目標はないほうがいい『目的意識』があれば人生うまくいく理由【無目標の人生を歩むメリット】

そんな疑問に答えます。

目標がない人や目標を立てるのが苦手な人に朗報です。結論から言いますと、目標がなくても問題ありません。

『目標を立てねばならない』そんな世間の常識に縛られる人は多いですよね。

目標を持つことで成功する人は確かにいます。しかし、彼らは以下の前提条件がそろっている人たちです。

以上の3つに当てはまらない人は、目標はないほうがいいと言えます。挫折を生み、自信を失うだけだからです。

目標は、何らかの目的を達成する手段の一つでしかありません。

大切なことは、目的意識を持って行動すること。どういうことか後ほど誰でもできるように、わかりやすく解説します。

本記事を読みますと、目標のない人も安心して人生を楽しめるようになります。

この記事を書いている私も、目標を立てるのが苦手です。会社勤めのころは、心にもない目標を立てていました。

• それでは意味ないですよね。

ハッキリした目標があり、ストイックになれる人には不向きな内容です。3分程度で読めますので最後までお読みくださいね。

目標はないほうがいい理由【挫折するから】

「目標」という名の呪縛にお気をつけくださいね。

目標は必ずしも必要ではありません。

むしろ、目標が自分の可能性を狭めてしまう足かせ になるかもしれません。

その理由は次の3つです。

理由1：目標は挫折の温床になるから

目標を無理に持たないほうがいい理由の1つ目は、常に挫折のリスクが伴うからです。強い動機や情熱がなければ、道半ばで投げ出したくなるのです。

• ダイエットがわかりやすい例です。

「10キロ痩せたい」と思い立っても、現実は厳しい。ほとんどの人が目標達成前に諦めてしまうわけです。（私自身もその一人です）

理由2：目標は視野を狭める

目標を無理に持たないほうがいい理由の2つ目は、目標により視野を狭めるからです。

目標に囚われすぎると、目の前のチャンスを見逃してしまうことがあります。

固定概念に縛られ、本来の目的や可能性を発揮できなくなるのです。

たとえば「10キロ痩せたい」と無茶なダイエットをして拒食症になったとしましょう。

その結果、恋人ができるチャンスを失ったり、日常生活を楽しめなくなり、生きることが苦しくなるかもしれません。

理由3：目標は人生が退屈になる

目標を無理に持たないほうがいい理由の3つ目は、目標により人生が退屈になるからです。

目標を設定すると、その達成に向けて決まったレールを進むことになります。

これは一見良いことのように思えますが、実は驚きや発見が少なくなってしまうのです。

新しいことに挑戦する機会が減り、日常が単調になりがちです。

たとえば、将来のキャリアにおいて特定のポジションを目指す目標を持つことは悪いことではありませんよね。

しかし、それが唯一の目標になってしまうと、他の興味や可能性を見逃してしまうかもしれません。

異なる分野や新しいスキルに挑戦することを避けるようになり、結果として視野が狭まり、成長の機会を失うことになります。

もちろん、「目標」を持つことが 悪い と言っているのではありません。

大切なのは「目標に振り回されない」 ということです。

“目的”意識があれば人生うまくいく

冒頭でお伝えしたように、目標は何かの目的を達成するための手段の一つでしかありません。

私たちが本当に大切にすべきなのは、その背後にある「目的」です。

目標意識から「目的意識」に変えることにより、挫折から逃れることができます。

たとえば「10キロ痩せる目標」の目的はどこにあるのかを例にして解説します。

以上のように深堀りしてみますと、10キロ痩せるための根本的な”目的”は「幸せになりたいから」ですよね。

目的意識を持つことで、もし目標を達成できなかったとしても、別の手段を探すことができますしね。

さまざまなアプローチが可能になり、軌道修正を行いながら、目的を達成する道を探ることができます。

目的意識を見失わなければ、いくらでも挑戦し続けることができ、何度でもやり直しが利く。

最終的には、目的を達成することでほんとうの満足と幸福感を手に入れることができるのです。

目的意識に期限もゴールもない【今が重要】

目的意識のいいところは、明確なゴールもないし達成期限もないことです。

先ほど「幸せになりたい」という目的の例をあげましたが、これは途中に何が起ころうと、死ぬ直前まで達成されるかどうかわかりません。

目的達成のために私たちができることは、毎日を丁寧に過ごすことに尽きます。言い換えれば、今できることに集中する日々を送るということです。

日々の小さな行動が積み重なって大きな成果に繋がるという人生を豊かにするシンプルな原則に従っています。多くの成功者の経験からも裏付けられていることですよ。

曖昧な感じがするかもしれませんけど、誰にでもできることです。意思の強いとか弱いも関係ありません。

目的を探す方法【自分を深掘りする】

目的を探す方法は、日々の生活の中で自分自身を見つめ直し、何に価値を見出すかを理解することです。

以上の3つを考えることになります。

自分にとって大切にしているもの・ことをリストアップします。

そして、リストアップしたキーワードに基づき過去に経験した成功や失敗を振り返ります。

それらが自分にどのような影響を与えたかを考えること。

特に、どの経験が自分にとって最も意味があったかを見極めます。

たとえば、

というように、リストアップしたキーワードをもとに、過去の経験を紐づけることで、自分のやりたいこと・なりたい姿・すべきことが浮かんできます。

ただ、大人になると、やりたいことも、なりたい姿も思い浮かばない人が多いですね。

大人として与えられてきた役割(すべきこと)に徹してきた、弊害によるものです。

そんなときは、自分の強みに焦点を絞るのがおすすめの方法。

自分の強みを軸に、これからの方向を決めるとうまくいきやすいからです。

下記を熟読すると理解を深められます。

▶将来の方向性の決め方【やりたい軸となりたい軸の2択です】

手段の目的化に注意【病みます】

目標設定すること自体は、悪いことではありません。

大事なことなので繰り返し言いますが、目標は、目的に向かう手段の一つです。

• 手段が目的化しないように注意

目標を立てる怖いところは、手段の目的化が起こりやすい。

目的意識を持って行動する秘訣

目的意識を持って行動する秘訣は、意図のない行動をやめること。

実行するために、日頃から目的を考えるようになります。やがて目的を持って行動する習慣になるでしょう。

何も意図を考えないで行動していると、毎日同じことを繰り返しがちです。それではズルズル歳をとってしまいます。

例えばダラダラYou Tubeを見て時間をつぶすみたいなやつですね。

「リフレッシュする」という明確な意図があれば問題ないのですけど、意味もなく行っていることでしたらNGになります。

また、

毎日のルーチンに、目的達成のための小さな行動を取り入れるのも無理のない方法です。

例えば、キャリアアップを目指す場合、毎日15分間の勉強時間を確保するなどです。

目的にフォーカスすると幸せな人生になる【体験談】

この記事を書いている私も目標を立てるのは苦手です。

浅野塾を起ち上げて10年になりますが、明確な目標はありません。

全都道府県で開催したいという気持ちはあります。でもそれは行動の方向性を決める目じるしに過ぎません。

それでもパラパラと実現しています。もしも目標にしていたら、焦りが生じて嫌になってしまうでしょうね。

私を必要としている人が全国のどこかに潜んでいる。そんな人たちを相手に仕事を続けたい。

それが私の目的とする自分のあり方なんですよね。そんな感じですから、私なりのペースでゆるゆる続いてますし、毎日楽しく過ごせます。

もしも、「目標を見失ってしまった」とか、「挫折を経験して先行きが見えなくなった」ときほど本記事に書いたことを実践するチャンスです。

このタイミングでじっくり自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか？

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