これといって誇れるような強みがありません。
自分の強みが思いつくために、何を自分に問いかければ良いのでしょうか?
そんな疑問に答えます。
この記事では以下の4点を解説しています。
- 強みが思いつかない人のための質問70選
- 自己PRで差がつく強みを見つける質問50選
- 強みが思いつかないときの注意点。
- 強みをムダにしないコツ。
「自己PRする実績がない・思いつかない・書けない」という悩みを解決できます。転職や面接におけるアピールポイント探しにも役立つ内容。
この記事を書いている私は、これまで通算13年間、2000人の強み発掘の指導を行い、日経新聞や日経WOMENなどにも取り上げられています。
女性が幸せに働くための講座開催や、経営者や個人事業主向けのブランディングに役立つプロフィール作成のお手伝いをしています。
「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という書籍も出版した経験があり、安心してお読みいただける内容です。
最後までお読みください。
※詳しいプロフィールはこちらです
強みが思いつかないときの注意点
自分の強みが思いつかないときは、いきなり強み探しをしないようにしましょう。自分自身に向き合う心をつくることが先です。
頭が緊張している状態の人が多いです。強みが思いつかないときは、落ち着いて本記事を読みすすめてくださいね。
(はじめに)自分より優れた人を想定
他人と比較したときに自分の実績やスキルが目減りしていると、「強みが思いつかない」と考えがちです。
「自分よりも優れた人はいくらでもいる」とマインドセットしてください。気持ちが少し楽になり、自分の強みを探すメンタルが保てます。
私たちは世界一優れた人にならねばならないではありません。複数の強み(自分にできること)を組み合わせれば、優れた人にも対抗できます。
「誇れる強み」なんて必要ないです。
強みが思いつかない時のための質問70選
「自分の強みが思いつかない」とお悩みなら下記の質問集を使い、自分を見つめ直すといいです。
「実績」と「エピソード」も同時に考えることで自己PRの素材にもなります。「実績」と言っても重く考えず、「○○さんに褒められた」程度の認識でOKです。
心の準備が整いましたら下記の70の質問集を使って自分に問いかけてみましょう。思いつかないものはバンバン読み飛ばしてOKですよ。強みが思いつくヒントになります。
- 強みが思いつかない時のための質問70選
- つらい経験から立ち直った経験やエピソードは?
- ネガティブからポジティブに変えた経験やエピソードは?
- ものごとの改良や改善をした経験やエピソードは?
- モノゴトの変化に合わせられた経験やエピソードは?
- ものごとを追求してしまった経験やエピソードは?
- やり通したことの実績とエピソードは?
- 我慢強く耐えた実績とエピソードは?
- 気持ちを切り替えられた経験やエピソードは?
- 強いストレスに打ち勝った経験やエピソードは?
- 強くやりたいと思う経験やエピソードは?
- 好きで学んだ経験やエピソードは?
- 時間を忘れてやった経験やエピソードは?
- 実践した実績とエピソードは?
- 新しいことを始めた経験やエピソードは?
- 清水の舞台から飛び降りるような気持ちになった経験やエピソードは?
- 他人に止められてでもやった経験やエピソードは?
- 他人はつまらないようだが自分は面白いと思った経験やエピソードは?
- 他人は苦痛なようだが自分には快楽だった経験やエピソードは?
- 誰が何と言おうとやってしまった経験やエピソードは?
- 熱狂してしまった経験やエピソードは?
- 粘り通した実績とエピソードは?
- 目標をクリアした経験やエピソードは?
- 役割をまっとうした経験やエピソードは?
- 練習ではNGだったが本番で成功した経験やエピソードは?
- 多額のお金を使った経験やエピソードは?
- 短時間でできてしまった経験やエピソードは?
- 時間がかかったがクリアできたことは?
- 子供の頃から続けている習慣は?
- 3年以上続けていることは?
- 予想を当てた経験やエピソードは?
- 人に怒られてでもやってしまった経験やエピソードは?
