転職を繰り返すのは悪いことなのでしょうか?
そんな疑問に答えます。
転職を繰り返すと、
- まわりの人から呆れられる
- 転職が不利になると思い込む
- こらえ性がないと自分を責める
というのがパターンですよね。
でも、落ち込む必要なんてないですよ。
仕事に対し、ほかのひととちょっと感覚が違うだけだから。
本記事では転職を繰り返すのはちっとも悪くないというお話をします。
- この記事の内容です
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
転職を繰り返すのはちっとも悪くない話
転職を繰り返すこと自体はけっして悪いことじゃないですよ。
現に転職を重ねてステップアップしている優秀なひともゴロゴロいますから。
特にこれからの時代はひとつの会社に骨をうずめる的な考えを持つほうがリスキー。
いつまでその会社や業種があるかもわからないからです。
転職を繰り返して得する人&損する人
転職を繰り返して得する人は、自分の価値を高め続けている人です。
たとえば同じ職種で、よりレベルの高い会社に転職をするひと。
あるいはA社では営業スキルを身につけた、B社では広報スキルを身につけた・・というように意図的にスキル、知識、経験の幅を広げて価値を高めるひとですね。
一方、損する人は自己分析を怠り、いきあたりばったりな転職を重ねている人です。
スキルや知識の積み上げがなく、年齢と転職を重ねる度に評価を下げてしまうパターンですね。
これからどうしたらいいでしょう?
- 結論から先にお答えすると、今後の生き方の軌道修正を行いましょう。
いさぎよく認めなければ軌道修正できません。
転職を重ねることはよくないみたいな昭和世代の風潮を切り捨てることからはじめることになる。
これからは、他人からどう思われても自分を貫く姿勢が大事です。
一貫性ないとあきらめてはいけない
損する転職を繰り返していた人アルアルなのですが、自分のキャリアに一貫性がないと思い込む人が多いです。
大抵のひとは、同じ職種、業種のもとで働き続けてきたことを一貫性があると思い込んでいます。
でもそれだけじゃないですよ。
たとえ職種や業種が違っていたとしても、
「人に喜んでもらえる仕事をしていた」
「人をサポートする仕事をしていた」
「その会社が困っているところを穴埋めしていた」
というような一貫性もあるかもしれません。
視野を広げて一貫性を探してみましょう。
”キャリアに一貫性がない”と嘆く必要はまったくない話【転職成功の秘訣】に詳しく解説しています。
次を最後の会社にしようと考えない
損する転職を繰り返していた人は「次の転職で失敗したくない。次を最後の会社にしたい」と思いがち。
お気持ちはよくわかるのですけれど、そんなことを考えていたら身動きできなくなりますよ。
「あと1社や2社転職したところで私の評価なんて変わりはしないわ」くらい開き直ったほうがいいです。
- 次のキャリアに向かうポジティブな行動を生むためですよ。
スキルの仕入れをしよう
とりあえず自分の価値を高める活動から始めましょう。
スキルの仕入れです。
スク-ルやセミナーでノウハウを学ぶのもひとつの方法です。
- 「学んだら即行動」を心がけてください。
わたしもホームページの作り方を学んだらすぐに作りはじめましたし、ブログのかき方を学んだらすぐにブログを開始しています。
学んだらすぐさま実践しなければ血肉になりませんよ。
つまり実践することを前提に学ぶ必要があるということですね。
「学んだら即行動」です。
スキルの「仕入れ仕事」をしよう
次にオススメなのは、スキルの仕入れ仕事をすることです。
目的はあくまでスキルを身につけることになるので、このとき得られる賃金は二の次。
アルバイトでもなんでもOKということ。
「お金をもらいながらスキルを得られるなんてラッキー」くらいに考えれば気にならなくなります。
まずは自分の価値を高める行動を起こすということですね。
一旦、収入が下がるため躊躇したくなる気持ちもわかります。
しかし今までのように損する転職を繰り返していたら、さらに収入は下がり続けることになる。
長い目で見るとお得なはずですよ。
仕事にこだわるポイントを考えよう
転職を重ねてきたからこそ見えてきたものがあると思います。
- 自分に合わない仕事
- 嫌いじゃない仕事
- けっこうできた仕事
などもそうですし、
全体的な仕事観みたいなものです。
たとえば「事務所に詰めてやるような仕事はイヤ。外に出て仕事がしたい」みたいなもの。
求める働き方の全体像や、仕事をする上で大事にしたい仕事の価値観ですね。
価値観をブラさずに次以降の仕事を探したほうがいいです。
何がしたいかわからない人のための天職と思う仕事の見つけ方 もよく読んでおくと今後を考えるヒントになりますよ。
仕事はお金のため生活のためと割り切った考えができないのです。
楽しんで仕事をしたいとか、自分らしく働きたいとか考えてしまうのではないでしょうか。
心から湧き上がる感情なのですから仕方のないことです。
そんな自分を絶対に責めてはいけません。自分を責めてもいいことはまったくないので。
大事なことなので繰り返し言います。
世間の常識的な考えから外れる覚悟を持ちましょう。
覚悟を決めれば何歳からでも変えられる。
自分らしい働き方の本当の意味とは?【実現する方法も解説】を熟読して気持ちをつくってくださいね。
求められる自分探しをする
私たちが一生涯をかけてすべきことは求められる自分探しをすることです。
なんの気なしにやってあげたようなことで、誰かが救われることもあります。
かくいう私も自分になにができるのかまったくわからない人でした。
どうやら女性指導に向いているようなのです。こちらに私の人生の紆余曲折が書かれています。
転職を繰り返してきた人たちは、少なくとも普通の人よりさまざまな出会いと自分を知る機会を持っていたひとたちです。
これまでの経験は絶対にムダになりません。これからの行動次第でいかようにも活かせます。
わたしたちはまだすべて「途中」です。いっしょにがんばりましょうね。
以上になります。
コメント