仕事上の人間関係に、ちょっとお困りの人たちに、これだけは伝えておきたいと思うことをお伝えします。
「共に働く人たちと、うまく付き合いたい」—働く人なら誰しもが願うことですよね。
でも、同僚や上司は自分で選んだわけではなく、友達とも違います。
人間性がどうしても合わない人と働かなければならないことも多いですよね。
そこで、仕事上の人間関係をうまく「割り切る」ことが必要。仕事を楽しみたいと思うのであれば尚更重要ですよ。
うまく立ち回らないと、自らのストレスが増え、仕事のパフォーマンスにも影響が出てしまいますよね。
割り切れる人・割り切れない人の特徴や、具体的な割り切り方のコツを紹介します。
最後まで読んで、仕事をもっと楽しくするヒントをつかんでくださいね。
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- この記事の信頼性
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、10年以上かけて、個性を強みに変えるアプローチを開発し、一般的な自己分析を超えて本質的なキャリアの方向性を指南してきました。
職場の人間関係に悩んでいた人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。
日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。
詳しい私のことはこちらです
職場の人間関係を気にしない人は4割
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000074057.html
日本労働調査組合のアンケート調査によると、職場の人間関係を気にしていない人は38.7%。
人間関係の良好な人を含めると、7割くらいの人は、ソツなく仕事上の付き合いをこなしていることになりますね。
意外に思うかもですけど、けっこう職場の人間関係を意識している人は少ないものです。
人間関係を割り切るのは良い?悪い?
「割り切る」という言葉が冷たく聞こえるかもしれませんが、職場の人間関係を割り切ることは決して悪いことではありませんよ。
むしろ、良い方向に作用することが多いのです。仕事に集中できるようになるからですね。
ここでお伝えする内容は、職場の人たちをないがしろにしましょうという話ではありません。
お互いが仕事に集中するための対応策ですので、ご安心くださいね。
仕事の人間関係を割り切る方法|3つの問い
仕事上の人間関係を割り切る方法は、起こったことをありのままの事実として受け入れること。感情的になるとどうしてもストレスが生じます。
例えば、仕事のミスをミスとして受け入れ、改善策を考えるのは、起こった出来事をありのまま受け入れている状態です。同時に、上司の言葉に過敏反応して落ち込んでいる場合、それは感情的な行為です。
起こった現実と、感情的な憤りを切り離すのがポイント。
もちろん簡単に割り切れるものではありませんが、意識することで感情を抑えることは可能です。具体的には以下の3つの問いかけを自分にすることで、感情をコントロールできます。
- 起きた事に対するベストな対応は?
(対応策) - 何のためにその仕事をしているか?
(目的意識) - 感情的になっていないか?
(自己客観)
これらの問いかけをすれば、自分を一歩引いた目線で見ることができ、気持ちが落ち着きます。
仕事上の人間関係に困った時の対処法
仕事上の人間関係を割り切る方法について、他の方法もご紹介しますね。ちょっと困ったときの対処法です。
次のとおり。
- 仕事上の人間関係を割り切る方法
- 客観的な視点をもらう
- 人は変えられないと受け止める
- 友だちではないと思い直す
- 無理に近づかない
- 社外の人付き合いを増やす
- 転職をする
- 自己肯定感を高める
仕事上の人間関係を割り切る方法の1つ目は、客観的な視点をもらうことです。
具体的には、信頼出来る人に話を聞いてもらうといいですね。他人から見ると、どのように見えるか新しい視点をもらうのですよ。
相談相手には、感情的な表現を避け、事実をありのまま伝えるようにしましょう。人間関係に悩むときは、視野が狭くなっているときが多いですからね。
聞いてくれる人の視点をもらえば、客観的な感覚が芽生えて気持ちが楽になるときがあります。
仕事上の人間関係を割り切る方法の2つ目は、「人は変えられない」と受け止めることです。
職場にはさまざまな人がいて、それぞれ異なる価値観や性格を持っています。
全員と完全に合うことはありませんよね。かといって、自分の期待通りに人を変えることは神様でもない限りできません。
そこで、自分がどのように対応するかに焦点を当てることになります。
他人の言動をコントロールするのは難しいけれど、自分の行動はコントロールできますよね。例えば、以下のようなことです。
- 相手の立場を理解する:相手がどのような背景や考え方を持っているのかを理解しようと努める。
- 期待を調整する:他人に対する期待を減らして、必要以上に失望しないようにする。
これにより、他人の言動に過度に影響されることなく、冷静に対処することができます。
仕事上の人間関係を割り切る方法の3つ目は、友だちではないと思い直すことです。
そう考えるとちょっと楽になるでしょう?事実を事実として認識しましょうね。
仕事上の人間関係を割り切る方法の4つ目は、無理に近づかないことです。関係がうまくいかないのはどちらかの良し悪しではなく、相性の問題であることが多いですからね。
