
そんな悩みを抱える働く女性が年々増えています。多くの女性が、仕事のモチベーション低下に悩んでいる現状があります。
なぜ、女性の仕事のモチベーションは複雑なのでしょうか。それは、単にお金や昇進だけでなく、人間関係や働きがい、さらにはライフステージの変化など、様々な要因が絡み合っているからです。結婚、出産、育児など、女性特有のライフイベントによって、仕事に求めるものも大きく変化します。
このモチベーションの低下を放置すると、メンタルヘルスの悪化やキャリアの停滞にもつながりかねません。しかし、適切な対策を講じることで、必ず改善の道が開けます。
転職を考える前に、まずはこれらの方法を試してみてください。自分にもっとも必要になる新しい視点と、具体的な行動のヒントが見つかるはずです。
追伸:本文の最後に素敵なマニュアルのプレゼントをご用意しています。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
新卒8ヶ月での挫折退職から再出発。26年の会社員経験(10年は複業)を経て起業。現在は個性を活かす道を拓く会社を経営。
専門:
10年以上2000人超の女性指導実績。本当の強みを発見し、人生を新たな方向へ導くプロ。やりがいのある転職から起業まで、前職や年齢を超えた女性の夢実現に定評。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
女性の仕事のやる気が落ちる原因トップ10
働く女性の仕事に対するモチベーションが低下するのには、さまざまな理由があります。
これらの原因を理解し、適切に対処することがモチベーションアップに欠かせません。まずは、やる気低下に陥る原因トップ10をご紹介します。
第1位:職場の人間関係の悩み
仕事のやる気が落ちる原因の第1位は、職場の人間関係の悩みによるものです。
仕事の大半は誰かと関わり合いながら進めていくもの。だからこそ、人間関係がうまくいかないと、毎日の仕事が重荷に感じがちです。
特に上司との関係は深刻です。仕事の指示、評価、昇給…すべてに影響するため、上司との関係に違和感があると、やる気が一気に失われてしまいます。
多くの女性が『ここまで我慢すべき?』『このままでいいの?』と悩みながら、日々仕事に向き合っています。
第2位:やりがいがない
仕事のやる気が落ちる原因の第2位は、やりがいの低下によるものです。
毎日の仕事に『この仕事に意味はあるのかな…』『この仕事、私じゃなくても…』という疑問や物足りなさを感じているケースです。
やりがいの形は人それぞれ違います。誰かに感謝されることかもしれないし、自分自身の成長かもしれません。
そのやりがいが見つからないとき、仕事は単なる作業の繰り返しになり、モチベーションは急速に低下します。
第3位:役立っている実感がない
仕事のやる気が落ちる原因の第3位は、自分が誰かの役に立っている実感がないことによるものです。
この実感が湧かないと、モチベーションは著しく低下します。なぜなら、この実感は、仕事の充実感に大きく貢献するものだから。
特に、褒められることが少なくなったり、仕事の重要性を感じにくい状況では、この問題が顕著に現れます。お金を稼いだり、出世したりでは物足りなく感じる女性が多いということです。
第4位:仕事を任せてもらえない
仕事のやる気が落ちる原因の第4位は、仕事を任せてもらえない状況によるものです。
『もっとやれるのに…』『もっと責任のある仕事を任せてほしい…』
そんなもどかしさを感じながらも、重要な仕事から外され続けているケースです。特に女性は、能力があっても重要な仕事を任されにくい傾向が見られます。
このように、自分の能力を発揮できる機会が限られていると、次第にモチベーションは低下していきます。それは単なるやる気の問題だけでなく、スキルアップの機会も失われ、キャリアの停滞にもつながりかねません。
多くの女性が、『もっと活躍したい』という思いを持ちながら、その機会を得られないことにフラストレーションを感じているのが現状です。
第5位:仕事量が多すぎる
仕事のやる気が落ちる原因の第5位は、仕事量が多すぎる状況です。
『もう限界…』『この量をこなすのは無理』そんな思いを抱えながら働いている状態です。過剰な仕事量は深刻なストレスとなり、心身ともに疲れさせます。
仕事の質を保とうとすればするほど、自分を追い込んでしまい、達成感どころか消耗感だけが残る。そんな状況では、モチベーションが急速に低下してしまいます。
第6位:ヒマ過ぎる
仕事のやる気が落ちる原因の第6位は、ヒマ過ぎる状況です。
『今日も暇だな…』『このままでいいのかな』と、一日中時計を気にしながら過ごすことも。仕事が少なすぎる状態は、それはそれでやる気を奪っていきます。
