自分には誇れるような強みがありません。
強みが見つからないので作りたいです。
強みを作る方法はありますか?
才能は必要ですか?
そんな疑問に答えます。
本記事ではお金に困らない人がやっている強みの作り方について解説します。
強みが見つからないのであれば、作ってしまいましょう。
特別な才能はいりませんので安心してお読みくださいね。
この記事を書いている私は通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。
自分の強みを活かした起業や転職の実現や、仕事を楽しめる女性を生み出す支援活動を行っています。
※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
お金に困らない強みの作り方【ポイントは1つ】
お金に困らないための強みを作るには信頼のコレクションをすることです。
信頼とは信用され頼りにされることを言いますね。
お金が生まれる仕組みを考えてみましょう。
お金は誰かのメリットを与えたことのみに生み出されるものです。
具体的には誰かの悩みを解決するか、誰かの欲を満たすかの2つ。
この2つを誰かに与え続けたときに信頼感が生まれお金が発生する流れとなります。
下記も参考に読んでみてください。
強みを作る10の深堀り方法
強みを作るために信頼をコレクションするには、一つのことを続けることが大切になります。
言うのは簡単ですよね。
そこで、おさえておきたい10の要点がありますので解説しますね。
まずは結論から。
-
目の前の人の120%満足をめざす。
-
「掛け捨て」を意識する
-
お金をもらって経験を積む。
-
強い欲を利用する
-
強い悩み体験を利用する
-
深く知る。深く経験する
-
1ミリの前進を積み上げる
-
習慣化する
-
時流(トレンド)にのる
-
情報発信する
以下でそれぞれ解説します。
(1)目の前の人の120%満足をめざす
相手が期待している以上のことを常にお返しするイメージを持ち続けることが重要です。
「コーヒー入れて」と言われたときに、コーヒーだけ入れてくる人と、砂糖やミルクも同時に用意できる人。
どちらが信頼される人になるでしょう?
些細なことに思われるかもですが、自分が相手に何ができるかを常に考えていないとできません。
目の前の人の120%満足を積み重ねていくことが、あなたの強みを作り続けます。
(2)「行動の掛け捨て」を意識する
「(1)目の前の人の120%満足をめざす」を実際にやるとき、相手からの見返りを期待しないことです。
見返りを期待していると、相手が何もしてくれないときに腹立たしさを感じることになるでしょう。
自分が勝手に行っていることなので見返りは期待せず、行動は掛け捨てだと意識しましょう。
安心してください。
見ている人はちゃんと見ています。
信頼は徐々にアップし強みが作られていきます。
(3)お金をもらって経験を積む。
「(1)目の前の人の120%満足をめざす」「(2)「行動の掛け捨て」を意識する」という説明をしましたね。
とは言えボランティアがしたいわけではないですよね。
そこでおすすめなのは強みを作るために「お金をもらって経験を積む」ということです。
アルバイトでも構わないです。
スキルアップを完全目的にして働いてみることがポイントです。
ケーキの作り方が学びたいのであればケーキ屋さんで働いてしまうのが手っ取り早いでしょう。
このステージは安価でかまいません。
ちょっとした下積みをして強みを作っていきましょう。
(4)強い欲を利用する
人それぞれ違った偏執性(へんしつせい)というものがあります。
執着してこだわるものです。
自分の偏執性を利用して突き詰めてやってみることです。
長時間やっても平気なこと
人が苦痛のようだが自分にとっては快楽なこと
ここは譲れないというようなこと
などです。
意思が弱い人でも、偏執性のあることであれば継続できることでしょう。
強みを作る足がかりになる可能性があります。
(5)強い悩み体験を利用する
自分がこれまで強いストレスを感じた経験をもとにどのように乗り換えていったのか。
その経験をもとにしたことを、同じストレスを持っている人に対して提供し続けてみることです。
この本は対面のコミュニケーションが苦手だった私が、メールで人脈を広げていった経験をもとにしたもの。
自分自身が負っていた強い悩みから生み出されたスキルはないか考えてみると良いですよ。
深く知る。実体験を増やす
自分の興味関心の湧いたもの、好きなことを今まで以上に深く知りましょう。
そして実体験を増やしていくことです。
こんなことが何の役に立つのだろうと思っていまうこともあるかもしれません。
しかし突き詰めてやっていくことで学び得るものは必ずあります。
中途半端にやるのではなく「とことん」やってみることです。
「自分には強みがない」と思っている人にはなおさらオススメします。
何もないなら作っていけばいいので。
1ミリの前進を積み上げる
強みを作る時はとにかく焦らないことです。
何かを身につける時は早い人でも1年。通常は2~3年はかかるのではないでしょうか。
「え~そんなにかかるのかぁ」って思ってしまうかもしれませんね。
でも好きなことだったりするとすぐに経ちますよ。
私は男3兄弟の中で育ち、高校も男子高。
大学も8割以上が男性ばかりという環境で育っています。
そんな私が女性塾をしているなんて自分のことでありながらもこっけいです。
