自信・自分らしさ・自分軸

自分は無能と気づいた時が人生の転機。プロが教える逆転の法則

自分は無能と気づいた時が人生の転機。プロが教える逆転の法則

仕事でミスをしたとき、周りが次々と成果を出しているとき。 自分は無能かもしれないと、自分を責めてしまうことはありませんか。

その気持ち、よく分かります。

 私自身も、自分は無能だと思い知らされ、どん底を味わった経験があるからです。

新卒で入った不動産会社で、仕事のきつさについていけず、同僚や上司たちともなじめませんでした。 成果を出す同期へのコンプレックスに苦しみ、自分は社会で通用しない無能な人間なんだと思い込んでしまいました。 

そして、逃げるように入社わずか8ヶ月目のクリスマスの日、会社を辞めたあのときは、自分以外のすべての人々が自分と逆方向に歩いていく絶望感に陥りましたよ。

でも、15年間2000人以上の生き方やキャリアをガイドしてきた今だからこそ、はっきり言えます。

「自分は無能だ」と気づいたその瞬間こそが、人生を好転させる最大のチャンスなんです。

信じられないかもしれません。でもこれは事実です。

なぜなら、その気づきが、無理していた自分を卒業し、本当の自分(強み)を見つけるスタートラインになるからです。

この記事では、2000人以上を指導して分かったことと私自身の経験をもとに、この辛い気持ちから抜け出し、人生を逆転させる方法をお伝えします。

無能な人なんて、この世に一人もいません。 自分の中に眠る可能性を、いっしょに見つけに行きましょう。

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
自分は無能かもと感じた経験のある人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

「無能だ」と気づいた辛い感情の正体

「無能だ」と気づいた辛い感情の正体23歳から62歳までさまざまな業界・職業の人たちの自己分析をお手伝いしてきた中でわかったことがあります。

「自分は無能」と感じる瞬間は、突然やってくるものなんです。

仕事で失敗をしたときや、周りとの差を突きつけられたときなど、きっかけはさまざま。

この辛い感情が生まれる背景には、大きく分けて3つの原因があります。まずは、その正体から解説しますね。

原因1:自己評価と現実のギャップ 

自分は無能と感じてしまう一つ目の原因は、自分で自分を評価する基準が高すぎることです。

「社会人ならこれくらいできて当たり前」「同期はみんなできている」という、自分の中にある「こうあるべき」という理想像と現実の自分との間に開きがあると、人は強いストレスを感じます。

私自身も新卒の頃、「社会人になったら自分の力を発揮できるはず」と思い込んでいました。

学生の頃、もの覚えが悪く社会に出れば勉強以外で勝負ができると思い込んでいたからです。

しかし現実は厳しかった。その理想というか希望のようなものがガラガラと崩れ去りました。

そこで自分を無能だと決めつけてしまったのです。

原因2:環境とのミスマッチ

自分は無能と感じてしまう二つ目の原因は、自分の能力と、今いる環境が合っていないことです。

たとえば、魚は水の中では自由に泳げますが、陸では何もできませんよね。

これと同じように、自分の能力が発揮できない場所にいる可能性があるのです。

私が新卒で入った不動産会社の世界は、私には過酷すぎました。成果が思うように出せず、人間関係にもなじめず、ただただ消耗する毎日でした。

しかし今振り返ると、私が無能だったわけではない。 その環境が私に合っていなかっただけなんです。

時間を拘束されること。 高圧的な態度で、意味もわからず指示されること。 そういったものが、私の性には合わなかったんですよね。

原因3:他者との比較によるコンプレックス

自分は無能と感じてしまう三つ目の原因は、他人と自分を比べてしまうことです。

同期が先に昇進したり、後輩が大きな成果を出したりする。それを見ると、焦りや劣等感を感じるのは自然なことなんです。

なぜなら、私たちは子どもの頃から、成績や順位で競争する環境のなかで育ってきました

さらに、人はどうしても“見える部分だけ”で他人を評価しがちで、裏側の努力や状況の違いまでは見えません

そのため、知らないうちに周りと比べて自分の価値を測るクセがついてしまうんですね。

すさまじい成果を出す同期を見て、強いコンプレックスを感じていたかつての私のようにね。

他人との比較が「自分は無能だ」という思い込みを強化してしまうのです。

「自分は無能」の気づきが人生を変える理由

「自分は無能」の気づきが人生を変える理由自分は無能と認めること。それは辛くて勇気がいることですよね。

でも、冒頭でもお伝えした通り、その気づきこそが人生を好転させる最大のチャンスです。

なぜ、そう言い切れるのか?