十分な仕事がないと、成長の機会が失われるだけでなく、自分の存在価値さえ見出せなくなってしまうのです。
第7位:適正な評価を受けない
仕事のやる気が落ちる原因の第7位は、適正な評価を受けない状況です。
『頑張っているのに…』『どうして認めてもらえないんだろう』と感じながら働いているケース。特に女性の場合、サポート役としての仕事が多く、その成果が数値化しにくいため、優秀な仕事ぶりを発揮しても評価に反映されにくい現実があります。
適切な評価は、「やればできる」という自信や達成感を高める重要な要素。その評価が得られないとき、モチベーションは確実に低下していきます。
第8位:仕事が一巡し刺激がない
仕事のやる気が落ちる原因の第8位は、仕事が一巡して刺激がない状況です。
『また同じ仕事…』『これ以上学ぶことはないのかな』という単調さを感じているケースです。仕事に新鮮味がなくなると、次第に興味や関心が薄れていきます。
新しい刺激や学びの機会が減ることで、仕事への意欲も徐々に失われていくのです。
第9位:やりたくない仕事を任された
仕事のやる気が落ちる原因の第9位は、やりたくない仕事を任された状況です。
『こんな仕事、私じゃなくても…』『本当にこの仕事を続けていいのかな』と悩みながら働いているケースです。30代女性に特によく見られるのが、望まないリーダー職を任されるケース。
自分の興味や専門分野と異なる仕事では、どうしてもモチベーションを保つのが難しくなってしまいます。
第10位:私生活に悩みがある
仕事のやる気が落ちる原因の第10位は、私生活に悩みがある状況です。
『仕事に集中できない…』『気持ちの切り替えが難しい』という状態に陥っているケースです。私生活での問題は、知らず知らずのうちに精神的なエネルギーを奪っていきます。
仕事と私生活は切り離せるものではないため、私生活での悩みは確実に仕事のモチベーションにも影響を及ぼしていくのです。
順位 | 原因 | 心の声 |
---|---|---|
1位 | 職場の人間関係の悩み | 『ここまで我慢すべき?』『このままでいいの?』 |
2位 | やりがいがない | 『この仕事に意味はあるのかな…』『この仕事、私じゃなくても…』 |
3位 | 役立っている実感がない | 『この仕事は誰かの役に立っているのかな…』『自分の存在価値はあるのかな…』 |
4位 | 仕事を任せてもらえない | 『もっとやれるのに…』『もっと仕事を任せてほしい…』 |
5位 | 仕事量が多すぎる | 『もう限界…』『この量をこなすのは無理』 |
6位 | ヒマ過ぎる | 『今日も暇だな…』『このままでいいのかな』 |
7位 | 適正な評価を受けない | 『頑張っているのに…』『どうして認めてもらえないんだろう』 |
8位 | 仕事が一巡し刺激がない | 『また同じ仕事…』『これ以上学ぶことはないのかな』 |
9位 | やりたくない仕事を任された | 『こんな仕事、私じゃなくても…』『本当にこの仕事を続けていいのかな』 |
10位 | 私生活に悩みがある | 『仕事に集中できない…』『気持ちの切り替えが難しい』 |

働く女性の仕事モチベーションを上げる方法
多くの働く女性が、仕事のやる気を保つことに悩んでいます。働く女性の仕事モチベーションを上げるためには、さまざまな方法があります。
女性特有の課題に寄り添った具体的なモチベーションアップの方法を解説します。
なりたい自分を想像する
仕事のモチベーションを上げる方法の1番目は、なりたい自分を想像することです。
「こんな自分になれたら」と想像(妄想でOK)してみると、未来が少し明るく感じられます。自分がどのように働き、どんな生活を送りたいかを考えることで、目標が自然と明確になります。たとえば、育児と仕事を両立させたいのであれば、仕事の効率化やパートナーとの家事分担を具体的に計画してみましょう。
このとき、いきなり大きな目標を設定するのではなく、小さな一歩から始めることがポイントです。毎日10分だけ勉強する時間を持つ、好きな本からヒントを得るなど、小さな達成感を重ねることで、目標に向かうエネルギーが湧いてきます。
主体的に動く
仕事のモチベーションを上げる方法の2番目は、主体的に動くことです。
受け身でいると、モチベーションが徐々に低下しやすくなります。そこで、自分から行動する意識を持つことが大切です。たとえば、「この仕事に参加したい」と自分から提案したり、「新しいスキルを学びたい」と自主的に研修や社外のセミナーに参加するのも良い方法です。
