「自信をつけるには経験が大事」とよく耳にしますが、実際はどうでしょうか?
確かに、自信をつけるためには経験が重要です。
しかし、
ただ経験を積むだけでは十分ではありません。経験の受け止め方次第で、それが自信につながるかどうかが大きく変わってきます。
この記事では、自信につながる経験とは何か、そしてその経験をどう受け止めれば自信に変えていけるのかを詳しく解説していきます。
これからご紹介する「経験が自信になる5つの実践方法」を通じて、日々の経験を確実に自信に繋げられるようになるはずです。
さらに、失敗への恐れも軽減できるような内容になっているので、ぜひ最後までお読みいただき、自信に繋がるヒントを見つけていきましょう。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
経験が自信につなげたかった人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
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自信につながる経験とはどういうものか
先ず始めに、自信につながる経験とはどういうものでしょう。
- 自信につながる経験とは
- やり抜いた経験
- 挑戦した経験
- 失敗から得た経験
以上の3つです。少し解説を加えます。
やり抜いた経験
自信につながる経験の1つ目は、やり抜いた経験です。
むずかしい問題や困難な状況になっても、最後までやり抜く経験は、その後「自分はやればできる」という自己効力感を生み出します。このような経験は、自分が何に対しても立ち向かえるという確信を育み、自信に直結しますね。
挑戦した経験
自信につながる経験の2つ目は、未経験なことに挑戦した経験です。新しいことに挑戦し、未知の領域に踏み出すことも、自信につながります。
挑戦する経験は、これまでの自分の限界を超えられるという自覚を与え、これまでと違う自分の発見につながりますね。
失敗から得た経験
自信につながる経験の3つ目は、失敗から得た経験です。
失敗から得た経験は、次回の挑戦の成功率を高めるだけではなく、困難を乗り越える知恵を手にすることができます。
たとえば、仕事の納期が遅れてお客さまに怒られた経験をもとに、スケジュールの管理方法を見直す必要があると気づき、時間管理の技術を身につけるきっかけを与えてくれるかもしれません。
このように、失敗は単なるネガティブな出来事ではなく、将来の成功に向けた学びと成長の機会を提供してくれます。
自信がつくかは経験の受け止め方で変わる
自信がつくかは、これまでの(もしくは今後の)経験をどう受け止めるかで変わるもの。
たとえば、TOEIC900点を取っても「大したことない」と思う人もいれば、TOEIC500点でも「けっこう英語できるのね」と思う人もいます。
また、失敗した経験も、「次の失敗を防ぐ、いい学びになった。」と受けとめることができれば、それは自信へつながるきっかけになる。
つまり、
出来事をポジティブにとらえることが、経験が自信になる正しい受け止め方となり、個人の受け止め方次第で、同じ経験でも全く異なる意味を持つようになります。
個人の受け止め方次第なのですよ。
経験が自信にならない人の4つの特徴とは?
次に、経験が自信につながらない人の特徴について解説します。これを読みながら、ご自身に当てはまるものがないか確認してみてくださいね。
経験が豊富でも、自信が持てない人はいます。
例えば、有名大学を卒業し、一流企業で働いている方でも「自信が持てない」と悩み、私の塾を訪れるケースがあります。つまり、どれだけ経験や実績があっても、それが必ずしも自信に繋がるわけではないのです。
経験が自信に変わらない人には、以下の4つの特徴があります。
- 経験が自信にならない人の特徴
- 身近に評価してくれる人がいない
- 過去の失敗に囚われている
- 他人と比較ばかりしている
- 自己分析を避けている
順に解説します。
身近に評価してくれる人がいない
経験が自信にならない人の特徴1つ目は、身近に評価してくれる人がいない傾向があります。主に2つのパターンがありますね。
ひとつは、現職の仕事で上司にダメだしばかりされるパターン。
直属の上司から厳しい指導を受けていたり、ときに人格否定的な言葉を投げかけられたり。毎日のことなので洗脳が効いてしまうのでしょうね。
もうひとつは、親の価値観や正しさの押し付けによるパターン。
親の言うこと聞いて、それなりの成果は出させていたとしても、自分で決めた感覚がないため、自信にならないパターンです。
第三者からの客観的な評価を得られる機会が少ないことも、自信が育ちにくい要因となります。
過去の失敗に囚われている
経験が自信にならない人の特徴2つ目は、過去の失敗に囚われている傾向です。
痛みのある経験が、その後の経験すべてを低評価なものとして上書きする感じですね。
他人と比較ばかりしている
経験が自信にならない人の特徴3つ目は、他人と比較ばかりしている傾向です。
