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自分を許す方法【決定版】罪悪感から解放される7ステップ

自分を許す方法【決定版】罪悪感から解放される7ステップ過去の失敗や人間関係のもつれから、自分を許せない。そんな経験はありませんでしょうか。

大切な人と喧嘩をして、つい相手を責めてしまった…。

仕事で大きなミスをして、自分を責め続けて何も手につかない…。 

そんなときに、「自分を責めないで」と口で言うのは簡単です。しかしながら、なかなかできないのが現実でしょう。

この記事では、そんな苦しい思いから抜けだし、自分を許すための具体的な方法を、7つのステップに分けて解説します。

この記事に書いてあることを実践すると、過去の過ちに対する見方が変わり、心が軽くなるでしょう。そして、自分自身の成長へとつながるはずです。 

もしも、自己否定や、自分を責め過ぎるクセがあるのなら、本記事は、その状況を好転させる手がかりとなるでしょう。

ぜひ最後までお読みいただき、自分を許す一歩を踏みだしてみてくださいね。 

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
過去の過ちを悔やんでいた人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

自分を許すとは?なぜ許せない状態になるか

自分を許すとは?なぜ許せない状態になるか「自分を許す」。それは一体どういうことなのでしょうか。

自分を許すとは、過去の過ちや失敗をありのままに受け入れ、自分自身を不必要に責めることなく、前向きに未来へ進んでいくための心のあり方です。

  • 断言します。

決して間違いを見過ごしたり、責任を放棄したりすることではありません。

自分の弱さや不完全さを受け入れ、それでもなお自分を大切にし、成長し続けようとする意志の表れなのです。

では、なぜ自分を許せなくなるのでしょうか。主な原因として、以下のような心理が考えられます。

  • 完璧主義のワナ: 何事も完璧でなければならないと思い込み、少しのミスも許せない。
  • 根強い自己否定: 「自分はダメな人間だ」という思い込みが、過去の失敗を過大に捉えさせる。
  • 他者の評価への過度な意識: 周りからどう見られるかを気にしすぎ、批判を恐れて自分を責める。
  • 過去への囚われ: 終わったはずの失敗や後悔の念を、いつまでも手放せずにいる。
  • 誤った成長への期待: 自分を厳しく責めることでしか成長できない、という思い込み。

こうした心理状態が続くと、自分の欠点や過去の失敗ばかりが心にこびりつき、自信を失い、前に進む力を奪われてしまいます。 

でも安心してください。新たな視点を得て、これまでの考え方を少し調整することで、誰でも自分を許すことができます。

ポイント:自分を許すとは、過去を受け入れ前進する心のあり方。完璧主義や自己否定が自分を許せない原因になる。

自分を許せない主な原因の図解

自分自身を許せなくなる心理状態には、上記の5つの主な原因があります。どの原因に心当たりがありますか?まずは自分の状態を知ることが、自分を許す第一歩です。

自分を許すことで得られる5つのメリット

自分を許すことで得られる5つのメリット「自分を許す」と聞くと、「自分に甘いのでは?」と感じる方もいるかもしれませんね。

  • ここでも断言します。

自分を許すことは、決して甘えではありません。

むしろ、心と体をすこやかに保ち、充実した人生を送るために、非常に重要なことなのです。 

自分を許すことで得られるメリットは数多くありますが、ここでは特に大切な5つのメリットを紹介します。

自分を許すことで得られるメリットの図解

自分を許すことは「自分に甘い」ことではなく、心と体の健康を保ち、充実した人生を送るために重要です。以下の5つのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

1. 心のストレスが驚くほど軽くなる

1. 心のストレスが驚くほど軽くなる自分を許すメリットの一つ目は、ストレスが大きく減ることです。

自分を責め続けている状態は、心に重荷を背負い続けているのと同じ。後悔が繰り返され、慢性的なストレス状態に陥ってしまいます。 

その結果、頭痛や肩こり、不眠、食欲不振、集中力の低下といった、さまざまな心身の不調が現れることもあります。

自分を許せれば、こうした終わりのない自己攻撃から解放されます。

心の重荷を下ろし、すこやかな状態を取り戻す。その第一歩となります。

ポイント:自分を許すと自己攻撃が止み、慢性的なストレスと心身の不調が改善する。

2. 自己肯定感が育ち、自信が生まれる

2. 自己肯定感が育ち、自信が生まれる自分を許すメリットの二つ目は、自己肯定感が高まり、自分自身を信頼できるようになることです。 

自分を責め続けると、自動的に自己肯定感は下がってしまいます。「自分には価値がない」と感じるようになってしまう人も少なくありません。自己肯定感が低いと、人生に対して消極的になり、新しいことへの挑戦を恐れてしまいます。

