頑張れない自分に罪悪感を感じる人は増えていますね。
ちなみに頑張れないのは”甘え”とは限りません。ときには、自分ではコントロールできないことが原因になっている場合もあるからです。
また、社会が「頑張ること」を美化し過ぎている側面も見逃せません。
この記事は、頑張ってない自分に罪悪感を感じている人を応援するために書いてます。
頑張りたいのに頑張れない原因や具体的な対処法を解説します。
罪悪感を乗り越え、自分を許すための実践的なアドバイスを提供しますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。
頑張りたくても頑張れない自分に罪悪感を感じていた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
頑張りたいのに頑張れない原因
頑張りたいと思ってもなかなか頑張れない、その原因は大きく分けると二つあります。
もう一つは「外部」の状況に由来するもの。
どちらに該当するか考えながら、具体的な原因を探っていきましょう。
外部の要因による原因
外部の要因による原因は、主に環境や状況に関わるものです。これらは自分でコントロールするのが難しいものであり、以下のようなケースが考えられます。
●仕事量が多すぎる: 任される仕事の量が多すぎるため、精神的、身体的に圧倒されてしまう状況。
●人間関係のストレスによる: 職場やプライベートでの人間関係の問題が、頑張る気力を奪ってしまう。
●職場環境の不一致: 社風や所属する部署の雰囲気が自分に合っていない。
●不本意な部署への異動:自分の希望と異なる部署や職務に配属されている。
●報酬の不満: 努力や成果が給与や評価に反映されず、モチベーションの低下を招いている。
いずれも自分一人の力では変えることが難しいものが原因になるケースですね。
内部の要因による原因
内部の要因とは、自分自身の心の中にある問題点です。以下はその典型的な例です。
●飽きや興味の喪失: 以前は楽しんでいた仕事や活動が、次第に面白くなく感じられる。
●やりがいの欠如: 日々の業務に意義や満足を感じられない。
●情熱の不足: 本当に情熱を感じる仕事ではないと感じる。
●成長の停滞感: 自身のスキルやキャリアが成長していると感じられない。
●将来像の不明瞭: 自分のキャリアや人生に対する明確なビジョンが持てない。
内部の要因は、自分の気持ちや考え方を見つめ直すことが大切になります。
頑張れないのは甘えではない理由
冒頭でお伝えしたように、頑張れないことは甘えと言い切ることはできません。甘えかどうかの線引きは「頑張らない」と「頑張れない」の違いにあります。
頑張らないは故意的なもの。いわゆるサボりです。甘えと言われても仕方ないでしょう。一方、頑張れないのは、頑張る意志はあるけれど、事情によりブレーキがかかっている状態。
甘えているわけではありません。
頑張ることに意味はない【重要】
そもそも頑張ること自体に意味(価値)はありません。
その結果、
頑張り続けない限り、
私は価値のない人間になるわ…
などと考えてしまう。
しかし、仕事は頑張りではなく、“結果”を価値として評価される。つまり、頑張り感はどうでも良く、結果が出ればOKというわけです。
ここは大切なポイント。頑張っているのにうまくいかない人も多いですからね。下記の記事を読むと深く理解できます。
▶頑張るほどうまくいかない5つの理由と解決策【頑張りに逃げは危険。空回りを防ぐ方法】
無理に頑張る必要はないのです
頑張ってない罪悪感への対処法
頑張れない罪悪感への対処法をいくつかご紹介します。
適切に対処することで克服できます。以下に、効果的な対処法をいくつか紹介します。
自己受容を強化する
頑張ってない罪悪感への対処法の1番目は、自己受容を強化することです。
これは、自分自身の長所と短所を受け入れ、自分に対して優しい態度を持つことを意味します。
完璧でなくても自分自身を肯定する姿勢を保つことにより罪悪感は消滅します。
具体的には自分の成功だけでなく、失敗や限界も含めてすべて受け入れることが重要です。
具体的には以下に詳しく書いています。
▶自己受容を実践するための具体的な方法とツール|注意点やコツを紹介!
