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得意なことを確実に見つける方法と仕事に繋げる5つのテクニック

得意なことを確実に見つける方法と仕事に繋げる5つのテクニック

得意なことがわからない人
「得意なこと」について色々知りたいです。どうしてわかりにくいの?
得意なことの見つけ方や仕事に繋げる方法は?

そんな疑問に答えます。

得意なことがわからず苦しまれている人は多いですよね。

疑いたくなるかもしれませんが、程度の差こそあれ、得意なことがまったくない人はいないです。

多くの人は認識不足なだけ。

この記事では、得意なことの本当の意味や原因だけではなく、見つける方法や仕事に繋げるテクニックまで解説します。

これまで13年以上研究してきたことを思い切って公開します。

得意なことを見つけるときに使えるツールも文末に紹介しています。最後までお読みくださいね。

  • この記事の信頼性
    ※読み飛ばしOKです

この記事を書いている私は、表面的な自己分析では不可能な深い見極めや、真のキャリアの方向性を求める人たちの悩みに10年以上向き合ってきました。

得意なことがわからない人を含む2000人以上を指導し、経験からの教えを伝えています。

日本経済新聞や日経WOMANなど、多数のメディアで取り上げられた経験もあります。

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」というタイトルの書籍も出版しています。


詳しい私のことはこちらです

「得意なこと」とは?その意味

「得意なこと」とは?その意味

「得意なこと」とは、自分が思い通りに行動できる、または成果を出せることを指します。

他の人よりもスムーズに、そして楽しみながら行えることも含まれます。

得意なことが必ずしも生まれつきの才能であるとは限りません。

実際、私たちの日常の趣味や習慣、さらには長年磨き続けたスキルの中にも、「得意なこと」が潜んでいることがよくあります。

得意なことが見つけにくい主な原因

得意なことが見つけにくい主な原因

私たちの中には、まだ気づかない「得意なこと」が隠れていることが多いです。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

なぜそれを見つけるのが難しいのでしょうか?

以下の解説文では、得意なことを探す過程での主な障害と、なぜ生じるのか詳しく解説します。

主に以下の4つが原因です。

  • 得意なことが見つけにくい主な原因
  • 自己評価の低さによるもの
  • 日常の生活に埋没しているから
  • 周囲との比較によるもの
  • 恐れや不安によるもの

順に解説しますね。

自己評価の低さによるもの

得意なことが見つけにくい原因の1つ目は、自己評価の低さによるものです。

これは、実際の能力よりも低く自分を評価してしまうことを指します。

具体例としては、

自分が描いた絵を「ただの趣味」と考えている状況を想像してみてください。

もしも他人から「その絵はとても綺麗」と言われても、「たまたま良い絵が描けた」と自己評価が低ければ、得意なこととして自覚するのは難しいですよね。

日常の生活に埋没しているから

得意なことが見つけにくい原因の2つ目は、日常の生活に埋没していることが多いからです。

何気なく行っていることや、日常の中での当たり前の行動は、得意なことと認識するのが難しい。

例えば、

料理を毎日していると、「日常の一部」としてしか見ていないことが多く、それが「得意」なのかどうかわかりづらいのです。

周囲との比較による

得意なことが見つけにくい原因の3つ目は、周囲との比較によるものです。

私たちは、自らのスキルや能力を他人と比較してしまうことが多く、それにより自己評価が低くなりがちですね。

例えば、

学生時代に数学が得意であっても、クラストップ成績の生徒と比べてしまえば、「自分はそれほど得意ではない」という思い込みに繋がりやすいのです。

恐れや不安によるもの

得意なことが見つけにくい原因の4つ目は、恐れや不安によるものです。

新しいことに挑戦するときや、自分のスキルを表に出すときの不安や恐れも、得意なことを見つける妨げになります。

例えば、

カラオケが得意でよく歌っている人でも、人前で歌うのを不安や恐れによって披露しなければ、本当に得意かどうか判断できないでしょう。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

