出世も興味ないしお金はもちろん欲しいけど、嫌な仕事をするくらいなら今のままでいいです。
「働きたくない」と本心では思っているかも…。
こんな自分は社会不適合者ですか?
そんな疑問に答えます。
「生活のため」「お金のため」と割り切って働ける人ばかりじゃないですよね。
本記事ではお金のためと割り切れない人にあう、仕事への向き合い方や働き方がわかります。
仕事に対する「やる気ポイントの個人差」を知っておくことでスッと楽になりますよ。
わかりやすく解説しますね。5分で読めます。
この記事を書いている私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなどビジネス誌でも取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
お金のために働くと割り切れない人の対処法【やる気ポイント確認で解決】
断言します。お金のために働くことができる人とできない人がいます。
もちろんお金がいらない人はいないですよね。
お金のために働くと割り切れない人は知っておくべき5つのやる気ポイントというものがあります。
働くことへのやる気ポイントに個人差があるというお話です。
自分がどのタイプに当てはまるか知っておくと、働く意欲を取り戻せますよ。
主に5つのタイプに別れます。
(1)お金やモノタイプ
(2)地位や名誉タイプ
(3)自己実現タイプ
(4)社会への貢献タイプ
(5)人材の育成タイプ
それぞれ解説しますね。
(1)お金やモノタイプ
やる気ポイントがお金やモノタイプの人は、お金やモノを買うことが働くことの意欲に直結する人です。
好き嫌いで仕事をしないため、ビジネス的な視点では重宝されやすいタイプですね。
(2)地位や名誉タイプ
やる気ポイントが地位や名誉タイプの人は、出世や他者評価が働くことの意欲に直結する人です。
(1)と同様、出世や名誉のためなら好き嫌いで仕事をしないため、ビジネス的な視点では重宝されやすいタイプですね。
(3)自己実現タイプ
やる気ポイントが自己実現タイプの人は、自己充実や自分の成長そのものが働くことの意欲に直結する人です。
待遇や職場環境に不満がないことも多く、まわりから見ると不思議がられてしまうことも多いです。
(4)社会への貢献タイプ
やる気ポイントが社会への貢献タイプの人は、社会の利益が働く意欲に直結する人です。
人を喜ばせることに生きがいを感じる人に多いタイプです。
(5)人材の育成タイプ
やる気ポイントが人材の育成タイプの人は、身近な人の成長が働く意欲に直結する人です。
リーダー型の人に多いタイプです。
以上の5タイプです。
働く目的ややる気のポイントは人それぞれなので、自分が(1)~(5)のどのタイプに近いかを考えながら仕事を決めると無理なく仕事に向き合えるでしょう。
「必ず(1)~(5)タイプに分かれるのですか?」という質問がきそうなのでお答えしますと、「NO」です。混ざっている場合の方が多いです。
混ざっている場合は、どの傾向が一番強いかを考えるといいと思いますよ。
働いている感のない仕事を選ぶ
やる気ポイントがピッタリ合った仕事をしていると、働いている感がなくなります。
語弊があるかもですが、遊んでいるのと似た状態。
ストレスがないですし、楽しいと感じながら働く感じです。
私自身も講師の仕事にめぐり逢い、働いている感のない労働を体感しています。
もちろんツライと思うときもありますけど、講義をしているときは最高にエキサイティング。
ストレスもなく講座の日は楽しみで、子どものころに味わった遠足のワクワクと似た状態ですよ。
「そんな仕事に自分は出会えるのかなぁ?」と思うかもですけど、何も動かなければ出会えないと思います。
おそらく90%くらいの人は「仕事は生活のため」と割り切って働いているのではないでしょうか。
狙わなければむずかしいです。
確実に「働く」を楽しむ方法【働いてる感ない仕事を選ぶべき】 に詳しく解説があります。
「働きたくない」が本心の人もいる話
ちなみですが仕事と自己価値が直結している人と、つながっていない人の2つのタイプが存在します。
仕事によって自己価値を認識しているという感じですね。
仕事を一生続けたいと思う人に多いですね。
一方、仕事に自己価値の軸を置かない人もいます。
(私のカミさんもザ・専業主婦って感じです)
なので「働きたくない」という人もいて当然のこと。
かくいう私も今の仕事は好きだからやっているだけで、働きたいからやっているわけじゃないです。
仕事によって自分の価値が上がる・下がるという感覚もない。
ですので、浅野塾を大きくしようとか思わない。
大きくして大変になるくらいなら今のままがいいと思ってしまいますしね(笑)
専業主婦の道も立派な仕事です
ちょっと前に書いたことと相反するかもですけど、専業主婦も立派な「仕事」です。
「専業」と書くくらいですからね。
「お金を稼いでないのに?」と思うかもですけど、稼ぎ方の違いだけです。
旦那さんに稼がせているのです。
お金の稼ぎ方には3つある
お金の稼ぎ方には3つのパターンがあります。
(パターン1)自分で稼ぐ
(パターン2)人に稼がせる
(パターン3)お金に稼がせる
の3つです。
「(パターン1)自分で稼ぐ」は自分が自ら動くことでお金を稼ぐことですね。多くの人がこのタイプ。
「(パターン3)お金に稼がせる」は投資家さんとかですね。株や不動産、FXなどたくさんあります。
社員を動かして稼いでいます。
ちなみに専業主婦は「人に稼がせている」パターン2に属するわけです。
旦那さんに稼がせているだけのお話。
堂々と専業主婦やっちゃってくださいませ。
消去法で自分に合った仕事を探す
もしもやりたい仕事に巡りあえていないなら「消去法」で探していく方法があります。
アルバイト、派遣社員、契約社員、業務委託など様々な雇用形態があるので利用しない手はないです。
さまざまな職種を経験することで「自分に合わないもの」がハッキリしてきます。
そして「やりたいこと」が絞り出されていくのです。
私は大学時代、4年間牛丼屋さんでアルバイトしていました。
そこで「接客」はとにかく嫌いということに気づきました。
1年ほど接客をやったけれど、どうしても好きになれないのです。
その後、「調理」へ移動しました。
けっこう調理は楽しくやっていましたね。
やってみるまで接客がそこまで嫌いだとは知らなかったですし、調理は「好き以下だけど嫌いじゃない」ということもわかりませんでした。
やりたいか、やりたくないかは想像だけで確定するには限界あります。
実際にやってみないとわからないんですよね。
「あちこち転職するなんてちょっと・・・」と思う人もいるかもですけど、もちろんその通りですよ。
でも本気でやりたい仕事を見つけたいけど見つからないならやってみる価値あり。
やりたい仕事を探そうとすると、やりたくない仕事に当たったときにショックを受けます。
でも「やりたくない仕事を知ろう」と考えて挑めばショックを防ぐことができます。
さまざまな仕事を体験しつ、やりたい仕事の目星をつけていきましょう。
自分に合った働き方を選ぶ意味
話が最初のテーマに戻りますけど、お金のために働くことができない人に、ひとつオススメするのは、「働き方」から仕事を選ぶことです。
- 働く場所 例:在宅、きれいなオフィス、海外
- 働く頻度 例:週2回
- 働く時刻 例:10:00~16:00
- 働く時間 例:1日3時間
そして仕事内容・・・。
というふうにして自分にしっくり合う「働き方」を優先して仕事を選ぶのです。
仕事や働き方も多様性の時代です。
自分に合う生き方探しのひとつと思ってがんばりましょうね!
以上となります。
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