他人と自分を比較して、自信を失うことは、誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか?
「周りと比較する必要はない」と言われても、なかなかできないものですよね。
この記事では、劣等感の原因を掘り下げ、人より劣っている感覚を克服するための10の具体的な方法を解説します。
意外に思われるかもしれませんが、人より劣っていると感じる「劣等感」には、見過ごされがちな3つの価値があります。これを知ることで、私の人生は大きく変わりました。
その体験談もお話します。
他にはない内容ですので、ぜひ最後までお読みいただき、見逃さないようご注意くださいね。
- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、個性を最大の強みに変える専門家です。真のキャリアの方向性を求める人たちに、10年以上向き合い続けました。
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日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
人より劣っている感から抜け出す方法
人より劣っている感に対処する方法について解説します。いきなり完璧にやろうとすると無理が出るのでできることから始めるのがコツですよ。
自己評価を止める
人より劣っている感に対処する方法の1つ目は、自己評価を止めることです。
そもそも自己肯定感が低ければ、自分への評価も低くなりますよね。そのままでは他人と比較したとき劣等感が出るのも当たり前の話です。
そこで、自己評価を一旦やめて、相手を観察することに徹するのです。
たとえば、「自分は人の気持を汲み取るのが得意だけど、(劣っている感を感じた)相手は苦手なようだわ」というように。
習慣化すると、人より劣っている感はかなり抑えられますよ。
自分の強みを理解する
人より劣っている感に対処する方法の2つ目は、自分の強みを理解すること。
意識も自分に向くので、他人の存在がさほど気にならなくなります。人より劣っている感に対処するには良い方法の一つですよ。
具体的な方法は下記に詳しく書いてますので参考にどうぞ。
劣等感の価値を知る
人より劣っている感に対処する方法の3つ目は、劣等感の価値を知ること。冒頭で少し触れましたが、劣等感には3つの価値があります。
1つ目の価値は、謙虚さを保てることです。
多少うまくいっても傲慢になりません。「自分はまだまだ」という感覚に守られます。自分を高め続けるには大切な感覚ですよね。
劣等感の2つ目の価値は、慎重に行動できることです。
慎重な行動は、危険回避の能力であり生物の本能。失敗する不安の呼び水となり、慎重さを手にします。
劣等感の3つ目の価値は、人の気持ちを理解できることです。
同じ苦労をしている人の気持ちがわかる。そして優しく接することができる。その理解力は仕事にも役立ちます。
この記事を書いている私も、受講生の持つ悩みを自分も体験していたからこそ、講師の仕事が出来るのだと思います。
劣等感の価値をもう一度まとめると、
- 謙虚さを保てる
- 慎重に行動できる
- 人の気持ちを理解できる
以上の3つです。
地道に努力する
人より劣っている感に対処する方法の4つ目は、地道に努力すること。「それができれば苦労しないわ」と思うかもしれませんが、やはり無視はできないのですよ。
失敗と成功を繰り返すことで、改善する点がわかるため自分独自の「成功の型」ができる。この型ができれば、劣等感やコンプレックスは徐々に薄まります。
まとめっぽくなりますが、下記の記事も目を通すとやってみたいと思えますよ。
新しい人と付き合う
人より劣っている感に対処する方法の5つ目は、新しい人と付き合うことです。「どのような人に囲まれているか」で状況は変わります。
たとえば、英語がバリバリ話せる人に囲まれ、日常会話程度の英語しか話せなければ、劣等感を持ちやすい環境と言えます。
ところが英語が全く話せない人たちに囲まれていたら、英語の達人に思われるかもしれません。
これは、レベルの低い人たちに囲まれようというお話ではありません。周りに埋もれてしまい、自分の能力の価値に気づいていない可能性のお話。
身近にいない人と交流すると、新たな自分を発見するきっかけになります。
他者評価を受け入れる
人より劣っている感に対処する方法の6つ目は、他者評価を受け入れること。劣等感があると他人から良い評価を受けても、盲目状態になるものですからね。