- 人に頼られた経験やエピソードは?
- 人に褒められた経験やエピソードは?
- 人を喜ばせた経験やエピソードは?
- 人に見出された経験やエピソードは?
- 人との取り決めを守った経験やエピソードは?
- 人と協力し合った経験やエピソードは?
- 人と交渉した経験やエピソードは?
- 人と仲良く打ち解けた経験やエピソードは?
- 人にまっすぐ向き合った経験やエピソードは?
- 人にまとめて伝えた経験やエピソードは?
- 人に簡単に伝えた経験やエピソードは?
- 人に教えた経験やエピソードは?
- 人に従順に従った経験やエピソードは?
- 人に真剣に向き合った経験やエピソードは?
- 人に配慮した経験やエピソードは?
- 人に売った経験やエピソードは?
- 人に目をかけられた経験やエピソードは?
- 人の痛みを治した経験やエピソードは?
- 人の不安を取り除いた経験やエピソードは?
- 人の不満を解決した経験やエピソードは?
- 人の話をひたすら聞いた経験やエピソードは?
- 人をのせて動かした経験やエピソードは?
- 人をもてないした経験やエピソードは?
- 人を慰めた経験やエピソードは?
- 人を育てた経験やエピソードは?
- 人を楽しませた経験やエピソードは?
- 人を許した経験やエピソードは?
- 人を笑わせた経験やエピソードは?
- 人を癒やした経験やエピソードは?
- ものごとをオファーした経験やエピソードは?
- ものごとのプログラムを組んだ経験やエピソードは?
- ものごとの改善点を見つけた経験やエピソードは?
- ものごとの本質を見極めた経験やエピソードは?
- ものごとを広範囲でとらえた経験やエピソードは?
- ものごとを考案した経験やエピソードは?
- ものごとを正しくやりこなした経験やエピソードは?
- ものごとを提案した経験やエピソードは?
- ものごとを分析した経験やエピソードは?
- ものごとを論理的に整理した経験やエピソードは?
※下記ページから、上記の70の質問集はダウンロード可能です(Wordデータです)。今なら無料です。今すぐ入手できますので質問集を片手に後でじっくり考えるといいでしょう。
私は自己PRで他の人たちと差をつけたい。アピールポイントにもっと使える強みを見つけるには?
そんな要望に応える質問集を以下に用意しました。
自己PRで差がつく強みを見つける質問50選
自己PRでは、これまでのキャリアや人生経験の中で培ってきた強みを伝えることが求められます。
このときの強みは、
- 職務経験
- スキルセット
- 個人的な特性
- 学習の経験
- モチベーション(やる気)や価値観
以上の5つのカテゴリーから成り立ちます。
以下の質問は、これらのカテゴリーごとに分けてあり、自己PRの質を高める切り札になりますよ。
答えられるものだけしっかり考えればOKです
職務経験の強みに関する10の質問
- 過去の業務で最も誇りに思う成果は?
- 組織の中でどんな改善を達成した?
- 協力者や顧客から最も感謝されたのは?
- どのように目標を達成しましたか?
- 困難を乗り越え解決した経験は?
- リーダーシップのスタイルはある?
- 過去の仕事上の失敗から教訓は?
- 多くの業務中でどう優先順位をつけた?
- 業務変化に対してどのように対応?
- 職場で直面した問題をどう解決した?
スキルと能力の強みに関する10の質問
- 特別なスキルをどうやって身につけた?
- 効率UPにどんな技術やツールを使った?
- チームにどんな専門知識をもたらした?
- どんな言語能力が仕事に役立った?
- 仕事を速くこなす独自の方法はある?
- 独自スキルを仕事でどう活かした?
- 新しいスキルを学ぶ時の取組戦略は?
- 生産性を高めるのにどんなスキルを?
- 緊急時にどのスキルが自分を助けた?
- 仕事上で最も重要だと思うスキルは?
