翻訳家になって出版もしてみたいな。
資格いるのかな?
学校とか通ったほうがいいのかな?
そんな疑問に答えます。
本記事の内容
(1)1500円で翻訳家になる方法
1-1:翻訳家とはどのような職業なのか?
1-2:翻訳家の仕事をおすすめする理由
1-3:翻訳家になるには資格いる?どうすればなれるの?
1-4:翻訳家になるには、学校に通った方がいい?
1-5:1500円で翻訳家になる方法
(2)実際に出版翻訳家になった例とかも知りたい
(3)翻訳家の年収は?
(4)翻訳家はいらなくなる心配はないの?
(5)翻訳家の仕事はワーママに合っている
(6)翻訳家になる本当のメリット
この記事を書いている私は自分の「強み」を活かした起業や転職の実現、仕事を楽しむ女性を生み出す支援活動を行っています。通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。
現職である翻訳家の受講生たちも私の塾に来ていた実績あり。※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
1500円で翻訳家になる方法【学校通わず翻訳家になるには】
翻訳家とはどのような職業なのか?
翻訳家とはいったいどのような仕事なのでしょうか?簡単に解説すると、外国語で書かれている文章を日本語で表現するのが翻訳家の仕事です。
「出版翻訳家」と「産業翻訳家」の二つに翻訳家は大きく別れる。
「出版翻訳家」とは、外国文学を翻訳して出版する人や外国映画に入れる字幕の文章の翻訳をする人のことを指す。
「産業翻訳家」は、ビジネス文書や契約書などを翻訳する仕事を行う。
引用:「13歳のハローワーク」の職業解説 https://www.13hw.com/jobcontent/04_02_02.html
という感じ。出版したいのであれば出版翻訳家の方ですね。
翻訳家の仕事をおすすめする理由
出版翻訳家は英語を話す・翻訳する技術のほか、文学的な表現力という強みも必要になる仕事。日本語の文学作品として仕上げる必要があります。
本を出版したことのある翻訳家であれば、他の英語を使う仕事をするにしても信用を勝ち取ることができるからです。
翻訳家になるには資格いる?どうすればなれるの?
翻訳家になるには資格はいりません。つまり「私は翻訳家です」と言えば今日から翻訳家になれます。
ちなみに「翻訳技能認定試験」というものも存在しますけれど、なければならないものではないです。
翻訳技能認定試験(ほんやくぎのうにんていしけん)とは、一般社団法人日本翻訳協会が運営する翻訳の検定試験。通称「翻訳検定」。
対象となるのは英語と中国語の2言語。認定レベルは、1級、2級、3級、4級、および基礎級の5段階。部門は、次の4つに分かれている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
翻訳家になるには、学校に通った方がいい?
結論、「どちらでもいい」です。独学で出版翻訳家になった人も数多くいるようです。
独学が得意なら通わないのもあり。
学校に通う場合は下記のポイントに注意も必要ですね。
- 学校では仕事の取り方まで教えてくれない。
- 学校では仕事のケースごとに合わせて対応する力は学べない。
- 学校では多くの課題があり、ダメ出しによる自信喪失の可能性もある
- 学校の受講料は6ヶ月で概ね15万円くらいかかる(※学校による)
1500円で翻訳家になる方法【7つのステップで紹介】
学校では学べない仕事のとり方まで丁寧に解説されている翻訳家になるガイドブックのような本があります。
翻訳家になるための7つのステップ 知っておきたい「翻訳以外」のこと:寺田真理子 (著)
まったくの未経験から、著書、編集書や監修書を合わせて14冊の本を出版しています。
学校に通うかどうかを考える前に、1冊ポチっと読んでおいて損はないでしょう。この本には、翻訳家になるための黄金の7ステップが書かれています。
下記のもくじを読んでください。リアルな感じ伝わってくると思います。
- はじめに :出版翻訳家になりたいあなたへ~一緒に夢をかなえましょう!
- 7つのステップ
- そもそも論~どうして出版翻訳家になりたいの?
- 憧れを力に~どんな出版翻訳家になりたいの?
- 七つの行動1~分野を絞る
- 【コラム】出版業界は、ひとつ?
- どうやって分野を絞ればいいの?