その3つの理由をお話ししますね。

理由1:偽りの自分からの解放 

「自分は無能」の気づきが人生を変える一つ目の理由は、無理して演じていた偽りの自分から解放されるからです。

「社会人らしく振る舞わなきゃ」「同期に負けちゃいけない」。

そんなふうに、自分を必要以上に大きく見せよう、ちゃんとしようと必死になっていないでしょうか。

そこで、「自分は無能である」と認めてしまえばもう強がる必要はないんです。

私自身、逃げるように会社を辞めたとき、将来への不安はもちろんありました。

でも、それ以上に「もうつらい日々を過ごす必要はないんだ。無理しなくていいんだ」という安堵感を感じたんです。

等身大の自分に戻れた瞬間でしたね。

理由2:問題解決のスタートライン

「自分は無能」の気づきが人生を変える二つ目の理由は、自分の現状をありのままに直視できるからです。

なぜなら、どんな問題であろうと、それを問題と認めて直視しない限り、絶対に解決できないからです。

もしも、「自分はまだ大丈夫」「本気を出せばできる」と現実から目を背けていたとしたら。

問題はそこにあり続け、状況は何も変わらないでしょう。ずっと苦しいままですよ。

しかし、「自分は無能」と認めるということは、辛い現実から逃げずに、自分の現状を認識できたということにほかなりません。

だからこそ、的はずれな努力ではなく、「これから本当に必要なことは何か」と解決策に向かって動き出せる。

これこそが、人生を変える大きなチャンスといえる理由ですね。

理由3:隠れた強みを探すプロセスの始まり

「自分は無能」の気づきが人生を変える三つ目の理由。 それは、「本当の強み」を探すプロセスの始まりになるからです。

ここで誤解してほしくないのは、これは「逃げ」ではないということ。

今「自分は無能である」と感じているのは、そこが力を発揮できる場所ではないから。 魚が陸で生きられないように、誰にだって「向いていない場所」があります。

でもそれは、能力がないという意味ではありません。 ただ、能力を発揮する場所を間違えているだけなんですよ。

実際、水を得た魚のように環境が変わった途端に活躍し始める人を、私は何人も見てきました。

営業で苦しんでいた人が、企画職で才能を開花させる。 

大企業で埋もれていた人が、ベンチャー企業でノビノビと力を発揮する。 

営業アシスタントの仕事に飽き飽きしていた人が、キャリアコンサルタントとして独立して輝く。

「ここじゃない」と気づけたからこそ、本当に力を発揮できる場所を探せる。

そして、自分の能力を存分に活かせる場所にたどり着いたからこそ、誰かの役に立ち、社会に貢献できるんですよね。

逃げるのではなく、戦うべき場所を見極める。 それが、この気づきの本当の意味なんです。

プロが教える!無能感の克服法10選 

プロが教える!無能感の克服法10選 「自分は無能」と気づくことはチャンスであることはお分かりになったと思います。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

そんな実践的な方のために、長年のキャリア指導経験から導き出した改善方法を紹介します。

自分にできそうなものから、一つずつ試してみてくださいね。

1.心の整理整頓(感情の書き出し)

