親の期待に応えることはいいことですか?
リスクとかあったりしますか?
そんな疑問に答えます。
結論、リスクありです。
よくあるのは、自分のことがわからなくなる症状です。
30代以降に出てくる症状なのでちょっとやっかい。
しかも親の期待に応えようとしている自覚もないケースも多々あります。自分で気づくことすらできないのです。
自分がわからなくなっている人にも、役立つ記事ですよ。
この記事を読むことでほんとうの自分を取り戻すことができます。
本記事の内容です
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現在の私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
親の期待に応えていると自分がわからなくなる件
親の期待に応えるというのはいいことですよね。親は喜びますし。
親の期待に応えることが自分の幸せなのであれば問題ないです。
ただ、
「親の期待に沿うことが絶対条件」という自分の行動軸になってしまう危険性を多分にはらんでいるから注意ですね。
わかりやすい例では「早く結婚してしあわせになって欲しい」と親から言われ続けていたとします。
大抵、当人はパートナー選びに苦労します。
「早く結婚すること」「「親に気に入ってもらえそうなパートナー」を行動基準にするから。
自分の婚活基準すら曖昧になるのです。
親の期待に応えているリスク
繰り返しになりますけど親の期待に応えているときは、自分の行動の基準は「親の期待に沿うこと」となります。
なので多くの人がやっていることや、なるべく失敗のないことをするよう期待している場合が多い。
つまり多くの親は「無難なこと」を期待します。
ところが、個性的な人は無難なことが必ずしも好きではないし、多くの人がやっていることに興味ない人も多い。
ほんとうの自分の感情と、親の期待するものとに開きが出てしまうのです。
それでも親の期待に応えるほうを優先するため、次第に自分がわからなくなる。
周りから「すごいね!」とか言われてもピンとこなかったりします。
自分の軸で決めたことではないので、確信につながらないのです。
自分のほんとうの感覚に従ってこなかった代償ですね。
親の期待に応えているリスクのひとつです。
行動ブレーキがかかるリスク
親の期待に応えているもうひとつのリスクは、行動ブレーキがかかりやすいということです。
親の期待に沿わないことに対し、無意識のうちにブレーキがかかります。
ほんとうはやりたいことなのに、身体が思うように動かない。
やる気はあるのに集中できないなど、アクセルを踏みながら同時にブレーキを踏むような感覚に陥ります。
このブレーキ感覚を感じている人は注意ですよ。
はい。無意識なことも多いです。
なぜなら親は「あなたのためよ」というニュアンスで伝えてくるから。
なので、
「自分のためだ。自分もそう思っている」とカン違いするのです。
さきほど「早く結婚してしあわせになって欲しい」という親の期待の例をあげましたね。
一見、子どものためを思ってというニュアンスに聞こえます。
ところが親として安心したいという気持ちの方が中心にある。
しかし、当人は「自分のためだ!結婚しなきゃ」と気持ちにロックオンされるのです。
このような無意識なすり込みによるケースも多いです。
人目が気になるリスク
自分以外の人にどう思われているか過敏になってしまうリスクもあります。人目が気になるのです。
自分がわからなくなっており自信が持てないからですね。
自分よりも他人の思いを優先し、自分が苦しくなってしまうこともしばしばです。
本当の意味での期待に応える人はどのようなものか、期待に応える人の特徴10選【期待疲れしないコツも紹介】をお読みくださいね。
親の期待は見えないクサリ
親の期待というものは、子どもにとって計り知れない頑丈なクサリとなります。
これは経験している人しかちょっとわからないかも。
なぜなら「親の言うことなんて気にしなきゃいいじゃん!」とか言われてしまうのがオチですからね。
すでに自分がわからなくなっているときは、親元を離れて暮らせば解決とか安直なものじゃない。
親の期待は見えないクサリなのですよ。
ほんとうの自分を取り戻す方法も教えてください。
ほんとうの自分を取り戻す方法
自分を取り戻すためには、自分の育て直しが必要です。
具体的には自分を見つめ直すこと。
「感情の巻き戻し」と私は名付けています。
感情の巻き戻しを丁寧に行うと、自分の喜怒哀楽のポイントが見えてきます。
喜怒哀楽のポイントは、私たちの行動の軸(自分軸と言われるもの)となる大切なものです。
詳しくは自分を見失いそうなときに自分を取り戻す方法【予防法も解説】をお読みくださいね。
自信を取り戻すコツ
自分がわからないときは、自信も持てなくなっているときも多いもの。
失敗に過敏になり、成功に疎くなる傾向があります。
それではいつまで経っても自信を持つことができません。
「ほめられたことは?」「意外にうまくいったことは?」のようなものですね。
そこで自信を取り戻したい人に、70の質問シートをご用意しました。
私が個人セッションでクライアントさんに向けて投げかける質問から厳選したもの。
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わたし一人では全員に対応できないので、思い切ってお配りしています。
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親の期待に応えないのは裏切りではない件
ここまで読み進めてくれた方の中には、親の期待に応えない生き方は、親への決別というか裏切りみたいなものを感じてしまう人もいるかもですね。
そんなことはないです。
幸せの基準は100人いれば100通りです。
親の期待にそぐわない職業に就いたとします。
それでも当人がその仕事が楽しい!おもしろい!と毎日充実した生活を送っていたらそれは正解なのですよ。
私たちは人それぞれ違った価値観を持っています。
自分以外の価値観に従う生き方は、他人の人生を生きるようなもの。
自分の人生を生きちゃいましょう!
以上となります。
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