この記事では、自分の時間軸で自由に生きる人に共通する特徴と、今すぐできる具体的な方法を解説します。
平均的な行動や他人の時間軸に合わせる生き方を防ぐには、どのような行動が必要か、詳細に解説しています。
本記事を書いている私は、今は自分の時間軸で生活していますが、なかなか自由に生きられなかった体験者です
当時を振り返ると、他人軸に支配されていました(当時は全くわからなかったけど)。その痛い体験を踏まえて、自由に生きる秘訣を解説します。
実践する第一歩になるマニュアルも紹介しますので、最後までお読みください。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
時間軸が違う人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
自分の時間軸で今すぐ自由に生きる方法
「自分の時間軸」とは、他人ではなく、自分が大切にしたい価値観や考え方を基準に、人生の選択や行動を決めることを指します。
自分の時間軸を確立することで、他人軸(他人の考えや行動を優先する生き方)から抜け出し、平均的な行動に左右されない充実した人生を送ることができます。
他人の時間軸や平均的な行動に合わせる必要はありません。

結婚する平均年齢って何歳?

いつごろが最適?

みんなはいつもどうしてる?
以上のように考えだしたらアウト。他人の平均的な動きから、スッパリ距離を置くことです。
平均に従うとは、他人軸に支配される状態です。
子どもをイメージするとわかりやすいですね。いつまでも遊ぼうとするし、寝たいときに寝ようとします。
子どもは、自分の時間軸で生きているのです。他人を見て焦りもしないでしょう。この生き方はフラットな状態であり、自由な姿です。


はい。ごもっともです
社会で生きるならば、子どもと少し違う自分の時間軸を作らなければなりません。そのためにはどうすればいいか?
その詳細は、自由に生きる人たちに共通する特徴から学べます。
自由に生きる人に共通する7つの特徴
自由に生きる人に共通する特徴は下記の7つ。大人が自由に生きるヒントがここにあります。
(1)自分は自分と割り切っている
自由に生きている人は、「自分は自分」というセルフイメージを持っています。
他人の考えを否定することはしませんが、無理に合わせようともしません。つまり、時間軸が違う人とは付き合わない。
具体例:
- 友人が全員結婚していても、「自分はまだ結婚したくない」と堂々と言える
- 会社の飲み会を「今日は疲れているので」と断ることに罪悪感を感じない
- SNSで他人の華やかな生活を見ても、「人それぞれだな」と冷静に受け止められる
良いものは取り入れ、自分に合わないものから距離をとるスタンス。

自分の気持ちに素直に従う感じです
(2)生活コストをかけない
自由に生きる人は、生活コストをムダにかけない特徴もあります。
やりたいことにはお金を使いますが、それ以外のものにお金をかけません。
具体例:
- 見栄を張るためのブランド品や高級車には興味を示さない
- 外食は本当に行きたい店だけ、コンビニ弁当でも満足できる
- 家賃は収入の25%以内に抑え、浮いたお金を自己投資や趣味に使う
多額のお金を必要としないので、仕事やお金に縛られず生活しています。
シェアハウスに住むなど固定費を抑える傾向がありますね。
(3)モノを持たない
自由に生きる人は、モノをあまり持ちません。
「ミニマリスト(本当に必要と思うものだけを残すライフスタイル)」が多い。いつでも自由に動ける体制が整っていると言えます。
具体例:
- クローゼットには本当に気に入った服だけを厳選して置いている
- 「いつか使うかも」という理由でモノを取っておくことはしない
- 引っ越しの際、段ボール箱が10個以内で済むほど身軽

そしてモノを買わないのでお金に縛られず、経済的にも自由です
(4)好き嫌いがハッキリしている
自由に生きる人は、好きと嫌いがハッキリしています。
好きなことにはとことん突っ込み、嫌いなことからは徹底的に距離を置くスタンスですかね。
具体例:
- 苦手な人との食事の誘いは、理由を付けて丁寧に断る
- 興味のない話題の時は無理に相づちを打たず、正直に「詳しくない」と言える
- 好きな分野については時間やお金を惜しまず、深く追求する
居心地いいと感じる人とだけ付き合うためムダな交際費もかからず、時間も取られません
(5)物怖じしない
自由に生きる人は物怖じしません。しかし、度胸がある人とはちょっと違うニュアンス。
起きたことは全て受け入れ、クヨクヨせず、迅速に対処する。感情に波風を立てず、心穏やかに生きている感じですね。
具体例:
- 失敗しても「勉強になった」と前向きに捉え、次の行動を考える
- 他人からの批判を受けても、「そういう考え方もあるな」と冷静に受け止める
- 新しい環境や未経験のことでも「やってみよう」と自然に挑戦できる

窮屈さがなく精神的自由があります
(6)こだわるものにこだわる
こだわりは強いです。食べ物は自然食を好むとかですね。
また、ブランド品に興味のない人が多く、気に入ったものを長く使うタイプの人が多いですね。価値を感じたものにのみ執着する感じですね。
具体例:
- コーヒーは必ず豆から挽いて淹れる、または特定のカフェのものしか飲まない
- 文房具は書き心地にこだわり、同じペンを何年も愛用している
- 住む場所は家賃より「居心地の良さ」を最優先で選ぶ

