生き方

居場所がない・生きづらい原因と「自分だけの場所」の作り方

居場所がない・生きづらい原因と「自分だけの場所」の作り方

自分の居場所がどこにもない気がする。毎日がなんとなく生きづらいな…

そんな孤独感に襲われることはありませんか? 

周りの人はうまく社会に溶け込んでいるのに、自分だけが浮いているような感覚⋯。

安心してください。そう感じている人は意外に多いんです。 

私の元に相談に来られる方の多くが、同じような悩みを抱えています。

この記事では、「居場所がない」「生きづらい」と感じてしまう原因と、そこから抜け出す対処法をお伝えします。 

また、無理に周りに合わせるのではなく、自分だけの場所を自然と作るヒントもご紹介します。

私自身も、狭い世界で生きづらさを感じていた一人でした。しかし、ある考え方に出会ってから、人生が劇的に楽になりました。 

その経験も交えてお話ししますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。

  • 記事を書いている人の専門性と実績

経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。

専門:
居場所がない人を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導く自己分析のプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。

メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)

本記事の筆者:浅野ヨシオの詳細プロフィールはこちら

居場所がない人の特徴

居場所がない人の特徴

まず、居場所がないと感じてしまいがちな人の特徴を見てみましょう。 これらは決して悪いことではありませんよ。個性の裏返しでもあります。

  • 周囲となじめず浮いていると感じる: 会話のテンポや興味の対象が周りと合わず、集団の中にいても孤独を感じてしまうことがあります。
  • 本音を言えず演技をしてしまう: 「嫌われたくない」という思いから、自分の気持ちを押し殺して周りに合わせてしまいがちです。
  • 繊細で相手の反応に敏感すぎる: 相手のちょっとした言葉や態度を深く読み取ってしまい、勝手に傷ついたり疲れてしまったりします。
  • 自己評価が低く自分を責めがち: 何かうまくいかないことがあると、「自分がダメだからだ」と自分自身を否定してしまう傾向があります。
  • 個性が強く集団行動が苦手: 独自の視点や強いこだわりを持っているため、みんなと同じように振る舞うことに苦痛を感じます。

いかがでしょうか。

もし当てはまるものがあっても、自分を責める必要はありませんよ。 この特徴は、活かし方次第で大きな強みになります。

居場所がない人の特徴の図解

居場所がない生きづらさを生む3つの原因

うーん
うーん
なぜ、自分の居場所がなく生きづらいんだろう…

はっきり言います。

その原因は性格だけの問題ではありません。生きづらさは、3つの大きな影響が複雑にからみ合って生まれているんです。

居場所がない生きづらさを生む3つの原因:図解

順に解説しますね。

原因1:周りの世界からの影響

私たちを取り巻く社会や文化が、居場所がないと感じさせる大きな要因になっています。

現代社会は、情報があふれ、さまざまな価値観があり、しかも競争が激しい。だから、自分の立ち位置を見出すのが難しくなっているんですよね。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

こんな経験、ありませんか?

  • SNSの投稿を見ると…
    みんな楽しそうで充実している。自分だけが取り残されているような気分になってしまう。
  • 選択肢が多すぎて…
    昔は「良い学校→大企業」が王道でした。でも今は起業やフリーランスなど選択肢が多すぎて、何が正解かわからない
  • 常に評価されるプレッシャー⋯
    学校でも職場でも、成績や実績を求められ続ける。リラックスできる瞬間がない

こういった社会的な要因がプレッシャーを与え、居場所を見つけにくくしているんです。

原因2:心の中の声からの影響

社会だけではありません。内面にある考え方や感じ方も、生きづらさを生んでいます。

過去の経験や生まれ持った性格が、自分自身への見方や周りとの関わり方に影響を与えているんですよね。

よくあるパターン

  • 自信の不足
    「自分にはいいところがない」と思い込み、新しいことに挑戦する勇気が出ない。
  • 過去のつらい経験
    学生時代のいじめ体験から、人間関係に不安を感じ続けている。
  • 考えすぎてしまう
    何かを決めるとき、あらゆる可能性を考えすぎて行動に移せない。

こういった内面的な要因が、行動や思考パターンを形作り、自分自身を縛ってしまうことがあるんです。

原因3:身近な環境からの影響

家族、職場、学校など、日々過ごす場所や関わる人々も大きな影響を与えています。

身近な環境は、直接気持ちや行動に影響するんですよ。

身近にありそうな例

  • 家族との関係
    親の期待が強すぎて、自分の本当にやりたいことが言えない。
  • 職場の雰囲気
    同僚とうまくコミュニケーションが取れず、毎日職場に行くのが苦痛。
  • 新しい環境への適応
    大学進学で初めて一人暮らしを始めたが、新しい生活リズムがつかめない。