無能感を克服する一つ目の方法は、心の整理整頓をすることです。

心の中に溜まっているモヤモヤをすべて吐き出すのです。

辛い、悔しい、惨めだ、もう辞めたい…

そんなネガティブな感情を、包み隠さずノートや紙に書き出してみましょう

誰に見せるわけでもないので、汚い言葉でも構いませんよ。

頭の中でぐるぐると考えているだけでは感情に飲み込まれ、冷静な判断ができなくなります。

書き出すことで、自分の感情を客観的に見ることができ、それだけでも心がスッと軽くなりますよ。

2. 今日のミッションを発令する

無能感を克服する二つ目の方法は、今日のミッションを発令することです。

ここでいう「ミッション」とは、”目標”のこと。「無能だ」と感じているときは、自信を完全に失っている状態です。

そんなときは、大きな目標を立てても挫折して、さらに自信を失う悪循環に陥ってしまうだけでしょう。だからこそ、自信を取り戻す「リハビリ」が必要なんです。

それが、絶対に達成できる「小さな目標(スモールステップ)」を立てること。

「今日は定時で帰る」「朝10分読書する」「笑顔で挨拶する」。

こんな簡単なことでOK。大切なのは「できた」という小さな成功体験を積み重ねること。これが、失った自信を回復させる特効薬になります。

心理学でも、”自己効力感理論”として説明されていますよ。

小さな成功体験が「自分はできる」という感覚を回復させ、自信を引き上げるとされています。

3. 内省ゴールデンタイムを持つ

無能感を克服する三つ目の方法は、内省ゴールデンタイムを持つことです。

私の指導経験から言えることがあります。 

無能感を持った人は、心が硬直しており、思い込みが激しく視野も狭い。 

そして焦りによって、常に緊張しているんです。

この状態では、どんなに頑張っても良い結果は出ません。

 必要なのは、一度立ち止まって冷静に自分を見つめ直すこと。

そこでおすすめなのが、お風呂に入っているときや、寝る前のリラックスできるとき。 そんな「ゴールデンタイム」を使って、今日一日を振り返る習慣をつけましょう。

「今日、一番うまくいったことは?」 「うまくいかなかったことは?」

このとき重要なのは、うまくいかなかったことに対して「だから私はダメなんだ」と自分を責めないこと。

「なぜうまくいかなかったのかな?」 「次はどうすればいいかな?」

このように、他人事のように冷静に原因と対策を考えるのがコツです。

この習慣が、硬直した心をほぐし、思い込みを手放し、視野を広げてくれます。

 そして、自分の考え方のクセを修正し、行動を改めるヒントを与えてくれるんです。

4. 過去の成功体験を「再生」 する

無能感を克服する四つ目の方法は、過去の成功体験を「再生」 することです。

私たちは、辛い経験はいつまでも覚えているのに、うまくいった経験はすぐに忘れてしまう生き物です。

そこで、過去の成功体験を意識的に思い出す「再生」の時間を作るんです。

学生時代の部活で優勝したこと、アルバイトで褒められたこと、友人から感謝されたこと。どんな小さなことでも構いません。

「自分にはこんなことができるんだ」「人から必要とされたことがあるんだ」

という記憶は、傷ついた自尊心を回復させる強力なエネルギーになります。

しかし、やっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによりうまく思い出せない可能性。

この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。

そこで長年の研究の末、「自分の棚卸&分析に使える70の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。

有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひとまず無料で配布することにしました。

ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は入手して保存することをおすすめします。

下記からどうぞ。

自分の棚卸&分析に使える70の質問集

 

5. 思考のクセをハッキング 

無能感を克服する五つ目の方法は、思考のクセをハッキングすることです。

自分は無能という思いこみは、長い間に積みあげられた強い思考のクセです。

 失敗するたびに「やっぱり自分はだめだ」と自動的に感じてしまうため、意識して立ち止まることが必要になります。

ネガティブな思考がふっと浮かんだら、「ストップ。本当にそうかな?」と問いかけてみましょう。 その上で「今回はうまくいかなかったけれど、次はこうしてみよう」と、やさしい言葉に言いかえてみる。

これは心理学でいう”認知行動療法”にも通じる方法です。

自動的に浮かぶ否定的な思考をいったん検証し、別のとらえ方に切りかえること。これにより、思考のくせは少しずつ変わっていくとされています。

最初は違和感があるかもしれません。

それでも、くり返していくうちに脳の回路がゆっくり書きかえられ、思考のクセがやわらいでいきますよ。

6. 環境の微調整(日常のリブート)

