自信・自分らしさ・自分軸

自分の価値がわからない人へ【4つの問いで見つける本当の価値】

自分の価値がわからない人へ【4つの問いで見つける本当の価値】

自分の価値がわからないわ⋯

その出口の見えないトンネルをさまようような苦しみ。痛いほどわかります。

私自身も、30年以上この問題に悩み続けてきました。

今ならはっきりと断言できます。 

この問題の本質は、個人の価値がないことではありません。 

ご自身の価値を「見つけ出す方法」を知らない。ただそれだけです。

この記事でお伝えするのは、フワッとした精神論ではありません。 

誰でも実践できる、たった「4つの問い」に答えていくだけです。その人だけの価値を言葉にして見つけ出す、具体的な手順です。

まずは、自分の価値がわからなくなる人に見られる4つの特徴を理解し、心を軽くするところから始めましょう。

そして、自信を取り戻すための、確かな一歩を踏み出せるように解説します。最後までお読みくださいね。

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
10年以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

自分の価値がわからない人の4つの特徴

自分の価値がわからない人の4つの特徴「自分の価値がわからない」と感じている人には、ある共通の特徴があります。

これらを理解すると、後ほど紹介する解決策をより深く活用することができるようになります。

自分自身に当てはまるものはないか、チェックしながらお読みくださいね。

社会的な期待に振り回される

社会的な期待に振り回される人

自分の価値がわからなくなる一つ目の特徴は、「社会的な期待に振り回される」ことです。

「こうあるべきだ」という、親や世間からの見えない声。それに従わなければ、自分は誰からも受け入れてもらえない。

そのように無意識に感じてしまいます。この思い込みは、ありのままの自分でいることへの怖れに繋がります。

そして、本当の自分の価値を見失うのです。

他人からの評価を気にしすぎる

他人からの評価を気にしすぎる

自分の価値がわからなくなる二つ目の特徴は、「他人からの評価を気にしすぎる」ことです。

周りの目を気にするあまり、いつのまにか本来の自分を隠してしまう。そんな毎日は、知らず知らずのうちに心をすり減らします。

周りに合わせる生活は、自分が本当に何を望み、どうありたいのかを見失わせます。その結果、自分の価値がわからなくなってしまうのですね。

他人の役に立ちたい気持ちが強い

他人の役に立ちたい気持ちが強い

自分の価値がわからなくなる三つ目の特徴は、皮肉なことに「他人の役に立ちたい気持ちが強い」ことです。

誰かの役に立つことに喜びを感じるのは、とても素晴らしいこと。 しかし、それが行き過ぎると、行動の基準がすべて「他人」になってしまいます。

本心では望まないことでも、相手のために自分を犠牲にしてしまう。

この状態では、他人からの少しの批判が、まるで自分の全存在を否定されたかのように感じられ、「自分には価値がない」と思い込みやすくなります。

競争意識が強い

競争意識が強い

自分の価値がわからなくなる四つ目の特徴は、「競争意識が強い」ことです。

競争することが、すべての原動力になっている状態。すると、自己評価の基準は「他人に勝つか負けるか」だけになります。

競争に負けたときの自信の喪失は、計り知れません。

特に、自分がもともと苦手な土俵での競争は、望む結果を得られにくいものです。そのたびに自分を責めてしまい、自分の価値そのものを見失っていきます。

うーん
うーん
どれも私にあてはまるかも…。どうしたらいいかしら?

自己の価値を見出し高めるための全手順

自己の価値を見出し高めるための全手順ここからは、いよいよ具体的な手順に入ります。3つの段階を踏むことで、自分だけの価値を見つけ、育てていきましょう。

1.「提供価値」を4つの問いで棚卸しする

最初の段階は、自分の中にある「提供価値」の種を見つけることです。難しく考える必要はありません。

これからお見せする4つの問いに、一つずつ、ゆっくりと答えてみてください。

誰に(Who)価値を提供できるか?

1.誰に(Who)価値を提供できる?

はじめの問いは、「誰に」です。

残念ながら、すべての人を満足させることはできません。 だからこそ、たった一人でいいのです。 「どんな人の力になりたいか」「どんな人に喜んでもらいたいか」を、具体的に思い浮かべてみましょう。

もし、すぐに思い浮かばないときは、過去を振り返るのがヒントになります。

  • 誰かを助けて「心から嬉しい」と感じたのはどんなときか?
  • 何かに困っている人を見て、「力になりたい」と感じたことは?
  • 職場の後輩、昔からの友人、趣味の仲間など、具体的な一人の顔を思い浮かべてみる

大切なのは、ご自身の心が「この人のために」と、自然に動く相手を見つけること。 それが、価値を見出すための、最も重要な第一歩となります。

2.どんな(How)価値提供できるか?