自分を許すということは、過去の過ちや失敗も、自分の一部として受け入れるということです。そこから学びを得て、より良い自分へと成長する。そのプロセスを通じて、自分自身を肯定的に捉えられるようになります。 

「これでいいんだ」という安心感が、確かな自信へと変わっていくのです。

ポイント:自分を許せば過去の失敗も受け入れられ、自己肯定感と自信が育つ。

3. 人間関係がより温かく、豊かになる

3. 人間関係がより温かく、豊かになる自分を許すメリットの三つ目は、人間関係がより良くなることです。 

自分に厳しい人は、周りの人に対しても批判的になりがち。他人の小さなミスも許せず、人間関係がギスギスしがちです。

自分を許せるようになれば、不思議と他人の欠点や失敗に対しても、おおらかに受け入れられるようになります。 「誰にでも間違いはある」「完璧な人なんていない」。そう心から思えるようになるからです。 

その結果、人間関係の摩擦が減り、より温かく、信頼に基づいた関係を築いていくことができるでしょう。

ポイント:自分を許すと他者にも寛容になり、温かく信頼される人間関係が築ける。

4. 自分の可能性を信じ、成長が加速する

4. 自分の可能性を信じ、成長が加速する自分を許すメリットの四つ目は、自分の成長が加速することです。 

過去の過ちや失敗を「ダメだったこと」として終わらせず、「“教訓”という名の実験結果」として活かせるようになるからです。

失敗に囚われず、そこから得た実験結果(教訓)を元に、前向きに未来へ進むことができるようになります。 

また、自分を否定する恐さが和らぐため、新しいことへチャレンジする勇気も湧きやすくなります。

「どうせ自分なんて」というブレーキが外れるのです。 自分を許すことは、自分ならではの成長の扉を開く、大切な一歩と言えるでしょう。

ポイント:自分を許すと失敗から教訓を得て、挑戦する勇気が湧いて成長加速する。

5. 罪悪感から解放され、心が自由になる

5. 罪悪感から解放され、心が自由になる自分を許すメリットの五つ目は、心の重荷である「罪悪感」から解放されることです。 

罪悪感は、自分自身を内側から責め続け、心を深く傷つけます。うつ的な気分や心身の不調。睡眠障害や食欲不振といった、体の症状として現れる人もいます。

自分を許すことで、こうした罪悪感の鎖から解き放たれます。心が軽くなり、まるで重い鎧を脱いだような自由を感じられるようになるでしょう。

そして、心から人生を楽しむ力が、再び湧きあがってくるのです。

ポイント:自分を許すと罪悪感から解放され、心身が軽くなり人生を楽しめる。

自分を許すための具体的な7つのステップ

自分を許すための具体的な7つのステップそれでは、いよいよ自分を許すための具体的な方法について解説します。 

難しく考える必要はありません。無理なくできるように、七つのステップに分けました。一つひとつ、自分のペースで試してみてください。

自分を許すためのプロセスを7つのステップに分けました。

無理せず自分のペースで一つずつ進めていきましょう。このステップは順番通りに実践することで効果的に自分を許す力が育まれます。それでは各ステップについて詳しく見ていきましょう。

ステップ1:過去の出来事を「客観的に」振り返る

ステップ1:過去の出来事を「客観的に」振り返る自分を許すための最初のステップ。それは、過去に何が起こったのかを、できるだけ「客観的に」振り返ってみることです。 

このときは、

  • どのような状況で。
  • どんな行動をとって。
  • その結果どうなったのか。

これらの事実を冷静に把握することが重要となります。 

絶対に感情的にならないように心がけましょう。

なぜなら、怒りや悲しみ、後悔といった強い感情に飲み込まれると、出来事を正確に思いだすのが難しく、自分を不必要に責めてしまうからです。 

まずは「何があったのか」を、映画のワンシーンを見るように、少し距離を置いて眺めてみる。それが大切です。

ポイント:過去の出来事を感情的にならず、事実として客観的に振り返る。

関連記事▶自分を客観視できない人の特徴|客観視する方法とそのメリットも解説します 

ステップ2:湧きあがる感情を認識し、受け入れる

ステップ2:湧きあがる感情を認識し、受け入れる自分を許すための二つ目のステップ。それは、過去を思い出したときに出てくる、悲しみ・怒り・後悔など、どんな感情も否定せず「今の自分が感じていること」として、しっかり受け止めることです。