自分よりできる人がいるとアウト。どんなに成功しても自信につながらない感じです。
兄弟に優れた人がいて、比較されてきた人にも多いですね
自己分析を避けている
経験を積んでも自信につながらない人は、自己分析を避けている傾向にあります。
このタイプの人は決められたことを守り、与えられた役割はきちんとこなす人も多く、周りから自信がないように見えません。
本当の自分がわからない状態に陥っている傾向があります。
経験が自信にならない人の原因
スキル、知識、経験の豊富さなどと異質なものです。経験が自信にならない人の原因は、自己価値の違いにあります。自己価値とは、自分そのものの存在価値という意味です。
自分の価値を成功した経験に重ねて高める感じです。
これでは自分の価値を、成功した経験に重ねることができない。
むしろ失敗を自己価値に繋げてしまう。失敗しようものなら「私に価値がない」と自己価値に繋げて自信を失ってしまいます。
【3分診断】経験の受け止め方診断
これまでの説明を踏まえて、まずはあなた自身の「経験の受け止め方」を確認してみましょう。
この診断では、経験が自信につながりやすいタイプなのか、また現在どのような傾向があるのかを明らかにします。
診断結果に基づいて、より効果的な実践方法を見つけることができます。
💡 あなたの経験の受け止め方診断
以下の質問に「はい」か「いいえ」でお答えください。
たった3分で、あなたの特徴と改善のヒントがわかります。
Q1. 失敗した経験を思い出すと、今でも気分が落ち込む
Q2. 過去の成功体験を具体的に3つ以上思い出せる
Q3. 自分より優秀な人と比べて落ち込むことが多い
Q4. 新しいことへの挑戦は、失敗が怖くて躊躇する
Q5. 「自分にはできない」と、最初から諦めることが多い
Q6. 周りの評価を気にしすぎて、本当の自分を出せない
Q7. 経験を積んでも、自信につながっている実感がない
Q8. 過去の成功は「たまたま」だと考えてしまう
Q9. 自分の良いところよりも、欠点が気になる
Q10. 他人の成功談を聞くと、自分と比べてしまう
Q11. 困難な状況でも最後までやり抜いた経験がある
Q12. 自分の強みを具体的に説明できる
Q13. 失敗から学んで、次に活かせた経験がある
Q14. 経験を積むことで、少しずつ成長を感じられる
Q15. 過去の辛い経験も、今では糧になっていると感じる
0 / 15問
診断結果はいかがでしたか?
この診断結果を踏まえて、これから解説する「経験が自信になる5つの実践方法」をご覧ください。
特に、診断結果で指摘された部分に注目して読み進めていただくと、より効果的に実践できるはずです。
経験が自信になる5つの実践方法
自分の経験を通じて、効率的に自信を高めるための方法を5つご紹介します。
どれも日々の生活に取り入れやすいものばかりですので、試してみてください。自分の中に眠る可能性を引き出すヒントが見つかるはずです。
方法1:成功体験を棚卸しする
経験が自信につながる方法の1つ目は、成功体験を棚卸しすることです。自分が過去に達成したこと、周囲に褒められたことをもう一度思い出してみましょう。
漠然と振り返るだけではなく、具体的な場面や行動を書き出してみることが大切。
こうすることで、自分の価値を再認識でき、自信を高める一歩になります。
しかしながら、成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけること。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひとまず無料で配布することにしました。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は入手して保存することをおすすめします。
下記からどうぞ。
方法2:自分の強みを見える化する
経験が自信につながる方法の2つ目は、自分の強みを見える化することです。
ブランド・プロフィールとは、自分にしかない強みを盛り込んだプロフィールです。
下記が私の著書の裏表紙に記載されているブランド・プロフィールの例です。
このプロフィールのように、「誰に、何を提供できるか」「自分にしかない強み」を書き出し、それを裏付ける具体的な経験も添えると、自分の価値がはっきり見えてきます。
見える化することで、他者にも自分の強みを伝えやすくなりますし、自分自身の中でも強みを認識しやすくなります。
また、強みを見える化することで、次の行動につなげやすくなるのもポイントです。
自分がどのように価値を提供できるかを意識することで、仕事やプライベートでの取り組みに対する自信が強まり、結果的に行動力も高まります。
●関連記事:
▶自分の棚卸しのやり方|人生の棚卸しでキャリアに潜む強み発見
方法3:「成功の再現性」を意識する
経験が自信につながる方法の3つ目は、「成功の再現性」を意識することです。一度成功したことを、同じように繰り返すことができるよう意識することは、次の成功につながります。
