
集団行動が苦手です。職場に馴染めず周りから浮いている感じがします。
原因はなに?とりあえず周りに馴染むコツとかある?
本来自分がいるべき場所の探し方も知りたいな。
そんな疑問に答えます。
集団に馴染めない大人の人いますよね。
ちなみに、転職の理由で最も多いのは、人間関係によるものが原因という統計調査もあります。周りに馴染めない大人が多いと言えるでしょうね。
周りとうまくやっているように見えて、本当は周囲との違和感がある「隠れ馴染めない人」も増えてます。
もしも、周囲の人たちに馴染めなかったとしても、落ち込む必要はまったくないですよ。
この記事を書いている私も、集団に馴染めなかった人ですけれど、けっこう自由に生きています。
- はっきりと言います。
集団に馴染めない違和感は宝であり、自分の強みと言っていい。どういうことなのか、後ほど詳しく解説します。
とりあえず周りに馴染むコツや、本来自分がいるべき場所の探し方まで突っ込んだ内容です。
悩まれている人は読み逃さないようにお気をつけくださいね。3分少々で読めます。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
集団に馴染めない大人を含め、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
【吉報】集団に馴染めない違和感は宝
繰り返し言います。
集団に馴染めないその違和感は宝ですよ。
今の時代、周りと同じことしかできない人材の価値は下がってますからね。
人と違うことを考え、人と違うことのできる人材こそ価値が高い。
以前、人と違うことをするのを好む人が成功する5つの理由 の記事に詳しく書きましたけどね。
しかも、身近にいる人たちに馴染めなくとも、インターネットやSNSを使えば、身近にいない人たちとつながれる時代です。
もしも、身近な人に馴染めないのであれば、そこは自分のいるべき場所じゃない。そんなときは外に飛び出せばいい。
もちろん簡単にできることじゃないのはわかっています。
何より、周りに馴染めないその違和感こそ宝ということに気づいてほしいのです。
先ずは、自分自身の理解を深める必要がある。
集団に馴染めない人の特徴やよくある原因について解説しますので、自分自身に当てはまるものはないかチェックしましょう。
対応策はその後です。
集団に馴染めない大人10の特徴
集団に馴染めない人には、独特の特徴があります。下記のいずれかが組み合わさっている感じではないでしょうか?
特徴 | 解説 |
---|---|
自分のペースを貫く | 集団に合わせず、自分のやり方で物事を進める。 |
場の空気を読むのが苦手 | 人々がどう思っているか、どう感じているかをつかむのが難しい。 |
納得しないとやらない | 自分が理解し、納得しないと行動しない。 |
こだわりが強い | 自分の考えを変えるのが難しい。他人の意見に対して開かれていないことがある。 |
1つのことに没頭する | 一つのことにとても集中して、他のことを忘れることがある。 |
マルチタスクは苦手 | 一度に多くのことをするのは得意ではない。一つずつこなすのが好き。 |
自分を最優先する | 自分の要求やニーズを他人よりも優先することがある。 |
人に興味がない | 他人のことを深く知ることに興味がない。自分の興味が中心。 |
社内政治がイヤ | 会社の人間関係やルールに疲れる。公平さや明確さを求める。 |
一人が好き | 他人といるより、一人でいることを好む。静かな環境が好き。 |

