自信・自分らしさ・自分軸

自信がつくかは経験の受け止め方で変わる【自信に繋がらない人の特徴と自信を高める方法】

自信がつくかは経験の受け止め方で変わる【自信に繋がらない人の特徴と自信を高める方法】

自信をつけるには経験が大事とよく言われます。実際どうなのでしょうか?

結論から先に言うと、自信をつけるには経験は確かに大切。ところが経験の受け止め方が悪いと、自信にならないんですよね。

この記事では、自信につながる経験とはどういうものか。また、経験が自信になる正しい受け止め方を解説します。

実践すると、日々の経験をムダなく自信に繋げられるようになりますよ。

さらに、失敗の怖さも少なくなるお得な内容になっています。ぜひ最後までお読みください。3分くらいで読めます。

  • この記事の信頼性
    ※読み飛ばしOKです

この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちに10年以上向き合い続けました。

経験を自信につなげていなかった人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。

日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。


詳しい私のことはこちらです

自信につながる経験とはどういうものか

自信につながる経験とはどういうものか先ず始めに、自信につながる経験とはどういうものでしょう。

  • 自信につながる経験とは
  1. やり抜いた経験
  2. 挑戦した経験
  3. 失敗から得た経験

以上の3つです。少し解説を加えます。

やり抜いた経験

やり抜いた経験自信につながる経験の1つ目は、やり抜いた経験です。

むずかしい問題や困難な状況になっても、最後までやり抜く経験は、その後「自分はやればできる」という自己効力感を生み出します。

このような経験は、自分が何に対しても立ち向かえるという確信を育み、自信に直結しますね。

挑戦した経験

挑戦した経験自信につながる経験の2つ目は、未経験なことに挑戦した経験です。

新しいことに挑戦し、未知の領域に踏み出すことも、自信につながります。

挑戦する経験は、これまでの自分の限界を超えられるという自覚を与え、これまでと違う自分の発見につながりますね。

失敗から得た経験

失敗から得た経験自信につながる経験の3つ目は、失敗から得た経験です。

失敗から得た経験は、次回の挑戦の成功率を高めるだけではなく、困難を乗り越える知恵を手にすることができます。

たとえば、仕事の納期が遅れてお客さまに怒られた経験をもとに、スケジュールの管理方法を見直す必要があると気づき、時間管理の技術を身につけるきっかけを与えてくれるかもしれません。

このように、失敗は単なるネガティブな出来事ではなく、将来の成功に向けた学びと成長の機会を提供してくれます。

自信がつくかは経験の受け止め方で変わる

自信がつくかは経験の受け止め方で変わる自信がつくかは、これまでの(もしくは今後の)経験をどう受け止めるかで変わるもの。

「どう受け止めるか」がキモですが、絶対的モノサシは本人に帰属しています。

たとえば、TOEIC900点を取っても「大したことない」と思う人もいれば、TOEIC500点でも「けっこう英語できるのね」と思う人もいます。

また、失敗した経験も、「次の失敗を防ぐ、いい学びになった。」と受けとめることができれば、それは自信へつながるきっかけになる。

つまり、

出来事をポジティブにとらえることが、経験が自信になる正しい受け止め方となります。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

個人の受け止め方次第なのですよ。

経験が自信にならない人の特徴

経験が自信にならない人の特徴

経験豊富なひとでも、自信のない人はいます。

有名大学を卒業し立派な会社に勤務しても、「自信がない」と私の塾に来る人いますしね。

経験が自信にならない人の特徴は主に4つ。

  • 経験が自信にならない人の特徴
  1. 身近に評価してくれる人がいない
  2. 過去の失敗に囚われている
  3. 他人と比較ばかりしている
  4. 自己分析を避けている

順に解説します。

身近に評価してくれる人がいない

身近に評価してくれる人がいない経験が自信にならない人の特徴1つ目は、身近に評価してくれる人がいない傾向があります。主に2つのパターンがありますね。

ひとつは、

現職の仕事で上司にダメだしばかりされるパターン。

直属の上司から厳しい指導を受けていたり、ときに人格否定的な言葉を投げかけられたり。毎日のことなので洗脳が効いてしまうのでしょうね。

もうひとつは、

親の価値観や正しさの押し付けによるパターン。

「あれはダメ。これはいい」と正しさを求める声がけの中で育てられた人に多い。

親の言うこと聞いて、それなりの成果は出させていたとしても、自分で決めた感覚がないため、自信にならないパターンです。

過去の失敗に囚われている

過去の失敗に囚われている経験が自信にならない人の特徴2つ目は、過去の失敗に囚われている傾向です。

いじめにあった、病気をした、大きな失敗、挫折など、痛みのある経験です。
浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

痛みのある経験が、その後の経験すべてを低評価なものとして上書きする感じですね。

他人と比較ばかりしている

他人と比較ばかりしている経験が自信にならない人の特徴3つ目は、他人と比較ばかりしている傾向です。

自分よりできる人がいるとアウト。どんなに成功しても自信につながらない感じです。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

兄弟に優れた人がいて、比較されてきた人にも多いですね

自己分析を避けている

自己分析を避けている経験を積んでも自信につながらない人は、自己分析を避けている傾向にあります。

自分の気持ちに向き合うのを避けている。

このタイプの人は決められたことを守り、与えられた役割はきちんとこなす人も多く、周りから自信がないように見えません。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