これらの環境による要因は、大きなストレスの源となります。

【結論】3つの原因は絡み合っている

ここまで見てきた3つの影響は、それぞれが独立しているわけではなく、複雑にからみ合っています。

たとえば、SNSで他人と比較してしまう(周りの世界)→自信を失う(心の中)→職場で萎縮してしまう(身近な環境)…といった具合です。

自分の状況を理解し、改善するためには、これらの要因を総合的に考えていくことが大切になります。

居場所がないと感じたときの7つの対処法

では、どうすればこの苦しみから抜け出せるのでしょう。 7つの具体的な対処法をご紹介します。

居場所がないと感じたときの7つの対処法:図解

それぞれを解説しますね。

1. 自分の「好き」に没頭する

居場所がないと感じたときの1つ目の対処法は、自分の「好き」に没頭することです。 

自分の好きなことに夢中になっているときは、周りの目が気にならなくなるものです。

そして、その好きという熱量が、新しい居場所への入り口になることがよくあります。

私の講座にいらした多肉植物が大好きなAさんの例を紹介します。 

彼女は極度の人見知り。周りに趣味の話ができる友人もいません。いつも孤独を感じていました。

あるとき、Instagramで多肉植物のハッシュタグ検索をしたところ、同じ趣味を持つ人たちの投稿を見つけました。 

勇気を出してDMを送ってみると、そこから交流がスタート。

自分でも発信を始めるとコメントが届くようになり、気づけばネット上に温かい居場所ができた。 

「自分の好きなことだったから、人見知りの私でも思い切って行動できた」とAさんは言ってましたね。

好きなことがピンとこない人は、以下の記事をお読みくださいね。

自分の好きなことがわからない人へ【心が疲れているサイン】 

2. 心のモヤモヤを書き出す

居場所がないと感じたときの2つ目の対処法は、心のモヤモヤを書き出すことです。

頭の中が不安や孤独感でいっぱいのときは、ノートに今の気持ちをそのまま書き出してみてください。

この方法は「ジャーナリング」とも呼ばれ、心の整理に効果があると言われています。

モヤモヤした感情を抱えているとき、頭の中では同じ思考がグルグルと回り続けている状態。

「自分には居場所がない」「このままでいいのだろうか」こうした思考が何度も何度も頭をよぎる。

でも、紙に書き出した瞬間、その思考は頭の外に出ます

すると同じ悩みでも、頭の中にあるときと紙の上にあるときでは、まったく違って見えるんです。

書き出すことで、「自分」と「モヤモヤ」が分離します。第三者の目で自分の感情を見られるようになるんです。

「なぜ居場所がないと感じるのか?」「本当はどうしたいのか?」と問いながら書きましょう。

やがて、不安の奥に隠れていた本当の原因が浮かび上がってきます。

文字にして見える化することで、からまった心のモヤモヤが次々に整理されますよ。

3. ネット等で新しい繋がりを探す

居場所がないと感じたときの3つ目の対処法は、ネット等で新しい繋がりを探すことです。

今の生活範囲(職場や家庭)に居場所がないなら、まったく違うコミュニティに飛び込んでみるのも一つの手です。

同じ場所で居場所を探し続けるより、思い切って環境を変えてみることで、案外あっさり「ここだ」と思える場所が見つかることもあります。

2人目のお子さんを出産したKさんの例です。

育児で体力が落ちているのを感じていた彼女は、「何か運動を」と思い切ってトライアスロンのコミュニティに参加しました。

もともと運動は得意ではなく不安でしたが、そこにはフリーランスや経営者など、これまでの生活では出会えなかった人たちがいました。

年齢も職業もバラバラな人たちとの出会いは、育児に追われていた彼女にとってたまらない刺激となった。

「ここが私の新しい場所だ」と感じられたそうですよ。

今の環境に縛られず、まったく違う世界に足を踏み入れてみる。それが思わぬ居場所との出会いを生むこともあるんですね。

4. 独自の人生観を育てる

居場所がないと感じたときの4つ目の対処法は、独自の人生観を育てることです。

自分にとっての幸せとは何かを突き詰めて考えてみましょう。

「普通はこうあるべき」という基準ではなく、自分なりの価値観(人生観)を持つことができれば、周りと比較して落ち込むことがなくなります。

エアロビインストラクターとして活躍するMさんの例です。

育児に追われていた頃、彼女は週1回、2時間だけ子どもを義母に預けてエアロビに参加していました。それは彼女にとって唯一、自分だけに使える時間でした。

数年後、子どもが大きくなり手がかからなくなったとき、彼女はエアロビインストラクターの指導を学び、独立開業しました。

そこには明確な信念がありました。

育児中の人には、自分だけの時間が絶対に必要!

