転職したいけれど不安です。
眠れないこともあるくらい。
どうしたら安心できるかな。
そんな疑問に答えます。
転職に不安だからといって臆病ものだとか思わないでくださいね。
転職をするときに不安にならない人はいないですから。
明るい未来のトビラを開くために登る階段です。
本記事でお伝えすることを実践すると、転職の不安を乗り越えることができますよ。
ぐっすり眠れるようになります。
- 本記事の内容です
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
転職の不安は先にも後にもついてまわる
転職の不安というものは先にも後にもついてまわるものです。
- 自分に合う転職先が見つかるかな?
- 納得のいく転職できるかな?
- 知識や経験が使いものになるかな?
- 年齢がネックにならないかな?
- 内定をもらえるかな?
- 現在の仕事を辞められるかな?
なんてことを考えて不安になるでしょう。
- 転職先の人たちとうまくやれるかな?
- 言われていた条件通りの会社かな?
- 仕事についていけるかな?
- すんなり今の会社辞められるかな?
というような具合に不安の種類は変わる。
転職するときには、2ステップの不安を乗り越えていく必要があるということですね。
不安と期待はコインの裏表と同じ件
「不安」とは、未来に起こることがわからず落ち着かない心の状態のことをいいます。その状態は「期待」も同じです。
どちらに目を向けているかの違いのみなのですよ。
- 不安に思うことにチャレンジするということは、等しく期待することが起こるチャンスがおとずれているということ。
以上の原則を胸に秘めて、不安から視点をズラしてみましょう。
下記のような感じですね。
(不安)転職先の人たちとうまくやれるかな?
(期待)転職先の人たちと楽しく働けるかもしれない!
(不安)言われていた条件通りの会社かな?
(期待)想像以上の会社かもしれない!
(不安)仕事についていけるかな?
(期待)思ったよりスルスルできるかもしれない!
(不安)すんなり今の会社辞められるかな?
(期待)卒業を祝福してくれるかもしれない!
転職の不安を解消するたったひとつの方法
転職の不安を解消するたったひとつの方法は、次が最後の転職と考えないことです。
転職の相談を受けると、決まって「もう歳をとっているし次を最後にしたい」と言われます。
お気持ちはすっごくわかりますけど、次が最後と考えることにメリットはありません。
- 失敗しないようにと期待よりも不安のほうに意識が向くからです。
心の緊張を生み出し、思い切った就活ができないのです。
ビクビクとした心理状態で面接に挑むことになり、決まるものも決まらなくなりますから。
「次を最後」と考えることは禁物ですよ。
最後の転職と決められない理由
「終身雇用」というものが死語になってしまった昨今、次が最後の転職と決めることは危険です。
次の転職先もいつ無くなるかわからないし、業界自体も消えてしまうかもしれません。
これは会社員だけではなく、アルバイト、フリーランス、個人事業主、経営者もみんな同じ。
時代の変化に合わせて、仕事を変えていく覚悟を持ち続ける必要があるのです。
大先輩たちも転職しまくってました
私たちの大先輩、戦後の日本をささえた人たちも否応なしに転職しています。
わかりやすいのは林業のひとたち。
安い輸入材が日本に入るようになると生活もままならなくなり、農業に転職したり、東京に出稼ぎに出たり、やったこともない仕事に転職して生き延びています。
日本が急成長を続けていた時代にも、消えていく仕事は林業以外にたくさんありました。
このお話は恐怖心をあおるためにしているわけじゃないですよ。
今まで裕福だった人が貧乏になったり、貧乏だった人が裕福になるシャッフルが起こるときでもあります。
- 変化はチャンスということをお伝えしようと思っただけです。
転職するということは、ワンランク上がるチャンスを与えられたものだと意識を向けたほうがお得というものですよ。
転職不安は失敗率を下げる行動を生む
転職をするときに不安に思うことは、失敗のリスクを最小限に食い止めるために大切な感情でもあります。
必死になる行動力も生み出してくれるでしょう。
- 不安を癒やすには、行動するしかありません。
行動すればそのときばかりは不安を忘れることができるからです。
徹底的にリサーチする
転職の不安を和らげるにはリサーチ(下調べ)あるのみです。
不安がゼロになることはありませんけれど、「ここまで調べたのだからもうやるっきゃない!」と観念するまでトコトンやるといいです。
リサーチする内容は
- 自分の市場価格
- 転職者の体験談
- 転職先の情報
- 自分の売りになるもの
以上の4つ。順に解説します。
自分の市場価格
わかりやすく言えば、「他社は自分をいくらで買ってくれるか?」を調べることです。
転職エージェントの無料相談を利用して、自分の市場価格を調べてしまいましょう。
転職者の体験談
転職経験者に体験談を聞いてケース・スタディしましょう。体験者に質問するポイントは下記の6つです。
(1)転職する動機(きっかけ)は?
(2)転職するまでにとった行動は?
(3)(2)のときに「やっておけばよかった」と思うところは?
(4)転職の覚悟を決めるためにどう気持ちを整えたか?
(5)前の会社をどのように辞めたか?そのためにとった行動は?
(6)転職をして得られたものは?
以上の情報を集めればOKです。
インターネットでは集められない生の声は参考になるはずです。
転職先の情報
転職先の情報も徹底的に調べてみるといいでしょう。
「○○会社(企業名)評判」とかで検索するのもいいし、できれば現職の人と会ったり、職場見学させてもらうといい。
ちょっと躊躇してしまうかもですけど、頼むだけならタダですからね。
「No」と言われたら引っ込めればいいだけなので、頼むだけ頼んでみるといいですよ。
自分の売りになるもの
自分の売りになるものを自己分析することです。
自分の強みがわかってないと、強い気持ちで就活できませんしね。
自己分析は、転職先に自分を選んでもらうためというよりも、強い気持ちで転職に挑むためと考えたほうがいいかも。
転職に成功するうまいキャリアの棚卸し|職務経歴だけでは不足 に具体的なこと書いてますので参考にするといいですよ。
転職不安で眠れない人への朗報
転職不安で眠れない日々を送っている人に素敵な情報があります。
不安や心配ごとの96%は実際に起こらないというアメリカの研究チームによる実地調査の結果です。
- 心配ごとのうちたった4%しか実際に起こらないという驚愕の事実です。
転職に限らず、わたしたちがあれこれ不安に思うことは実際には起こらないものなのですよ。
米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになりました。
さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%だったのです。
心配事や不安の96%は実際には起こらない。つまり、ただの「取り越し苦労」にすぎないのです
引用:https://diamond.jp/articles/-/189277?page=4
転職すること自体にも価値がある
もしも今の仕事や自分になんらかの不満があり転職に踏み切るのであれば、転職すること自体に価値が生まれます。
私たちは転職に限らず、さまざまな不安をしょいこんで生き続けなければなりません。
不安に負けてなにもしない人生を送るのか、不安を乗り越える経験を重ねて期待を抱いて生きるのか。
私たちには選択肢があるのです。
もしも後者の道を選ぶのであれば、不安の中でも突き進む自分をつくる必要があります。
そのためには「慣れ」が必要。
不安で眠れない日々を送るような経験をしつつ、前にすすんでいく経験を積むということですね。
- 転職というハードルを乗り越えることは、大きな経験値を得ることになります。
転職すること自体に価値があるということをよく覚えておくといいですよ。
以上となります。
いっしょにがんばりましょうね。
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