個人的な特性に関する10の質問
- 緊張下でどのように冷静を保ちますか?
- 新しいアイデアにどう反応しましたか?
- 自分の創造力を活かした経験は?
- チームの難問をどのように解決した?
- 困ったときどうチームを鼓舞した?
- 仕事での自己管理のコツは?
- 新しい環境に適応する自分の方法は?
- 自分と他人との違いをどう生かした?
- 人との良好な関係を築く秘訣は?
- 挑戦する時どう自分を奮い立たせた?
学習の経験や成長に関する10の質問
- キャリアで最も価値ある学びは何?
- 過去の失敗からどのような教訓を得た?
- スキルの習得過程で直面した壁は?
- 仕事経験が個人的成長にどう影響した?
- 成長に貢献した指導者はいますか?
- 自己改善のためにどんなツールを活用?
- 目標達成の為にどんな新方法を学んだ?
- キャリアの進路決定に影響した経験は?
- 自己評価で気づいた改善した点は?
- 目標達成のためにどんなスキルを磨く?
やる気や価値観に関する10の質問
- モチベーションが高まる瞬間は?
- 好きな会社の特徴は?
- 大事にする仕事のルールは?
- 一番誇りに思うキャリアの瞬間は?
- 仕事の社会貢献をどう思う?
- 仕事のやりがいを感じる時は?
- 仕事を選ぶ上で何を重視する?
- チームでの成功にどう貢献する?
- 仕事の決断で大切にしていることは?
- 仕事を通じて学んだ大切な価値は?
自分の強みをムダにしないコツ
多くの人は、自分の強みになんとなく気づいています。ところが自分をより優れている他者と比較してしまうため、自分の能力強みとして認識できないことが多いです。
たとえば、美味しい料理が作れる人でさえ、自分のことを「料理が得意」と思える人は少ない。なぜなら、世界には多くの優れた料理人がいると感じてしまうから。これは比較しすぎの問題です。
強みは絶対的である必要はなく、相対的なもので決まるもの。仮に誰も料理ができない人の中にいれば、料理ができることは間違いなく強みになります。
次に、自分の強みをムダにしないコツを4つ解説しますね。
(1)自分を必要としている人を考える
自分の強みをムダにしないコツの1つ目は、自分を必要としている人を考えることです。
自分強みは、他の人にとっては弱点かもしれません。どのような人が自分の能力を必要としているのかを想像すると良いでしょう。
たとえば、私の知り合いのA子さんは、あるIT企業で働いています。
IT企業に勤務しているのですが、プログラマーと顧客の間でやりとりを重ねる業務をしています。プログラマーの多くは、コミュニケーション能力に難がある人が多いそう。
彼らが専門用語を使って解説するため、何を言われているのか顧客には意味がわからず怒らせてしまうことも多いとのこと。
そこでA子さんがプログラマーと顧客の間で意思疎通を円滑にしているそうですよ。すなわち彼女は、プログラマーのコミュニケーションの弱点を補っているわけです。
つまり、自分にとって当たり前のことが、他人にとっては大きな助けになることがあるということ。自分に簡単にできることが、どのように他人の不得意を助けることができるかを考えてみると良いでしょう。
(2)強みを活かせる業界&業種を選択
自分の強みをムダにしないコツの2つ目は、能力を最大限活かせる業界&業種に飛び込むこと。
仮に経験が少なくとも思い切って一度飛び込むことをおすすめします。誰でも始めは「初心者」ですから。
少し怖いかもしれませんけれど、「今のままではモヤモヤが永遠に続く」と考えれば勇気が湧くと思いますよ。
私も現在の仕事は、私自身も以前は全く異なる業界で働いていましたが、思い切って現在の仕事に飛び込みました。自分の強みは、ある程度認識できればあとは経験を重ねて磨き込むのみですよ。
(3)「弱み」を掘り下げる
自分の強みをムダにしないコツの3つ目は、「弱み」を掘り下げてみることです。弱みと思っているものは一面であり、視点を変えると強みにつながる場合も多いです。