という考えです。

自分が救われた経験が、人生観として確立された。だから今、同じように育児に追われている人たちのために、日々レッスンを開いているんです。

世間の「母親はこうあるべき」という基準ではなく、自分の経験から生まれた価値観が、彼女の居場所を作ったんですね。

※この「自分なりの「人生観」を育てよう」のトピックについては、以下で音声解説しています。

5. 自分の強みを見つける

居場所がないと感じたときの5つ目の対処法は、自分の強みを見つけることです。

 自分の得意なことや強みを知ることは、揺るぎない自信に繋がります。 

「自分には何もない」と思っている人こそ、強みを見つけることで、「私はこれで役に立てるんだ」という強い安心感を得られるようになります。

この「強み」をどう生かせば居場所になるのかについては、後ほど「社会の中に居場所を作る」の章で詳しく解説しますね。

6. 自分を責めるのをやめる

居場所がないと感じたときの6つ目の対処法は、自分を責めるのをやめることです。

生きづらいと感じる人は、何かあるとすぐに反省し、自分を責めてしまいがちです。

友人が失敗したら「仕方ないよ。誰にでもある」と言えるのに、自分が同じ失敗をしたら「なんでこんなこともできないんだ」と責めてしまう。

自分を責め続けると居場所がない感覚はさらに強まります。

なぜなら、自分で自分を否定し続けることは、「私はここにいてはいけない」というメッセージを、自分自身に送り続けることになるからですよ。

「まあ、いいか」「これも私だ」と、自分を許してあげてください。

完璧でなくていい。失敗してもいい。不完全な自分を受け入れた瞬間、居場所は自分の中に生まれます。

自分へのダメ出しをやめるだけで、心はずいぶんと軽くなるはずですよ。自分を責めるクセのある人は、以下をお読みくださいね。

自分を責める行為によくある原因と自己批判をやめる簡単な方法

7. プロのサポートを活用する

居場所がないと感じたときの7つ目の対処法は、プロのサポートを活用することです。 

悩みや孤独感を一人で抱え込んでいると、同じ思考の迷路をグルグル回るだけになってしまいます。

出口が見えないまま、ただ疲弊していく。 そんなときは、専門家の力を借りるのも一つの手です。

友人や家族に相談するのも悪くはありません。でも、彼らは善意で励ましてくれても、「居場所がない」という悩みの本質を見抜く訓練を受けているわけではないんです。 

  • プロの専門家は違います。

何百人、何千人という人の悩みを聞いてきた経験があります。だから、表面的な言葉の奥にある本当の問題を見つけ出すことができます。

たとえば、「職場に居場所がない」と相談したとき、友人なら「転職したら?」と言うかもしれません。しかし、そんな簡単なものではないですよね。 

専門家なら、その奥にある「自分を認められない思考パターン」や「無意識の思い込み」に気づかせてくれるかもしれません。

第三者の客観的な視点、それも訓練を受けたプロの視点は、自分では見えなかった思考の癖や、無意識に自分を縛っているルールを明らかにしてくれます。 

「そんな風に考えなくてもいいんだ」 そう思えて、目の前が開ける瞬間があるんです。

一人で悩み続けるのではなく、信頼できるプロの力を借りる。それは弱さではなく、自分を大切にする賢い選択なんですよ。

沖縄県で旦那さんの家業を引き継いでいる平良あゆみさんの例ですが、専業主婦だった彼女が赤字経営のお店を手伝うことになり、孤軍奮闘しているときに出会いました。

3年以上セッションを続けていますが、「不安に思うことがなくなりました」「頭がスッキリして心も軽くなって」「次はこれをやるが明確になっている」とコメントされています。

私は画期的なアイデアを提供しているわけではなく、平良さんの頭の中にあるものを整理しているだけなんですけどね。

こちらの動画でその様子を語っています。

もちろん私でなくても全然かまいません。専門家に相談することは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分を大切にする勇気ある行動です。

生きづらい人の居場所作り5カ条

「居場所が欲しいけれど、人付き合いは疲れる…」 そんな矛盾した気持ちを抱えている方にこそおすすめしたいのが、「うすく・ゆるく」つながる人間関係です。

私が過去に、家族経営の会社と学生時代の友人という狭い世界だけで生きていたときの話です。 あるビジネスセミナーに参加したのですが、私は大人数が苦手で、最初はとても疲れました。 しかし、そこで出会ったのは、日本中を一人で飛び回るコンサルタントや、週2日しか働かないギター指導者など、私の常識の枠を超えた人たちでした。