以上のいずれかの特徴がある人たちは、集団に馴染めない人が多いです。
集団に馴染めない人によくある原因
集団に馴染めない人に、よくある原因について解説します。
(原因1)自意識が強すぎる
集団に馴染めない大人によくある原因の1つ目は、自意識が強すぎることによるものです。
人々の前で自分がどう見えるか、どう評価されるかを常に考えてしまうため、リラックスして自然体でいられない可能性があります。
これは、強い自己意識や、他人の意見に対して過敏に反応してしまうことによるものですね。
(原因2)人と話すのが怖い
集団に馴染めない大人によくある原因の2つ目は、人と話すのが怖いことによるものです。
「社交不安」とも呼ばれるこの状況は、他人と話すことに対する恐怖感が強く、自分がどう評価されるか、言葉に詰まってしまわないかなどの不安からくるものです。
(原因3)自分への評価が低い
集団に馴染めない大人によくある原因の3つ目は、自分への評価が低いことによるものです。
自己評価が低いと、他人と接するのが難しくなることがあります。
これは、自分の能力や価値に対する信頼が欠けており、他人からの肯定的な評価を求める傾向がありますね。
それゆえ、自分の思いや考えを周りに言えなくなり、周りに馴染めなくなりがちです。
(原因4)特定の障害
集団に馴染めない大人によくある原因の4つ目は、特定の障害によるものです。
自閉症スペクトラム障害(ASD)や社会性パーソナリティ障害などの特定の障害がある人は、他人とのコミュニケーションや集団内での振る舞いに困難さを感じることがあります。
これらの障害は、他人の感情を理解する能力に影響を与えるため、集団に馴染むのが難しくなることがあります。
(原因5)過去の経験
集団に馴染めない大人によくある原因の5つ目は、過去の経験によるものです。
過去にトラウマを経験した人、特にいじめなどの人間関係に関するものであれば、新しい関係を作ることに恐怖を感じる可能性があります。
また、過去の経験から他人を信頼できず、自分を守る手段の一つとして、他人を遠ざける傾向があります。
(原因6)職人気質である
集団に馴染めない大人によくある原因の6つ目は、職人気質によるものです。
職人気質が強いと、人との関わりは苦手になる傾向があります。なぜなら自分の考えや居心地を最も大切にするから。

注目してもらいたいのは、「(原因6)職人気質である」です。
大切なポイントなので繰り返しますが職人気質が強いと、人との関わりは苦手になる傾向がある。
只、職人気質的なこだわりは新しいものを生み、良いものに仕立てなければならない時代に大切な人材ですよ。
必ずしも「集団に馴染めない=能力が低い」わけではないのでご注意ください。

集団に馴染めなくても恥じないで

とりあえず周りに馴染むコツ
とりあえず集団に馴染むコツも解説します。
- 結論を先に言うと馴染むフリをするだけ。
ムリに自分を変えようとしないことです。
馴染もうとするより、適度な距離感でのお付き合いを考えること。ヘタな敵を作らない程度の感覚でOK。
不誠実に聞こえるかもですけど、自分を守るためと思ってくださいね。馴染むフリをするためには以下の4つを意識してみましょう。
- とりあえず話を聞く
- 共感してみる
- 何を求められているか考える
- 「無」を意識する

ちょっと補足解説します。必要なかったら読み飛ばしOKです
(1)とりあえず話を聞く
とりあえず集団に馴染むコツの1つ目は、とりあえず相手の話をよく聞くことです。
他人が話しているときに真剣に聞き、理解しようとする努力を示すことは、他人との関係を築くのに効果的ですからね。
これは相手に尊重されていると感じさせ、対話を深めるのに役立ちます。
(2)共感してみる

とりあえず集団に馴染むコツの2つ目は、「共感」を意識してみましょう。
周りの人との考えや興味関心ごとが違ってもOK。
ここでいう共感とは「理解すること」です。
全く同じ考えである「同感」と違うのでご注意ください。同感は全く同じ感覚を持たなければならない。
共感の場合、仮に自分が全く異なる感覚を覚えたとしても「そういう考え方(感じ方)があるんだな」と共鳴すればいいだけ。
共感のみ意識して振る舞うと、自分の気持ちにウソはついていないので自分を責めることはないでしょう。
周りの人たちと適度な距離感を保ちつつお付き合いすることもできます。

周囲とうまくやるノウハウと思うといいです
(3)何を求められるか考える
とりあえず集団に馴染むコツの3つ目は、どのような役回りを求められているか観察すること。
集団行動をすると、知らず知らず役回りが決まってくるもの。
役回りさえ押さえると、とりあえず馴染んでいるように見えます。

ちなみに私は、場の盛り上げ役を求められますね、笑
(4)「無」を意識する
とりあえず集団に馴染むコツの4つ目は、「無」を意識すること。
精神論ですけど重要なことです。
具体的には、周りが何をしていようと心動かさぬよう意識することです。

いらぬ敵を作らぬよう「無」を意識しましょう。
職人気質の強い人の自分の活かし方
集団に馴染めない人、特に職人気質の強い人の自分の活かし方について解説します。
結論から言いますと、人との接触機会の少ない、もしくはゆるいつながりの世界へ飛び込むこと。
普段は一人で仕事、必要なときに人と接触するのがベスト。
最近はリモートワークも増えてますし、周りに馴染めないのであれば、人と距離をとる働き方を模索した方がいいです。
そうお伝えすると、「自分には無理」と戸惑うかもしれませんね。
そんなときこそ深く考えてみてください。今のままずっと生きられるでしょうか?
実現すれば、今より数倍生きやすくなります。