バスケットボールの選手たちを思い浮かべてみてください。背の高い人が有利なスポーツですが、背の低い人は身体の小ささを利用して機敏に動きボールを奪います。
詳しくは下記をお読みくださいね。
▶「強みは弱みの裏返し」ではない。弱みは重要な個性である理由
(4)他者評価の言葉を思い出す
自分の強みをムダにしないコツの4つ目は、過去に受けた他者からの好評価の言葉を思い出すことです。
具体的には他人からの褒め言葉を思い出すこと。そのとき、表現を変えずに、言われた通りにメモすることが重要です。
なぜなら自分の言葉に置き換えると、控えめな言い回しや自己過小評価に陥りがちだから。それにより自分の強みが伝わりにくくなります。
私の運営する塾の受講生の例ですが、『君は”怖いほど”真面目だね』と上司に言われた女性がいました。真面目さが伝わる生の声ですよね。
強みを見つける作業をより詳しく知りたい人は、下記に具体的に書いてますので参考にどうぞ。
▶強みを発見する自分の棚卸し20の要点【起業&転職の武器に】
自分の強みをムダにしないコツを下記にまとめます。
- 自分の強みをムダにしないコツ
- 自分を必要とする人を考える
- 強みを活かせる業界&業種に飛び込む
- 「弱み」を掘り下げる
- 他者評価の言葉を思い出す
【結論】行動が語る!あなたの強み
自分の強みがわからないとモヤモヤしますよね。まずは「強みになりそう」的なものをピックアップするだけでいい。それが今後の仕事を考えるきっかけになるから。
- 自分の強みは「思い込み」から始まる。
本当に強みなのかどうかは行動した「後」の結果でしか判断できません。
私も人の能力を見つけ出すことが、私自身の強みであると思っています。しかしそれは勘違いかもしれません。
でも、浅野塾の運営を10年以上続け、書籍出版のお話もいただくくらいになりました。その結果から鑑みても、自分の強みであることは間違いなさそうです。
それでも社会には、私より優れた女性指導者はたくさんいるはず。しかしそれでも受講生たちは、私を選んでくれたのです。
そもそも強みとは、何かを実現する「手段」でしかない。
新しい挑戦を始めるきっかけをつかみ、その直感に従いって突き進むといいです。私自身、自分の強みを認識し、それを活かして自由に働ける環境を10年かけて築き上げました。
私たちの道は、既に存在するものを見つけるのではなく、自分で創り出すものです。
この記事を読むことで、自分を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
もしも自分の強みを見つけて本気で仕事に活かしたいと思うのであれば、こちらの講座から一歩踏み出してみるといいでしょう。
もちろん無理強いはしません。
自分の見つめ直し完全マニュアル【無料】
今なら自分の見つめ直し完全マニュアルをお配りしています。自分を深く認識すればするほど、キャリア形成の成功率は高まります。
制作に10年の歳月をかけた逸品。以下、充実の内容です。
- 自分の棚卸しに使える
100の質問シート - 自己肯定感を高めるための
100の質問シート - 今の仕事合う?合わない
チェックリスト - やる気ペンタゴンチャート
- ときめきのツボワークシート
私の個人セッション(月々3万円)や講座の受講生たちを指導する際に使っているノウハウから厳選しました。配布を開始したその日、300人以上から申し込みがあったものです。
但し、無料配布をいつまで続けるかわからないです。すいません。必要な人は、今すぐ入手して保存をおすすめします。
下記フォームにお名前とメールを入力するだけで入手できます。
強みを見つけた人たちのインタビュー
自分の強みを理解した人のインタビュー動画を撮りました。
特別な才能がある人たちではありません。本当の自分を取り戻しただけ。
自分らしく生きる&働く人生を選択した人たちの動画です。
(※各4分くらいです)
参考にどうぞ。
以上となります。お読みいただきありがとうございます。
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