感情は、私たちの心の状態を正直に映しだす鏡のようなもの。過去の出来事に対する自然な反応です。 これを抑えようとすると、かえって心の負担は増してしまいます。

感情を受け止めることで、初めて心の中での解放が始まるのです。 「なぜあのとき、あんな気持ちになったのだろう」。そう自分に問いかけてみると、その背後にある考えや、大切にしている価値観が見えてくることもあります。

たとえば、友人との口論で感じた怒りの裏には、「自分を軽く見られた」という悲しみがあったのかもしれません。 

このように感情の奥底に気づくと、自分自身への理解が深まり、出来事への見方も変わります。

このプロセスでは、次の問いかけが役立つでしょう。 

「今、どんな気持ちでいっぱい?」

 「この気持ちは、どこからやってきたのかな?」 

「この気持ちを、どう表現したら心が楽になるかな?」 

こうした問いを通じ、どんな感情も自分の一部として受け入れる。その力が養われます。

ポイント:過去の出来事に対する自分の感情(怒りや悲しみも)を否定せず、ありのまま認識し受け止める。

ステップ3:もし可能なら「償い」の行動を考える

ステップ3:もし可能なら「償い」の行動を考える自分を許すための三つ目のステップ。それは、もし過去の過ちによって、誰か傷つけてしまった相手がいるのなら、可能な範囲で「償い」をすることです。 

もちろん、全てのケースで償いができるわけではありません。

しかし、もしできることがあるのなら、勇気を出して行動してみましょう。 

たとえば、心からの謝罪の言葉を伝える。あるいは、具体的な行動で相手の心の傷を癒す手助けをする。 

ちなみに、償いの行動は、相手のためだけではありません実は自分自身の心を軽くする意味があります。

後悔の念を少しでも和らげ、信頼関係を再構築するきっかけにもなり得るのです。 

ただし、相手の状況や気持ちを最大限に尊重すること。そして、自分自身が無理のない範囲で行うことが大切です。

ポイント:もし迷惑をかけた相手がいるなら、可能な範囲で償いの行動をとる。それが自分を許す助けにもなる。

ステップ4:出来事から「ポジティブな学び」を見つけだす

ステップ4:出来事から「ポジティブな学び」を見つけだす自分を許すための四つ目のステップ。それは、過去の過ちや失敗から、「ポジティブな学び」を見つけだすことです。 

「失敗から学ぶ」。簡単なようで意外にむずかしいものです。心が傷つき冷静さを失うタイミングでもあるからです。

しかし、どんな経験も、見方を変えれば必ず何かしらの教訓が必ず隠されています。 

「あの経験があったからこそ、今の自分がある」。そう思える前向きな意味を見つけることが重要です。

こうすることで、過去の出来事は、単なる「失敗」ではなく、未来へ繋がる貴重な「プロセス(経過)」へと意味合いが変わります。 

たとえば、「飲みすぎて二日酔いになった」という経験から、「次からは飲む前に対策しよう」と学ぶ。

「準備不足で仕事でミスをした」という経験から、「事前の段取りの大切さを痛感した」と気づく。 

「相手を傷つける発言をした」という経験から、「発言する前にひと呼吸おくようにしよう」と意識が変わる。

そんなふうに、具体的な行動の変化や、新しい視点を得るきっかけとして捉え直すのです。 

「過去は変えられない」とよく言われますが、過去の出来事の「意味」は、今の自分の捉え方次第でいくらでも変えることができます。

この「過去は変えられる」という視点が、自己許しを大きく進めてくれます。

ポイント:過去の過ちを「学び」と捉え直す。「過去は変えられる」という視点で意味付けを変える。

関連記事▶失敗から学ぶ方法|成功者に学ぶ失敗を成功に変える7つの秘訣 

上の図のように、「失敗」と捉えていた出来事も、視点を変えれば「学び」や「成長のプロセス」として捉え直すことができます。この「意味付けの転換」こそが、自分を許すための重要なポイントです。例えば、「準備不足で失敗した」という経験は、「事前の段取りの大切さを学んだ」という貴重な教訓になります。

