強みを見つけるときにやってはいけないことってある?
失敗したくないなぁ。
そんな疑問に答えます。
自分の強みを探そうとしても、見つけられない人が溢れていますよね。
- はっきり言います。
正しく分析しないと、満足する結果は得られません。安直な自己分析は危険です。
やってはいけないことがあるのに、これまで教えてくれる人がいませんでした。
そこで本記事では、強みを探すときにやってはいけないことを書きました。
守らないと「強みが見つからない、納得感がない、使いこなせない」という問題が起こります。
そこで本記事は、”強み探し難民”を救うために書いてます。
この記事を書いている私は、本当の自分を知る棚卸し講座を10年以上開催しています。
強みを見つける本を読んだり、WEB診断ツールを試しても納得できず、私の講座の門を叩く人も少なくありません。
私自身も、「私はこの仕事が好き!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」」という本を出版しています。
自分も出版しているからこそ、血を流す覚悟でぶっちゃけようと思います。
最後までお読みくださいね。
強みを探すときにやってはいけないこと
強みを探すときにやってはいけないことを解説します。「強みが見つからない」と嘆く人たちは大抵やらかしています。
一つ一つじっくりお読みくださいね。
強みを探すときにやってはいけないことの1つ目は、いきなり強み探しをすることです。
漠然と探したところで、強みは見つかりません。
漠然と探す行為は、霧の中で落ちている針を見つけようとしているのと同じ。
それに大抵の人は、自分に向き合う時間が短すぎる。きちんと向き合うには、体系的に順序立てて自分を見つめ直さなければなりません。
のちほど書きますけれど、3つのステップを踏む必要があります。
強みを探すときにやってはいけないことの2つ目は、画期的なものを探そうとすることです。
よほどの天才でもない限り、世を震撼させるような強みを兼ね備えた人なんていませんよ。
大抵は、人より多少優れているかなくらいのものしかありません。
それだけに画期的なものを探そうとしても見つからないのです。
強みを探すときにやってはいけないことの3つ目は、強みの本質を理解せずに探すこと。
それではどんなに強みを探そうとしても見つかりませんよ。
強みの本質については、下記に書いています。
▶強みの本質7ポイント【知らないと強みは見つかりません】強みを仕事に活かす基礎知識
強みを探すときにやってはいけないことの4つ目は、診断ツールだけに頼ること。
強みを見つける本や診断ツールが出回っていますが、とりこぼしが生まれます。
なぜなら前提が人によって違うからです。半グレの子供に対して強みを発揮する人もいれば、エリート会社員に対して強みを発揮する人もいるかもしれませんよね。
また、科学的な分析に対して強みを発揮できる人もいれば、適材適所に人を配置する人事面に強みを発揮できる人なんかもいる。
誰に対して、何に対しての強みか複雑に絡み合っているのです。
書籍や診断ツールだけでは強み探しに限界があります。
強みを探すときにやってはいけないことの5つ目は、自分ひとりで探そうとすることです。
「自分のことは自分ではわからない」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
まったくその通り。
かといって友人や知人に見てもらうだけでも足らないのです。その友人や知人のフィルターがかかっているからです。身近すぎるわけですよ。
専門家に見てもらわないと難しいのが現状です。
この記事を書いている私も、そんな盲点に気づかず強みを理解するのに時間がかかりました。
のちほどそのエピソードも公開します。
強みを探すときにやってはいけないことの6つ目は、傾向をつかんで満足することです。
なぜ培われたのか、どう活かすかまで深掘りしない人が殆どです。
例えば、他人とのコミュニケーションをとるのがうまい傾向をつかんだとしても、その程度では「それが何か?」という感じでしょう。
強みとしての納得感が弱いため使いこなせないのです。
強みを探すときにやってはいけないことの7つ目は、ありのままの自分を認めていないこと。
なぜならどんなに優れた強みがあっても、受け入れるメンタルが整わないからですよ。
ありのままの自分を受け入れられないと、ネコなのにトラを目指すみたいな現象が起こります。(伝わるかしら?)
ひどいときは、「自分には何もない」という思い込みによるメンタルにガードされ、強みを認識できません。
下記もお読みになると理解が深まりますので参考にどうぞ。
▶ありのままの自分を受け入れる方法【強がらず生きるコツ】幸せ満載の人生をつかむ習慣
強みを探すための3ステップ
強みを探すためには体系的に順序立てた作業が必要です。強みを探すための3ステップを紹介しますね。
次のとおりです。
- 強みを探すための3ステップ
- (STEP1)自分の棚卸しをする
- (STEP2)強みを分析する
- (STEP3)強みの活用を考える
以上の流れとなります。
順に解説しますね。
(STEP1)自分の棚卸しをする
強みを探すためのステップ1は、自分の棚卸しをすることです。
このステップで強みを探そうとしてはいけません。間違いなく混乱する。
私の塾では、自分史を書く課題を課しています。自分史とは、生まれてから現在に至るまでの経験を時系列順に書き出したもの。
ヌケ・モレを防ぎ、プロが読めば強みのヒントをつかめるのです。
自分史の書き方の詳細は下記に書いてます。
▶完璧に自分の振り返りをする方法【自分史でヌケモレない人生棚卸し】
(STEP2)強みを分析する
強みを探すためのステップ2は、強みを分析すること。
棚卸しした経験から、強みとして活かせそうなものを分析します。
- 自分にできることとその証拠(実績)
- 行動の一貫性(らしさ)
- 人に役立つメリットになるもの
以上の3つのポイントを軸に要所を押さえて分析します。
詳しくは下記の記事に書いてます。
(STEP3)強みの活用を考える
強みを探すためのステップ3は、強みの活用を考えることです。
具体的には、自分は誰に対し、何を与えられるかを考えることになります。
私の講座では「ブランド・プロフィール」という名の自己紹介文を書く課題を出しています。
300〜400字程度で自分にしかない強みを想起させる紹介文ですよ。企業から高い評価を勝ち取ることもできます。
下記に事例の記載がありますので気になる方はお読みくださいね。
強みを探し続ける暗黒時代を抜けた体験
この記事を書いている私も、自分の強みがわからないモヤモヤ期間が20年以上ありましたよ。
そんな私の書くメールに出版社が注目してくださり、人を動かすメールの本を出版しましょうという話になりました。
「あなたの強みですよ」と教えてくれたようなものですよね。
その本がベストセラーとなったことで、強みを探すことは超重要だと思いました。(※この本は2009年に、その年で2番目に売れた新書となりました)
私にとってはあたりまえのように
できることだったから…。
この体験をもとに、私は自分と同じように強みがわからず能力を使い切っていない人の手助けをしようと浅野塾を起ち上げました。
この記事を読んでいる人に伝えたい。
程度の差こそあれ強みがない人なんていないということ。
そして自分の強みを発揮すると、多くの人に喜ばれ、何より自分自身が幸せに生きられることを…。
この記事がお役に立てたらうれしいです。
強みを探して活躍中の人インタビュー
追伸ですけど、強み探しに成功した人たちのインタビュー動画を撮りました。条件の良い転職・就活に成功したり、フリー・起業して楽しまれている人もいます。
自分らしく生きる&働く人生を選択した人たちの動画です。
(※各4分くらいです)
参考にどうぞ。
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