2.どんな(How)価値提供できる?

二つ目の問いは、「どんなふうに」です。

ここで、何かすごい価値を提供しなければ、と気負う必要はまったくありません。

価値の提供とは、誰かの「できない」を、ご自身の「できる」で、そっと穴埋めしてあげるようなものです。

特別なスキルや華々しい実績だけが価値ではありません。

たとえば、「人を元気づけることができる」「相手の話をじっくり聞ける」「場を和ませることができる」。

そうした何気ない振る舞いの一つひとつが、誰かにとっては、かけがえのない価値になるのです。

3.どこで(Where)価値を活かせる?

3.どこで(Where)価値を活かせる?

三つ目の問いは、「どこで」です。

先ほど思い浮かべた「誰か」は、普段どこにいるでしょうか。その人が集まる場所やコミュニティはどこか、考えてみましょう。

たとえば、それは物理的な空間だけを指すわけではありません。

職場や趣味・社外のサークル、ボランティアのような活動はもちろん、SNS上のコミュニティや個人のブログといった、オンラインの世界も含まれます

ご自身の価値が最も輝くステージはどこなのか、探すイメージですね。

4.なぜ(Why)それを自分がやる?

4.自分がやる意味(Why)は?

最後の問いは、ご自身の「核」となる、最も大切な「なぜ」です。

他の誰でもなく、ご自身がその価値を提供する意味は何でしょうか。その答えの多くは、これまでの人生経験の中に眠っています。

乗り越えてきた苦しい記憶。涙が出るほど嬉しかった思い出⋯。

そうした経験の一つひとつが、ご自身の価値に、誰にも真似のできない深みと物語を与えます。

この「なぜ」こそが、見つけた価値を支える、揺るぎない土台となるのです。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

それぞれ例をあげると下記のような感じです。
料理人を例にしますね

  • 誰に(Who)価値を提供できる?
    (例)お腹が空いている人
  • どんな(How)価値を提供?
    (例)イタリア料理を作る
  • どこで(Where)活かせるのか?
    (例)飲食店
  • 自分がやる意味(Why)は?
    (例)子供の頃、家族で外食するのが一番の楽しみだった。その楽しみを他の人にも味わってもらいたい。

もっと自分の価値を深く理解する方法はありますか?

2:見出した価値を5W1Hで自分の言葉に

手順1の4つの問いで、ご自身の価値の「原石」のようなものが見えてくるはずです。

手順2では、その原石をさらに磨き上げます。誰もがわかる「自分の言葉」で、価値の輪郭をくっきりと描き出す作業です。

ここで使うのが、「5W1H」のフレームワーク。ご自身の価値を、以下の6つの項目に沿って言語化してみましょう。

  1. 何(What)ができるのか?
  2. どこで(Where)培われたのか?
  3. 誰(Who)にメリットある?
  4. いつ(When)できるように?
  5. なぜ(Why)できるように?
  6. どのような(How)特徴がある?

これらの問いに、ご自身の経験や実績、スキルを紐づけていく。
この作業をすることで、ご自身の価値を客観的に、そして正しく理解できるようになります。

これは、その人だけの自己紹介文、いわば「ブランド・プロフィール」を作るための設計図です。

事例をお見せした方が早いと思うので下記を見てくださいね。

ブランド・プロフィールと呼ばれる自己紹介文です。

自分の存在価値が鮮明に描かれているのがおわかりになるでしょうか?

以下の記事にも詳しい解説を書いてます。

自分の強み言語化の極意|専門家が教える具体的な方法と実例

ちょっとビビりました
ちょっとビビりました
私にはこんなすごい実績はないし、優れた人はたくさんいるし。どうしたらいい?
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

大丈夫です。
自分の居場所(ポジション)を意識すればいいだけです

3.自分の立ち位置(ポジション)を発見

価値の原石を見つけ、言葉で磨き上げました。手順3は、その価値を、誰にも真似できない、その人だけのものへと完成させる最終段階です。

ここでは「ポジション」という考え方を使って、ご自身の価値を不動のものにしていきます。

独自の立ち位置(ポジション)を見つける

「でも、自分よりすごい人はたくさんいるし…」 そう感じてしまうかもしれません。ご安心ください。

大切なのは、ナンバーワンになることではありません。 その人だけの「立ち位置(ポジション)」を見つけることです。

たとえば、同じ「野球の指導者」でも、立ち位置はさまざま。 プロ野球選手に教える人もいれば、野球を始めたばかりの子どもに教える人もいます。 子どもたちにとって、かけがえのない指導者は後者なのです。価値のピラミッド原理

