稼ぐ女性は結婚しないの?
高収入の女性に独身が多いのはなぜ?
そんな疑問に答えます。
確かに高収入の女性は、結婚しないか、もしくはできない傾向にありますよね。
そもそも稼げる女性自体が少なかったから、これまで問題にならなかったのかもしれません。
でも、女性の社会進出が右肩上がりになっている今、ちょっと気になる問題ですよね。
そこで本記事では、稼ぐ女性が結婚しない・できない理由について解説します。
…と言っても暗い話になりませんからご安心くださいね。
独身女性に向けて書いた記事。「結婚」という言葉が頭をよぎり出したときに役立つ内容ですよ。
この記事を書いている私は…
- 前妻は高収入のキャリアウーマン
(結婚して1年弱で離婚) - 現在の妻は専業主婦
(結婚して20年継続中)
全く違うタイプの女性との結婚歴あり。
高収入の女性と無収入の女性、共に生活した経験があるからこそ、知り得たことがあります。
大手出版社から婚活本のオファーをいただいたこともありますよ。希少性の高い記事ですので、最後までお読みくださいね。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。
無職の女性から年収1200万円の女性まで、2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由を考えてみると下記の5つが考えられます。
- 男女求めるものの隔たりによる
- 収入が高い男性の減少による
- 働く女性が増えている
- 女性のメリットがそもそも少ない
- 自由の願望とキャリアへの影響
順に解説しますね。
(理由1)男女求めるものの隔たり
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由の1つ目は、男女求めるものの隔たりによるものです。
『結婚相手の条件』として、“経済力”を重視する傾向は、男女に隔たりがあるのですよ。
国立社会保証・人口問題研究所の統計結果によると…
- 経済力を重視する女性は全体の94.9%
- 経済力を重視する男性は全体の37.5%
という結果に。
出典:https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf
つまり、
女性は圧倒的に男性の経済力を重視しているけれど、男性は女性に経済力を求める傾向が少ないことがわかります。
つまり、女性は「自分以上に稼いでいる男性と結婚したい」と考えており、男性は「僕の収入だけじゃキツイからあなたも稼いでちょうだい」と求めている感じですね。
結婚する相手に求める需給ギャップですね。
(理由2)収入が高い男性の減少
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由の2つ目は、収入の高い男性の減少によるものです。
平均年収は30年前と殆ど変わっていないのが日本の現状。
国税庁の「令和2年分 民間給与実態調査統計」によると、日本の給与所得者の平均年収(平均給料・手当+平均賞与)は433万1000円となっています。10年前の平成22年分を確認すると、412万円。さらに30年前に遡ると、平成2年の平均給与は425万円でした。
つまり、ここ30年の日本の平均給与は、400万円台前半を推移しているということです。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/da4d49625cd413d6c636ae918b843575ed2f6a96
上記の引用記事に付け加えると、人口は年々減っているわけですから、収入が高い(経済力のある)男性はどんどん減っている。
しかも年功序列や終身雇用なんてものも死語になりつつある。男性の経済力は落ちていると言わざるを得ません。
(理由3)働く女性が増えている
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由の3つ目は、そもそも働く女性が増えているからです。
一方、働く女性が増えているのはご存知の通りです。労働力人口総数に占める女性の割合は年々増えている
つまり、
働く女性が増えることに連動して、稼ぐ女性は年々増えていくことになる。
しかも男性は、自分より収入が低い人を好む傾向にあるという情報もあります。
これは男性のプライドだけの問題ではなく、これまでの男性の既得権が奪われるからです。
「誰のおかげで食えているんだと思ってるんだ!」なんて昭和のオヤジのような理不尽押し通すことができなくなるわけですよ。
また「女性は結婚したら仕事を辞めて家に入る」という昔の考えが今も尚、残っている影響もあるでしょうね。
稼ぐ女性たちにお伝えしたいのは、稼ぐ女性が悪いのではない。稼ぐ男性が少なくなったから仕方ないね…というお話です、笑
(理由4)女性のメリットが少ない
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由の4つ目は、女性のメリットが少ないからです。