「こんな生き方でいいんだ!」という衝撃がありましたよ。 無理に周りに合わせず、自分の感覚を大切にしている人同士の心地よい繋がりがそこにありました。

この経験から導き出した、生きづらい人が居場所を作るための5カ条をご紹介します。

順に解説しますね。

1カ条:群れを離れること

生きづらい人の居場所作り第1カ条は、群れを離れることです。

不毛な時間を1分でも短くする必要があるからです。会社に勤務している人は仕事が終わったらさっさと帰る。自分のプライベート空間に一刻も早く戻る。リモートワークの普及もチャンス。群れを離れ、付き合いたい人とのみ付き合うことを徹底するのです。

「群れから離れる」というと、孤立するようなイメージを持つかもしれませんね。でも実際は逆なんです。群れにいるからこそ孤独を感じることがあります。

なぜなら、群れの中ではその場の空気に合わせることが求められるから。本当の自分を出せないまま、周りに合わせ続ける。それは一見「居場所がある」ように見えて、実は自分の居場所がない状態なんですよね。

群れを離れるとは、自分で選んだ人間関係だけを大切にするということ。義理や惰性で続けている付き合いを手放し、本当に心が通じ合う人とだけ関わる。そうすることで初めて、無理のない居場所が生まれます。

群れない生き方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。▶群れない女性の特徴7選 | 一匹狼女性の生き方と人間関係の築き方

2カ条:1年1回&2時間付き合いにすること

生きづらい人の居場所づくりの第2条は、1年1回&2時間の付き合いにすることです。

頻繁に会う必要はありません。「1年に1回、お茶やご飯を2時間楽しむ程度」の関係がもっとも長続きします。この「うすく・ゆるい」距離感が、お互いの負担をなくし、心地よい居場所を作ります。

意外に思うかもしれませんが、頻繁に会うほど、関係は濃くなるとは限らないんです。

むしろ、頻繁に会うことで「付き合いのための付き合い」になってしまうことがあります。毎週会うグループだと、話すこともなくなり、ただ時間を消費するだけの集まりになる。「断ったら悪いかな」という義務感で参加する。そうなると、居場所どころか重荷になってしまいます。

一方、1年に1回、2時間だけなら話は別です。久しぶりに会うからこそ、話したいことが溜まっている。限られた時間だからこそ、お互いに大切に過ごそうとする。濃密な2時間になるんですよね。

さらに、この距離感なら相手への期待も依存も生まれにくい。いつでも会えるわけではないから、会えたときの特別感がある。この「うすく・ゆるい」関係こそが、生きづらい人にとって心地よい居場所になるんです。

3カ条:3人以下で合うこと

生きづらい人の居場所づくりの第3条は、3人以下で会うことです。

会うときは、自分を含めて3人以下をおすすめします。人数が少ないと、「この話は大人数の前ではちょっと…」という本音も話しやすくなります。

また、集団の中で盛り上げ役や聞き役といった「キャラ」を演じる必要が減り、ありのままの自分でいやすくなるのです。これは内向的な人にとって、とても大きなメリットですよ。

4カ条:他人に期待しないこと

生きづらい人の居場所づくりの第4条は、他人に期待しないことです。

「わかってくれるはず」「こうしてくれるはず」という期待は、裏切られたときに大きなストレスになります。他人に過度な期待をせず、精神的に自立することで、人間関係のトラブルは激減します。

期待しないというと、冷たく聞こえるかもしれませんね。でも実は、期待こそが人間関係を壊す最大の原因なんです。

たとえば、友人に悩みを打ち明けたとき、きっと励ましてくれるはずと期待していたのに、相手は軽く流してしまった。そのとき感じるのは、失望と怒り。「なんでわかってくれないの?」という気持ちになります。

でもよく考えてみてください。相手は相談に乗るプロではありません。その日、たまたま自分も悩みを抱えていたのかもしれない。「わかってくれるはず」という期待は、自分が勝手に作り上げた物語なんですよね。

期待しなければ、裏切られることもない。相手が何もしてくれなくても腹が立たないし、逆に何かしてくれたときには純粋に感謝できる。期待を手放すことで、人間関係はぐっと楽になります

そして不思議なことに、期待しなくなったとき、初めて相手をありのまま受け入れられるようになる。その関係こそが、本当の意味での居場所になるんです。

詳しくは、人に期待しない方法|仕事も人間関係もうまくまわり出すコツをお読みくださいね。

5カ条:ひとり行動を楽しむこと

生きづらい人の居場所づくりの第5条は、ひとり行動を楽しむことです。

逆説的ですが、ひとりで行動できる人ほど、良質な出会いに恵まれます。ひとりで学びの場やイベントに参加している人は、同じように自立した考えを持つ人と波長が合いやすいものです。