家庭との両立が求められる場合は、家族と協力して時間を確保し、自分が動きやすい環境を整えることも重要です。「忙しいから」「主人が手伝ってくれない」とあきらめるのではなく、どの時間帯なら協力が得られるか話し合ってみる、または家事代行サービスを利用するといった工夫をするのも一つの方法です。できる範囲で一歩踏み出すことで、自信とやる気が生まれるだけでなく、生活全体の負担感も軽減できます。
こうした小さなアクションを積み重ねることで、前向きな気持ちが自然と育まれ、職場での存在感も高めることができます。
自分にご褒美をあげる
仕事のモチベーションを上げる方法の3番目は、自分にご褒美をあげることです。
馬の前にニンジンぶら下げるのと同じ理屈。「この仕事が終わったら自分にご褒美をあげる」という考え方は、子どもだけでなく大人にも効果的です。たとえば、「この仕事を終えたら好きなカフェでお茶をする」「目標を達成したら少し贅沢なスキンケア用品を買う」など、自分を甘やかす時間を設けましょう。
ご褒美を設定することで脳内の報酬系が活性化し、ドーパミンが分泌されます。このドーパミンは「達成感」や「期待感」を生み出し、次の行動を起こすエネルギー源となります。また、ご褒美を意識することで、脳はポジティブな予測を強化し、辛い作業や大変な仕事を乗り越える助けになります。
「頑張った自分」にちょっとした喜びをプレゼントすることで、次の挑戦へのやる気もアップします。このように、自分をねぎらうことでモチベーションを高める仕組みを作るのです。「◯◯の仕事を終えたら●●を自分に与える」を繰り返しましょう。
毎日自分と競争する
仕事のモチベーションを上げる方法の4番目は、毎日自分と競争することです。
他人と競争するのではなく、過去の自分と競争する意識を持つと、よりポジティブに取り組めます。「昨日より10分早く業務を終える」「今日は会議中に必ず1つ発言する」など、小さな目標を立てることから始めてみましょう。
こうした日々の競争は、自分の成長を実感する機会を作り、モチベーションを高めるきっかけになります。ゲーム感覚で捉えると楽しさが増し、続けやすくなるでしょう。
意識が自分自身に向かうため、他人と自分の仕事ぶりを比較しなくなるメリットもあります。クリアするごとに成長を感じるので、自信が高まり、「もっと頑張ろう」という前向きな気持ちが自然と湧いてきます。
仕事以外の楽しみを見つける
仕事のモチベーションを上げる方法の5番目は、仕事以外の楽しみを見つけることです。
仕事だけで生活を埋め尽くしてしまうと、疲れやストレスが溜まりやすくなります。それは全速力でマラソンに挑むようなもの。体力も気力も続くわけがありません。
趣味やリフレッシュの時間を大切にすることで、心と体をリセットし、仕事に取り組む集中力や新たな活力を得ることができます。
たとえば、週末に子どもと公園で遊ぶ、友人とお気に入りのレストランで食事をする、趣味のアートやスポーツに没頭するなど、日常の中に「自分が楽しめる時間」を取り入れましょう。
こうした「自分だけの楽しみ」を持つことで精神的なバランスが保たれ、仕事に向き合う長期的なモチベーション維持につながります。
副業でバランスをとる
仕事のモチベーションを上げる方法の6番目は、副業やスキルアップ活動を検討することです。
必ずしも収入を得る目的でなくても、趣味や興味のある分野で活動を始めることで、新しい刺激や達成感を得ることができます。たとえば、社外のセミナーや講座で新しいスキルを学ぶ、趣味を活かしたワークショップに参加するなどが良いでしょう。
こうした活動は、視野を広げるだけでなく、本業への新たなアイデアや意欲にもつながる効果があります。
また、スキルアップ活動の中で得た人脈を活かして、新しい仕事の可能性を広げることも期待できます。同じ志を持つ人々と交流することで、刺激を受け、自分の目標を見直す機会にもなります。
別の自分を演じる
仕事のモチベーションを上げる方法の7番目は、別の自分を演じることです。
たとえば、職場での発表が苦手な場合でも、「自信満々な自分」を演じてみることで、不安を乗り越えやすくなります。なぜなら、自分が演じるキャラクターは、脳に「これが今の自分だ」という信号を送り、自己評価を一時的に引き上げる効果があるからです。また、不安を感じる状況を「挑戦」として捉えることで、成長への意欲が生まれることもあります。
憧れるロールモデルを想像し、その人になりきる感覚で行動してみましょう。この方法は、内面の不安を軽減するだけでなく、実際の行動を前向きに変える効果があります。演じているうちに、本当の自信が身についていくこともあります。
さらに、「別の自分」を演じるときには、声のトーンや姿勢なども意識するとより効果的です。たとえば、堂々とした姿勢や落ち着いた話し方を練習するだけでも、周囲への印象が変わり、自分自身の気持ちにも良い影響を与えます。外見を少し変えるだけでも、自分の気分が変わり、仕事への意欲が高まることがあります。