得意なことを見つけるのは口で言うほど簡単じゃないんです。

得意なことを確実に見つける方法

得意なことを確実に見つける方法

私たち一人一人には、程度の差こそあれ、さまざまな能力が備わっています。

この記事を書いている私は、13年もの間、さまざまなキャリアの人たちを指導してきたからこそ言い切れることです。

繰り返しますが、それを具体的につかむのは簡単ではありません。

得意なことを確実に見つけ出すための手法を解説します。

(ステップ1)インサイド分析

(ステップ1)インサイド分析

得意なことを見つけるためには、先ずインサイド分析(自分自身の見つめ直し)を行うことです。

1.過去の経験全ての棚卸し

インサイド分析で最初に行うのは過去の経験の棚卸しです。

私の運営している塾のカリキュラムでは、自分史を書いてもらい私が全て精読します。

これまでの人生経験をすべてアウトプットしてもらいます。

そこまでやるの?」と疑問に思うかもしれませんね。

しかし、前にも書いたように得意なことは、日常の生活に埋没していることもあり、ピンポイントで考えても思い出せないのですよ。

だから自分史を書き、記憶に残る限りの過去の経験をアウトプットする必要があるのです。

ちなみにこれが自分史の実物画像。当塾の受講生から提出されたもの(10万字以上のボリュームあります)↓

自分史

過去をお読みになれば、理解できると思います。

完璧に自分を振り返る方法【成長に繋がる自分史の書き方と効果】失敗しない人生の振り返り

2.成功経験をピックアップする

インサイド分析で2番目に行うのは、成功経験をピックアップする作業です。

1で行った過去の経験全ての棚卸しの中から、小さなものから大きな成功までの経験をピックアップします。

例えば、

「子どものころ、図工が得意で文化祭で飾られた」のような小さな成功体験のようなものから全部です。

この作業は、得意なことにつながる”素材集め”と言っていいでしょうね。

3.独自性を見つける

インサイド分析で3番目に行うのは、独自性を見つける作業です。

「2.成功経験をピックアップする」で整理したもの一つ一つを見直し、“どのようにして”成功したのか「HOW」を分析して見つけ出します

私の塾の受講生Oさん(営業職)の例で言うと、彼女は童顔で小柄な特徴を営業の強みとして活かしてました。

顧客へのアプローチや商品説明のときの言葉遣い、彼女自身の外見やキャラクターを活かし、独自の営業スタイルを築き上げて成果を出していたのです。

このように、私たちの中には必ず成功要因が存在します。

この要因をしっかり分析して、自分だけの独自性を見つけ出すことにより、得意なことのヒントをつかむのです。

4.行動の一貫性を探る

インサイド分析で4番目に行うのは、行動の一貫性を探ることです。これにより“意識せずにできること”が見えてきます

この一貫性には、私たちが過去に行った行動の中に隠れている「得意なこと」や「独自性」を示すヒントがたくさんあります。

「1.過去の経験全ての棚卸し」でリストアップした経験から、同じような行動や反応を繰り返しているものはないかを探してみることですね。

例えば、

私の塾の受講生の中には、ご両親から厳しく育てられ、失敗を極度に恐れる性格の人がいました。

彼女はマーケティングの仕事をしており、常に徹夜するほどの勢いで仕事に打ち込む姿勢を見せていました。

その行動背景には、「失敗が怖いから」という彼女自身の一貫性がありました。

このように、行動の一貫性は「自分らしさ」を表すもので、その中に「得意なこと」が隠れていることがよくあります。

さまざまな体験から、行動の一貫性を探ることにより、得意なことのヒントをつかむことができますよ。

5.興味・関心を探る

インサイド分析で5番目に行うのは、興味・関心を探ることです。

興味や関心のあることは、報酬や目に見える成果がなくても続けたいと感じるものですよね。

それだけで喜びや達成感を得られる無償の価値があります。

興味・関心のあることを行うとき、長時間でも苦にならないどころか、楽しむ時間として感じられます。

そう考えると、興味・関心のあることを探ることにより、得意なことに繋がる可能性が高いということになります。

得意なことを見つけるのはけっこう大変ですね。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

はい。まだまだこれから♪
ステップ2に続きます!