常に居心地のいい空間を手にし、やすらぎを獲得しています
(7)専門的なスキルがある
自由に生きる人は、独立して稼ぐために必要な専門的スキルを持っています。
好きなことを突き詰めたら専門スキルが身についたみたいな感じの人も多く、自分ではすごいとも何とも思っていない感じですかね。
具体例:
- 趣味で始めた写真撮影が上達し、副業として収入を得るようになった
- 得意な語学力を活かして翻訳の仕事を受注している
- 人とのコミュニケーションが自然にできるため、コンサルティングで独立した
仕事が趣味化しているので、嫌な仕事に縛られない生活をしています。

ここまで下記にまとめます
- 自由に生きる人に共通する7つの特徴
- 自分は自分と割り切っている
- 生活コストをかけない
- モノを持たない
- 好き嫌いがハッキリしている
- 物怖じしない
- こだわるものにこだわる
- 専門的なスキルがある
他人の生き方の速度に合わせるリスク
自由に生きる人は他人の生き方や速度に惑わされないと先ほど書きましたね。
他人の生き方の速度に合わせると、自分の人生に制限が加わる。
たとえば「結婚適齢期」という結婚の平均年齢を示す言葉がありますよね。厚生省調べでは女性の場合、平均29歳くらいだそうです。
もしも平均に合わせようとしたら、30歳以上の人は婚活に全てを注がねばならなくなる。しかし、結婚する年齢は本来、個人差があってしかるべきでしょう。
私は女性塾を10年以上開催していますが、20代早々に結婚した人もいれば、40代独身で楽しく生きている女性もいます。
どちらも幸せそうですしね。
平均というものは、あくまで極端と極端の間でしかないと考えたほうが無難ですよ。
「私は歳だからできない」と嘆く人に時折出会いますが、他人軸で物事を考える人が多いです。
周りがどのように動いているかが基準になっている感じです。
- もったいないですよ。
私は40代目前に勉強を始めて、前職と全く関係ない講師の仕事を始めています。
本業と呼ばれる仕事をしつつ、兼業で行っていた期間も10年。そして満50で完全起業してます。
「平均(他人の時間軸)」を気にしていたら絶対にできなかった。
他人の生き方の速度に合わせるリスクをよく覚えておくといいですよ。

ここまで下記にまとめます
- 他人の生き方の速度に合わせるリスク
- 平均に惑わされ行動が縛られる
- 歳を重ねると挑戦できなくなる
自由に生きることで得られるもの
自由に生きること(自分の時間軸で生きること)で得られるものを解説します。
私自身が自由になって感じたことなので個人差あるかもしれません。次の3つです。
(1)精神的な安定
自分の時間軸で生活することで一番大きな収穫は、精神的な安定だと思います。
しかし今は、自分の時間軸を意識することで、潔さが生まれ他人の動きも気にならなくなり毎日が気楽になりました。
(2)後悔しない人生を目指す快感
後悔しない人生を目指す快感は、自由に生きることで得られるものの一つです。
ものごとを決める基準が「やらないで後悔しないか?」になりました。
「やらないで後悔しないか?」は、自分の時間軸に照らす考え方だと思いますよ。
他の誰もやっていないことに挑戦するとき、新しいことを始めるときにいつも考えます。
自分の人生に責任を持つことに繋がり、自己肯定的な快感を得られます。
(3)温かい人脈の増加
心の温かい人が自分の周りに増えるのも、自由に生きることで得られるものの一つですね。
自分と同じような感覚を持った人や、自分のペースで動いている人との出会いが増えますね。
逆にちょっと生活にキツキツした人とは、距離を置く状態になっています。
自由に生きるためにやるべき3つのこと
自由に生きるためにやるべきことは下記の3つ。
- 自分の過去の経験の棚卸し
- 自分の経験の価値を知る
- 自分で稼ぐ力をつける
順に解説しますね
(1)自分の棚卸し
自由に生きるためには、自分がこれまで何をしてきたか棚卸しすることが大切。
特に自分が何にお金と時間をかけてきたか?その理由は何か?を深く考えると、本当の自分の価値観が見えてきますよ。自分の時間軸を決める上で大切なものです。
しかし、多くの人はやりません。なぜなら現実を見つめるって辛いからですよ。
私は経営者の父親へのコンプレックスがハンパなくある男ですが、20〜30代はそのコンプレックスを覆い隠す時間と労力をめちゃめちゃ使っていましたね。
しかし自分の棚卸しに時間をかけ、本当の自分は、人と競争するのは苦手であり、のほほんと生きていたかったことに気づきました。
自分を棚卸ししなければ、❝本当の気持ちの原点❞はおそらく見つからないです。なぜなら、無意識のうちに他人の生き方に自分を重ねてしまうから。
他人からの評価のために生きることになりますから。下記に自分の棚卸し方法について解説しています。
必要であればお読みくださいね。
▶自分の棚卸しガイド|強み迷子を解決する20の質問と実践方法
この質問集をお読みになるとわかりますけど思い出せる過去の体験は、ポジティブなものばかりです。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布します。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
(2)自分の本当の価値を知る
自分の本当の価値を知ることも、自由に生きるためにやるべきことの一つです。
自分の価値を知るのは、口で言うほど易しくないです。
- 自分の”本当の強み“を見つけなければならないから
自分では、当たり前のようにできることが、他人にとって助かるというものが存在します。
例えばコミュニケーション力に強みのある人は、人付き合いの苦手な人に役立つ人でもあります。人付き合いの苦手な人に価値を提供できる人ということになるでしょう。
しかし大抵、コミュニケーション力のある人は、コミュニケ-ション力に強みがあると気づけないのですよ。
自然にできることなので手応えがない。そこが盲点。自分の本当の価値なんですよね。
自分の価値がよくわからない人は、自分の存在価値を見出すには?7つの質問と価値を高める方法【他人に必要とされる自分へ】をお読みになると理解できると思います。
(3)自分で稼ぐ力をつける
自由に生きるためにやるべきことの一つとして、自分で稼ぐ力をつけることは大切だなぁと感じますね。
会社に縛られたくないからと起業する人もいますよね。
稼ぐ力は自由を勝ち取る手段のひとつだということは実感しています。
自分で稼ぐというと、多額のお金を稼がねばならないとイメージする人がいますが、そんなことないですよ。
先ほどご説明した「自由に生きる人に共通する7つの特徴」のところを読み返すとわかりますが、必ずしも多額のお金を稼ぐ必要はありませんよ。
自分で稼ぐ人たちの特徴や共通してやっていることはこちらに書いてます。▶稼ぐ女性と稼げない女性の特徴|自分で稼ぐ女性はここが違う!共通してやっている3つのこと