さらに即効性のある対策については、以下の記事もご参考ください。
▶一瞬でやる気が出る!即効性のある10の方法|気が乗らない時の対処法

ここまでをまとめます。
方法 | 具体的な取り組み方 |
---|---|
1. なりたい自分を想像する | ・目標を小さな単位に分ける ・毎日10分の勉強時間を設ける ・理想の姿をビジョンボードで視覚化する |
2. 主体的に動く | ・自ら仕事を提案する ・新しいスキル習得に挑戦する ・小さなチャレンジ目標を設定する |
3. 自分にご褒美をあげる | ・目標達成後のご褒美を決める ・好きなカフェでお茶を楽しむ ・自分へのご褒美時間を設ける |
4. 毎日自分と競争する | ・昨日より10分早く終わらせる ・会議で必ず1つ発言する ・日々の小さな進歩を記録する |
5. 仕事以外の楽しみを見つける | ・趣味の時間を確保する ・週末の予定を楽しみにする ・リフレッシュする時間を大切にする |
6. 副業でバランスをとる | ・興味のある分野のセミナーに参加 ・新しいスキルを学ぶ ・趣味を活かした活動を始める |
7. 別の自分を演じる | ・自信に満ちた態度を意識する ・憧れの人をイメージする ・声のトーンや姿勢を工夫する |
働く女性のやる気を支える7つの要素
前のセクションでは、仕事のモチベーションを上げる方法を具体的に紹介しましたが、さらに深く掘り下げていきます。働く女性が日々の仕事を前向きに取り組むための7つのやる気の源泉を解説します。
働く女性のやる気を支える7つの要素は、以下になります。
- やりがい
- 適度な裁量
- お金
- 良好な労働環境
- 成長感
- 尊敬できる上司
- 会社の理念への共感
それぞれの要素がモチベーションにどのように影響を与えるのかを探りながら、自分にとって必要なものを見つけるヒントにどうぞ。それぞれを詳しく解説します。
1. やりがい
働く女性のやる気を支える要素の1つ目は、やりがいです。
さきほども、やりがいについて書きましたがとにかく重要。やりがいを感じる仕事は、人それぞれ異なります。
例えば、誰かの役に立つことに喜びを感じる人もいれば、自分の専門知識を活かせることに充実感を得る人もいます。
この感覚があると、安定した成果を出しやすくなり、日々の仕事にも自然とやる気が湧いてきます。
2. 適度な裁量
働く女性のやる気を支える要素の2つ目は、適度な裁量です。
自分で仕事の進め方を決定できる範囲があると、責任感が芽生え、仕事への主体性が高まります。ただし、「適度な裁量」とは、自由に仕事を進められる一方で、困った時には適切なサポートが得られる状況を指します。
安心感と自由が両立した環境が、やる気を支える土台となります。
3. お金
働く女性のやる気を支える要素の3つ目は、お金です。
給料や報酬は、仕事への評価を示す重要な指標です。適切な報酬は、「自分の努力が認められている」という実感を与え、モチベーションを支える基礎となります。
お金は単なる生活費以上の意味を持ち、自分の価値を感じる大人の「成績表」とも言えるでしょう。
4. 良好な労働環境
働く女性のやる気を支える要素の4つ目は、良好な労働環境です。
清潔なオフィスや良好な福利厚生、適切な仕事量や休暇の確保など、物理的・精神的に働きやすい環境が整っていることは、モチベーションを高める大きな要因です。
また、同僚や上司との円滑な人間関係も含まれます。安心感のある環境が整えば、心から仕事に集中できるようになります。
5. 成長感
働く女性のやる気を支える要素の5つ目は、成長感です。
新しいことへの挑戦や、一歩一歩の成長を感じられる環境は、やる気を促進します。
例えば、新しいスキルを習得したり、自分の提案が成果に結びついたりする経験があると、仕事へのエネルギーが自然と高まります。
自分が成長していると実感できることは、未来への希望にもつながります。
6. 尊敬できる上司
働く女性のやる気を支える要素の6つ目は、尊敬できる上司の存在です。
その人の行動や判断、考え方から学び、刺激を受けることは、仕事の意欲を高める大きな要因です。
特に、上司が自分の努力を認め、適切なフィードバックをくれる場合、その職場での安心感や信頼感が増し、モチベーションが一層高まります。
7. 会社の理念への共感
働く女性のやる気を支える要素の7つ目は、会社の理念への共感です。
自分が働く会社の目指す方向や価値観に共感できると、「この会社の一員であること」に誇りを感じ、より大きなエネルギーを仕事に注ぐことができます。理念への共感は、ただの仕事を「自分の使命」に変える力を持っています。
モチベーションが上がらない時の転職の考え方