今のまま苦しみ続けるより、実現しようと努力した方が数倍楽ではないですか?
本来自分のいるべき場所の探し方
どうしても集団に馴染みたいのであれば、本来自分のいるべき場所を探すことです。
そのためには、自分を必要としてくれる人の群れを探すことになる。
具体的な行動のステップとして
- 自分の偏執性を棚卸しする
- 自分の偏執性が誰に役立つか考える
- 偏執性が役立つ人に向けて発信する
以上をやらねばなりません。
自分の偏執性はどこにある?
自分を必要としてくれる人を探すには、何から始めたらいいのでしょうか。
先ずは自分を棚卸しして、自分に備わる「偏執性」を見極めましょう。偏執性とは、偏ったこだわりや一貫した行動という意味です。
集団に馴染めない人は、強い偏執性を持っている場合が多いです。
以下は偏執性が出やすい場面です。
- 人が苦手としている事で得意なこと
- 人が手間だなと思う事で好きなこと
- 人から感心されること
- 長時間やっても苦にならないこと
- 話し始めるととまらなくなること
- お金をかけまくったこと
- お金をもらわなくてもやりたいこと
- 人よりも短時間でできること
- 人は相手の偏執性で「好き嫌い」を判断しています。
自分に備わる偏執性と相性のいい人は必ずいる。 その人たちに出会うことで、自分の偏執性は、『自分の強み』に変わります。
そこで、自分の偏執性を探りたい人のために、「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」をお配りしています。
そこで数々の質問を自分に浴びせ、答えを導く構成になっています。

集団に馴染めない人の苦しみは私もよくわかっているので、今なら無料でお配りしています。
でも…ごめんなさい。いつまで無料配布するかわかりません。
必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
情報発信して活かせる場所探し
今は情報発信が簡単にできる時代です。
情報発信することは、世界中の人と相性判断する機会を得るようなもの。
自分の偏執性と相性のいい人、求めてくれる人探しにぴったりです。
この文を書いている私も、ブログによる情報発信を通じて北海道から沖縄まで沢山の人に出会いました。
情報発信したことにより出会える人は、自分の考え方や行動に共感してくれた人。そのため自分に合う素敵な人が集まります。
気づけば一つの集団ができる。その集団こそが自分の居場所になります。
ちなみに「集団」というと大人数をイメージするかもしれませんけど、少人数でも構わないですからね。
大切なことは、自分と相思相愛(恋愛という意味ではなく)な人と繋がればいいということです。

今の場所に馴染めないなら情報発信を通じ、新しい居場所を探しましょうね
自分が馴染む場所を見つけた体験談
前にもお伝えしたように、私自身も情報発信を元に本来自分のいるべき場所を見つけました。
職場に馴染めなかったことは、私がブログを含むSNSを始めた理由の根本にあります。
学生の頃から、周囲の人たちと常に違和感ありましたから。
流行りのものにはまったく興味も湧かないし、周りの人に合わせることに疲れました。
そこで 情報発信し、身近にはいない人とのつながりを求めました。
まるで毎日風船に手紙をつけて、飛ばしているような感覚です。
見知らぬ誰かとの出会いがあると信じて・・・。
ちなみに10年以上浅野塾を運営していますが、受講生との出会いのほとんどはインターネットを通じてのものです。