無能感を克服する六つ目の方法は、環境を微調整すること

つまり、日常を「リブート(再起動)」することです。

毎日同じ場所で、同じ人たちと、同じように過ごしていると、考え方も行動もいつの間にかマンネリ化してしまいます。

そこで、意識的に「いつもと違うこと」をやってみるのです。

  • いつもより1本早い電車に乗ってみる。
  • 入ったことのないお店に行ってみる。
  • 普段は読まないジャンルの本を読んでみる。

こんな小さな変化で構いません。

これまでやっていなかったことであれば何でもいい。新しい刺激は脳を活性化させ、凝り固まった視点を広げてくれます。

「こんな世界もあったんだ」

「こんな考え方もあるんだ」

という気づきが、自分を縛り付けている「無能感」という狭い檻から抜け出すきっかけを作ってくれます。

7. 自分のアップデートを行う

無能感を克服する七つ目の方法は、自分のアップデートを行うことです。

新しいことを学び、スキルアップするのです。

「自分は無能」と感じているときは、自分の成長が止まっているように感じられるものです。

そんなときこそ、新しい知識やスキルを身につけて、「自分は成長している」という実感を獲得しましょう。その実感は、無能感につける最高の薬です。

仕事に直接関係ある資格の勉強でもいいですし、趣味の料理教室に通うのもいいでしょう。

大切なのは、「できなかったことができるようになる」という経験を積むこと。

新しいことができるようになれば、それが自信につながり、自分の可能性を信じられるようになります。

自分をアップデートする方法はさまざまあります。

以下のリンクには、さまざまな方法が紹介されているので、チェックすると理解が深まりますよ。

自分をアップデートする15の方法 |意味と実践テクニック

8. 信頼できるバディを見つける 

無能感を克服する八つ目の方法は、信頼できる「バディ(伴走者)」を見つけることです。

一人で悩みを抱えていると、思考がネガティブな方向に偏りがちです。

そんなときに話を否定せずに聞いてくれる人、客観的な視点でアドバイスをくれる人がいれば、どれほど心強いでしょうか。

家族や友人、信頼できる先輩や上司。もし身近にいない場合は、専門家を頼るのも一つの手です。

誰かに話を聞いてもらうだけで、心の重荷が下り、自分では気づけなかった視点を得られることがよくありますよ。

私もクライアントのバディとして個人セッションを行っています。

毎月の思考整理により、心が整い、常に自分の強みを意識できるので、仕事や日常生活を通じて無能感から解放されていくようです。

ご自身に合ったバディを探してみることをおすすめします。

9. 【重要】自分の「強み」の再発見

無能感を克服する九つ目の方法。 これが最も重要なのですが、自分の「強み」を再発見することです。

先ほどもお伝えした通り、今苦しんでいるのは能力がないからではありません。 強みを活かせる場所にいないからです。

しかし、自分の強みというのは、自分ではなかなか気づけないもの。 

自分にとっては「当たり前にできてしまうこと」だからです。

息をするように自然にできてしまうので、特別な能力だとは思えないんですよね。

だからこそ、自己流ではなく、正しい方法で自分の過去を振り返り、客観的に強みを見つけるプロセスが必要になります。

後ほど紹介する私の講座では、自分史を深く分析することで、受講生が例外なく自分の強みを発見しています。

15年以上続けていますが、自分の強みを活かしているか殺しているかによって、人生の豊かさは天と地の差がありますね。

10. 質の高いインプット

無能感を克服する最後の方法は、質の高いインプットをすることです。

「自分は無能だ」と落ち込んでいるときは、視野が狭くなり、ネガティブな情報ばかりが目に入りがちです。

だからこそ、意識して良質な情報に触れてみてください。

  • 尊敬する人の本を読む
  • 質の高い講演動画を見る
  • 美術館で美しいものに触れる

こうした一流の思考や表現に触れると、自分の基準がふっと引き上げられます。

「もっとこうなりたい」 「こんな生き方もあるんだ」

と未来への希望が湧いてくるのです。

良いインプットは、良い思考と良い行動を生み出す源泉になります。 

これは私自身が強く実感してきたことでもあります。

私は長い間、有料のセミナーに通い続けてきました。 

そこで出会った人たちは、これまでの環境では出会えなかったタイプの人ばかり。 

自分を高めるために、自分のお金と時間を投じることをためらわない人たちです。

彼らと触れ合ううちに、こんな気づきを得ました。

「自己投資ができる人は、できない自分を責めることなく、”もっと成長したい”という意志を持っている」

この気づきが、私自身の生き方を大きく変えてくれたのです。

質の高いインプットは、ゆっくりと、でも確実にあなた自身の未来を変えていきますよ。インプット方法については、以下を参考にするといいでしょう。

無駄なインプットをする人の特徴|もったいない学習の改善方法7選。知識を無駄にしない秘訣とは? 