「居場所がほしいなら、誰かと一緒にいるべきでは?」と思うかもしれませんね。でも実際は違うんです。群れで行動している人は、新しい出会いを遠ざけてしまうんですよね。

なぜなら、すでに仲間がいるグループには話しかけにくいから。講座やイベントに友人と参加している人は、その友人とばかり話して終わってしまう。結局、新しいつながりは生まれません。

一方、ひとりで参加している人は違います。「この人も一人なんだ」と感じた人同士は、自然と会話が生まれやすい。同じようにひとりで行動する勇気を持った人同士だからこそ、お互いを尊重し合える関係が築けます。

さらに、ひとり行動には自分のペースで動けるという利点もあります。気になる話があれば立ち止まり、興味がなければ次に進む。自分軸で動いている人は、同じように自分軸を持つ人を引き寄せるんです。

ひとり時間の楽しみ方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。▶孤独を楽しむ完全ガイド|ひとり時間を輝かせる5つの方法

なるほど
適度な距離感の付き合いで居場所ができるのですね。
社会の中で自分の居場所を作るにはどうしたらいいかな?

社会の中に自分の居場所を作る

社会の中に自分の居場所を作る

社会的な居場所(仕事や役割)を作るためにもっとも大切なこと。それは、自分の強みを見つけて、誰かの役に立つことです。

「自分の強みなんてない」と思うかもしれません。でも、必ずあるんです。

ここで、私の講座の受講生だったBさんのエピソードをご紹介します。

Bさんは部署異動で、苦手な数字を扱う経理に配属されました。細かいチェック作業に苦戦し、「自分はこの仕事に向いていない、居場所がない」と悩んでいたんです。 

しかし、周りを見ると、後輩たちも同じように苦労している様子がうかがえました。 

そこで彼女は、前職で得意だったエクセルスキルを活かし、自分なりに作業を効率化するツールを作ってみた。

すると、後輩たちから「それ便利ですね!私にも使わせてください!」と頼まれるようになりました。 

彼女は、できない人の気持ちが痛いほどわかるので、使い方もじっくり丁寧に教えてあげました。 

それが大好評となり、彼女は自分から新人サポートに志願。今では部署になくてはならない存在として、確固たる居場所を築いています。

Bさんのように、自分が苦労した経験や当たり前にできることは、誰かの助けになります。 強みがわからない人は、自分の棚卸しガイド|強み迷子を解決する20の質問と実践方法 読んで見つけてください。

社会の悩みや欲求に、自分の強みで応えること。それが感謝を生み、自分だけの居場所となっていきます。

自分と同じ感覚の人は必ずいる

自分と同じ感覚の人は必ずいる

これだけは覚えておいてください。 自分と同じ感覚や感性を持った人は、必ずこの世界のどこかにいます。

私がセミナーで出会った「常識外れ」の人たちのように、独自の道を歩んでいれば、その考えや行動に共感してくれる人がぽつりぽつりと現れます。

居場所は、必死に探すものではなく、自分自身の本音を大切にして動いていれば、自ずとできてくるものなのです。

焦る必要はありません。 まずは「群れを離れる」「好きに没頭する」といった小さな一歩から始めてみませんか?

あなたがあなたらしく笑っていられる場所は、必ず作ることができますよ。

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

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自分を深く知ることで、本来の自分のあるべき姿をイメージすることができます。居場所がなく生きづらいと感じる人こそ、本来の自分をはっきり理解し、表現できるようにするのが成功のカギです。

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最後に筆者からの大切なメッセージ

最後に筆者からの大切なメッセージ

この記事が、今まさに「居場所がない」「生きづらい」と感じている方の心に、少しでも寄り添うことができていれば幸いです。

人生は長い道のりです。時には道に迷い、立ち止まってしまうこともあるでしょう。でも、それは決して恥ずべきことではありません。

むしろ、立ち止まることで、自分の内面と向き合い、新しい道を見つけるチャンスが生まれることもあります。

この記事で紹介した方法を参考に、一歩ずつ、自分のペースで進んでみてください。焦る必要はありません。ゆっくりと、自分自身と向き合い、自分の「好き」や「強み」を見つけていきましょう。

そして、いつか必ず、自分だけの居場所を見つけ、自分らしく輝ける日が来ることを心から願っています。

魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

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この記事を書いている人

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数

◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数

 

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