他者評価に意識を向け、正当な評価を理解すること。人より劣っている感は徐々に軽減しますよ。
自己更新を目指す
人より劣っている感に対処する方法の7つ目は、自己更新を目指すことです。自己更新とは、最高の自分を目指して能力を磨き続けることです。
自己更新を目指すと、意識が自分に向きます。すると他人の存在はかき消されるので、人より劣っている感を予防できます。
ポジションを意識する
人より劣っている感に対処する方法の8つ目は、自分のポジションを意識すること。ポジションとは、居場所とか立ち位置(立場)のことを意味します。
サッカーで例えるならボールを運ぶ選手、点を取る選手、ゴールを守る選手などそれぞれポジションがありますよね。
各々の立場の人たちが持ちつ持たれつでチームは成り立っている。社会生活においてもまったく同じです。
自分のポジションを意識すれば、他のポジションの人は気にならなくなります。人より劣っている感に対処する方法の一つですよ。
サポートシステムを構築する
人より劣っている感に対処する方法の9つ目は、サポートシステムを構築すること。
このアプローチが効果的なのは、専門家が提供する新たな視点と具体的な戦略によって、劣等感を感じたときに迅速に対処できるサポートが得られるから。
専門家は、思考を整理し、持続可能な行動計画をサポートします。特に、判断や決断に時間がかかる人には、この方法が非常に効果的ですね。
私もこのようなサービスを行っていますが、彼女たちの体験談が参考になると思います。気になる方はこちらをご覧くださいね。
自己肯定感を高める
人より劣っている感に対処する方法の最後は、自己肯定感を高めることです。
そうした状態を改善する一つの方法は、自分の成功体験を思い出したり、過去の実績を振り返ることで、自分の価値を再確認することです。
このときにやっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
そこで「自己肯定感を高める100の質問集」を作りました。自分自身との対話をこれまでにないレベルで深めることができます。
有料にするか迷いましたが、悩まれている人が大変多いためひと先ず無料で配布します。
但し、いつまで無料で配布するかわかりません。必要と思う人は今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記からどうぞ。
- 人より劣っている感に対処する方法
- 自己評価を止める
- 自分の強みを理解する
- 劣等感の価値を知る
- 地道に努力する
- 新しい人と付き合う
- 他者評価を受け入れる
- 自己更新を目指す
- ポジションを意識する
- サポートシステムを構築する
- 自己肯定感を高める
劣等感の原因
人より劣っている感覚の理解をより深めるために、劣等感の原因についても少し解説します。
劣等感の主な原因は、周りと自分とのギャップ(差)によるものです。
ちなみに私たちは、周りと自分を比較することで、自分の能力を推し量ることができます。
たとえば、100mを9秒で走っても、他に誰もいなければ早いか遅いか認識できません。でも、100mを10秒以上で走る人と比べると早いと認識できるのです。
つまり、
- 比較からしか優劣を判断できない。
やっかいなのは、自分が劣っている場面の方が強く記憶に残るということ。
特に親・先生・上司など、身近な人からダメ出しが続くと、ミス(失敗)や苦手なことに注目するクセがつき、劣等感が湧きやすくなりますね。
周りより劣ってる感の強い人の特徴
周りより劣ってる感(コンプレックス)が強くて動けないタイプの人たちに共通する特徴についても紹介します。
※興味ない人は読み飛ばしてOK。
下記5つの特徴を持ちます。
- 人より劣ってる感の強い人の特徴
- 自己評価を絶対視している
- 他人の目を気にする
- 0(ゼロ)点思考になっている
- セルフイメージが低い
- 自虐に逃げる
順に解説しますね。
1.自己評価を絶対視している
周りより劣ってる感の強い人の特徴1つめは、自己評価を絶対視する特徴です。他者評価を受け入れられない。
褒められても言葉通りに受け取れなかったり、過剰に謙遜したりする特徴がありますね。
2.他人の目を気にする
周りより劣ってる感の強い人の特徴2つめは、他人の目を気にする特徴です。
全く気にしていないように見せている場合があります。劣っているところを隠す傾向があり、自分を大きく見せようとする。
自慢話が多いのもよくありますね。