本当の自分がわからない状態に陥っている傾向があります。

 

経験が自信にならない人の原因

経験が自信にならない人の原因

スキル、知識、経験の豊富さなどと異質なものです。経験が自信にならない人の原因は、自己価値の違いにあります。自己価値とは、自分そのものの存在価値という意味です。

自己価値を高く見積もる人は、ちょっとした経験をしただけで自信になる。

自分の価値を成功した経験に重ねて高める感じですかね。

自己価値を低く見積もる人は、経験を積んでも自信になりません。

これでは自分の価値を、成功した経験に重ねることができない。

むしろ失敗を自己価値に繋げてしまう。失敗しようものなら「私に価値がない」と自己価値に繋げて自信を失ってしまいます。

自己価値が高いのか、低いのかによって経験の受け止め方が変わります。自信のある・なしに繋がるのです。

自信を高める方法

自信を高める方法次に、自信を高める方法について解説します。

自己価値感(感覚)を高める

自信を高めるためには、自己価値感(自己価値の感覚)を高めることが必要です。

自己価値感を高めるには、手始めに自分の見つめ直しが大切。具体的には「自分にできたこと」を抽出することです。

過去の経験の棚卸しを行いつつ、自分を客観視することになります。

このとき過去を漠然と振り返るだけでは不十分。失敗した経験の方がインパクトが強く記憶に残りやすいものだから。

漠然と過去を振り返っても、ネガティブ・バイアスと呼ばれる心理作用が働き、辛い経験が思い浮かぶだけの場合が多い。

どのように見つめ直せばいいかというと、ポジティブな質問を自分に投げかけることですね。

ポジティブな質問とは、例えば「周りから過去に褒められた経験は?」とか「感心された経験は?」などです。

ところがいざやってみると、自分では当たり前のようにこなしていることが多く、思い出せないものですよ。

  • そこで質問集を作りました。

「自分に向き合うときのガイドが欲しい」という人のために自分の棚卸&分析に使える70の質問集 を無料でお配りしています。

私が個人セッション(月々3万円)を行う際、クライアントさんに投げかける質問から厳選したもの。悩まれている方が多いのでお配りします。

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自分の強みを見える化する

自分の棚卸しを終え、自分にできたことの抽出が終わったら、次に大切なのは自分の強み見える化することです。

「強み」とは自分の優位性を示すものであり、自分の価値を示すものでもあります。

強みを見つけることで、自他とも認める価値を手にすることになる。具体的には、自分の経験に裏付けされた強みを言語化することになります。

そのためには、ブランド・プロフィールを作ることをおすすめします。ブランド・プロフィールとは自分にしかない強みを盛り込んだプロフィールです。

  1. 「誰に」「何を」提供できるか
  2. 自分にしかない強み
  3. 1と2を証拠づける経験

以上の3つをプロフィールに落とし込む作業となります。下記が私の著書の裏表紙に記載されているブランド・プロフィール。

下記が私の著書の裏表紙に記載されているブランド・プロフィール。

自分の経験に裏付けされた強みが言語化されます。

詳しくは、個性を強みとして伝えるプロフィール書き方【事例あり】をお読みくださいね。

過去は変えられる【体験談】

過去は変えられる【体験談】

過去が変えられるというとびっくりするかもしれませんね。もちろん事実は変えられません。しかし、「過去の捉え方」は変えられます。

わたしは26年間、好きではない仕事を続けた経験があります。でも、後悔は一切ないです。

26年間悩み、苦しかった経験による厳しい思いが、今の仕事をするモチベーション繋がっていると捉えているからです。

私の塾には、自分の方向性に悩む女性が多く集まります。将来への漠然とした不安を抱えている人が多いです。

その不安を解消するには、自己分析を重ねて方向性を導き出し、行動を起こすしか道がない。

しかし、わかっていてもなかなか動けません。私自身が苦しみ抜いたことなので、同じ悩みを持つ人に寄り添いたい気持ちがあります。

26年間好きではない仕事を続けた経験があったからこそ、そんな今の仕事ができるのだと思っていますよ。

  • 厳しい経験も宝です。

もちろん最初からこのように考えられたわけではないです。今、楽しく仕事をしているからこそ、過去の捉え方を変えることができました。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

過去のとらえ方は、その後の行動によっていくらでも変えられるのです

失敗のコレクションから始めよう

失敗のコレクションから始めよう

自信につながる経験を積む心構えとして「失敗のコレクションから始める」と考えるといい。でも、「成功じゃないの?」と耳を疑いたくなりますよね。

物ごとに挑戦して、すぐ成功する人は余程の天才でもない限り有り得ないでしょう。

  • 初めは手こずるものです。
初めから成功するなんて考えてしまうと、挫折するのがオチです。だから、失敗から始まるのは当たり前と思えばいい。

失敗しても自分の経験値として残ります。無駄ではないのです。そこで、失敗のコレクションから始めようくらいの気持ちで挑むのが丁度いい。

物ごとに挑戦する心のハードルを下げるのが狙いですよ。

失敗のコレクションから始めようと考えると、新しいことに次々挑戦できるでしょう。そして経験が積み上がり、自信も高まることでしょう。

気づけば「私ってけっこうがんばってる!」と思える自分に出会えますよ。以上となります。

本記事がお役に立てたらうれしいです。

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  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
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ただし、こちらも無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

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