
ふとした瞬間に、そんな思いが胸をよぎることはありませんでしょうか。
家庭を持つ友人も増えてきた。自分だけが違う道を歩いているような気がして、漠然とした不安に襲われる…。
この先の仕事のこと、お金のこと、そして自分の体のこと。考え始めると、心が重くなっていくかもしれませんね。
もしもその不安が、これからの人生を「自分を輝かせるきっかけになるサイン」だとしたら、どうでしょう。
はっきり言います。
人生の舵(かじ)を、完全に自分の意思で握り直せるということに気づいていないのです。
この記事では、私が2000人以上の女性たちの相談に乗ってきた経験から、そのなんとなくの不安を自信に変えるための具体的な方法をお伝えします。
もう、人と比べて落ち込むのは終わりにしましょう。ご自身の幸せの形を、ここから共に見つけていきましょうね。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
40代の独身女性を含む、2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
その不安の正体は「不幸の妄想」です
ご自身の将来を思うと、不安が心をよぎることがあるかもしれませんね。 まずは落ち着いて、その不安の正体をまっすぐに見つめてみましょう。
ここでもはっきり言います。
その多くは、まだ実際には起きていない未来に対する「不幸の妄想」なのです。
「普通の幸せ」と比べていませんか
友人のSNS投稿を見ると、子どもの成長を喜ぶ投稿が目に入る。

そんな風に、誰かが決めた普通の幸せという物差しで、ご自身を測っていないでしょうか?
その幸せの形は、無数にあるうちの一つに過ぎませんよ。
他人の物差しで幸不幸を判断すれば、それこそが不安の入り口になってしまいます。
まだ起きてもいない未来を心配する思考
「このまま一人で老後を迎えたらどうしよう」
「もし、病気になったら誰が助けてくれるのだろう」
「今の仕事がなくなったら、お金に困るかもしれない」
次から次へと湧き出る心配事。
ですが、これらは全て「まだ起きていない未来」の話です。
それは、まだ脚本もできていない映画の結末を、わざわざ悲劇に書き換えて、その内容に怯えているようなもの。
もちろん、危機管理は大切なことです。
しかし、その危機管理は未来の不幸を避けるためではなく、今を安心して楽しむためにあるべきもののはずです。
真面目な人ほど陥りやすい心の罠(ワナ)
なぜ、こんなにも未来を悲観的に考えてしまうのか。
これまで世間の人や親の期待に応えようと、一生懸命に生きてこられた真面目な人ほど、この思考の罠に陥りやすい傾向があります。
「こうあるべきだ」という社会の常識。 「ちゃんとしなさい」と向けられた期待…。
その見えない声に応えようとするあまり、ご自身を縛り付けてしまっているのです。
その真面目さは、本来、ご自身の人生を豊かにするために使うべき、素晴らしい長所です。
間違った使い方をすると、将来の不安をあおる主原因になりかねませんよ。
40代独身だからこその3つの強み
さて、ここからは視点をがらりと変えていきます。
不安の正体が見えた今、ご自身が手にしている「強み」に目を向けるときですよ。
40代で独身であることは、既婚の友人たちが持ち得ない、大きなアドバンテージを握っている状態。 それは、これからの人生の舵を、ご自身の意思で握れるということです。
人生の舵取りを自分で決める圧倒的な自由
40代独身女性の強みの1つ目は、何物にも代えがたい圧倒的な自由です。
単に時間があるということではありません。
ご結婚された友人は、旦那さんの転勤や子どもの都合で、大好きだった仕事を辞めなければならなかったかもしれません。
ですが、ご自身はその心配がありません。これは、人生の舵取りにおいて、計り知れないほど有利なこと。
それだけではありません。
無理に話を合わせなければならない「ママ友」との関係や、気の進まないPTAの集まりに、心を悩ませる必要もないのです。
こうした日々の細かなストレスから解放されていることも、見逃してはならない大きなメリットと言えるでしょう。
意外と身軽な経済的なメリット
40代独身女性の強みの2つ目は、意外に思われるかもしれない経済的なメリットです。
大切なのは、自分一人を養っていければ、それでいいということ。これは精神的にも、経済的にも、大きな身軽さにつながります。
たとえば、最近お米の価格が上がっていますが、大家族にとっては死活問題です。
でも、もし5キロのお米があれば、ご自身は何日間、そのお米で暮らしていけるでしょう?