「どうしてうまくいったのか」を考え、再現できる要素を探してみましょう。このプロセスを繰り返すことで、自信はどんどん強くなります。
例えば、料理に挑戦して美味しい料理を作れたときの成功要因を考えてみてください。それはレシピをしっかりと読み込み、手順を正確に守ったことだったり、適切な材料を選んだことだったかもしれません。
同じ要因を次回の料理に活かすことで、さらに美味しい料理を作ることができるでしょう。
成功の再現性を意識することで、成功を体系化し、次に同じような状況が訪れたときに適切に対応できる力が身につきます。
方法4:過去の捉え方を変える
経験が自信につながる方法の4つ目は、過去の捉え方を変えることです。
過去の辛い経験も、見方を変えることで自信につながる大切な資源に変わります。
仮に、好きではない仕事を続けた経験があったとしても、それが今の自分の成長に役立っていると考えられれば、その経験はポジティブなものになります。
実際に、私自身も26年間好きではない仕事を続けた経験があります。当時は悩み、苦しさもありましたが、その経験が現在の仕事をするモチベーションに繋がっています。
私の塾には、自分の方向性に悩む多くの女性が集まりますが、彼女たちに寄り添うことができるのも、過去の厳しい経験があったからこそ。
例えば、ある受講生は長年会社での昇進がうまくいかず、自信を失っていましたが、その経験を「挑戦を続けた証」として捉え直すことで、今では新しい職場でリーダーシップを発揮しています。
過去の出来事は変えられませんが、その捉え方はいくらでも変えられるのです。
視点の変化により、過去が未来に対して力を与えてくれるものとなり、自信が深まります。
方法5:失敗をコレクション化する
経験が自信につながる方法の5つ目は、失敗をコレクション化することです。
失敗するたびに新しい学びがあり、それが経験値として蓄積されていきます。
失敗を一つの成果として捉え、「自分の成長の証」として蓄積することで、失敗に対する恐れが和らぎます。
失敗を積極的に受け入れることで、物事に挑戦することのハードルが下がり、挑戦の数が増えていきます。
こうして物事に挑戦し続けることで、自信も少しずつ高まっていくのです。
自信を深める次のステップ:専門的なサポートの活用
前述した実践方法を試してみても、まだ自信に結びつかないと感じることがあるかもしれません。
そのような場合は、専門的なサポートを受けることで新たな視点や具体的なアプローチを得られる可能性があります。
もしも、身近に専門家がいないのであれば、14年以上の開催実績のある 女性のための自分力活用講座 の受講も選択肢のひとつです。自分の本当の価値を理解し、人生を飛躍させるための具体的なノウハウを体系的に学ぶことができます。
この講座では、成功体験の棚卸しや強みの見える化など、実践的な手法を通じて自信を高めるサポートが提供されています。詳細はこちらをご覧ください。
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ここまでご紹介した「経験が自信になる5つの実践方法」。これらを実践することで、自信をつけていくことができます。
- しかし、ここで重要な注意点があります。
これらの方法を「ただ知っているだけ」では、実際の行動や変化にはつながりにくいのです。なぜなら…
- 成功体験の棚卸しをしようとしても、具体的な振り返り方がわからない
- 強みの見える化に挑戦しても、自分の価値を適切に言語化できない
- 過去の捉え方を変えたくても、具体的なステップがわからない
このまま放置すると、せっかくの知識が実践に結びつかず、自信を高めるチャンスを逃してしまう可能性があります。
そこで、これらの実践をより確実に、効率的に進めていただくために、自分の見つめ直し完全マニュアルをご用意しました。
このマニュアルは、2000人以上の指導実績から得た知見を体系化し、制作に10年の歳月をかけた集大成です。
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- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
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最後に筆者からの大切なメッセージ
一人ひとりの経験には、かけがえのない価値が宿っているものです。これまでの経験を大切に受けとめながら、前にすすんでいきませんか?
日々の小さな一歩が、いつか大きな自信となって実を結ぶ。そんな喜びを、これからも分かち合えることを心から楽しみにしています。
人生の歩みに、ときには迷いや不安が訪れることがあるかもしれません。でも、その一つひとつの経験が、私たちを確実に前へと導いてくれます。機会があれば、成長のお話を聞かせてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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