ステップ5:「許し」を意識する行動(儀式)を行う

ステップ5:「許し」を意識する行動(儀式)を行う自分を許すための五つ目のステップ。それは、「許し」を意識するための、自分なりの行動(儀式)を行ってみることです。 

許しのプロセスを心の中で完了させ、区切りをつけるために、こうした心理的な儀式が役立つことがあります。 

難しく考える必要はありません。自分にとって「これで手放せる」と思えるような、ささやかな行動で良いのです。 

たとえば、

・過去の出来事や自分を責める気持ちについて、手紙に書きだす。その手紙を破り捨てたり、燃やしたりする。(安全には十分注意) 

・瞑想を通じて心を落ち着かせ、過去の自分を優しく包み込み、許しを宣言する。 

・自然の豊かな場所へ行き、深呼吸しながら「もう大丈夫」と心の中でつぶやく。

・神社など運気が上がりそうなスポットに出向き、空を見上げて「さぁ次に行こう」とつぶやく。

など、ため込んだ気持ちを発散させましょう。

このような特定の行動(儀式)は、心の変化スイッチとなり、自分に対する「許し」の感覚を強化します。

大切なのは、自分自身が「これで区切りがついた」と感じられることです。

ポイント:自分なりの「許しの儀式」を行い、心の中で過去の出来事に区切りをつける。

ステップ6:意識を「前向きな未来」へシフトする

ステップ6:意識を「前向きな未来」へシフトする自分を許すための六つ目のステップ。それは、意識を「前向きな未来」へとシフトさせることです。 

ここまでのステップで、過去の出来事と自分の感情に区切りをつけられたなら、次はいよいよ、未来に目を向け、新しい一歩を踏みだす番です。

たとえば、新しい目標を紙に書きだしてみること。

それは、大きなことでなくてもまったく構いません。むしろ実現する可能性が高い方がいい。なぜなら、自分への許しをうながす成功体験は、質より量が重要になるからです。

日常の中の小さな楽しみや、挑戦してみたいこと。それを達成するために、具体的にどんな小さな行動(TODO)ができるかをリストアップする。 

そうすることで、自分の進むべき方向性が少しずつ定まり、前へ進むためのモチベーションも自然と湧いてくるでしょう。 

過去に囚われ続けるのではなく、これからどう生きたいか、何を実現したいか。そこに意識を集中する。 

前向きな未来に焦点を当てることは、自分を許し、過去の出来事を成長の糧として力強く生きていくための、非常に重要なステップです。

ポイント:過去への囚われを手放し、新しい目標や未来の楽しみに意識を向ける。

ステップ7:日々の小さな成功で「自己肯定感」を高める

ステップ7:日々の小さな成功で「自己肯定感」を高める自分を許すための最後のステップ。それは、日々の小さな成功体験を通じて「自己肯定感」を高めていくことです。 

自己肯定感を高めることは、一朝一夕にできるものではありません。

しかし、自分を許し、より自分らしい人生を送るためには、時間をかけてでも育んでいくことが、とても大切。 

具体的には、過去の成功体験を思いだし、それを自分の力として再認識することです。 

「あのとき、あんなことができたじゃないか」

「自分にはこういう良いところがある」

 そうやって、自分が達成してきたことや、持っている長所を一つひとつ確認していく。それにより、自分自身に対する肯定的な評価が自然と高まります。 

しかし、ここで注意したいのが、「ネガティブ・バイアス」です。私たちは、成功体験よりも失敗体験の方を強く記憶してしまう傾向があります。 

そこで、意識的にポジティブな側面に目を向ける練習が必要です。 

たとえば、私が長年の研究から生みだした「自己肯定感を高める100の質問集」 は、まさにそのためのツール。

ポジティブな経験だけを効果的に思いだせるように、質問を厳選してあります。

多くの方から「自分に自信が持てるようになった」と感謝のメッセージをいただいているものです。 

有料にするか迷いましたが、悩まれている方が多いため、ひとまず無料で配布しています。

ただし、予告なく配布を終了するかもしれません。必要な方はお早めに入手をおすすめします。下記からどうぞ。

自己肯定感を高める100の質問集

ポイント:小さな成功体験を意識的に集め、自分を肯定する力を育む。ツール活用も有効。

自分を許した人の体験談【成功例】

自分を許した人の体験談【成功例】

 

ここで、実際に自分を許し、人生を好転させたA子さんの事例をご紹介します。彼女の経験は、多くの人にとって勇気となるでしょう。

A子さんは、幼いころから両親の期待に応えようと努力する、真面目な一人っ子でした。 

「安定した人生を送ってほしい」という願いを受け、地元の金融機関に就職。しかし、心の奥では「もっと自分の可能性を試したい」という思いが常にありました。 

数年間、葛藤を抱えながらも勤務を続けましたが、あるきっかけで自分のキャリアと真剣に向き合うことに。勇気を出して両親に想いを伝え、会社を辞めて上京する決断をしました。

