決断するために本当に必要なことって何? 決心できる人とできない人の特徴も知りたいな。
そんな疑問に答えます。
結論から言うと、起業するプランや資金があっても、決心できない人はいます。
起業しようと考える人は数多くいますけれど、行動に移せる人は少ないですよね。
本記事では、起業や独立を決心するために不可欠な3つのこと(目的・きっかけ・覚悟)について紹介します。
そして、決心できる人とできない人の特徴や、決心できない時の対処法についても解説しますね。
起業や独立に少し迷いがある人向けの内容です。
そんな人に大変よろこばれている特別なマニュアルの情報も、本文の最後に掲載しました。
読み逃さないようご注意くださいね。
- 記事を書いている人の専門性と実績
経歴:
この記事を書いている私は、26年間の会社員経験(10年は複業)を経て、自らも決心して起業した経験があります。
専門:
これまで通算15年間、2000人余りの女性たちと共に、生き方やキャリアの方向性をガイドしてきました。 起業や独立の不安に寄り添い、本当の強みを発見して決断を導くプロです。
メディア/著書:
日本経済新聞、日経WOMAN他多数掲載。著書「私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」
起業・独立・開業を決心できない人の特徴
起業を決心できない人に見られる、4つの思考のクセについて解説します。
- 答えのあることしかできない
- 一人で決められない
- 人と違う行動ができない
- 情報を鵜呑みにする
順に解説しますね。
1.答えのあることしかできない
起業を決心できない人の特徴の1つ目は、答えのあることしかできない傾向です。
起業すると調べようのないことばかり。
「この仕事なら絶対稼げる」なんてものはないんですよね。
ある程度の法則性はあるにせよ、正解のない正解探しが続くのが事業です。
そのため、「答えのあること」しかできない人は、起業を決心できないでしょうね。
2.一人で決められない
起業を決心できない人の特徴の2つ目は、一人で決められない傾向です。
何をするにしても、人に聞いてばかりの人も起業の決心はつきにくいです。
優柔不断な状態が続きますからね。
起業・独立すれば常に意思決定はついてまわります。
一人で決断できないのは、起業を決心できない人の特徴の一つです。
3.人と違う行動ができない
起業を決心できない人の特徴の3つ目は、人と違う行動ができない傾向です。
起業するときは大抵、反対する人が現れる。
反対する意見を跳ね除ける勢いも必要です。 起業する人は少数派。人と違う行動ができないと起業はむずかしい。
人と違う行動ができないのも、起業を決心できない人の特徴の一つですよ。
4.情報を鵜呑みにする
起業を決心できない人の特徴の4つ目は、情報を鵜呑みにする傾向です。
インターネットや人づてに聞いた情報を鵜呑みにするのも起業を決心できない人の特徴の一つです。
自分で考える力もつかず、正しい情報をつかめないからです。
起業の不安をあおる情報も、勧める情報も共にはびこっています。取捨選択する力をつけねばなりませんね。

会社員(組織)の中では強みであっても、いざ起業を決断しようとすると、それがかえってブレーキになってしまうんですよ。
起業・独立・開業を決心できる人の特徴
次に対照的な、起業を決心できる人の特徴です。 自分がいくつ当てはまるか、チェックしながらお読みくださいね。
- 売りになるスキルや経験がある
- 考える&行動する良いバランス
- なんとかなる精神がある
- トレード・オフができる
- 強い動機がある
順に解説しますね。
1.売りになるスキルや経験がある
起業を決心できる人の特徴の1つ目は、売りになるスキルや経験がある傾向です。
言うまでもなく、決心がつきやすいですよね。 何もなしに独立する人もいますけど、まれな話で、会社員時代に培ったスキルを使って独立する人は多いです。
2.考える&行動する良いバランス
起業を決心できる人の特徴の2つ目は、考える&行動する良いバランスがある傾向です。
短時間で深く考え、行動する絶妙なバランスを持つ人も決心がつきやすいですね。 見切り発車できるから。

考えることと行動することのバランス大事ですね
3.なんとかなる精神がある
起業を決心できる人の特徴の3つ目は、なんとかなる精神がある傾向です。
過度な不安に飲み込まれず、「やればなんとかなる」と自己肯定する感覚や「これはできそう」という良き妄想ができる人も決心がつきやすい。

「根拠のない自信」とよく表現されるヤツです
4.トレード・オフができる
起業を決心できる人の特徴の4つ目は、トレード・オフができる傾向です。
起業するとトレード・オフをしなきゃならない場面だらけです。
たとえば、 うまく事業が進まないのであれば、これまで投資したお金や時間をロスしてでも、事業転換をはかるとか。
仮にうまくいっているときでも、より大きな成果をつかむために今やっていることをやめるなんて場面もあります。トレード・オフができるのも起業を決心できる人の特徴と言えますね。
5.強い動機がある
起業を決心できる人の特徴の5つ目は、強い動機がある傾向です。 「やらねばならない」的な感覚。どうしてもやりたいことがあるとかね。
離婚や死別により養育費を稼がねばという強い動機があった例もあります。強い動機があるのも起業を決心できる人の特徴と言えますね。
その他、さまざまな特徴があるので下記に詳しく書いてます。
会社で働くのももちろん良いですが、起業という新しい道を選んで、自分だけの目標や成功をグッと引き寄せることができる人たちなんですよ。
起業・独立の決心に不可欠な3つのこと
繰り返し言いますが、起業の決心とは、心の整理のことです。
順に解説しますね。
1.目的
起業を決心するときに必要なことの1つ目は「起業の目的」です。 起業の目的があやふやですと、目的地のないドライブのようになりますからね。あちこちフラフラ〜という感じですね。
中小企業庁提供による意識調査による起業の目的は以下のとおり。
- 起業の目的(女性編)
| 1位 | 自分の裁量で自由に仕事をするため |
| 2位 | 自分の好きな仕事をするため |
| 3位 | 仕事の経験や技術、知識、資格、スキル等を生かすため・試すため |
| 4位 | 自身や家族の生計を立てるため |
| 5位 | 自分の趣味や特技、アイデアを生かすため |
| 6位 | 性別や年齢に関係なく働くため |
| 7位 | より高い所得を得るため |
- その他はコチラ↓