自分より優れた人がいても、全く問題ありません。 自分が役に立てる相手を定め、その人にとってのオンリーワンになれば良いのです。

価値をさらに高める3つのコツ

ポジションを決めた上で、さらにご自身の価値を高めていくための3つのコツをご紹介します。

1. 強みを組み合わせる

1.強みを組み合わせる

一つの強みで勝負する必要はありません。複数の強みを組み合わせることで、希少な存在になれます。 たとえば、「英語ができる」×「ITスキルがある」=「ITスキルを英語で教えられる」といった具合です。 より詳しい方法は、こちらの記事で解説しています。

▶参考記事:強みは組み合わせで作る|自分だけができることの作り方

2. 場所を変える

2.場所を変える自分の価値を評価してくれる場所に移動するのも、有効な方法です。 自分が当たり前にできることでも、周りができなければ、それは貴重な価値となります。 IT企業で働いていた人が、IT化の遅れた会社に移れば、たちまち頼られる存在になるでしょう。

▶参考記事:自分の価値を高める行動30選|強みを見つける専門家が教える9割の人が見逃している秘訣

3. できることを増やす

3.できることを増やす言うまでもなく、できることを増やすのも価値を高めることに繋がります。 現状維持では、価値もそのままです。 ほんの少し背伸びをするような挑戦を続けることで、できることは着実に増えていきます。

▶参考記事:できることを増やす方法5選|増やしたい時の最初の一歩も解説 


さて、ここまでご自身の価値を見出し、高める方法についてお伝えしてきました。

しかし、一方で、無意識にその価値を「自ら下げてしまう」行動を取ってしまっているとしたら、とてももったいないことです。

もし、なかなかご自身の価値を実感できないと感じるなら、一度こちらの記事でご自身の行動をチェックしてみてください。思わぬ「癖」に気づくかもしれません。

▶参考記事:自分の価値を下げる7つの行動|よくあるパターンを紹介【その行為は危険です】 

また、この記事でお伝えしてきた「価値」とは、スキルや実績といった表面的なものだけではありません。 他の誰かと比較する必要のない、その人だけの「存在価値」そのものです。

もし、自分が他者との評価に疲れ、「自分という存在そのものの価値」について、より深く見つめ直したいと感じたら、こちらの記事がきっと心の助けになるはずです。

▶参考記事:自分の存在価値を見出すには?7つの質問と価値を高める方法【他人に必要とされる自分へ】 

自分の価値を見出す「実践」を開始

自分の価値を見出す「実践」を開始この記事を通して、ご自身の価値を見出すための「問い」と「手順」は、ご理解いただけたかと思います。

しかし、いざ白紙のノートを前にすると、「さて、何から書き出そう…」と、手が止まってしまうかもしれません。

その「最初の一歩」を、迷わず、そして最も効果的に踏み出すために開発したのが、この『自分の見つめ直し完全マニュアル』です。

私が10年の歳月をかけて体系化したノウハウの核心を、このマニュアルに凝縮しました。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

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浅野ヨシオ
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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

ここまで読み進めてこられたこと、本当に素晴らしいです。 ご自身の価値と向き合う、大きな一歩を踏み出されましたね。

この記事でお伝えしたかったのは、ご自身の価値は、誰かに与えられるものでも、他人との比較で決まるものでもない、ということです。

それは、これまでの人生の道のりの中に、静かに眠っているもの。 ご紹介した問いは、その価値をご自身で掘り起こすための、道具にすぎません。 本当の宝物は、すでにご自身の中にあります。

ただ、私も2000人以上の方と向き合う中で、痛いほど感じてきたことがあります。 それは、この「自分を掘り下げていく道のり」は、ときに孤独で、険しいものだということです。

もし、独りで進むことに限界を感じたり、専門家の視点から客観的なアドバイスが欲しいと感じたりしたときには、私がいることを思い出してください。

私との一対一の対話を通じて、次のアクションへの具体的なヒントが見つかるかもしれません。

専門家のサポートを受けながら、ご自身の価値を追求したいと感じる方はこちら

どのような道を選ばれるにせよ、ご自身の物語に、もっと自信を持ってくださいね。 心から応援しています。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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