身の丈(たけ)にあったレベルで全然OKですよ
お金があっても自由じゃない(体験談)
私の体験談で恐縮ですが、お金があるから自由に生きられるわけではないですね。
私は26年あまり、自分を押し殺して働いた時代があります。
お金は人並み以上にもらえていたので、周りから見ると、自由に見えたと思います。
- 実際のところ心はまったく自由じゃない。
経営者の父の評価を勝ち取ることや、好きではない業務を長時間続ける苦痛はハンパなかった。
私はこの状況を打破するために、講師の仕事を別に始めた。そして自力で稼ぐ力を身に着け、自由に生きる道を切り開きました。
(※詳しくは週末起業・副業歴10年の経験者が語るリスクなく起業する道|会社員を辞めずに起業【初告白】をお読みください)
大切なことは自分の気持ちに素直になり、実現する道を考え、その通りに行動すること。
口で言うのは簡単ですが、相当の覚悟を決めて挑む必要があります。
私は自分の経験をもとに浅野塾を運営しています。女性の人生に日々向き合っていると、以前の自分に似たストレスをお持ちの方が多いですね。
- ハッキリ言います。
自由に生きる生活は、何もせずして実現することはあり得ない。その現実を受け止め、掴みにいって欲しいと思いますね。
自分の時間軸で生活したい人向け記事
自分の時間軸で自由に生活したい人向けの記事をセレクトしました。より深く理解できますよ。
▶心が自由になりたい人に読んで欲しい!心の自由を手に入れる方法
▶自由に生きる女性になるために必要なこと7選|やめるべきことも紹介します
自由に生きる人生をつかんだ人インタビュー
特別な才能がある人たちではありません。本当の自分を取り戻しただけです。参考にどうぞ。
☆今村有美さん〈会社員〉
『満足度の高い転職ができました』
☆中山素子さん〈海外ディレクター〉
『受講しなければ今も自分探しをしていると思います』
☆新妻幹生さん(28)〈広報職〉
『自分のキャリアが広がる実感があります』
☆栗田あかねさん〈営業職〉
『受講しなかったら転職先を間違ったかもしれません』
☆村西千恵さん〈キャリアカウンセラー〉
『出産後に時給は2.5倍になってます』
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
自由に生きるためには、自分をうまくコントロールする必要があります。そのためには自分自身の特徴をしっかりつかむことが大切です。
うまくまとめられたものが見当たらないため、自分の見つめ直し完全マニュアルを配布中です。制作に10年の歳月をかけた逸品。
以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
私は26年間、完全に他人軸で生きていました。父親の期待、周りとの比較、「普通」という言葉に縛られて。
でも心の奥では、いつも違和感を感じていました。
「このままでいいのだろうか?」
その小さな疑問が、私の人生を変える出発点でした。
自分の価値観に従って生きる人生は、何倍も充実しています。
50歳で起業した今、心から言えます。「遅すぎることなんてない」と。
年齢も、経験も、環境も、全て言い訳に過ぎません。大切なのは、今この瞬間から自分の時間軸を意識することです。
小さなことから始めてください。今日の夕食を、周りに合わせるのではなく、本当に食べたいものにする。そんな小さなことから、変化は始まります。
自分の人生は、自分のものです。
自分の時間軸で生きる勇気を、心から応援しています。
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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