自分を表現するのが苦手で怖いなぁ。
そんな人の特徴や原因は?
もっと自分を表現したい。自己表現力を高める方法は?
そんな疑問に答えます。
自分をうまく表現できず悩んでいる人は、実はとても多いのです。
頭の中では言いたいことがあるのに、いざ口に出すとうまく言葉にできない…そんな経験、ありませんか?
自己表現が苦手な原因は、単に表現力の問題だけではありません。自信のなさや過去の経験など、様々な要因が絡み合っていることが多いのです。
- でも、安心してください。
自己表現する力は、誰でも適切な方法で練習すれば必ず向上します。
さらに、自己表現をサポートする便利なツールや、言葉以外での表現方法についても触れていきます。
この記事に書いてあることを実践すれば、自信を持って自分の思いや感情を相手に伝えられるようになります
コミュニケーションスキル向上に役立つヒントが満載です。ぜひ最後までお読みくださいね。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
自己表現が苦手な人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
自己表現とは?
自己表現とは、自分の気持ちや考えを相手に伝えることです。
例えば、
- 会議で自分の意見を言う
- 友達に本当の気持ちを打ち明ける
- 絵を描いて気持ちを表す
いずれも自己表現です。言葉だけでなく、表情や身振り手振りも自己表現の一つです。
なぜ自己表現が重要なのか?
自己表現が重要な理由は、周りの人たちに自分のことをよく知ってもらうためです。「私はこんな人です」と伝えるようなものです。
また、自分の考えや感情を正確に相手に伝えることで、他人から信頼を勝ち取り、尊重されます。
これにより、人間関係の誤解や摩擦を防ぐことができます。
自己表現力を高めることで、周りの人とより深い関係を築くことができ、人間関係がスムーズになります。
自分を表現するのが苦手な人5つの特徴
自己表現力を高めるには、まず自分の特徴や苦手な理由を理解することが大切。それが克服への第一歩となるからです。
ここでは、自己表現が苦手な人によく見られる5つの特徴を紹介します。
自分の意見を言うタイミングが遅い
自分を表現するのが苦手な人の特徴1つ目は、自分の意見を言うタイミングが遅い傾向です。
これはミーティングや議論の中でよく見られる特徴ですね。
他のメンバーが熱心に意見を出し合っている中、何かを言うのが遅い、または全く発言しない傾向があります。
他人の意見に影響される
自分を表現するのが苦手な人の特徴2つ目は、他人の意見に影響される傾向です。
自分の考えが固まっていないため、他人の意見に流されやすい。
例えば、友人と旅行に行く計画を立てているとき、友人から「北海道に行こう」と言われたら、何も考えずに「そうだね」とOKしてしまうみたいな。
本人自身も自分がどう思っているのか、どう感じているのかわからない場合もありますね。
自分の考えや感情を隠す
自分を表現するのが苦手な人の特徴3つ目は、自分の考えや感情を隠す傾向です。
自分の本当の感情や考えを他人に見せたくない、または他人に合わせるために自分の意見を抑える傾向です。
例えば、あるレストランの料理を美味しいと思えないのに、他の人たちがその料理を褒めていれば、自分も同調して「美味しい」と言うみたいな感じです。
この特徴の強い人は、他人とのコミュニケーションの際に、ストレスがたまる場合があります。
言葉で表現できない
自分を表現するのが苦手な人の特徴4つ目は、言葉で表現できない傾向です。
自分の考えをうまく言葉にすることができず、感じていることを適切に伝えられません。
例えば、彼氏に対する愛情や感謝の気持ちを言葉で表現できないみたいな。
相手に理解されない自分の気持ちが爆発し、感情的な行動をとってしまう場合があります。
直接的な表現を避けてしまう
自分を表現するのが苦手な人の特徴5つ目は、直接的な表現を避ける傾向です。
自分の感情や考えをストレートに表現するのが苦手で、間接的な、あるいは回りくどい表現を選ぶのが特徴です。
例えば、体調が悪いときに、「ちょっと疲れてるかも」としか言わないみたいな感じですね。
- 自分を表現するのが苦手な人の特徴
1. 自分の意見を言うタイミングが遅い
2. 他人の意見に影響される
3. 自分の考えや感情を隠す
4. 言葉で表現できない
5. 直接的な表現を避けてしまう
自己表現ができない人によくある原因
自己表現ができない人によくある原因についても解説します。
後ほど紹介する「自己表現力を高める方法」を効果的に行うためにも必要な知識ですよ。
自己評価が低い
自己表現ができない人によくある原因の1つ目は、自己評価が低いことによるものです。自分の意見が他人にとって価値があると思えない。
その結果、自分の可能性を制限し、自己表現を妨げることになります。
人見知りする
自己表現ができない人によくある原因の2つ目は、人見知りの性格によるもの。
新しい人と関わるのが苦手で、自分を表現するのが難しいのです。
人見知りは自己表現を阻害する大きな原因となることがありますのでご注意を。
同調圧力によるもの
自己表現ができない人によくある原因の3つ目は、同調圧力によるものです。
同調圧力とは、集団に溶け込もうという思いから、意に反してでも他の人々と一致するように行動することを指します。
なぜなら、自分の意見や感情が集団のものと異なると、拒否されることを恐れているからですね。
表現力に乏しい(感情表現が苦手)
自己表現ができない人によくある原因の4つ目は、表現力の不足があります。
こうした人たちは、自分の感情や考えを具体的に伝える力が乏しく、感情表現に特に苦手意識を持つことが多いです。
例えば素晴らしいアイデアが頭に浮かんでいるのに、それを言葉にできないため、他人にうまく伝えられない状況が典型的ですね。
過去に失敗した経験によるもの
自己表現ができない人によくある原因の最後は、過去に失敗した経験によるものですね。