ありのままの自分を隠そうとするため、他人の目を気にする特徴があります。
3.ゼロ点思考になっている
周りより劣ってる感の強い人の特徴3つめは、0(ゼロ)点思考になっている特徴です。
具体的には「自分には何もない&できない」と思い込んでいる。何を成し遂げようと成功と解釈できません。
すべて0点であるかのような錯覚を起こしている特徴があります
4.セルフイメージが低い
周りより劣ってる感の強い人の特徴4つめは、セルフイメージが低い特徴です。
- 自己評価が低くチャンスにのれません。
仮にチャンスが訪れても「私にやる資格ない」「経験を積んでからやろう」「うまくいく自信がない」と考え、現状維持に走ります。
チャンスを逃したり、出遅れる特徴があります
5.自虐に逃げる
周りより劣ってる感の強い人の特徴5つめは、自虐に逃げる特徴です。極度に自分を卑下し、自分を守ろうとする。
「自分は全然だめだから」とアピールすれば、失敗しても他人から白い目を避けられると思っているのでしょうね。
以上が、人より劣ってる感の強い人の特徴ですね
コンプレックスを強みに切り替える秘訣
自分が人より劣っている感覚を“強み”に切り替える秘訣についてお話しますね。
- コンプレックスを強みに切り替える秘訣
- 自分未満の人にできることを考える
- 伸びしろしかない強みを知る
- 失うものがない強みを知る
順に解説しますね。
1.自分未満の人にできる事を考える
コンプレックスを強みに切り替える秘訣の1つ目は、自分未満の人にできることを考えること。
自分より優れた人々に注目するのではなく、自分の現在の能力を必要としている人たちに、自分ができること(価値)を提供するのです。
この蓄積経験によって自己評価も高まり、他人との比較から解放されますよ。
2.伸びしろを認識する
コンプレックスを強みに切り替える秘訣の2つ目は、伸びしろを認識すること。
自分が「劣っている」と感じる部分は、実は成長する大きなチャンスを秘めています。
劣っていることは、スタートラインに立っているだけ。積極的に取り組めば、成長を遂げることができます。
3.失うものがない強みを知る
コンプレックスを強みに切り替える秘訣の3つ目は、失うものがない強みを知ること。
つまり、「自分流を作り上げるチャンス」を得ているということですよ。
とはいえ自分が劣っている感覚そのものが消えるといいんだけどなぁ
劣等感が満載の人生【体験談】
冒頭でも少しふれましたけれど、この記事を書いている私も人より劣っている感覚満載で生きています。
子どもの頃からコロコロしていて、勉強もパッとしないしスポーツも苦手でしたね。
しかも新卒で入社した会社は8ヶ月で辞めてしまい、このときもう社会不適合者だと思った。
でもたったひとつの強みが見つかったところで人生が変わりました。
人より劣っている感覚も武器になる。そして自分の強みを軸に生きると収入の糧(かて)にもなるし、自信にもつながる。
そんな人を一人でも増やしたい思いでこの記事を書きました
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
ハッキリ言わせてくださいね。
人より劣っている感覚は“錯覚”です。自分の一面を見て決めつけているだけですよ。誰にだって良いところはあります。
劣等感のある人は、自分をきちんと見ていないだけなのかもしれません。
そんな人にぴったりな「自分の見つめ直し完全マニュアル」を作りました。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える100の質問シート:自分自身を深く理解するための問いかけを提供し、長所や可能性を探るのに役立ちます。
- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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私との直接のやりとりもできますよ
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ただ、私も既に契約しているクライアントの仕事を最優先しているため、いつまで開催を続けるかわかりません。募集を終了していたらごめんないさいね。
それでは人より劣っている感をコントロールして、楽しい人生をお過ごしくださいね。以上となります。
ではまた。
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