潜む規格外なところ」を探すことです。

ここでいう規格外とは、”自分の強み”のことを言います
ここで多くの人たちが「私にはそんな誇れる強みはない」と言います。
ところが、自分の強みというものは、あたりまえにできることの中に潜んでいることも多く、本人だけではなかなか気づきづらいのです。
さらに、会社という「枠」内では、その強みが役立たないことがあります。それでも、宝石のように価値があり、活かし方次第で大きく化けます。
この記事を書いている私が実感していることです。初出版したときのコチラの本は、私が婚活したときに培われた能力が元になっています。
このメールライティングの能力が、会社員時代に活かされた記憶はありません。まさに規格外の能力だったのです。
しかし、ベストセラーの一冊となり、Amazonでこの年2番目に売れた新書となっています。それがきっかけで私は、講師になるきっかけをつかみ起業しています。
自分の強みの見つけ方に関しては、下記の記事にわかりやすく書いてます。
▶自分の棚卸しガイド|強み迷子を解決する20の質問と実践方法
会社員に向いてない人が起業に失敗する3つのリスク
会社員に向いてない人が起業で成功しやすいといっても、もちろん全員が順調にいくわけではありません。
むしろ、準備不足や考え方のクセによって挫折してしまう人も少なくないです。
そこでここでは、会社員に向いてない人が起業するときに陥りやすい「3つの失敗リスク」を紹介します。
1. 不安に負けてしまう(資金計画が甘い)
起業をすると、よほどの商才でもない限り、会社員時代のように毎月安定した収入はすぐには得られません。
場合によっては数ヶ月間ほとんど収入がない期間が続くこともあります。
このとき、資金計画が甘いと「生活できないのでは?」という強い不安に押しつぶされてしまいます。
本来は起業によって得られる「時間の自由」や「意思決定の自由」があるはずなのに、その不安に負けて途中で挫折してしまうのです。
2. 行動に移せない(継続力が不足)
起業は「行動」が何より大切です。ところが、失敗を恐れすぎたり、「これで本当に合っているのか」正解探しに時間をかけてしまい、行動を先延ばしにしてしまう人がいます。
やってみなければ正解はわかりません。
しかし、頭で考えすぎて行動が止まってしまうタイプは、継続力を発揮できず、結果的に失敗しやすいのです。
多少、頭のネジが緩んでいるくらいがちょうどいいという感じです。
3. 失敗を「成功の素」に変えられない
誰でも失敗をすると痛みを感じます。起業すれば失敗はつきものです。
たとえば「いいサービスだと思ったのに、思うように売れない」といったことはよくあります。
その痛みから逃げてしまったり、トラウマになって挑戦をやめてしまう人も少なくありません。
けれども、起業で成功する人は失敗を「改善点を見つける機会」、つまり成功の素と捉えます。
「なぜ売れないんだ?◯◯が原因かも」と考え、次の行動に進むことができるのです。
失敗から学びを得て改善を繰り返せる人こそ、最終的に成果をつかみます。
会社員から起業する人の裏事情
会社員に不適合と思われる人が起業する裏事情として、起業するしか選択肢が無かったのではないかと思います。
自由な時間に自由な場所で働きたい、やりたい仕事しかやりたくないなど、世間から「わがまま言ってるんじゃない」と叱られるようなことです。
でも…世間からわがままと言われるような環境をそろえなければ、能力を発揮できない人もいます。そのような人たちが起業している裏事情もあります。
興味のあることにしか意欲が湧かず、理不尽なことがあるとモチベーションが下がってしまう性格です。人と組んで仕事をするのも苦手だったので、会社員として働くのはかなり厳しい性格だったと言えるでしょうね。
まとめになりますが、会社員として生きるのも、起業して生きるのもどちらも一長一短あります。
どの道を選ぶのか。本記事が少しでもそのヒントになったらうれしいです。
【無料診断】起業に向いているかチェックできる70問シート
この記事をお読みになっている方は、少なからず起業することに興味のある方だと思います。
しかし、誰もが起業に向いているわけではありません。一方で、起業家としての才能が潜んでいる可能性も否定できません。
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ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
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会社員を卒業した人のインタビュー
私の運営する塾を卒業し、起業という道で成功を収めた受講生のインタビューをご紹介します。
会社員時代に感じていた悩みから、独立後の変化まで、リアルなストーリーをぜひ参考にしてください。
☆中山素子さん〈海外ディレクター〉
『受講しなければ今も自分探しをしていると思います』
☆村西千恵さん〈キャリアカウンセラー〉
『出産後に時給は2.5倍になってます』
☆新妻幹生さん(28)〈広報職〉
『自分のキャリアが広がる実感があります』
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
この記事は、むやみに起業をおすすめするものではありません。慎重に行動していただきたいところです。
可能性を探るには、深く自分自身のことを見定める必要があります。そんなときに役立つ「自分の見つめ直し完全マニュアル」が完成しました。
以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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最後に筆者からの大切なメッセージ

自分力活用講座
「自分は会社員に向いていない」という悩みは、決してネガティブなものではありません。
むしろ、それは自分の中に眠る「規格外の強み」が、会社という枠に収まりきらないことを知らせるサインなのです。
その強みこそ、私が大切にしている「自分力」です。
自分力とは、他者と比較せず、自身の経験や個性を深く掘り下げて見つける、唯一無二の力のこと。
本記事が、自分が持つ自分力に気づくきっかけになったなら、これほどうれしいことはありません。
もしも、「自分力を発見できたけれど、どう活かせばいいか分からない」と感じたら、ぜひ次のステップへ進んでみてください。
私が提供している「自分力活用講座」では、人生のストーリーをじっくりと解析することで、その自分力を具体的に言葉にし、仕事や起業でどう活かすかを見つけ出します。
安易な独立を勧めるわけではありません。しかし、現状に悩む方が、本当に輝ける場所を見つけるための確かな第一歩になるでしょう。
自分の自分力を、眠らせたままにしないでくださいね。最後までお読みいただきありがとうございます。
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浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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