そう考えると、生きるためのコストが低く済み、燃費の良い状態であることが分かるはずです。
社会を乗り切ってきた経験という財産
40代独身女性の強みの3つ目は、これまで40年以上の人生で培ってきた経験という財産です。
ここで「そんな立派な経験はしてないです」と思うかもしれません。
立派である必要はこれっぽっちもありません。
これまでの人生の道のりは、決して平坦ではなかったのではないでしょうか。社会の理不尽や、人間関係の厳しさ。
なんだかんだと乗り越えてきた経験そのものが、ご自身を強くしなやかにしている、何よりの証拠。
少子高齢化が進むこれからの社会において、労働力は不足するでしょう。年齢や世代がどうのなんて言ってられません。
経験豊富な人材は、ますます求められます。これまで生き抜いてきた経験は、ご自身の市場価値を高める武器になるでしょう。
これら3つの強みを、さらに具体的なメリットとして一覧にしました。 ご自身が、どれだけ多くの武器を手にしているか、客観的に見つめてみましょう。
カテゴリ | 40代独身女性の具体的なメリット |
---|---|
お金の自由 | 1. 稼いだお金を100%自分のために使える |
2. 自分の価値観だけでお金の使い道を決められる | |
3. 誰にも気兼ねなく自己投資ができる | |
4. 自分だけの将来設計で貯蓄・投資計画を立てられる | |
時間の自由 | 5. 休日を丸一日、自分のためだけに使える |
6. 平日の夜の過ごし方も完全に自由 | |
7. 誰にも邪魔されず趣味や勉強に没頭できる | |
8. 急な誘いやイベントにもフットワーク軽く参加できる | |
9. 好きなときに寝て、好きなときに起きられる | |
仕事の自由 | 10. 家族の都合に合わせずキャリアプランを追求できる |
11. 転勤や残業も自分の意思で判断できる | |
12. 転職や起業など大きな挑戦をしやすい | |
人間関係 | 13. 友人と心ゆくまで深い関係を築ける |
14. 自分の親との時間を大切にできる | |
15. 義実家や親戚付き合いのストレスがない | |
16. 自分にとって本当に大切な人だけを選んで付き合える | |
住まい・暮らし | 17. 自分が住みたい場所に住める |
18. 部屋のインテリアやライフスタイルを自由に決められる | |
19. 誰にも気兼ねなく、自分のペースで生活できる | |
自己成長 | 20. 自分自身とじっくり向き合う時間がある |
「私らしさ」こそが自信の源泉になる
「40代独身の女性」ということだけでも強みになることはここまでで理解できたかと思います。
少し心が軽くなってきたかもしれませんね。 でも、それで終わりじゃないんです。
そんな「私らしさ」を、ご自身がきちんと理解し、認めてあげることが重要です。
まずは自分の人生を棚卸ししてみよう
ここで、「私らしさなんて、言われても分からない」と思うかもしれませんね。
大丈夫です。それは、必ずご自身のこれまでの人生経験の中にヒントが隠されています。
彼女は地方在住で、派遣社員として働いていました。 自分を雇ってくれるところは、どこだろうという基準で仕事を選び続け、気づけば40代に。
「やろうと思えば大抵のことはこなせるけれど、自分が本当に何をしたいのか、何が向いているのか、すっかり分からなくなってしまった」と悩まれていました。
そこで私は、彼女のこれまでの人生を、一つひとつ丁寧に棚卸ししてもらうことから始めました。詳しいやり方については、こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
心が躍った快感の記憶はなんですか?
人生の棚卸しというと、立派な経歴やスキルを探す作業だと思われがちですが、全く違います。
彼女の職歴をたどっていくと、一つだけ、他とは毛色の違う仕事がありました。 それは、年配の方向けのパソコン教室で、インストラクターをしていた経験です。
お給料が安く一年で辞めてしまったそうなのですが、彼女は「あの仕事は、本当に楽しかったんです」と、顔を輝かせて話してくれました。
パソコンが使えるようになる楽しさを、誰かに伝えられること。 そこに、彼女の「快感」の記憶が隠されていました。
そして、この「楽しかった」という記憶が、彼女の心の奥底に封印されていた、もう一つの記憶を呼び覚ましたのです。
それは、商業高校時代、「本当はパソコンに関連したITの仕事がしたかった」という、淡い夢でした。
「偏った感覚」こそがあなただけの魅力
彼女の場合、それは「ITが好きで、その楽しさを伝えるのが快感」だという偏執性でした。
その原点を指摘すると、彼女の進むべき方向は定まりました。
彼女はIT業界への転職活動を開始。
未経験で40代、しかも地方という厳しい条件の中、その思いを貫き通し、見事に転職を成功させたのです。
その一見、偏ったように見える感覚こそが、他の誰にも真似できない、ご自身の魅力であり、自信の源泉なのです。
不安を自信に変える明日からできること
ご自身の強みと「らしさ」の源泉について、少しずつ輪郭が見えてきたのではないでしょうか。
ここが最後の仕上げです。見えてきた光を、具体的な行動につなげていきましょう。いきなり大きなことを始める必要はありません。 ご安心くださいね。
頭の中のモヤモヤを書き出して整理する
まず、ペンと紙を用意してください。
そして「今、何に不安を感じているか」を、思いつくままに全て書き出してみましょう。
お金、仕事、健康、人間関係…。どんな些細なことでも構いません。全て書き出したら、それを二つのグループに仕分けします。
頭の中だけで考えていた「モヤモヤ」の正体が、これだけでくっきりと見えてきます。
実際にやってみるとわかるのですが、「今、考えても仕方がないこと」の比率が高くはないでしょうか?
