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自分を見つめ直す仕事術|「今の仕事向いてないかも」の抜け道

日曜日の夕暮れになると、明日からの仕事を考えてモヤモヤすることはありませんか?

私自身、20代の頃から26年間、ずっとそんな日曜夕方を過ごしていました。当時は自分の周りの人たちがみな優秀に見えました。

そんな私が今、その人にしかない強みを見つけて仕事化するまでサポートをしています。これまで15年2000人以上を支援してきたのだから皮肉なものですね。 

意外に思われるかもしれませんが、もっとも大切なのは、「自分の見つめ直しをすること」です。

焦って転職サイトに登録したり、新しい資格の勉強を始めたりするのは少し待ってください。

 仕事のモヤモヤから抜け出す一番の近道は、外の世界に答えを探すのではなく、まずは自分の内側を探ることです。 

この記事では、人と比べる苦しい競争から一刻も早く抜け出し、「今の仕事向いてないかも」のモヤモヤを解消するステップを紹介します。

今の仕事向いてないかも…と感じるモヤモヤの正体

「あの人はあんなに結果を出しているのに」「どうして私はうまくできないんだろう」

日々働いていれば、そんな比較が頭をよぎることは自然なことです。

私たちは比較の中からしか自分の位置を推し量れないからです。

でも、ここではっきりお伝えします。

23歳から62歳まで全国各地で働く女性たちを指導してきた経験から、その苦しみの原因は能力不足でないことがほとんど。

その証拠に仕事のモヤモヤが強い人ほど優れた能力を持っていることが多いです。

自ら高いハードルを課しているから、現状とのギャップに苦しんでしまう。

そして、知らず知らずのうちに自分に合わない競争のうずに巻き込まれているのです。

得意なことや、力を発揮できる場所は人それぞれ違います。にもかかわらず、全員が同じ山を同じルートで登ろうとしている。

それが苦しさの正体です。

「今の仕事は向いていないかも」というモヤモヤは、「少し立ち止まって自分の本来の場所を確かめたい」という心の声です。

そのモヤモヤを感じた今こそ、自分を取り戻すチャンスの瞬間です。

苦しい競争から抜け出す!自分を見つめ直す仕事術3ステップ

自分を見つめ直す作業は、単なる自分探しではありません。

誰かが決めたルールから抜け出し、自分専用のルールで生きる戦略を立てることです

そのための具体的な3つのステップを解説します。

① 今の自分の武器(強み)を知る

まずは、これまでの経験を振り返り、自分が苦労せずに自然とできてしまうことを特定し、それを自分の武器だと再定義することから始めましょう。

多くの人は努力して身につけたことや、苦労して克服したことだけを強みだと勘違いしています。

しかし、本当の強みとは、本人が無意識のうちに当たり前にやってしまうことの中に眠っています。

自分にとっては空気を吸うように簡単なことでも、他人から見れば喉から手が出るほど欲しい才能であることは珍しくありません。

たとえば、1円のズレも許さない正確な数字のチェックができるのに、誰にでもできる地味な作業だと切り捨ててしまう。大雑把なタイプの人から見れば、それは神のような能力なのにです。