でも9年続けてやっていると、強みとして認識され、出版にもつながっています。
1回、1回の講座を粛々とやり続けてきただけですけどね。
1ミリの前進を積み上げていくと、けっこう気づけば前に進んでいるものですよ。
習慣化する
心理学者マズローの学習の4段階を常に意識しておくことです。
何かものごとができるようになるまでは4つのステップを踏むことになるよという学説です。
レベル1:無意識的無能(知らないことはできない)
レベル2:意識的無能(知っていてもできない)
レベル3:意識的有能(意識すればできる)
レベル4:無意識的有能(無意識でもできる)
という4ステップです。
「歯磨き」を思い浮かべるとわかりやすいです。
子どもの頃は歯磨きの存在すら知らないのでできないです。
そして母親から教えてもらうのですが、やり方がわかってもうまく磨けません。
しかし何度も言われたことを意識しながら磨くとできるようになってきます。
やがて意識しなくても私たちは毎日、歯磨きしています。
みたいな流れです。
強みが作られていくときもまったく同じです。
習慣化するまで焦らずにじっくり取り組みましょう。
時流(トレンド)にのる
強みをつくるときに何をしたらいいかという迷いがあるなら、時流にのることを考えてみるのも良いです。
今後はITに関することが伸びていくでしょう。
私自身が女性塾を始めたころは、ワークライフバランスという言葉ができて間もないころでした。
まだ女性に仕事を推進しようという動きがあまりなかったころです。
しかし日本の人口減少が始まっていたので、女性を労働力として見る時代が来るなと察知していました。
時流を考えながら強みを作ることを意識すると良いです。
情報発信する
ブログなどのソーシャルメディアで自分ができることや挑戦していることをアウトプット(情報発信)することです。
自分のどのような経験や知識に価値があるのか、アクセス数やコメントでわかります。
自分に何が求められているかを推し量るには良いツールです。
ワーキングママが作った強みの例
2年前に長男を出産したMさん(39歳)の例です。
彼女は人材派遣で何年も働き、社員としてのキャリアは数年しかありません。
専門的な仕事をしていたわけではなく特別な技術を持ち合わせていない人でした。
しかし3~4年ほど前にキャリアカウンセリングの仕事に出会いました。
就活中の大学生にひたすら向き合っていく日々です。
絶対に相手を否定しないカウンセリングが人気になり、大学生からちょこちょこ指名されるくらいになっていきました。
やがて、高校生が大学の推薦をもらうための自己PR文の添削のお仕事が舞い込んできました。
育児で自分の時間が作りにくい中、黙々とその仕事にも向き合っていたそうです。
気づけば1300人の高校生の自己PR文の添削をしていたとのこと。
これはもうプロですよ。
Mさんには添削をどのようにすればよいかセミナーをやってほしいという依頼もあり、実際にやったそうです。
Mさんは目の前の人の120%満足をめざし、1ミリの前進を積み上げ、信頼を勝ち取り続けてきたからこそ生まれた強みです。
強みを作りというとたいそうなことをしなければならないと思うかもしれません。
そんなことはなくて、小さなことを積み上げていくことだけですよ。
強みを作れない人のよくある行動
次に強みを作れない人のよくある考えや行動について解説しますね。
才能がある、ないばかり考えてしまう
他人が成功をしているところを見ると「あの人はもともとの才能があるから」という考えで見る人がいます。
そのような人は、自分探しに時間ばかりをとられ、強みを作れなくなります。
失敗を汚点だと思い込んでいる
失敗を怖がり、無難なことや今の自分にできそうなことにしか手を出しません。
ですので、強みを作ること自体に着手できません。
あれこれ手を出しどっちつづかずになっている
焦る気持ちが矢面(やおもて)に出てしまい、継続することができません。
「飽きっぽい」という言葉でまとめてしまう人も多いです。
あれこれ手を出しどっちつかずの人には強みが作りづらいです。
改善に意識を向けない
強みを作れない人は、自分のやり方や意識に気を取られがちです。
そのため自分の行動の改善につながりにくいです。
人に正解を求める
常に他人に正解を求める人は強みが作れないことが多いです。
行動が鈍くなってしまうので。
人に正解を求める人は、壁にぶっつかると「ほんとうにこれでいいのかな?」と思ってしまいがちです。
自ずと挫折ポイントが低くなり簡単にあきらめてしまいます。
強みを作るためにやっておきたいこと
下記の記事に解説があるので読むといいですよ。
お急ぎの方は、コチラ から「自分だけの強みを見つけ使いこなす10のポイント」レポートを入手して動画を見ておくと良いですよ。
まとめ
お金に困らない強みの作り方
強みを作る10の深堀り方法
- 目の前の人の120%満足をめざす。
- 「掛け捨て」を意識する
- お金をもらって経験を積む。
- 強い欲を利用する
- 強い悩み体験を利用する
- 深く知る。深く経験する
- 1ミリの前進を積み上げる
- 習慣化する
- 時流(トレンド)にのる
- 情報発信する
強みを作れない人のよくある行動
- 才能がある、ないばかり考えてしまう
- 失敗を汚点だと思い込んでいる
- あれこれ手を出しどっちつづかずになっている
- 改善に意識を向けない
- 人に正解を求める
以上となります。
この記事があなたの強み作りにお役に立てたら幸いです。
コメント