親の介護の問題とか、ご自身が身体が動かなくなったときの心配とか。
こういったことに気づくだけでも、心がスッと整理されていくのが分かるはずです。
これは私が根拠もなく考えたものではありません。
自分の思考や感情を書き出す「ジャーナリング」は”書く瞑想”とも言われ、セルフケアのために世界中で実践されています。
特に、忙しい現代人や自分の気持ちに向き合うのが苦手な人におすすめの習慣ですよ。
「今できること」だけに集中する
次に、先ほど仕分けた「今、自分にできること」のリストの中から、どれか一つ、一番ハードルが低そうなものを実行してみましょう。
たとえば「老後の資金が不安」という悩みから、「月々の貯蓄額を見直す」という項目が出たとします。
それなら、まずは月々1,000円でもいい。ネット銀行で積立の設定を、今すぐやってみるというようにです。それすらハードルが高かったら500円玉貯金からとか。それも無理なら100円玉貯金…。
大切なのは、完璧な結果を出すことではありません。
「自分で決めて、行動できた」という、小さな成功体験を積み重ねること。
この一つひとつの行動が、「私は将来の備えのために行動している。大丈夫」という自信を育てていきます。
独身の有利さを数えてみる
最後の一歩は、ご自身がすでに手にしているものを再確認する習慣です。
先ほどの「40代独身女性の20のメリット」の表を、もう一度眺めてみてください。
そして、今日の終わりに、今日一日の中で「独身で良かったな」と感じた瞬間を、一つだけ手帳にメモしてみる。
「気兼ねなく、好きなだけ本を読めた」
「好きなタイミングで食べたいものを食べることができた」
そんな、ささやかなことでいいのです。
これを続けると、独身であることのポジティブな側面に意識が向くようになり、不安は軽減されます。
これは決して不安から目を背けているわけではありません。日常生活を充実したものに変える視点を得ているだけです。
やがてご自身の世界の見え方は、ポジティブなものに変わっていくはずですよ。
結婚している友人たちが失ったもの
ここまで読み進めても、ふとした瞬間に、ご結婚された友人のことをうらやましいと感じてしまうことがあるかもしれませんね。
私は結婚も離婚も経験していますが、ここでどちらが良い、悪いという話をするつもりはありません。
どんな生き方にも、光と影がありますからね。
ここでは、ご友人がその幸せと引き換えに、手放したかもしれないものについて、少しだけ考えてみましょう。
たとえば、ご主人の転勤で、大好きだった仕事を諦めざるを得なかった友人。
あるいは、出産と育児という、かけがえのない経験と引き換えに、起業するという夢を、今はそっと胸にしまっている友人。
ご友人の人生を否定しているわけではありません。得られているものも失ったものと等しくあるでしょうから。
お伝えしたいのは、ご自身が何も持っていないわけではない、ということ。
ご友人が手放した「自由」や「可能性」を、ご自身は今も、その手にしっかりと握りしめている。
それを忘れないでくださいね。
10年の歳月をかけたマニュアルを無料配布
この記事では、40代の独身女性にありがちな不安を自信に変えるための考え方や、ご自身のらしさを見つけるヒントをお伝えしてきました。
でも、いざ一人で自分と向き合うとなると、具体的に何から手をつければいいか、戸惑ってしまうこともあるかもしれませんね。
そんなときのために、私が10年の歳月をかけて体系化した「自分の見つめ直し完全マニュアル」をご用意しました。
私の個人セッションや講座でお伝えしているノウハウから厳選した、いわば秘伝の書です。
このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
この記事を通してお伝えしたかったのは、ただ一つ。 「40代独身」という生き方は、決して「何かを失った状態」ではない、ということです。
周りと比べて焦る必要なんて、どこにもありません。 幸せの形は、人の数だけあります。
ご自身の人生の舵を握っているのは、他の誰でもない、ご自身です。 どうか、その手にある自由と可能性を、思いきり楽しんでくださいね。
そして、ご自身が自分の良き理解者となり、愛してあげてください。 そうすれば未来への不安は、いつの間にか未来への期待に変わっていくはずです。
私はきれいごとをお伝えする気持ちはこれっぽっちもありません。
実際、40代の独身女性で幸せな毎日を過ごしている女性は減るどころか増えているのですから。
もしも、この記事で触れたご自身のらしさや強みを活かす力、私が「自分力」と呼んでいるものについて、深く掘り下げたいと思われたなら、こちらの『自分力活用講座』の記事がお役に立てるかもしれません。
ご自身のこれからの毎日が、今日よりも少しでも輝くことを、心から応援しています。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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