新しい環境(広告代理店)では、持ち前の能力を発揮し活躍。初年度から社長賞を獲得するほどになりました。

しかし、心の奥には「両親の期待を裏切った」という罪悪感が残り、自分を責め続け、自己肯定感が低くなっていたのです。 

そんな中、あるセミナーへの参加が転機となりました。A子さんは、徹底的に自分自身と向き合いました。自分の強み、弱み、本当にやりたいこと。それらを深く掘り下げ、自分が本当に輝ける道筋を明確にしたのです。

その結果、A子さんは「ありのままの自分で良いのだ」と心から思えるようになりました。自分自身の素晴らしさ、そして無限の可能性を再発見できたのです。 

両親への罪悪感も、時間をかけて少しずつ薄れていきました。「自分がもっとも幸せを感じることをしていたほうが、両親にとっても幸せなことだろう」と考えるようになったからです。

「自分を許す」ことで、彼女は過去の重荷から解放され、仕事も私生活も心から楽しめるようになったのです。

今では、ご両親も彼女の生き方を誇りに思ってくれています。

A子さんの体験は、「自分を許す」というプロセスが、いかに自己肯定感を高め、自分らしい幸せな人生を切り開く力になるかを、私たちに教えてくれますね。

(※ちなみにA子さんが自分と向き合う大きなきっかけとなったのは、私が主宰する「自分力活用講座」でした。ご興味のある方は、記事の最後でご案内しています。)

ポイント:自分を許すことで罪悪感から解放され、自己肯定感を取り戻し、自分らしい人生を歩めるようになる。

自分を許すために投げかける3つの言葉

自分を許すために投げかける3つの言葉自分を許すときに役に立つ3つの言葉をご紹介しますね。

これらの言葉を日常的に自分自身に向けて使うことで、自己肯定感を高め、自分を許す力を育てていくことができます。

一日に何度でも、自分自身に対して優しく言葉を投げかけてみてくださいね。

1.「私は成長している」

1.「私は成長している」完璧を求めすぎてしまうと、自己否定に陥りがち。そこで大切なのが「私は成長している」という言葉です。

私たちは自分で気づかぬうちにでも成長しているもの。

過去の失敗を糧に前に進んでいる自分を認識することで、自分を許すことができます。

2.「私は価値ある存在だ」

2.「私は価値ある存在だ」自己否定の奥底には、「自分には価値がない」という考えが潜んでいることがよくあります。

しかし、それは真実ではありません。

「私は価値ある存在だ」という言葉を投げかけることで、自己評価を見直し、自己肯定感を高めることができます。

3.「ミスは成長の証」

3.「ミスは成長の証」失敗自体が学びと成長の証であると捉え直すことも大切ですよ。

「ミスは成長の証」と自分に言い聞かせ、過去の失敗を許し、前向きに進むことができます。

この言葉は、失敗やミスを肯定的な視点で捉え、自己肯定感を高めるために役立つ言葉です。

これらのアファメーション(自己暗示)を日々意識して自分に語りかけてみましょう。特に自分に厳しくなりがちなときに、これらの言葉を思い出すことで心が軽くなります。自分の状況や性格に合わせて、最も響く言葉を選んでください。スマートフォンの壁紙や、目につく場所に貼っておくのも効果的です。

【最後に】「ありがとう」を集める生き方へ

【最後に】「ありがとう」を集める生き方へたとえ完璧でなくとも、間違いを犯しても、それでも私たちは価値ある存在です。

私たちには喜怒哀楽という感情があり、その感情が好きなことややりたいことを生み出し、その物事に集中する力を与えてくれます。また、怒りや悲しみの感情は自分の信念や貢献する心を生み出します。

自分を許せると、そんな自分に備わっているものすべてを使って生きる気力が生まれます。

ぜひ試してもらいたいのは、「ありがとう」のコレクションをすることです。

人から「ありがとう」と言われることを追い求めるのです。そのためには自分にできることを探し、コミットすることになるでしょう。

気づけば得意なことをしている自分が生まれるはずです。やがて社会においての自分のポジション(居場所)ができます。自分のポジションができれば、自分の存在価値を肌で感じることになるでしょう。

すべては自分を許すことからスタートです。本記事が少しでもあなたのお役に立てたらうれしく思います!

自分を許すためのお役立ちツール【無料】

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