できることがわからない時の対処
何ができるかわからない人は、新たにできることを作る方向で考えたほうがいいです。そのためには新たなことに挑戦することになります。
「何に挑戦していいかわからない」と思うので補足すると、今までやったことのないことならなんでもいい。気の向くものをやればいい。
ちょっとビックリするアドバイスに聞こえたかもしれませんが、今までやったことのないことをすると、意外な自分の一面に気づけます。
後ほど私の例をお話します。
新たな挑戦をすると、自分の偏執性に気づく。
だからこそおすすめするのです。
私がそれまで経験のなかった仕事である講師になり、女性を指導して気づいたことがあります。
男性だからこそ女性の悩みを客観的に見ることができるということ。
私は出産もできないし育児もしたことがない。
だからこそ、先入観なしに出産や育児をする人を見ることができると言える。
私の元にいらっしゃる女性たちは、無意味な共感を必要としないのです。
現状を冷静に把握し、共にどうしていけばいいか考える相手として私を選んでくれるから。
以上は、講師の仕事を経験しない限りわからないことでしたよ。私にとっては未知の世界への挑戦でした。
さらに、女性同士では知り得ないことを伝えられる強みもあります。男性はどのようなことを考え、行動しているかわかるのです。
つまり私が男性であること自体、ひとつの「経験」だったのです。
男性だらけの世界で生きていた経験があるからこそ、伝えられるものがあるのですね。

新しいことを始めると、今までの経験を活かせることに気づけますよ
「仕入れ」をしよう
何ができるかわからないときは、強い自信も手応えもないということでしょう。
だとすれば、思い切って「ゼロ」から積み上げをスタートさせてしまえばいいですよ。具体的には 「仕入れ」をするのです。

仕事をするときに仕入れは不可欠
パン屋さんやるなら小麦粉を仕入れますよね。 理屈はまったく同じです。
- 勉強したり経験を積むのは「仕入れ」です。
コツコツやり抜き 自分にできること(売りもの)を作ってしまいましょうよ。
自分の売りもののヒント
「仕入れ」をするにしても何を選んでいいかわからない人もいることでしょう。
自分の売りもののヒントもわからないかもしれませんね。
先ほどご説明した「偏執性」にヒントがある。例えば、好きとか興味ある感覚も偏執性です。
最初はなんとなく興味をひくというレベルでかまいません。
- 試しに行動してみるといいです。
最初は失敗してあたりまえくらいの脱力感が必要ですよ。試し続けるためです。
そして自分が「これなら続けられそう」というものを粘り強く探すのです。

自分の売りものヒントをつかめますよ
行動する動機なんてなんでもいい
ちなみに自分がやりたいことがわからないとき、始める動機はなんでもかまわないです。
世の中はやってみなければわからないことだらけです。小さな動機であっても行動したほうがいい。
ちなみに、 私が本を出版することになった動機は、自分の人生が変わりそうという動機でした。
出版した後に、何が待ち受けているか理解していませんでした。もちろんその自分の選択が正解か不正解なのか当時はわかりません。
当時の私は仕事がつまらなくて、なんのために生きているのかわからない状態でした。何かしなければという焦りがありましたね。
そこでたまたま出版セミナーに参加する機会があり、やってみようと思いました。
結果的に、出版したことから講師やコンサルティングの仕事のチャンスが訪れた。
しかも女性に受け入れられた。そこで浅野塾が生まれたという流れです。

行動する動機なんてなんでもいいのですよ
【結論】 人生はままならないもの
人生は思い通りにはいかないもの。と言っても悲観的な意味にとらえないでくださいね。
- 予期せぬことが沢山起こるという意味。
集団に馴染めなかった私が、現在は講師という仕事をしています。 昔の私には想像できない仕事をしている。
「自分にできることは?」という言葉を胸に、自分を必要としてくれる場所を探し続けただけです。
今、周りに馴染めないと苦しんでいる人がいたら、自分の人生を悲観しないでください。
立ち止まったらすべてが終わります。 自分を信じて行動を続けてみてください。 動いていれば必ず道は開けますよ。
以上となります。
仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選
最後になりますが、今の仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選 シートを作りました。
シートに記載されたことをクリアすると、仕事を辞める踏ん切りをつけられます。
個人セッションの際に、仕事を辞めることができたクライアントからヒアリングを行い制作したもの。

次のステップに進めない方が多く悩まれているため作りました
ほかでは入手できない貴重なものですが、今なら無料でお配りします。但し、こちらのシートもいつまで無料配布を続けるかわかりません。
必要な人は、今すぐ下記からどうぞ。自動返信で届くメールに、シートをダウンロードできるURLが書いてあります。
もしも「専門家の手を借りて、自分自身の価値を理解し、自分に馴染める場所を見つけたい」という人には、コチラの講座が役に立てるかと。私と直接お話する機会もありますよ。
以上となります。少しでも本記事がお役に立てたらうれしいです。
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