仮に同じ厳しいことを言われたとして、素直に聞き入れようと思う人もいれば、ムカつく人もいるものです。お互い円満に仕事をするためにも、無理に近づこうとしないのが得策です。
相手との距離については他の記事に詳しく書いたので、後ほど紹介します。
仕事上の人間関係を割り切る方法の5つ目は、社外の人付き合いを増やすことです。これは非常におすすめです。
私も社外の付き合いを増やすことで乗り切ることができました。家庭と職場ともう一つの新しい居場所ができたからです。
私が会社に勤務していた頃、同じ職場の人とプライベートで会うようなことは無かったです。そのかわり、勉強会やセミナーで知り合った他の業界、業種、世代の人たちと交流していました。
社内の常識は非常識であったり、またその逆もあったりすることに気づけます。様々な考えと価値観があることがわかり、職場の人たちの言動に影響を受けることが少なくなります。
自分の居場所を複数持つと楽になりますよ
仕事上の人間関係を割り切る方法の6つ目は、転職をすることです。どうしても仕事の人間関係に息詰まりを感じるなら転職を考えるのもやむ無しですよ。
昔から転職する理由ナンバー1は人間関係によるものですしね。それくらいストレスになりやすいわけですからね。
仕事上の人間関係を割り切る方法の7つ目は、自己肯定感を高めることです。
自己肯定感が低いと、どうしても周りの目が気になるし、周りと自分を比べてしまいますからね。
自己肯定感を高めるには、過去の成功体験を一つ一つ思い出して整理することです。
このときにやっかいなのは成功体験という自覚がなかったり、失敗体験によって記憶をかき消されているネガティブ・バイアスによる逆効果の可能性です。
この問題を解決するためには、さまざまな視点の質問を用意し、自分に問いかけることです。
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割り切ることができる人の特徴
仕事上の人間関係を割り切れる人の特徴についてまとめました。多少、前に書いたこととかぶりますが、まとめだと思ってお読みくださいね。
仕事上の人間関係を割り切れる人の特徴の1つ目は、仕事と私生活の充実が分かれていること。
仕事をしているときは、がっつり仕事の結果を出すことだけに集中しています。そのため周りの人のことがあまり気になりません。
同時に私生活の充実は、家族を大事にするなど、まったく別の世界のものとしてとらえる特徴がありますね。
仕事上の人間関係を割り切れる人の特徴の2つ目は、仕事場以外の別の付き合いがあることです。
趣味で繋がっている人などプライベート空間に全く別の人間関係が存在する。それだけに仕事上の人間関係は割り切りやすいとも言えますね。
仕事上の人間関係を割り切れる人の特徴の3つ目は、人は人。自分は自分と考えていることです。
自分の行動や価値観についてそれほど他人に影響を受けないタイプですね。少し大げさに表現するならば、周りがどうであろうと知ったこっちゃないみたいな感じです。
割り切ることのできない人の特徴
仕事上の人間関係を割り切ることができない人の特徴についても触れておきます。下記のような特徴を持っています。
- 割り切ることのできない人の特徴
- 納得いかないと仕事ができない
- 人に言われたことに過敏
- 好き嫌いが激しい
- 好き嫌いが顔にでる
- 仕事はお金のためと割り切れない
感受性や個性の強い人に
共通する特徴ですね
割り切れない人の注意点
仕事上の人間関係を割り切ることができない人の注意点も解説します。
仕事を一人で抱え込んだり孤立することもあるので注意です。
- 会社員に向かないのかもしれません
仕事上の人間関係が、自分のパフォーマンスに強い影響を与えてしまうタイプですからね。
会社員に向いてないと思ったらどうしたらいいのか?別記事に書いたので後ほど紹介しますね。
【まとめ】自分の生き方の問題です
今回のテーマは、仕事上の人間関係を割り切ることについて書きました。ざっくばらんに言うと、仕事だけの問題ではなく、生き方の問題になると理解していただけたらなと思います。
どちらが良い悪いはありません。この記事との出会いをきっかけに、自分を見つめ直す時間をとることをおすすめします。
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- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
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この記事に書いたことの補足記事です。気になったらお読みくださいね。
解説:このブログ記事では、良好な人間関係を築くための「距離感」の取り方について解説します。「距離感」とは、人と人との心の距離のことです。適切な距離感を保つことで、相手との信頼関係を築き、長期的な人間関係を築きやすくなります。
“会社員向いてない”と思ったらどうすれば?最適な生き方10選
解説:このブログ記事では、会社員として働くことに疑問を感じている人に向けて、代替となる生き方の選択肢を10つ紹介しています。フリーランスや起業、リモートワークなど、多様なキャリアパスを検討するためのヒントが満載。各選択肢のメリット・デメリットを詳しく解説しており、自分に最適な道を見つける手助けをします。
それでは、職場の人間関係を割り切って楽しいワークライフをお過ごしくださいね。
以上となります。
ではまた。
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