例えば自分の言いたいことを伝えたら、相手が怒り、いじめの対象となった経験があるというように。
過去に失敗した経験は、自己表現の阻害要因の一つであったりします。
原因を簡単にまとめると以下のようになります。
原因 | 特徴 |
---|---|
1. 自己評価が低い | ・自分の意見に価値がないと感じる ・他人からの否定や嘲笑を恐れる ・自分の可能性を制限してしまう |
2. 人見知り | ・新しい人との関わりが苦手 ・他人の反応や評価を過度に気にする ・自分を表に出すことを恐れる |
3. 同調圧力 | ・集団に溶け込もうとして本音を抑える ・意見の相違による拒絶を恐れる ・無意識に周囲に合わせてしまう |
4. 表現力の乏しさ | ・感情や考えを言葉にすることが難しい ・感情表現に特に苦手意識がある ・アイデアを他人に伝えられない |
5. 過去の失敗経験 | ・痛い思い出が自己表現を妨げる ・否定的な反応を受けた記憶がある ・過去のトラウマによる萎縮 |
自己表現力を無理なく高める7つの方法
自己表現力を高める方法について解説します。
テクニック的なことの向上と、メンタル的なことへの対処が必要になります。
方法1:自分自身を深く知る
自己表現力を高める方法の1つ目は、自分自身を深く知ることです。
具体的には、自分が何を感じているのか、何を考えているのかをきちんと認識することですね。
大人になると自分の感情を表に出す機会や、思ったことを口に出す機会が減るため、自分がわからなくなる場合が多いもの。
- 「今日嬉しかったこと」「今日悲しかったこと」をノートに書く
- 「好きなもの10個」をリストアップする
- あらゆることを「好き・嫌い」に分けて考える
など、「感情のアウトプット」を始めると効果的です。
伝えるべき内容がはっきりして、さらに濃くなるため相手への伝達力が飛躍的にアップします。
●自分を知る方法を教えます!知り尽くすための自己分析ポイント10選
方法2:ツールの力を借りる
自己表現力を高める方法の2つ目は、ツールの力を借りることです。頭の中がごちゃごちゃしているときに効果的な方法です。
これらの方法を使うと、自分の考えが見える形になります。これにより、他の人に説明するのがずっと簡単になります。
方法3:言葉以外のもので表現する
自己表現力を高める方法の3つ目は、言葉以外のもので表現することです。
状況によっては、言葉以上に相手に感情や考えを伝えることができます。
昔は、想いが代弁された恋愛ソングのCDを、好きな人に送るというアプローチもありました。データ配信時代になって消えてしまいましたが…。これも一つの自己表現方法でしたね。
方法4:安全な場で練習する
自己表現力を高める方法の4つ目は、失敗しても問題のない安全な場で練習することです。
- 何より場数が大切です。
これにより、自己表現の場数を踏み慣れることができます。
方法5:PREP法で話す
自己表現力を高める方法の5つ目は、PREP法で話すことです。PREP方は、伝えたいことを効果的に伝える「型」です。
- Point: 伝えたいポイントを語る(主張)
- Reason: そのポイントの重要性を語る
- Example: 具体例を挙げる。
- Point: 最後にもう一度ポイントを語る
言葉で伝えるときは、PREP法を使うことで相手に伝わる力と説得力がアップしますよ。
方法6:自己表現の技術を学ぶ
自己表現力を高める方法の6つ目は、自己表現の技術を学ぶことです。私たちは学生時代に自己表現するスキルなんて教えてもらってませんからね。
大人になって苦労するのは当たり前なのかもしれません。
わかりやすくて具体的な本は、こちらですね。
この本は、元NHKのキャスターだった著者が、「信頼される話し方・振る舞い方」の秘訣を網羅しています。
自信、落ち着きある「言葉づかい・話題選びの秘訣」など、一通り身につけておきたい技法を紹介しています。
方法7:ありのままの自分を受け入れる
自己表現力を高める方法の7つ目は、ありのままの自分を受け入れることです。
これは、自分の長所も短所も含めて、自分自身を丸ごと認めることを意味します。
自分を受け入れられずにいると、他の人たちに向けて本当の自分を表現するのが難しい。短所を隠そうとしてしまうからです。
自己肯定感を高めるには、自分の成功体験を思い出したり、過去の実績を振り返ることで、自分の価値を再確認することが大切です。
このときにやっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布することにしました。
ただし、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は入手して保存することをおすすめします。
下記からどうぞ。
以下にも、ありのままの自分を受け入れる方法を詳細に書いてます。
●ありのままの自分を受け入れる方法【自分の完璧を手放す秘訣】
ここまでを簡単にまとめます
方法 | 内容 |
---|---|
1. 自分自身を深く知る | 自分の感情や考えを認識する |
2. ツールの力を借りる | 考えを可視化し整理する |
3. 言葉以外で表現する | 多様な方法で感情や考えを伝える |
4. 安全な場で練習する | 失敗を恐れずに表現する機会を作る |
5. PREP法で話す | 構造化された方法で考えを伝える |
6. 自己表現の技術を学ぶ | 専門的な知識やスキルを習得する |
7. ありのままの自分を受け入れる | 自己肯定感を高め、自分を認める |
自分に最適な「自己表現スタイル診断」
自分に最適な自己表現スタイルを知っている人は多くありません。
自分に合った方法で表現することで、コミュニケーションはぐっと楽になります。以下の簡単な診断ツールで、ご自身の強みを活かした自己表現スタイルを見つけましょう
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- 診断結果はいかがでしたか?