強みとは、相対的なものであり絶対的でなくても構わないもの。

「あなたよりできない人」の中にいる限り、強みになるのです。

自分の行動と、他者の反応をセットで書き出してみてください。

たとえば「資料のミスを見つけた→同僚に『よく気づいたね』と驚かれた」というように。

自分では当たり前にやっていることでも、他者が驚いたり感謝したりする瞬間こそ、強みが顔を出している瞬間です。

書き出してみると、価値がないと思い込んでいた当たり前のことが、実は強力な武器であることに気づけるはずです。

自分の強みがいまいちよくわからない人は、以下の記事を参考にどうぞ。

▶ 参考記事:自分の棚卸しガイド|強み迷子を解決する20の質問と実践方法 

▶ 関連記事:自分を見つめ直す100の質問|1問からでOK【図解あり】

② 自分のやる気のスイッチ(価値観)を見つける

次に、人生や仕事において何を一番大切にしたいのかという、自分だけのやる気のスイッチを明確にします。

仕事のモヤモヤの正体は、能力不足ではなく、価値観のミスマッチによるものが多いです。

私も経験がありますが、どんなに条件の良い仕事でも、自分の大切にしたい価値観が満たされない環境では、心はどんどん枯れてしまいます。

自分の感情が大きく動く瞬間を思い出しましょう。

喜怒哀楽の感情の中にこそ、他人の価値観に振り回されないヒントが隠されています。

具体的には、自分の心を揺さぶった出来事を次の4つの視点で書き出してみるのです。

喜・楽: 時間を忘れて没頭したことや、心の底からやってよかったと感じた瞬間。そこには、人生を突き動かす原動力となる価値観「快楽の軸」があります。

怒: 猛烈に腹が立った瞬間。怒りは、大切にしている価値観が侵害された時に鳴るアラートです。その裏側に、決して譲れない自分ならではの「正義の軸」が隠されています。

哀: 誰かの境遇を見て悲しくなったり、悔しくて涙が出たりした瞬間。それは、他人や社会に対して本来こうあるべきだと願う深い優しさや、「理想の軸」があります。

自分の喜怒哀楽を丁寧にひも解くことで、周囲の目や評価に一喜一憂しない、自分だけの折れない軸を手に入れることができます。

▶ 参考記事:価値観の見つけ方完全ガイド|プロ直伝70の質問と実践ワーク

③ 制限ナシで最高の未来を描く

最後は、今の状況をすべて無視して、制限ナシの最高の未来を具体的に描きます。

私たちは無意識に今の知識・スキルや経験・今の環境の延長線上でしか未来を考えようとしません。

しかし、それでは今抱えている悩みから抜け出すことは不可能です。

いったん、できない理由をすべてゴミ箱に捨てることで、脳は初めて「どうすればそれを実現できるか」という解決策を探し始めるモードに切り替わります。

自分にこう問いかけてみてください。

「もしも、なりたい姿をすべて実現できる魔法の杖を持っていたとしたら、どんな毎日を過ごしたい?」

今の年齢や資格、キャリアといったブレーキをすべて外し、理想の一日を想像してみるのです。

朝起きてから寝るまで、誰と、どこで、どんな気持ちで、何をして過ごしていたいか。

その魔法の杖で描いた未来と現状のギャップを埋めるための「10分間の小さな一歩」が、新しい山を登る本当のスタートになります。

理想の未来を思い描くことは、今の延長線上ではない未来を切り拓くための設計図作りです。

人と比べるのをやめて隠れた強みに気づいた女性の事例

自分を見つめ直し、苦しい競争から抜け出した一人の女性のエピソードを紹介します。

彼女は40代の士業として懸命に働いていましたが、同業者の活躍を見るたびに「自分には何もない」と劣等感に苦しんでいました。

いわば、終わりのない一直線のレースを走り続けていたのです。

しかし、自分の強みをもう一度見つめ直したことで、全く別の景色が見えるようになりました。

「みんな同じ直線を走っているんじゃない。それぞれが違う山を登っているんだ」

そう気づいた瞬間、彼女を縛っていた重いクサリが解け、自分らしく働ける場所を見つけ出したのです。

彼女がどのようにして自分だけの山を見つけたのか。その詳しいエピソードは以下の記事にまとめました。ぜひ読んでみてください。

あの人はすごいのに、私は…人と比べるのをやめて、自分だけの強みに気づいた話

自分を見つめ直せば仕事のモヤモヤは晴れていく

今、先が見えない状況であってもあきらめないでください。

これまでの人生を丁寧に振り返れば、必ずその人にしかない強みや、心から安心できる環境が見つかります。

15年にわたり2000人以上の女性たちの再出発に伴走してきましたが、強みが一つもない人には、ただの一人も会ったことがありません。

学生時代に結婚し、一度も社会に出たことがない40代の女性もその中に含まれています。

それでも自分を見つめ直す作業を重ねることで、その人にしかない強みが見つかりました。

モヤモヤが晴れないのは、能力が低いからではありません。ただ、自分の価値に気づく方法を知らなかっただけなのです。

もう、誰かが作った評価のモノサシに自分を合わせ、苦しむのはやめませんか?

誰かと同じ山を、同じスピードで登らなくていいのです。

自分の足に合った道を見つけ、自分のペースで一歩ずつ進んでいく。するといつの間にか霧が晴れ、目の前には最高の景色が広がります。

仕事のモヤモヤは、新しい人生の扉を開くための合図です。

まずは今日から自分を見つめ直す一歩を踏み出してみませんか。

自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

ここまで読んで、自分の強みや価値観をもっと深く掘り下げてみたいと感じた方もいるかもしれません。

とはいえ、一人でゼロから紙に向かうのは、思いのほかハードルが高いものです。

「何を書けばいいかわからない」
「どこから始めればいいかわからない」——そんな声を何度も聞いてきました。

そこで、一人でも安心して自分と向き合えるように「自分の見つめ直し完全マニュアル」を無料でご用意しました。

制作に10年の歳月をかけた渾身の一品です。

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個人セッションや講座で実際に使っているノウハウの中から厳選した、以下の5つのコンテンツが入っています。

  • 自分の棚卸しに使える100の質問シート:長所や可能性を引き出すための問いかけが100問。自分でも気づいていなかった強みが見つかります。
  • 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに動き出すための土台を作ります。
  • 今の仕事合う?合わないチェックリスト:今の職場環境が本当に自分に合っているかを客観的に確認できます。
  • やる気ペンタゴンチャート:自分のモチベーションの構造を可視化し、動き出すきっかけをつくります。
  • ときめきのツボワークシート:自分が本当に情熱を注げることが何かを探るためのワークです。

配布を開始したその日に300人以上から申し込みがありました。

ただし、無料配布をいつまで続けるかはわかりません。

必要な方は今すぐ入手して保存しておくことをおすすめします。

下記のフォームにお名前とメールアドレスを入力するだけで、すぐにお手元に届きます。

(※ここに申し込みフォームを設置)

「助けて」と言えなかったあの頃の自分へ

昔のアニメの話をさせてください。

ルパン三世の映画で、お城の最上階に閉じ込められた王女を救い出すストーリーのものがありました。本来は痛快な冒険映画です。しかし私はそれを観たとき、涙がこぼれました。

なぜなら——私も、誰かに助けてもらいたいと思っていたからです。

「この仕事は向いていないかもしれない。でも何ができるかもわからない。何がやりたいかもわからない。どうすればいいんだろう……」

そんな気持ちでいたあの頃の私は、出口のない厚い壁に囲まれた中で過ごしていたようなものでした。

この記事は、昔の私と同じような気持ちでいる人に届いたらいいなという思いで書きました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。

この記事を書いた人

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
「今の仕事、向いていないかも」という悩みを抱える女性をはじめ、15年間で2000人以上を15年間で2000人以上サポートしてきた自己確立の専門家。
自分を見つめ直すことで強みを発見し、仕事化するまでを伴走するメソッドを確立。自らの強みを実証した初著書はAmazon総合1位を獲得。
続く『私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)』では、その再現性ある手法を公開している。日経新聞・日経WOMAN・プレジデントなど取材実績多数。
▶著書の詳細はこちら

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