自分に対しての期待を現実的に調整
頑張ってない罪悪感への対処法の2番目は、自分に対しての期待を現実的なものに調整することです。
無理なプレッシャーから解放するのが狙いです。
たとえば、現在の自分にできることとできないことをそのまま評価し、目標を現実的なものに設定するなどです。
つまり、
自分自身に対する期待を適切に調整することで、心の負担を軽くし、罪悪感を減らすことですね。
価値観や目標を再評価する
頑張ってない罪悪感への対処法の3番目は、自己の価値観や目標を再評価することです。
わかりやすく言えば、本心から望むものを理解し、目標を見直すことです。
たとえば、ある人が大企業で高収入を得ていても、長時間労働と競争で疲れ果てている。
そんなときに、自分にとって本当に大切なのは、仕事の地位や収入ではなく、友人と過ごす時間や趣味の充実だと気づき、ゆとりある会社への転職や部署変更を考えるようになるみたいな。
これは、自分の価値観と現実のギャップを見つめ直し、より自分らしい生き方を目指す一例です。
自分の内面を見つめ直し、現実的な目標を設定すると、罪悪感の圧力を減らすことができます。
頑張ることに価値はないことの理解
頑張ってない罪悪感への対処法の4番目は、頑張ること自体に価値はないことの理解です。前に書いたことと少し重複しますが、重要なので繰り返しお伝えします。
社会や文化によっては、常に努力し続けることが美徳とされがちですが、それが必ずしも個人の幸福につながるとは限りません。
自分にとって意味のあることに時間を使うことが大切です。
つまり、常に「頑張る」ことに執着するのではなく、自分の内面と外部の求められる状況とのバランスを取ることが重要ということです。
この対処法を取り入れることで、罪悪感から解放され、よりバランスの取れた生活を送ることが可能になります。
達成感を感じられる小さな活動を行う
頑張ってない罪悪感への対処法の5番目は、達成感を感じられる小さな活動を行うことです。
このような活動は、自信を取り戻し、積極性を高めるのに役立ちます。
小さな活動は、仕事以外のものでも構いません。たとえば、家事を完了する、趣味を深める、短い読書をするなど、日々の生活の中で手軽にできるものが最適。
その狙いは大きな成果を上げることではなく、達成感を得ることだからです。
小さな成功を積み重ねることで、自分自身に対する肯定的な感覚が高まります。
その感覚により自己評価を高め、罪悪感を減少させる効果があります。
過去の成功体験を振り返る
頑張ってない罪悪感への対処法の6番目は、過去の成功体験を振り返ること。
言葉にするのは簡単ですが、難易度は高いです。
なぜなら漠然と過去を振り返ってもネガティブ・バイアス(失敗やつらい経験が記憶に残りやすい心理作用)が働き、成功体験が記憶に残りにくいからです。
この問題に対処するには、ポジティブな経験を思い出すための質問を自分に問いかけることです。
そこで、「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」を完成させました。
有料にするか迷いましたが、相談が絶えないので今なら無料でお配りします。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
頑張れない“原因別”の対処法
頑張れない原因を前にいくつか解説しましたが、ご相談の多いものをピックアップした”原因別”の対処法も紹介します。
各々の詳細記事も紹介しますので、気になるものだけお読みくださいね。
仕事量が多すぎることが原因の場合
仕事量が多すぎることが頑張れない原因になっているとすると、優秀であるが故の悲劇が起こっている可能性がある。
仕事はできる人に集まる習性がありますからね。以下が参考になると思います。
職場の人間関係が原因の場合
職場の人間関係に悩むと、頑張る気持ちも失せてしまうものですよね。そこで仕事上の人間関係の割り切りが必要になります。
以下におすすめの対処法を書いてます。
▶職場の人間関係を割り切る!仕事を楽しむ女性たちの秘密|割り切る方法&困った時の対処法
社風が合わないことが原因の場合
自分に合わない社風に対して我慢していると、ストレスが溜まり、仕事のパフォーマンスやモチベーションに影響を及ぼします。
以下の記事には、社風が合わないときの15の対処法を書いてます。
▶社風が合わないときの対処法と社風の不一致を転職時に防ぐ方法
仕事に飽きたことが原因の場合
仕事に飽きてしまうと、頑張りたくても頑張れませんよね。やり場のないキツさがあります。
この場合は、変化と刺激を自分に与え続けることが重要になります。以下に詳しく書いてます。
仕事が合わないことが原因の場合
仕事が合わないと思い始めると、頑張る気持ちにもブレーキがかかるものです。
ここでひとつ決着をつけましょう。
▶仕事が合わないか判断チェック!合わないと感じる12の理由も解説
自分がわからないことが原因の場合
自分のことがよくわからなくなり、頑張りようがなくなっているなら無意識に自分を押さえているものがあるかもしれません。
そんな方は以下の記事がおすすめです。
▶自分を見つめ直す100の質問|本当の自分とは何かを知る方法【専門家が教えます】
【結論】頑張り感の無い仕事をしよう
頑張りたいのに頑張れない人は、仕事のミスマッチが起こっていることも多いです。特に「最近頑張れてないな」と感じ始めた人は、次のレベルにステップアップすべきときの可能性が高い。
そうなったとしますと、”頑張り感なくできる”仕事をするのが正解です。
前に書いたとおり、「仕事は頑張った感は無くても良く、結果が出ればOK」という世界に飛び込むのです。
- 具体的には強みを活かせる仕事をすること。
強みを活かしている仕事をするときに頑張り感はありません。
自然体でできるし無理がない
実現するには、自分の強みをしっかり把握せねばなりません。下記記事に具体的なやり方を書いてますので熟読するといいですよ。
▶強みを発見!自分の棚卸し20の秘訣完全ガイド|転職・起業の武器に役立つ最新ツール公開
頑張りたいのに頑張れない罪悪感の日々
この記事を書いている私は26年間、父が創業した会社に勤務していた経歴があります。役員にもなり最高の待遇&環境だったと思います。
遅刻も欠勤もせず、日々の業務をマジメにこなしていました。業績も上がり、めでたしめでたしと言いたいところです。
しかし私の心には、
「もっとできるはずなのに頑張れない」
罪悪感がありました。
今だからこそわかるのですが、興味ない仕事や、義務感で働いているうちは消化不良が起こる。
どんなに結果を出しても、自分の心が許さないのです。
- 講師の仕事が好き
そんなさなかに出会ったのは週末に始めた講師の仕事です。受講生と笑い、涙する。そんなダイレクトなふれあいに、私の心が躍るのです。
私は人の自分史に強い興味を持つヘンタイであり、その変態性は講師の仕事につながる強みとなっています。
好きなことでもあるため頑張り感はないですけれど、罪悪感はまったくないです。楽しくて仕方がないのですから。
もしも頑張れない罪悪感を抱えているならば、自分の強みを活かせる仕事をすることをおすすめします。一度自分の見つめ直しをおすすめします。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
最後になりますけれど、「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作りました。
頑張ってない罪悪感を抱えている人にはうってつけのマニュアルです。
自分自身を深く理解することで、次にすべきことが見えるようになります。制作に10年の歳月をかけた逸品。
以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
但し、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
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私との直接のやりとりもできますよ
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以上となります。
ではまた。
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