浅野の過去

アシスタントは目的ではなく手段です

「アシスタントは目的ではなく手段です」

いい言葉に出会いました。

先日、こちらで紹介しました。「アシスタント」が主役と
いうトークイベントに招待いただきお話を聞いて来まし
た。

会場はぱっと見たところ20代の女性70%。
男性30%位の参加割合。

彼らがアシスタントになるきっかけは師匠にツイッター
でアシスタントになることを直訴したという男性。

高校生の頃から師匠の外見からマネをして、師匠と
同じ大学にまで進学してしまったちょっとストーカー気
味な追っかけ力でアシスタントになった女性まで。
ひきこもごも。

彼らはそれでも、師匠がどんどん有名になり、最初の
仕事が「情熱大陸」の出演に絡むことだったり、メディア
が集まるイベントを主催する業務をこなすくらいにまで
なっている。

彼らは今、自己啓発エリアの中で仕事しているような
もので、毎日が刺激的なことでしょう。

師匠に対して、追っかけをしてくる人は多くいたと思います
けどなぜ彼らがアシスタントとして採用されるまでになった
のか。
それは彼ら3人に共通するこんなポイントがありました。

1.自分が師に何かをしてもらう前に、
師匠のメリットになることを考えている。

2.行動のスピードが速い。

3.師匠が次にどんな行動をするかを読み解き、
予め準備を進める先読み力がある。

4.どっかバカである(笑)。
まだ師匠が無名の時に、自分の感性を信じて
飛び込んでいける決断力がある。保証も何もないのに。

お話を聞いているところ、
彼らに共通していたのは大学を出て、一般企業に
入社して・・・というような普通と言われる人生に何か
違和感を持っていた人達でした。

彼らはそのイワカンに耐えられなかった人達とも言い
換えることも出来るかもしれません。

実は意外にシンプルなものです。
勉強を沢山する人はいますけど、その勉強を活かし行
動に移せる人はほんのひと握りとなります。

逆に、さほど勉強をしていなくても、出来るか出来ない
かなど考えない。言われたことを「はい」と言ってすぐに
動き出す素直さがある。
そして師に言われたことが出来ずに悔しがり、そこで勉
強を始めていくタイプ。

この「どっバカなひと」の方が成長速度が速く、スケール感も
大きくなって成功していく人が多いものです。

世の中には普通と言われる人生を嫌がる人はたくさん
います。それでもその流れに沿って生きていく人が
殆どでしょう。

でも彼らはその流れから飛び出してきました。
何か、抱えているものがあったのでしょう。既存に用意
されているレールから飛び出してくる人は、やらない理由
よりも抜け出して行きたいという気持ちが強かった人です。

彼らがこんな事を言ってました。

「●●さんのようなアシスタントになることが目標ですと言われる
事があるがそれはどうかなと思う。アシスタントと言うのは何かを
目指す時の手段としての仕事で目的にしてはいけないと思う」

数年後には彼らもオピニオンリーダー
として表舞台に立っていく人になるでしょう。
師匠の教えに染まり、どこかの段階で巣立っていくのでしょう。

守破離の精神です。

短い時間でしたので彼らのルーツまでは聞く事が出来なか
ったのが残念でしたけれど。また機会があったら彼らに聞いて
みようと思います。

この日はうっかりコンビニに傘を忘れてしまって
翌日に取りにいくハメになった。
最近忘れ物が多いな、、、

それを管理してくれる
アシスタントが欲しくなりますね。。

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