【実録】「私は無能」からの逆転劇 

【実録】「私は無能」からの逆転劇 「そうは言っても、本当に自分も変われるのかな…」

そんな不安を感じている方にぜひお話しておきたい実話があります。

ここで、かつて「自分は無能だ」と思い込み、どん底から逆転したある私の講座の受講生のお話をご紹介します。

彼女がどのようにして自分を取り戻し、輝き始めたのか。その軌跡は、あなたの希望になると思います。

Before:農業法人での挫折と無能感 

彼女の名前は、Nさん(仮名)。農業法人に勤務していた女性です。

Nさんは農業そのものは好きでしたが、職場で求められる大型トラクターや特殊な農業機械の操作がどうしてもできませんでした。

周りのスタッフが軽々と乗りこなす中、自分だけがいつまでたっても上達しない。

「なんでみんなができることが、私にはできないんだろう…」

期待に応えられない申し訳なさと、自分への情けなさで、Nさんは次第に自信を失っていきました。

そして、「自分は農業に向いていない、何の役にも立たない無能な人間だ」と思い込むようになってしまったのです。

Turning Point:自分史分析による発見 

そんなNさんが私の講座の門を叩いたのは、結婚を機に退職し、主婦として過ごしていたときでした。

「このまま社会と切り離されて終わるのかな…」という漠然とした不安を抱え、最後の望みをかけて参加してくれたのです。

講座では、幼少期から現在までの「自分史」を徹底的に深掘りしました。

すると、驚くべき事実が見えてきました。

Nさんは、機械操作は苦手でしたが、人の気持ちを察してサポートしたり、複雑な情報を分かりやすく整理して伝えたりすることが、息をするように自然にできていたのです。

Nさんにとっては当たり前すぎて気づいていなかったこれらの行動こそが、彼女の隠れた「強み」でした。

「私にも、できることがあったんだ…」

その事実に気づいた瞬間、Nさんの目から大粒の涙がこぼれ落ちました。それは、長年抱えてきた無能感という呪縛から解放された、喜びの涙でした。

After:強みを活かす生き方へ 

自分の強みを知ったNさんの変化は劇的でした。

「私にも社会に貢献できる価値がある」という揺るぎない自信を手に入れたのです。

その後、Nさんは専業主婦から一歩踏み出し、自分の強みを活かせる新しい働き方を模索し始めました。

そして、有機栽培の野菜づくりに挑戦する意思をかためたんです。

「あの時、自分は無能だと悩んで本当によかった。あの苦しみがあったから、本当の自分に出会えたんです」

そう語るNさんの笑顔は、自信に満ち溢れていました。

Nさんが講座を通じてどのように変化し、新たな方向性を見つけたのか。ご本人の生の声はこちらからお読みいただけます。

▶N・Iさん(農業法人)の受講生の声を読む

Nさんの事例が教えてくれるのは、「無能な人」など存在しないということです。

ただ、自分の活かし方を知らなかっただけ。あなたも同じなんですよ。

結論:この世に無能な人なんていない

結論:この世に無能な人なんていない

最後に、15年間で2000人以上の生き方やキャリアと向き合ってきた私が、どうしてもあなたに伝えたいことがあります。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

それは、「この世に無能な人など、一人も存在しない」という真実です。

そう言うと、「そんなことはない」と思われるかもしれません。 でも事実なんです。

私たち一人一人は独自の能力や強みを持っています。 ただ、それがまだ明らかになっていないだけ。

たとえば、話すことが苦手な人がいたとします。 一見、コミュニケーションの弱みのように思えますよね。

しかし、その人は他者の話を深く理解し、感じ取る「聞く力」に非常に長けているかもしれない。

私自身も、以前はコミュニケーションが苦手だと感じていました。

しかしそれが、「文章を通じたコミュニケーション」への情熱へと変わりました。 その結果、この本を出版することもでき、多くの人々と深いつながりを築くことができています。