- 七つの行動2~原書を見つける
- 【コラム】原書の見つけ方
- 出版翻訳する価値があるかを見極める
- 七つの行動3~版権を仮押さえする
- 原著者にコンタクトを取る
- 七つの行動4~企画書をつくる
- 原書名とタイトル案
- 書籍概要と対象読者
- 仕様と著者プロフィール
- 監修と類書
- 七つの行動5~プロフィールをつくる
- 何をどうアピールすればいいの?
- 【コラム】「まじめ」の罠
- 七つの行動6~実績をつくる
- 七つの行動7~出版社に持ち込む
- 直接持ち込む
- 断られたら……
- 【コラム】自信が持てない?
- 名刺をつくる
- プレゼンのリハーサルをする
- プレゼンをする
- 「わかる」を「できる」に
インタビュー
- 読者インタビュー~岸山きあらさん
- 編集者インタビュー~西村安曇さん(西村書店)
- 編集者インタビュー~北川郁子さん(七七舎)
- 出版翻訳家インタビュー~笹根由恵さん
- 出版翻訳家インタビュー~夏目大さん
- 作家インタビュー~植西聰さん
- 出版翻訳家インタビュー~越前敏弥さん
Q&A
- 翻訳学校には通ったほうがいいの?
- 翻訳学校の賢い活用法は?
- 断られやすい企画ってあるの?
- 【コラム】裏技~文脈をつくる
- どのくらい待てばいいの?
- 大手出版社のほうがいいの?
- 英訳版は、使えないの?
- ペンネームは必要?
- 契約書がないって本当?
- 出版翻訳の収入って?
- 小説翻訳の近道はあるの?
- おわりに 夢をかなえるために大切なこと
ネタバレになってしまうのでちょっとこれ以上書けないのですが、ここまで具体的に出版翻訳家になるまでを示した本はないでしょう。翻訳家を目指すなら一度読むといいです。
学校では学べない生々しい現場のノウハウがあるので翻訳家を目指す人にも参考になるでしょう。
実際に出版翻訳家になった例とかも知りたい
下記のサイトを参考にするといいです。
実際にベストセラー翻訳家から初心者の翻訳家までインタビュー記事があるので参考になります。仕事をどのようにとっていたかのケーススタディにいいですね。けっこう生々しいです。
翻訳家の年収は?
翻訳家の年収の平均については下記引用文をご覧ください。
翻訳家の年収は、翻訳の種類や雇用形態によっても変わりますが、翻訳家全体の平均年収は400万円~600万円程度です。
翻訳家は過去の実績やスキル、専門知識の有無、対応できる仕事量の違いなどにより、収入が大きく変わる職種です。
未経験で仕事が少ない場合や、副業として翻訳を行っている場合だと、年収100万円程度になることもあります。
一方、翻訳を本業とするベテラン翻訳家だと、年収が数千万円を超える方もいるため、非常に個人差が大きいです。
引用:エラン「翻訳家の給料や年収はどれくらい?」https://www.elan-jp.com/
翻訳家はいらなくなる心配はないの?
その心配も理解できます。「人間にしかできない翻訳をすること」が不可欠になりますね。出版翻訳家になるときに磨かれていくスキル。下記に詳しく解説されています。
翻訳家の仕事はワーママに合っている
翻訳家の仕事は、
- 在宅でできる
- 仕事量が調整できる
- 自分の経験や知識を活かした仕事ができる
- 年齢に左右されない
という女性には魅力的な仕事です。「これから手に職をつけたい」という方にもいいかもしれませんね。私の塾に通っていた翻訳家の受講生の声も参考に(おふたりともワーママです)
(※上記の二人は出版翻訳家ではないです。また私の塾は翻訳家を養成するための塾ではありません)
翻訳家になる本当のメリット【縛られない生き方が魅力】
翻訳家の魅力は日本と世界の人をつなぐ架け橋になれることではないでしょうか?ご紹介した翻訳家になるための7つのステップ 知っておきたい「翻訳以外」のことを読むとわかりますけれど割とストイックさは必要です。
手堅く仕事を集めて、みな自由に生きている印象です。他の仕事も楽しみつつ、自由に好きな仕事を長くやりたいという方におすすめの職業ですね。
何かの参考になれば幸いです。
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