もうひとつ稼ぐ女性が結婚しづらくなっている事情としては、結婚後の女性の家事負担が高い傾向があり、稼ぐ女性にとって結婚のメリットが少ないというのもあるでしょう。
高収入の女性であれば、男性に経済的な負担を期待する必要も少ないので、家事負担が高いと“割が合わない“ということになる。
「ちょっと育児をすると男性は”育メン”とか言われて褒められるのに、女性は育児をしても何も言われない」とつぶやくワーキングママの話を聞いたことがあります。
確かにという感じでしたね。
(理由5)自由の願望とキャリアの影響
稼ぐ女性が結婚しない・できない理由の5つ目は、自由の願望とキャリアへの影響によるもの。
多くの稼ぐ女性にとって、キャリアは「自己表現の場」であり、さらに「自己実現の手段」であったりもします。
仕事において成果を収めるには、時間とエネルギーを多く投資する必要がありますよね。自由に働き、成果を直接見ることができれば、大きな満足感を得ることにもなるでしょう。
ところが結婚すると、一緒に生活する配偶者との調整が必要となります。
深夜まで働く、急な出張、業務に没頭することなど、配偶者や家庭生活に影響を与える可能性があります。
このような点から、結婚はキャリアへの障壁となり得ますよね。
また、「自由への願望」も関わっています。独身であれば、自分の時間を自分自身のために使うことができる。
自由に休日を計画したり、自分の趣味や興味に従って行動したりもできます。
つまり、キャリアへの影響と自由への願望は、稼ぐ女性が結婚を選ばない大きな理由です。
それは自己実現と自由を追求する女性にとって、結婚が制約となることを恐れているからですね。
今後、結婚する女性が増えることは無さそうですね。
稼ぐ女性は人生の選択肢が増える
稼ぐ女性は人生の選択肢が確実に増えます。
家事代行サービスなど社会的な補助サービスを使うこともできるようになるし、経済的なことを理由にパートナーと不一致があっても結婚生活を我慢する必要も少ない。
実際、私の前妻も高収入の人でしたので、離婚という道は選びやすかったと思います。
子供の養育費のことを考えて離婚しない夫婦もいる現実を考えると、経済的なアドバンテージがあるということは、女性の人生の選択肢が高まるということですね。
結婚してから稼ぐ女性になった例
結婚したことで稼げる女性になれた人もいる。
万が一、思うように稼げなくとも生活できると思うと、フリーになる・起業する精神的なハードルが低くなりますよね。
更にガツガツお金を稼ぐ必要もないのでじっくり取り組める。うまくいく可能性も高まる感じ。
そこで「旦那さんに頼りたくない」というお気持ちもあるかもですけど、要は考えようです。自分のキャリアプランのひとつの戦略だと思えばいいのではないかと。
「立っているものは旦那でも使え」ですね。
結婚しない選択肢もあり
自分で稼ぐことができる女性は、子どもが欲しいと思わないのであれば、無理に結婚する必要はないかと。
実際、独身で人生を謳歌している女性を多く見かけます。私の開催している講座でも、独身女性はあきらかに増えています。
「自分で稼いで生活しよう」という自立心の強い女性が増えている証拠です。
老後のことも気になるところですが、老後の備えにお金と時間を使うこともできます。
けっこう一人入居できる介護付き住居も増えており施設も充実していますよ。稼げる女性ならば入居できます。
下記の記事も参考にどうぞ。
▶結婚したいと思わない女性の特徴と理由|独身を後悔せず貫く方法【幸せな人生を送るコツ】
結婚するかしないか?どちらが幸せ?
「結婚するかしないか?」どちらが幸せなのでしょうか?
この記事を書いている私は、冒頭でお伝えしたとおり、バリキャリ妻と専業主婦の妻、2パターンの女性と結婚生活を送ったことがあります。
前妻は何でも自分ですることができて、一緒に暮らしていた私も「彼女は一人でいたほうが自由だろうな」と思いました。
本人も「私は結婚に向かないとわかった」と言ってましたよ。
私は束縛するタイプではありませんが、それでも共に生活するとなるとそれなりに譲り合いが必要になります。
前妻のような女性にとって、結婚生活はストレスになってしまうのではないかと。
私は一人で生涯暮らすイメージはなかったので離婚を教訓にして、婚活をすぐにスタートさせています。
結論を言えば、世間の慣習に惑わされず、「自分が結婚したいのか、したくないのか」を心に聞いて決めるといいと思いますよ。
【結論】結婚したくないなら無理は厳禁
大事なことなので繰り返し言いますが、周りが結婚しているからという理由で、安易に結婚しない方がいいですよ。
今の時代はさまざまな生き方が選択できる時代。
誰かと共同生活を送ることに厳しさを感じるのであれば、経済的な自立を目指す厳しさを選んだ方が、幸福度は高いのではないでしょうかね。
たとえば、自分のために使う時間に価値を感じる人と、子育てに価値を感じる人の生き方の方向性は異なるはずです。
自分自身を深く掘り下げ、生き方の方向性の答えが見つけていきましょう。
将来の方向性が定まっていない人は、下記も熟読するといいでしょう。ヒントをつかめますよ。
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