(ステップ2)アウトサイド分析

(ステップ2)アウトサイド分析

ステップ1のインサイド分析が完了したら、次はアウトサイド分析です。

これは、他者の視点や反応を通して自分の得意なことを探る分析法です。

なぜ他者の視点が重要かというと、私たちは「得意なこと」を無意識に行ってしまうことが多いため、気づきにくいからです。

しかし、

他人の反応をもとに分析することで、自分では気付かなかった能力を見つけることができます。

具体的には、過去に受けた他者からの反応を参考にします。

以下は、その例です

  • 褒められたこと
  • 関心を持たれたこと
  • 驚かれたこと
  • 「教えて」と求められたこと
  • 「手伝って」と頼まれたこと
  • 相談を受けたこと
  • 勧められたこと
  • 頼りにされたこと
  • 感謝されたこと
  • 賞賛されたこと
  • 一緒にやりたいと言われたこと
  • 参考にされたこと
  • 信頼されたこと
  • 応援されたこと
  • 募集されたこと
  • 声をかけられたこと
  • 「刺激もらった」と言われたこと
  • 評価されたこと
  • 尊敬されたこと
  • 信じられたこと

これらの反応は、他人が見たときに特別だと感じる自分の能力を示すヒントになります。

だからこそ、これらの反応には「得意なこと」の手がかりが隠れている可能性が高いのですよ。

なるほど。他人から見た自分による分析ですね!

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

はい。そうです。それでもまだ不十分なんですよ。

(ステップ3)専門家による分析

(ステップ3)専門家による分析

得意なことを見つけるためのステップ3は、専門家による分析です。

ステップ1と2を自分一人で行うとどうしても取りこぼしが生まれます。

そこで仮に家族・友人・知人に手伝ってもらっても、専門家ではないため客観性に欠けたり、相談者の価値観により間違った判断を下される恐れがあります。

得意なことを見つけることは、幸福に生きるために欠かせないものですから、専門家と共に分析を重ねた方が間違いないですよ。

得意なことを見つけるために相談する専門家の選び方としては、

  • 10年以上の相談キャリアがある
  • 経営の経験がある
  • サービス業以外のキャリアもある

以上の3つの経歴を持つ専門家に相談するのが賢明です。

会社員のキャリアしかない人は、社会的なニーズを十分に把握していない可能性があります。

また、

サービス業の経験しかない人は、他の業界の視点を持ち合わせていないもしくは実感がないかもしれません。

そのため、多様な経験を持つ専門家が、より幅広い視点から的確なアドバイスを提供できます。

特に、経営経験を持つ専門家は、戦略的思考市場の動向を理解しているため、得意なことをさらに活かす方法を示してくれるでしょう。

つまり専門家による分析は、得意なことを深堀りし、視野を広げる重要なステップということ。

周りに専門家がいない場合は、私の塾の講座でも対応可能です。

(ステップ4)未経験なことに手を出す

(ステップ4)未経験なことに手を出す

得意なことを見つけるための最後のステップは、未経験なことに手を出すことです。

新しい体験やチャレンジを通して、自分の隠れた能力や新しい興味・関心を発見する可能性が高まるからです。

例えば、

一度も絵を描いたことがない人がアートクラスに参加してみたとします。

この経験を通じて、意外と色の組み合わせや形の表現が得意だと気づくかもしれませんよね。

つまり、

未知の領域に挑戦することで、自分の新しい得意なことを発掘することができるのです。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

下記にここまでをまとめます。

  • 得意なことを確実に見つける方法
  • (ステップ1)インサイド分析
    1.過去の経験全ての棚卸し
    2.成功経験をピックアップする
    3.独自性を見つける
    4.行動の一貫性を探る
    5.興味・関心を探る
  • (ステップ2)アウトサイド分析
  • (ステップ3)専門家による分析
  • (ステップ4)未経験なことに手を出す