出典:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2020/chusho/b1_3_3.html
2.きっかけ
起業を決心するときに必要なことの2つ目は「起業のきっかけ」です。
中小企業庁委託「日本の起業環境及び潜在的起業家に関する調査」によると、起業を意識するきっかけは以下のとおり。
- 起業を意識するきっかけ(女性編)
| 1位 | 働き口(収入)を得る必要性 |
| 2位 | 時間的な余裕(介護・育児が一段落) |
| 3位 | 周囲の起業家の影響 |
| 4位 | 本やテレビ、インターネットの影響 |
| 5位 | 家庭環境の変化(結婚・離婚・出産) |
| 6位 | 現在の職場での先行き不安 |
- その他はコチラ↓


私は「周囲の起業家の影響」がきっかけの一つ。セミナーに参加して、さまざまな起業家に出会ったのは大きかった。
「きっかけ」について、より具体的に知りたい人は、下記の記事も参考にどうぞ。
▶起業するきっかけ10選|動機の作り方と最適なタイミングとは?
3.覚悟
起業を決心するときに必要なことの3つ目は「起業の覚悟を決める」ことです。
例えば今の会社(安定した会社員の立場)を辞めなきゃいけないでしょうし、自由に遊ぶ時間も断つ必要もあるかもしれませんね。
覚悟の決め方については、以下の記事に詳細書いてます。
▶臆病な人でもできる覚悟を決める方法【決断までの5ステップ】
起業の決心がつかない人へ【不安への対処法と体験談】
この記事を書いている私も、26年間会社員でしたから、決心できない人の不安は痛いほどわかります。
当時は給料も高く、リストラの心配もない非常に安定した立場でした。それを捨てるわけですから、もちろん収入面の不安が一番大きかったですね。
そんな私が踏み切れたきっかけは、10年続けた複業(副業)で生活の目処がついたことと、体力的な限界を感じ始めたことです。
最後は覚悟でした。 私は、決まった時間、決まった場所で働くのが苦痛でしたし、心から好きだとワクワクする仕事がしたかった。自由になりたいという欲望がピークに達したんですね。
たしかに安定を捨てることにはなりましたが、ワクワクする未来という希望を捨てる方が、私にとってはよっぽど嫌だったんですよ。
起業した人にしか見えない景色というものがあります。起業すると、働いてもお金が入ってくる保証はありません。

常に不安にさらされます
そこで不安になることを恐れ、起業に踏み切れない人も多いでしょう。 しかし実際に踏み出してみると違う景色が見えました。不安以上の「期待」が生まれるのです。
すべて自分で決められる自由がある。そして自分で決めた行動によって得られる特別な期待感があります。 与えられたレールにのっかった世界とは全く別の景色。しくじる不安が底支えになり、うまくいく期待が膨らむ世界です。

不安こそ、困難を乗り越えるときに必要なパワーを生み出してくれる。
昔に戻りたいとまったく思いませんね。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】

起業の決心は、なかなかつけられないものですよね。私も経験しているだけに人ごとのように思えません。
迷いを少しでも和らげるには、自分自身の特性をしっかり見つめ直すことです。
「自分のことは自分ではわからない」とよく言われるものですが、やり方次第で、かなり理解はできます。
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このマニュアルは、これまでの人生を振り返り、自分の特性を体系的に整理して分かりやすく理解することができます。
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- 自己肯定感を高めるための100の質問シート:自信を持って前向きに生きるための支援をします。
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私との直接のやりとりもできますよ
最後に筆者からの大切なメッセージ

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。起業を決心する瞬間は一人ひとり違っていて、決断に至るまでの経路もまちまちです。
大切なのは、起業に至るための心の準備として、自分自身の目的と動機をはっきりさせることです。
起業は単なる経済活動だけでなく、自己実現の冒険でもあります。未来は自分の手で切り開くもの、その一歩を踏み出す勇気を持ってくださいね。
この記事が、起業への第一歩を応援するものとなれば幸いです。いっしょにがんばりましょうね。
魂の女性成長支援・浅野塾代表 浅野ヨシオ

浅野ヨシオ:
女性成長支援コンサルタント。
魂の女性成長支援・浅野塾 代表。
2007年よりビジネスパーソンや出版希望者を対象とした、自分の強みを発見し唯一無二のブランドを作る講師として活動。ハイキャリアの女性たちでも自分の能力がわからず強い自信を持てずにいることを知る。
2011年、女性成長支援の講座を起ち上げ、幼少期から現在までの人生史を平均200時間以上かけて深掘りする指導に定評がある。
通算14年2000人超の女性専門指導の経験により、心を縛る足かせをはずし、自分にとっての幸せを追求する自己実現プログラムを多数構築する。
著書に「私はこの仕事が好き!自分の強みを活かして稼ぐ方法(大和出版)」がある。

◎メディア実績:日本経済新聞/日経WOMAN/PRESIDENTほか多数
◎講演実績:横浜市経済観光局/多摩大学/NPO法人Woman’sサポート/自由大学/青森商工会連合会/天狼院書店/(株)スクー/ほか多数






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