私たちが日常で感じる無能さや弱みも、価値ある強みの裏返しであることが多いのです。

強みと弱みは表裏一体。 コインには必ず表と裏があるように、どちらも等しく存在しています。

能力がないのではありません。

ただ、自分の能力が何かを知らないだけ。 そして、その能力を活かせる場所にいないだけなのです。

今、「自分は無能だ」という辛い気持ちがあるとしたら。 それは『無能である証拠』ではありません。

それは、「ここじゃない」「もっと輝ける場所がある」と、心が教えてくれているのです。

それを発見し、受け入れ、活かしていく。 そうすることで、私たちはもっと輝けます。

自分を責めるのは、もう終わりにしませんか。

大丈夫です。必ず輝ける場所があります。

そのことを、どうか信じてあげてくださいね。

【次のステップ】強みを見つける行動

【次のステップ】強みを見つける行動「無能な人はいない」「自分にも強みがある」という可能性は分かった。

では、具体的にどうやってその隠れた強みを見つければいいのでしょう。

ここから、今すぐ始められる二つの行動をご紹介します。

まずは「隠れた可能性診断テスト」

まずは、現状の自分を客観的に知ることから始めましょう。

「自分は本当に無能なのか?」「それとも、自己評価が低いだけか?」

以下の簡単なテストで、あなたの中に眠っている隠れた可能性を探ってみてください。

1分ほどで診断できますよ。

[テスト方法]

以下の10の質問に、「はい」か「いいえ」で答えてください。あまり深く考えすぎず、直感的に回答してくださいね。

  1. 自分の能力に自信が持てないことがよくありますか?
  2. 新しいことに挑戦するのを躊躇することがありますか?
  3. 失敗を恐れて行動を控えることがありますか?
  4. 他人の成功を見て、自分はダメだと感じることがありますか?
  5. 自分の意見や考えを他人に伝えるのが苦手だと感じますか?
  6. 困難な状況でも諦めずに取り組み続けることができますか?
  7. 自分の長所や強みを3つ以上挙げることができますか?
  8. 過去に困難を乗り越えた経験がありますか?
  9. 新しいスキルや知識を学ぶことに興味がありますか?
  10. 自分の成長のために努力を続けていますか?

[診断結果]

「はい」が7つ以上:可能性は無限大!自己評価を見直すチャンス

今のあなたは、自己評価が少し低くなっているようです。でも、それは「もっとできるようになりたい」という向上心の裏返し。あなたの中には、まだ気づいていない可能性が眠っています。この記事を参考に、まずは自分を認めることから始めてみましょう。

「はい」が4〜6つ:成長の途中!強みを見つける旅へ出かけよう

あなたは今、自分の能力について模索している最中ですね。自信を持てる部分と、そうでない部分があるのでしょう。それは、成長の過程にいる証拠です。これから自分の強みを見つけることで、あなたの可能性はさらに広がりますよ。

「はい」が3つ以下:自信家予備軍!その調子で突き進もう

あなたは自分自身を比較的よく理解し、肯定的に捉えられているようです。素晴らしいですね!今の無能感は、一時的な環境のミスマッチや疲れが原因かもしれません。自信を持って、今の調子で進んでいきましょう。

【無料】「見つめ直しマニュアル」を入手

自分の見つめ直し完全マニュアル診断テストはいかがでしたか?

自分の傾向が少し見えてきたところで、次はもっと深く、本格的に自分自身と向き合ってみましょう。

とはいえ、「何から始めればいい?」「一人でやるのは難しそう」と感じる方もいるかもしれませんね。

そこで、「自分の見つめ直し完全マニュアル」をご用意しました。

これは、私が15年以上のキャリア指導の中で培ったノウハウを凝縮し、制作に10年の歳月をかけた自信作です。

これまでの人生を振り返り、特性を体系的に整理して、分かりやすく理解できるように作られています。

本マニュアルには、こんな充実した内容が詰まっていますよ。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
  • やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
  • ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。

私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。

ただし、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。

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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

「自分は無能」という気づきは、今はまだ辛いかもしれませんね。

でも、その痛みは、これから大きく羽ばたくための成長痛のようなものです。

大丈夫です。まだ気づいていない素晴らしい可能性が必ず眠っています。

この記事が、自分を信じ、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

これからの人生が、輝きに満ちたものになることを、心から応援しています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算15年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

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