育児にふりまわされています。
すべて中途ハンパな気がして自信がなくなってしまいました。
どう考えたら自信を取り戻し、前向きに働けるでしょうか?
そんな疑問に答えます。
本記事では、ワンオペ育児ママでも自信を持って働けるようになります。
ワンオペ育児中にやってはいけないことや、おすすめすることも書いてます。
ワンオペでなくとも、育児をしながら働く女性にも役立つ記事です。
この記事を書いている私は通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。
自分の強みを活かした起業や転職の実現や、仕事を楽しめる女性を生み出す支援活動を行っています。
ワンオペ育児ママからお悩みも数多くお聞きしています。
※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
ワンオペ育児ママが自信を持って働く思考法
べったり張り付くお子さんたちのお世話をひとりでしながら働く。
ウルトラC難度なことをやっている。
・・・ということにまず気づいて欲しいです。
とは言え、自信を失ってしまうのも無理はないですよ。
下記のように考えてください。
・自分時間づくりが最も大切と心得えよう【重要】
・仕事中が自分を取り戻せる時間と認識しよう
・ワンオペ育児中は「自己発育」期間と心得えよう
詳しくご説明しますね。
自分時間づくりが最も大切と心得ること【重要】
ワンオペ育児ママの実態をご覧ください。平成30年の内閣府「少子化克服戦略会議」資料の一部です。
妻の家事・育児時間が圧倒的に長いのがわかると思います。
出典:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/kokufuku/k_4/pdf/s1.pdf
自分時間がほぼないに等しいですね。
ワンオペ育児を続けて自分を見失いがちになるのは当然かもしれません。
そこで考えて欲しいことは「自分時間づくりが最も大切と心得る」ということです。
ダンナさんの家事参加、保育所、家事代行を始めとしたありとあらゆる手立てを組み合わせて、自分時間をつくっていきましょう。
ワンオペ育児にイライラしたり落ち込んでしまうと、子どもさんや仕事にも悪影響を及ぼし、総合的に崩れてしまうからです。
安定した気持ちを保つために自分の時間づくりを一番に考えましょう。
仕事中が自分を取り戻せる時間と認識する
おっしゃるとおりですね。
自分の時間づくりと言っても限界があります。
そこで現在の状況を思い返していただきたいのです。
仕事をしているときは自分を取り戻していませんか?
家に帰れば妻であり母であっても、仕事をしているときは自分を取り戻しているはずなのです。
「仕事中も自分の時間」と認識してくださいね。
ワンオペ育児中の女性は「自己発育」期間と心得る
ワンオペ育児をしているときは、「自分自身」を育てるトレーニング期間だと思うとよいでしょう。
インナーマッスルという言葉があります。
本来は身体の深いところに位置する筋肉の総称です。
ワンオペ育児中は、キャリアアップにつながる経験を積むなどの「外側の筋肉」が積み上げにくい。
そこで育児は精神面の強化や段取り力、時間管理などの「深層の筋肉」の修練期間である。
というようにマインドセットするとよいでしょう。
ワンオオペ育児ママならではの、自分を鍛える「インナーマッスル・キャリアアップ」です。
ワンオペ育児ママが元気に働くためのやってはいけない
次にワンオペ育児ママが考えてしまいそうなことをもとに「やってはいけない」の解説をします。
家事も育児も仕事も完璧にと考えてはいけない
先ほどお見せした統計調査の示すようにワンオペ育児ママに余力がありません。
すべてを完璧にこなそうとすればパンクします。
完璧にしようにも子どもの発熱やご機嫌の良し悪しなど不測なことばかりで不可能です。
「家事も育児も仕事も現状できる、せいいっぱいのことは?」を都度考えることにシフトしましょう。
「適当に」をキーワードにすることです。
「適当」とは「ある性質・状態・要求などに、ちょうどよく合うこと。ふさわしいこと。」が本来の意味。
「家事も育児も仕事も完璧に」から「家事も育児も仕事も適当に」にマインドシフトしましょう。
スーパー育児マザーと比べてはいけない
育児も仕事も家事も完璧にこなす女性に出会うと落ち込みがちです。
上には上がいくらでもいます。
また、子どもの数、仕事の内容、ダンナさんがどのような人か・・・など自分との前提の条件も違っていて、自分とまったく同じ条件のひとは、ほぼいないと思ったほうがよいです。
育児ママが100人いたら100通りの姿があってしかるべきということです。
他人と比べても何の得にもなりません。
自分オリジナルのワンオペ育児スタイルを作っていくことに集中です。
昭和のおっかさんの話を聞いてはいけない
専業主婦があたりまえの時代に生きていた女性には、現在の状況がなかなか実感しにくいところがあります。
「子どもがかわいそう」などと言われてしまうかもしれません。
うまく聞き流しましょう。
・日本の経済が右肩上がり
・終身雇用
・長時間働くと生産力が上がる。
などの時代であれば、「お母さんが家で家事・育児。お父さんが外で仕事」という縮図も効率的であった側面もあります。
しかし、その時代は終わりを告げています。
人口減少、少子高齢化などがどんどん進んでいます。
女性が働くことはこれからの社会を保つ上でも必要なことです。
確かにいっときは子どもたちにさみしい思いをさせてしまうかもしれませんよね。
しかし彼らが大人になったときを考えてみてください。
彼らにとっては「母親が働くこと」はスタンダードであるという認識になるでしょう。
次世代にとって、それは良いことですよね。
楽しそうに働く母親の背中を見て育った子どもは、どのようになるかなとイメージすると良いです。
育児期間を自分の休眠期間ととらえてはいけない。
育児期間をキャリアが途絶えている期間とマインドセットしてしまうと、その後のキャリアに重大な損失が起こります。
育児期間に休職していた女性たちが自信を失っている姿をよくお見かけします。
「自分にはできそうもない」という気持ちが先立ってしまい、挑戦することをあきらめてしまう人が多いです。
育児期間を自分の休眠期間ととらえてはいけません。
充電&修練期間だったと前向きにとらえていきましょう。
ワンオペ育児ママにおすすめする自分の見つめ直し
ワンオペ育児ママは自分自身のことを見つめ直すチャンスだったりもします。
自分は何のために生きているのか、何のために仕事をするのかをもう一度振り返ってみましょう。
次の自分の人生をつくるヒントになります。育休中にスキルアップが大切な理由《後悔しないキャリア作り》をお読みくださいね。
以上となります。
ワンオペ育児中の女性に少しでも元気になってもらえたらうれしいです。
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