これまで見てきた対策を試してもなお、仕事への情熱が戻らないとき。そんな時は、転職という選択肢も視野に入れても良いかもしれません。
しかし、「今の仕事が合わないから」という理由だけで転職を決めるのは危険です。なぜなら、モチベーションが上がらない本当の原因を理解していないと、次の職場でも同じ問題に直面する可能性があるからです。
1. 自分に向き合うことから逃げない
「何となく合わない」「やる気が出ない」という漠然とした不満の裏には、より具体的な理由が隠れています。例えば、「評価されない」と感じる背景には、「自分の経験や得意なことを活かせていない」という本質的な問題があるかもしれません。
このように、表面的な不満の奥にある本当の原因を見つけることが、次のステップで重要になります。それは時に不快な作業かもしれませんが、この過程を飛ばして次に進んでも、同じ課題に直面する可能性が高いのです。
2. 世間の常識にとらわれない
「この年齢で未経験は無理」「安定企業を離れるなんて考えられない」「誇れるようなものが何もない」—こうした思い込みが、自分の可能性を狭めてしまいます。
実は、女性ならではの視点を活かして起業する人、経験を強みに異業種転職を成功させる人、あえて大企業を離れてスタートアップで活躍する人など、さまざまな選択肢が存在します。大切なのは、これまでの枠組みにとらわれず、自分にとっての「楽しみ」「やりがい」を正直に受け止めることです。
3. 本当の自分を知る勇気をもつ
「何をしたいのか分からない」という人も多いですが、実はヒントは日々の仕事の中にあります。
例えば、
- どんな時に「楽しい」と感じるか
- どんな仕事なら時間を忘れて没頭できるか
- 周りからどんな点を評価されることが多いか
こうした小さな気づきを集めていくと、自分の本当の強みや情熱が見えてきます。それは必ずしも、今の業界や職種とは限りません。この自分自身の理解こそが、次の職場でモチベーションを持続させる土台となるのです。
ただし、転職はあくまでも選択肢の一つです。まずは、これまでご紹介した7つのモチベーションアップの方法を試してみることをお勧めします。その上で、なお満足できない場合は、新しい環境での挑戦を検討してみましょう。
より詳しい方向性の見つけ方については、以下の記事もご参考ください。
▶仕事の方向性がわからないときに押さえるべき4つのこと|キャリアや転職の方向が決まる!
さらに本格的に自分に最適な仕事の方向性を見つけたい方は、人生の棚卸しから始めることをおすすめします。これまでの人生経験の中には、情熱や、やる気の源となるヒントが必ず眠っています。
ただし、この棚卸し作業を一人で行うのは難しいもの。専門家のサポートを受けながら、自分の人生ストーリーを丁寧に整理していくことで、より確かな方向性が見えてきます。実際の体験談や詳しい方法については、こちらでご確認いただけます:
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- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
- 今の仕事合う?合わないチェックリスト:現在の職場環境が自分に合っているか評価するのに役立ちます。
- やる気ペンタゴンチャート:モチベーションを高め、行動を促すためのツールです。
- ときめきのツボワークシート:自分の情熱や興味が何にあるのかを探るのに役立ちます。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ
仕事のモチベーションの悩みは、決して特別なことではありません。私自身、新卒で入社した会社を8ヶ月で退職し、どん底を経験しました。そこから這い上がり、試行錯誤を重ねて自分の道を見つけるまでには、長い時間がかかりました。
だからこそ、今、仕事への情熱を見失っている方に伝えたいことがあります。
この悩みや不安は、必ず乗り越えられます。今日ご紹介した方法の中から、できることを一つずつ実践してみてください。小さな一歩が、必ず次の扉を開いてくれるはずです。
これまで2000人以上の女性たちと向き合い、一人ひとりの方が前に進んでいく姿を見てきました。その経験から確信を持って言えます。必ず道は開けます。
新しい一歩を踏み出す勇気と、輝く未来が訪れることを、心から願っています。
浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。
◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数
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