得意なことを仕事に繋げるテクニック

得意なことを仕事に繋げるテクニック

自分の得意なことを生かして仕事に活かしたいと思っている人も多いでしょう。

しかし、得意なことと仕事をうまく結びつけるための具体的な方法を知らない人も多い。

ここでは、得意なことを仕事に繋げるための効果的なテクニックを、効果の高い順に紹介します。

市場価値のあるものに変える

得意なことを仕事に繋げるテクニックの1番目は、自分の得意なことを市場価値のあるスキルに変えることです。

例えば、

SNSで発信するのが得意な人は、SNSのマーケティングやコンサルタントとして活動すれば、市場価値のあるものに変わりますよね。

自分の得意とすることを、市場価値のあるものに変えるためには、「誰に」必要とされるかを考えましょう。

周りにアピールする

得意なことを仕事に繋げるテクニックの2番目は、自分の得意なことを周りの人々にアピールすることです。

どんなに得意なことであっても、あなたができると周りが知らなければ仕事になりませんから。

例えば、

グラフィックデザインが得意な人は、自身の作品を実績としてオンライン公開することで、クライアントからの依頼が増える可能性があります。

つまり、

得意なことを積極的にアピールすることで、新しい仕事の道が開けるのです。

スキルを徹底的に磨き上げる

得意なことを仕事に繋げるテクニックの3番目は、継続的に学び、スキルを磨くことです。

得意なことをさらにレベルアップさせることで、その分野での専門家として認識される可能性が高まるからです。

例えば、

外国語が得意な人は、そのスキルを磨き上げれば、専門的な翻訳や通訳の仕事に繋げることができるかもしれません。

つまり、

得意なことを継続的に磨くことで、そのスキルの価値が上がり、より多くの仕事の機会を得ることができるのです。

異分野の経験を取り入れる

得意なことを仕事に繋げるテクニックの4番目は、異なる分野の経験を取り入れることです。

例えば、

デザインに関する知識があれば、それをビジネスのプレゼンやマーケティングに取り入れることで、独自性のある提案ができるようになります。

異なる経験を取り入れれば、他の人とは違う視点やアイデアを提供して、価値を高めることができますよね。

異業種や異なる環境での応用を試みる

得意なことを仕事に繋げるテクニックの5番目は、異業種や異なる環境で得意なことの応用を試みることです。

タグ・ホイヤーという時計ブランドの技術責任者の一人に、航空・衛生会社で働いていたキャリアのある人がいました。

彼は人工衛星を作るときの技術を応用して時計業界にこれまでなかった製品を作り上げているのですよね。

彼のように自分の得意なことを他の場面や環境で試すことによって、新しい価値を生み出す可能性が広がりますよ。

浅野ヨシオ
浅野ヨシオ

以下にまとめます。

  • 得意なことを仕事に繋げるテクニック
  • 市場価値のあるものに変える
  • 周りにアピールする
  • スキルを徹底的に磨き上げる
  • 異分野の経験を取り入れる
  • 異業種や異なる環境での応用を試みる

【体験談】得意なものは意外なもの

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自分が得意なことは、意外な場面に潜んでいることがよくあります。

私が運営する塾では、多くの個性あふれる女性たちと出会います。

中には「自分に得意なものなんてない」と感じている方もいますが、そんな人ほど、隠れた能力の宝庫であることが多いのですよ。

特に、幅広いことに手を出している人や、ある程度のことはなんでもこなせる人は、自分の得意なことを深く掘り下げる必要がありますね。

なぜなら、自分の得意なことを「特別」と感じずに、日常の中で当たり前にこなしてしまっていることが多いから。

一つのことに特化するのではなく、多様性を持つこともまた、大きな魅力となりますよ。

その多様性こそが「得意」の宝庫

その能力を信じて、自分のペースで進めていきましょう!

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