この結果を参考に、前に前に解説した「自己表現力を高める7つの方法」から、特に自分に合う方法を重点的に実践してみましょう。
自己表現が苦手な人がよく陥る勘違い
「自己表現力を高める方法」を、より効果的にするために補足します。
自己表現について間違った考えを持っている人を多く見受けます。これらの勘違いを理解して乗り越えれば、自己表現がぐっと楽になりますよ。
よくある勘違いを紹介します。
1. 勘違い:完璧に伝えなきゃダメ
自己表現が苦手な人がよく陥る勘違いの1つ目は、完璧に伝えなければならないという思い込みです。
この思い込みがあると、場合によって話が複雑になり相手が混乱するときがあります。
たとえば、上司にメールを送るときに、
「この件に関しては、まず現状を整理し、それに基づいて、次のステップとしてA案とB案を検討しました。それぞれにメリットとデメリットがあり…」
と丁寧に書きすぎると、結局「B案を採用すべき」という結論がわかりにくくなるでしょう。
2. 勘違い:自己表現は生まれつきの才能
自己表現が苦手な人がよく陥る勘違いの2つ目は、自己表現は生まれつきの才能であるという思い込みです。
実際のところ自己表現は練習で上手になります。料理や運動と同じです。
3. 勘違い:自分の気持ちを言うのはわがまま
自己表現が苦手な人がよく陥る勘違いの3つ目は、自分の気持ちを言うのはわがままであるという思い込みです。
旧来の考え方として日本では、「つべこべ言わずにやる」ことを美徳とされていましたから無理もないのですが…。
ところが、人間関係が希薄になっている現代社会では、適切に自分の気持ちを伝えることは、良い人間関係を作る基礎になります。
4. 勘違い:言葉で伝えないとダメ
自己表現が苦手な人がよく陥る勘違いの4つ目は、言葉で伝えなければならないという思い込みです。
表情やジェスチャー、絵や音楽でも気持ちは伝わります。
5. 勘違い:自己表現が下手だと人間関係が築けない
自己表現が苦手な人がよく陥る勘違いの5つ目は、自己表現が下手だと人間関係が築けないという思い込みです。
人間関係づくりには、話すことだけでなく、聴くことや共感することが大切です。むしろそっちのほうが重要と言えるでしょう。
どんなにうまく話せても、人の話を全く聞かず、相づちのひとつもしないロボットのような人と人間関係は深まらないでしょう。
【最後に】自己表現に最も大切なこと
自己表現についてあれこれ書いてきましたけれど、多少言葉や文法がおかしくても相手に伝わるものです。
この記事を書いている私の感覚的なものですが、想いの強さは言葉に出ます。
「言霊」なんて言葉もあるくらいですからね。
私は10年以上セミナーで講義を行っていますが、単にテキストを読み上げているだけでしたら受講生は一人もいなくなったと思います。
全身全霊で向き合う気持ちで挑んでいるからこそ、受講生に伝わっているのだと思いますね。
語彙力とか表現力がどうのという前に、伝えたい想いをそのままぶつける精神を持つことが一番大事だと思いますよ。
この記事との出会いをきっかけに、自分の感情や思いを思い切って外に出してみましょう!
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
自己表現力を高めるには、自分自身を深く知ることが求められます。しかし、一朝一夕にできることではありませんよね。
そこで押さえておくべきところを抽出した「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作り上げました。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
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- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
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私との直接のやりとりもできますよ
●最後に筆者からのメッセージ:
自己表現の道のりは、時に険しく感じられることもあります。でも、小さな成功や気づきを積み重ねていけば、自信を持って自分を表現できる日が訪れるでしょう。自分自身を深く知るためのさまざまな方法を試してみるのも良いものです。私の運営する浅野塾の体験入門コースも、そんな機会の一つになるかもしれません。共に、自分らしい表現の形を見つけていく過程を楽しんでいけたらと思います。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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